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▼Cyperusuさん:
>△ABCにおいて、角A,B,Cの対辺の長さをそれぞれa,b,cとします。
>a,b,cの間に、(b+c):(c+a):(a+b)=5:6:7という関係が成り立つとき、次の比を求めなさい。
>
>(1)sinA:sinB:sinC
>(2)cosA:cosB:cosC
>(3)tanA:tanB:tanC
>
(1)与えられた3辺に対する関係式は、
(b+c)/5:(c+a)/6:(a+b)/7
と変形できる。
さらにk>0を満たすパラメーターkを用いて、
b+c=5k…1.
c+a=6k…2.
a+b=7k…3.
と表せる。
(1.+2.+3.)÷2より、
a+b+c=9k…4.
を得る。これが△ABCの3辺の和を示す。
4.−1.より、a=4k
4.−2.より、b=3k
4.−3.より、c=2k
よって、a:b:c=4k:3k:2k…5.
=4:3:2
となる。
正弦定理により、sinA:sinB:sinC=a:b:cとなるので、
sinA:sinB:sinC=4:3:2
(2) 5.を余弦定理の式
cosA=(b^2+c^2−a^2)/2bc
cosB=(c^2+a^2−b^2)/2ca
cosC=(a^2+b^2−c^2)/2ab
に代入して、
cosA={(−3)k^2/12k^2}=−(1/4)
cosB=(11k^2/16k^2)=11/16
cosC=(7k^2/8k^2)=7/8
この結果より、
cosA:cosB:cosC=−4:11:14
(3)(1),(2)より、
tanA:tanB:tanC
=(sinA/cosA):(sinB/cosB):(sinC/cosC)
=−77:21:11
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