|
▼氷柱さん:
>こんにちは。
>唐突ですが、私は詩や小説などが大好きです。中学生の頃からディケンズやヘッセなどの文学作品を愛読していました。親しい友人などいなくて本が友達でした。
>しかし母からは「アスペは人の気持ちが分からないから文学なんて理解できない。あんたはただ意味も分からずに読破してるだけ」と言われます。
>主治医も「(小説の)登場人物の心の機微とかは分からない人が多い」と言います。
>自分では小説などに出てくる比喩やほのめかし、登場人物の心情など分かっているつもりなのですが・・・。
>やはりASに文学は理解不能なのでしょうか?皆さんは小説は好きですか?もしよければどんな小説が好きか教えていただけますか?
こんにちは。
わたしはASではないですが、ハイパーレクシアみたいなところがあって
言葉が出るのはとても遅かったのですが(4歳になってやっと人に通じる言葉が
出た)活字やロゴマークは2歳の頃から大好きだったので今でも本は大好きです。
歴史書や古典文学が好きで作家ではカフカやヘルマン・ヘッセ、日本では三島由紀夫が好きです。最近はボルヘスなどラテンアメリカ文学を読んでいます。
ハリーポッターも原書で読みます。
でも現代の作家(村上春樹など)はちょっと苦手です。芥川賞受賞作品は「文藝春秋」に載るので一応チェックしているのですが登場人物に共感できる作品が少ないです。それだけ世の中が複雑になっているということなのでしょうね。
あと文体が美しくないというか言葉の選び方が雑な人が多い!読んでいてイライラします。
でも絲山秋子の芥川賞受賞作「沖で待つ」は文体がキレイでよかったです。
個人的な意見ですが、ASで他人とのコミュニケーションに悩んでいる人なら共感できる文学作品は世の中にたくさんあると思います。「疎外感」は文学作品のテーマとしてはメジャーですから。
むしろ定型発達者のほうが本に対して無頓着な人が多いのではないでしょうか・・・
|
|