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バラがダメになってしまう原因の多くは、『黒点病』というカビによる病気です。
最初、葉っぱに黒いしみのような斑点ができ、やがてその周りから黄色くなって、最後にはその葉は枯れてしまいます。ひどくなると、株全体の葉が萎縮して枯れていきます。
バラを敬遠する人は、口々に『農薬をたくさん使わなきゃならなくて…(>_<)』といいますが、その要因の中でも指折りのものです。
でも、昨日千葉のバラ園で、僕はそれを防ぐ『糸口』となる現象を見つけました!
僕は、『プリンセス・ミチコ』というオレンジ色のバラで、黒点病に著しくやられている株と、ほとんど発生しておらず青葉を保っている株を比較して、『何が違うのか?』よく比較して、興味深いことに気づきました。
青葉の株の周りの地面には、『タンポポ』『ヒメムカシヨモギ』『ノゲシ』など、キク科の雑草が生えていたのですが、黒点病の株の周りには、それがなかったのです。
つまりキク科の雑草は、黒点病を『寄せ付けない』バリアーの役割をしているみたいなのです。『コンパニオン・プラント』っていうやつでしょうか…
『鑑賞価値があるのでは…』と、小菊でも、同じ効果が認められないか見てみると、やはり菊と一緒のバラは、裸のバラよりも健康的でした。
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