アスペルガーの館の掲示板

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[#17221] うまく『喋られない』苦しみ Cyperus 07/1/20(土) 15:04 [未読]
[#17232] Re:うまく『喋られない』苦し Chiquitita 07/1/21(日) 3:57 [未読]
[#17258] Re:うまく『喋られない』苦し Cyperus 07/1/22(月) 12:54 [未読]

[#17221] うまく『喋られない』苦しみ
 Cyperus  - 07/1/20(土) 15:04 -

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   僕もそうなのですが、『はっきりとした言葉が話せない』ということで、家庭や職場・学校とかで、なかなか友好(有効)的な人間関係が築けないという人、案外AS周辺の人には多いような気がします。

 自分の場合、朝おきた直後とか、話の核心にに近いところで気持ちが高ぶっているときに、自分ではちゃんと話したつもりでも、よく相手から聞き返されることがあります。
 心当たりの点としては、『か・き・く・け・こ』『が・ぎ・ぐ・げ・ご』が頭にくる言葉とか、促音があるもの、つまり『がっこう』『きって』『こっぷ』みたいなのが苦手です。口を広げたりすぼめたりするときに、筋肉に力が入っていないような感じになりやすいみたいです。
 それからどうも人と比べると、音韻の捕らえ方が違っているようで、『原因』の読みも正しいのは『げんいん』ですが、『げいいん』というふうに勘違いしておぼえていました。パソコンで自分の思うとおり打つと、『出てこない(?_?)』単語がかなりあって、時々考え込んでしまうことがあります。

こんなことで悩んでいる方って、いますか?

[#17232] Re:うまく『喋られない』苦し
 Chiquitita  - 07/1/21(日) 3:57 -

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   ▼Cyperusさん:
私も吃音障害で悩んだ経験があります。

私の場合は「ラリルレロ」でしたが、高校の演劇部をわずか7ヶ月で退部に追い込まれる原因でした。

英語の発音は、NHKラジオの「基礎英語」シリーズや英会話のおかげでネイティブに近い発音ができますし、カラオケでも毎回カーペンターズやビリー・ジョエルなど洋盤ポップスを選曲して歌いこなしています。(もちろん、アバの「Chiquitita」も)

ところがある日、どんなに頑張ってもできなかった「ラリルレロ」の巻き舌が突然可能になり、練習した結果、巻き舌は息が続く限り可能にまでなりました。(最長で15秒)
この時は、民放FM局で「やまだひさしのラジアンリミテッド」(番組はタイトルの末尾に「DX」が付いて現在も存続している)のDJの口真似がマイブームでしたが、DJがやたら巻き舌を使いたがるので、何時の間にやら私も巻き舌が可能になっていました。

苦手な発音は、映画やドラマの台詞の口真似などで苦手意識を払拭できるようになるかも知れません。

また、吃音障害そのものは、私の場合はカラオケでも乗り切ることができました。
吃りがいじめ被害の原因になっていた上に、家族の者まで面白がって私の声をテープレコーダーで盗み録りしたので、自分の話し声に自信がありませんでした。
しかし、以前に度々コメントしているカラオケのボイスチェンジャーはもちろんですが、「下手の横好き」のはずがすべての機種の採点機能で90点台をマークできるまでになり、こうして吃音障害が気にならなくなりました。
話し声や歌声が低音(寺尾聰の「ルビーの指環」をキーを下げても歌える)なのも幸いしましたが、おかげでレパートリーも632曲(2007/1/21現在)まで増えました。
実際、吃音障害の治療にカラオケを用いるというのも書籍で紹介されています。(タイトルを忘れたので、後ほどお伝えします)

最後に大切なこと:
あまり早口なのも、周囲の人に話し声が伝わりにくい原因です。
もし早口を指摘されていたら、努めてゆっくり話すことを心がけましょう。

[#17258] Re:うまく『喋られない』苦し
 Cyperus  - 07/1/22(月) 12:54 -

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   ▼Chiquititaさん:
>▼Cyperusさん:
>私も吃音障害で悩んだ経験があります。
>
>ところがある日、どんなに頑張ってもできなかった「ラリルレロ」の巻き舌が突然可能になり、練習した結果、巻き舌は息が続く限り可能にまでなりました。(最長で15秒)
>苦手な発音は、映画やドラマの台詞の口真似などで苦手意識を払拭できるようになるかも知れません。
>また、吃音障害そのものは、私の場合はカラオケでも乗り切ることができました。
>最後に大切なこと:
>あまり早口なのも、周囲の人に話し声が伝わりにくい原因です。
>もし早口を指摘されていたら、努めてゆっくり話すことを心がけましょう。

お返事どうもありがとうございます。
 僕の場合、風呂に入ったときとか、『苦手な発音+五十音』という感じ…例えば、『あら』『いら』『うら』『えら』『おら』というふうにして、発声の練習を時々やっています。
 こうすると、口の形がうまくいっていない音があることが、かなり明白に判ってきます。
 自分の場合、例えば『かまくら』『まいご』『えいしゃき』のような『e』『i』の横開きと『u』『o』のようなすぼめのかんじの連続がある語句がダメみたいです。
 それから、『かきくけこ』『はひふへほ』などは、上手く発音していくには、下腹の筋力が必要なようで、スクワットをしたり、バランスボールの上に座ったりしていくうちに、だんだんとましな発音へと進歩してきました。

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