アスペルガーの館の掲示板

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[#2914] 「私が思っていたこと」を読ませてもらって・・・ ブルースカイ 05/1/14(金) 22:03 [未読]
[#2923] Re:「私が思っていたこと」を読ませてもらっ... 秋桜 05/1/15(土) 15:16 [未読]
[#2927] ありがとうございます。 ブルースカイ 05/1/15(土) 21:03 [未読]
[#2940] Re:ありがとうございます。 秋桜 05/1/16(日) 23:18 [未読]
[#2932] 交流分析について知りたい 迷子 05/1/16(日) 11:49 [未読]
[#2941] Re:交流分析について知りたい 秋桜 05/1/17(月) 0:02 [未読]
[#3019] 読んでみました 迷子 05/1/19(水) 23:10 [未読]
[#3036] Re:読んでみました 秋桜 05/1/20(木) 21:04 [未読]
[#3068] Re:読んでみました 迷子 05/1/21(金) 23:48 [未読]
[#2930] Re:「私が思っていたこと」を読ませてもらっ... Chiquitita 05/1/15(土) 23:46 [未読]
[#2938] Re:「私が思っていたこと」を読ませてもらっ... ブルースカイ 05/1/16(日) 22:05 [未読]
[#6460] Re:「私が思っていたこと」を読ませてもらっ... penpen 05/5/18(水) 9:21 [未読]
[#6462] 感違いだったらすいません。 ユニコーン 05/5/18(水) 18:50 [未読]
[#6463] Re:感違いだったらすいません。 penpen 05/5/18(水) 19:42 [未読]
[#6472] Re:感違いだったらすいません。 ユニコーン 05/5/18(水) 23:47 [未読]
[#6474] Re:感違いだったらすいません。 penpen 05/5/19(木) 8:09 [未読]
[#6489] penpenさん、ごめんなさい。 ユニコーン 05/5/20(金) 0:40 [未読]
[#6497] Re:penpenさん、ごめんなさい。 penpen 05/5/20(金) 9:38 [未読]
[#6492] penpenさん、さらにごめんなさい。 ユニコーン 05/5/20(金) 1:43 [未読]
[#6476] Re:感違いだったらすいません。 秋桜(管理人) 05/5/19(木) 12:23 [未読]
[#6491] 今後も参考にさせていただきます。 ユニコーン 05/5/20(金) 1:17 [未読]
[#6507] Re:今後も参考にさせていただきます。 秋桜(管理人) 05/5/20(金) 22:37 [未読]
[#6475] Re:「私が思っていたこと」を読ませてもらっ... 秋桜(管理人) 05/5/19(木) 12:07 [未読]
[#6499] Re:「私が思っていたこと」を読ませてもらっ... penpen 05/5/20(金) 11:59 [未読]
[#6510] Re:「私が思っていたこと」を読ませてもらっ... 秋桜(管理人) 05/5/20(金) 23:54 [未読]
[#6515] Re:「私が思っていたこと」を読ませてもらっ... penpen 05/5/21(土) 8:45 [未読]
[#6516] Re:「私が思っていたこと」を読ませてもらっ... tigress 05/5/21(土) 18:35 [未読]
[#6536] Re:「私が思っていたこと」を読ませてもらっ... 秋桜(管理人) 05/5/22(日) 12:26 [未読]
[#6534] Re:「私が思っていたこと」を読ませてもらっ... 秋桜(管理人) 05/5/22(日) 10:59 [未読]
[#6646] Re:「私が思っていたこと」を読ませてもらっ... penpen 05/5/26(木) 12:15 [未読]
[#6824] “診断について”を読んで penpen 05/6/1(水) 3:51 [未読]
[#6868] Re:“診断について”を読んで 秋桜(管理人) 05/6/4(土) 18:29 [未読]
[#7031] 交流分析について(その1) penpen 05/6/17(金) 11:50 [未読]
[#7039] Re:交流分析について(その1) 秋桜(管理人) 05/6/17(金) 21:47 [未読]
[#7191] “医療機関の受診について”を読ませいて頂... penpen 05/6/28(火) 9:37 [未読]
[#7262] Re:“医療機関の受診について”を読ませいて... 秋桜(管理人) 05/7/1(金) 21:00 [未読]
[#7283] Re:“医療機関の受診について”を読ませいて... penpen 05/7/4(月) 13:08 [未読]
[#7743] “交流分析 2” penpen 05/7/31(日) 8:06 [未読]
[#8422] “鈴木昌樹先生のこと”を読ませて頂いて penpen 05/9/9(金) 11:41 [未読]
[#8477] Re:“鈴木昌樹先生のこと”を読ませて頂いて 秋桜(管理人) 05/9/12(月) 18:20 [未読]
[#10945] “発達障害とメディア” 現代人文社 170... penpen 06/3/7(火) 20:14 [未読]

[#2914] 「私が思っていたこと」を読ませてもらって・・・
 ブルースカイ  - 05/1/14(金) 22:03 -

引用なし
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   思い出したのは、自分と母親とのこと。
私には、母の無視が応えた。
おもちゃ屋の前で、何か欲しくてしゃがみこんだ私を叱り、そのうち無視して、弟の乳母車を押して、どんどん歩いていく母の姿。
「ああ、怒ってる・・何とかしなくちゃ・・でも、気持ちが言うことを聞かない・・ああ・・どうしよう・・・どうしよう・・ああ、怒ってる・・・」
「もう何もいらない!こんなに苦しいなら何にもいらない。何も欲しくない!」

そして、私は、本当に物ねだりをしない子になった。自分の欲しい物がわからなくなった。人が物をくれても、お礼をキチッと言わねばならないのが苦痛で、「私に物をくれないで!」と、心の中で叫んでいた。

幼心には、希望も欲望も叶えられることはなく、抱けば苦しいだけのものに思えた。
自分の感情を切り離したら、時間の止まったボンヤリした世界が出来上がった。そこは、外の世界より、ずっと心地良かった。

母に文句を言ったことがない。
小さいころは、親に口答えするなんて恐ろしくてできなかったし、する術を知らなかった。自分がうすボンヤリしてからは、親の想いと抵触することがなくなった。
それでも、何か出てくるときは、ボンヤリ、ウトウト眠ればよかった。眠れば、全ての苦痛は回避できた。

大きくなってからは、母の姿勢は、「あなたについていきます」になった。
私は、父のDVの防波堤だった。
母に文句言ったら、きっと、「そうね。あなたの言うとおりだわ。私もそれでいいわ。」と口では言い、しかし、その背中や目は、「悲しいわ。どうしてそんなこと言うの?私は傷ついたわ。」と、嘆き悲しむのだ。
私は、言い訳もできない罪悪感、自己嫌悪に苛まれ、反省し、前よりもっと、母の想いの先取りに神経を尖らせることになるのだ。

ずーっと、そうして生きてきた。
そして、やっと解放された。
今度こそ、自分の想い、感情、欲求を大切に大切に掘り起こして、生きていこうと思う。
「何がしたい?」「どう感じてる?」1つ1つゆっくり聞いてやらないと出てこないのが、もどかしい。それでも、やっと出てくるようになった。それを大切にくみ上げながら歩いていきたい。

「私が思っていたこと」を読ませていただきながら、こんなふうに自分のことを考えていました。

[#2923] Re:「私が思っていたこと」を読ませてもらって・・・
 秋桜 メールホームページ  - 05/1/15(土) 15:16 -

引用なし
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   ▼ブルースカイさん:
こんにちは、秋桜です。
ホームページ読んでいただいてありがとうございます。

>思い出したのは、自分と母親とのこと。
>私には、母の無視が応えた。
>(略)
>そして、私は、本当に物ねだりをしない子になった。自分の欲しい物がわからなくなった。人が物をくれても、お礼をキチッと言わねばならないのが苦痛で、「私に物をくれないで!」と、心の中で叫んでいた。

うちの母は精神的にかなりハイパーな人間なので、干渉がすごかったですね。今まで仕事で色々なお母さんにあってきましたが、そういう点に関しては「うちの母よりすごい人って会ったことがない」と断言できます。
でも今考えると「過ぎたるは及ばざるが如し」という諺の通りで、かえって母親の行動に振り回されて「自分が何をしたかったのか」よく分からなくなっていました。
しかも母はすごく感情に波があるため、同じことについてもコロコロ言うことが変わるんです。なまじっか記憶力がいいので「この前と違う…」と感じることはよくありました(そして指摘して余計に叱られて惨めになる、というパターン(;_;))。

>幼心には、希望も欲望も叶えられることはなく、抱けば苦しいだけのものに思えた。
>自分の感情を切り離したら、時間の止まったボンヤリした世界が出来上がった。そこは、外の世界より、ずっと心地良かった。

>母に文句を言ったことがない。
>小さいころは、親に口答えするなんて恐ろしくてできなかったし、する術を知らなかった。自分がうすボンヤリしてからは、親の想いと抵触することがなくなった。
>それでも、何か出てくるときは、ボンヤリ、ウトウト眠ればよかった。眠れば、全ての苦痛は回避できた。

専門用語では「ファンタジー」と言われる世界ですね。私は小さい頃夢を見たことがなくて、布団の中で色々人物設定をして空想していました。
やっぱりこういう世界って必要ですよね。現実が辛いからファンタジーに浸れる時間がないと耐えられませんよ。
よく親御さんたちから「やめさせたい」という相談があるのですが、「こういう時間も必要ですから、やって差し支えがない時にはやらせてあげてください。ただ、やっていい時と悪い時があるので、それは教えた方がいいです」と言っています。不思議なことにイジメが下火になってきて、そこそこ社会性も身に付いてきた中学校3年生前後からファンタジーは消えて行きました(その代わりすごく現実主義的になりましたけどね)。

>大きくなってからは、母の姿勢は、「あなたについていきます」になった。
>私は、父のDVの防波堤だった。
>母に文句言ったら、きっと、「そうね。あなたの言うとおりだわ。私もそれでいいわ。」と口では言い、しかし、その背中や目は、「悲しいわ。どうしてそんなこと言うの?私は傷ついたわ。」と、嘆き悲しむのだ。
>私は、言い訳もできない罪悪感、自己嫌悪に苛まれ、反省し、前よりもっと、母の想いの先取りに神経を尖らせることになるのだ。

お母さんは二重の要求を出していたんですね。お母さんの本音は「私を見て!私の言うことを聞いて!」という要求があるのですが、それを隠して「大人ならこう言う」という建前のメッセージを発しています。こういう二重メッセージを出され続けると子どもは混乱してしまいます。そしてブルースカイさんは子どもの立場にもかかわらず、お母さんの意図を読む、という本来なら親がするべきことをやっていたんだと思います。随分無理をしていたんですね。
こういうやり取りを交流分析の世界では「ゲーム」と呼んでいます。ゲームにはパターンがあり、そのパターンをすると人間は不快な気持ちになりながらも安心するという奇妙な心理状態になります。でも何も交流がないよりはましだし、小さい頃からの心の癖でそういう行動を引き出してしまうのです。そのパターンを客観視し、巻き込まれないような形で抜け出すことで問題は解決すると言われています。私の母もずーっとこういうゲームをやっているし、今も続けています。しかも心理学の勉強をしていて交流分析の勉強もしているはずなのに、自分のことになると全然客観視できないみたいです(私には強要してきたくせに、と思うのですが仕方ないんでしょうね)。

>ずーっと、そうして生きてきた。
>そして、やっと解放された。
>今度こそ、自分の想い、感情、欲求を大切に大切に掘り起こして、生きていこうと思う。
>「何がしたい?」「どう感じてる?」1つ1つゆっくり聞いてやらないと出てこないのが、もどかしい。それでも、やっと出てくるようになった。それを大切にくみ上げながら歩いていきたい。

少しずつ練習していけばいいんだと思います。夫もそういうトレーニングを積んでいないせいか、気持ちをことばにするのが苦手で困った顔をよくされます(もともと無口な方ですし)。夫の困った顔を見ると私も不安が募り、どうしたらいいか分からなくなって、余計にイライラして怒ることもあります。
一人の時はマイペースでもいいのですが、相手がいる時は「分からない」「今考えているから」と言うと相手も安心すると思います。

[#2927] ありがとうございます。
 ブルースカイ  - 05/1/15(土) 21:03 -

引用なし
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   こんにちは、秋桜さん。レス、ありがとうございます。

▼秋桜さん:
>うちの母は精神的にかなりハイパーな人間なので、干渉がすごかったですね。今まで仕事で色々なお母さんにあってきましたが、そういう点に関しては「うちの母よりすごい人って会ったことがない」と断言できます。
>でも今考えると「過ぎたるは及ばざるが如し」という諺の通りで、かえって母親の行動に振り回されて「自分が何をしたかったのか」よく分からなくなっていました。

私は、「ちゃんと形で表現してきたら拒否・反抗という手もあったろうに、こんなやり方されたら、抵抗のしようがない。卑怯だ。」と、全てがわかりかけた頃思っていましたが、実際表現されても、秋桜さんのお母さんのようだったら、きっと抵抗できなかったなぁと思いました。
なぜか、道のど真ん中に、ドーンと置いてある、大きな岩のイメージが出てきました。(^_^;)

>専門用語では「ファンタジー」と言われる世界ですね。私は小さい頃夢を見たことがなくて、布団の中で色々人物設定をして空想していました。
>やっぱりこういう世界って必要ですよね。現実が辛いからファンタジーに浸れる時間がないと耐えられませんよ。

「ファンタジー」・・・他の人にも言われたことあります。
私には、現実の方がファンタジーのようでした。というか、今もそうなんですが・・・。中学からつい最近まで、マンガの主人公が、別個の人格を持ち、私が心理的に追い詰められると出てきてサポートしてくれたり、インナーチャイルドも、やはり別人格で、その行動を見てると可愛く、楽しかったりしました。
じゃ病気かといえば、確かに離人様、多重人格様ではあっても、コントロール可能で、私にとって助けになる幻覚・幻視・幻聴(と言うにはリアルすぎるのですが・・)のみで、プラスはあってもマイナス面は一切なく、病気とも言いがたく・・・。
感謝こそすれ、困ることは全くありませんでした。

不思議なことにイジメが下火になってきて、そこそこ社会性も身に付いてきた中学校3年生前後からファンタジーは消えて行きました(その代わりすごく現実主義的になりましたけどね)。

必要がなくなったんですね。ファンタジーがなくても、自分の力で現実に対処できるし、できるという自信も備わったのですね。
私は、これからです。親に費やしていたエネルギーを、自分の成長のために使っていきたいと思います。

>お母さんは二重の要求を出していたんですね。お母さんの本音は「私を見て!私の言うことを聞いて!」という要求があるのですが、それを隠して「大人ならこう言う」という建前のメッセージを発しています。こういう二重メッセージを出され続けると子どもは混乱してしまいます。そしてブルースカイさんは子どもの立場にもかかわらず、お母さんの意図を読む、という本来なら親がするべきことをやっていたんだと思います。随分無理をしていたんですね。

ああ、その言葉・・・、インナーチャイルドのワークの時、「私を見て!私を感じて!私はここにいる、わたしはここにいる、ずっとあなたの傍にいる・・・。私を見て、私を感じて、私は、あなたの傍にいるのに・・・」って、口をついて出てきたんです。今の私に向かっての言葉でした。
初めて出てきたときには、「何かして欲しいことある?」と聞いたら、キッとこちらをにらみつけて「じゃ、死んでよ。」と言われ、ワーワー泣いてしまいましたでも、そのうち、向こうから「私を見て、私を感じて・・・」って擦り寄ってくるようになって・・。それから、自己嫌悪や自己処罰をしなくなりました。

>こういうやり取りを交流分析の世界では「ゲーム」と呼んでいます。ゲームにはパターンがあり、そのパターンをすると人間は不快な気持ちになりながらも安心するという奇妙な心理状態になります。でも何も交流がないよりはましだし、小さい頃からの心の癖でそういう行動を引き出してしまうのです。

それ、わかります。
友人と繰り返してきました。誰が見ても優等生で、人気者タイプの子に好意を持ち、なぜか、息苦しいほどべったり近寄ってこられ、依存され、壊れたのかと思うほど子供還りされて、こっちが引くと、猛然としがみつかれ、恐くなってぶち切りをしてしまいました。今から思うと、まさに「ゲーム」でした。

そのパターンを客観視し、巻き込まれないような形で抜け出すことで問題は解決すると言われています。

私が自己主張するようになったら、すごい怒りのメールが着て、長年のしんどい関係が、見事に切れたことがありました。自分が変われば、付き合う人も状況も変わるということを実感しました。

私の母もずーっとこういうゲームをやっているし、今も続けています。しかも心理学の勉強をしていて交流分析の勉強もしているはずなのに、自分のことになると全然客観視できないみたいです(私には強要してきたくせに、と思うのですが仕方ないんでしょうね)。

親子はねぇ・・・。
私も、母が生きていたら、とてもこんなこと考えられなかったと思います。


>一人の時はマイペースでもいいのですが、相手がいる時は「分からない」「今考えているから」と言うと相手も安心すると思います。

そうですね。
自分のためであり、相手のためでもありますね。私も、そうしていこうと思います。恥ずかしいことでも、隠すことでもないですものね。

ありがとうございました。

[#2930] Re:「私が思っていたこと」を読ませてもらって・・・
 Chiquitita メールホームページ  - 05/1/15(土) 23:46 -

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   何となく私が室蘭にいたときの経験を思い出したので、勝手ながらレスさせていただきました。

▼ブルースカイさん:
>母に文句を言ったことがない。
>小さいころは、親に口答えするなんて恐ろしくてできなかったし、する術を知らなかった。自分がうすボンヤリしてからは、親の想いと抵触することがなくなった。
>それでも、何か出てくるときは、ボンヤリ、ウトウト眠ればよかった。眠れば、全ての苦痛は回避できた。

私の場合は親に反抗できなかった最大の理由が身体障害であり、親の対応に不満があっても、それを訴えるだけで見捨てられるような気がして怖かったのです。
茨城に来る前も、室蘭では理不尽な解雇の後職探しがうまく行かず、一時は室蘭のハローワークに事務短期と土建業と営業の求人しかない、と言うこともありましたが、全部私には不可能な業種でした。(事務短期はデスクワークなので、業種を考えると可能だが、応募が女性に限られていたため何度も門前払いを食らった)コンピュータの仕事を続けるためには室蘭を離れることも必要だと腹を括って求職活動を続けましたが、そのために親と意見が対立し、40歳にしてようやく「反抗期」を迎えるに至りました。
それまでは親に不満を打ち明けたのは、身体障害を理由に学校でいじめられたときぐらいで、「オフクロがオレをこんな体に生んでくれたのが悪い」と言うのが関の山でした。(それでもオフクロにはかなり堪えたかもしれません)

私の場合は、親の過保護もかなり以前からウザく感じていましたが、振り払うだけ神経が据わっていませんでした。しかし気が付いたときには、親の過保護は結局親の都合によるものだったのではないのか、という思いだけが残りました。

大学生になっても社会人になっても「恋愛禁止」だなんて、こんな常識外れな親もいまどき珍しいです。
しかし実際には、私が二重に障害を持って生まれ育ったことが家の恥になるのではないのかと感じて、表に出したくなかったのではないのか、ということを匂わす言動が度々あったことが、私が親の過保護が親の都合によるものであると断定するに至った根拠です。
だから親父が死ぬまで運転免許を取得することができなかった。そればかりか、自動車学校に通い始めたら、家中の電気製品が立て続けに原因不明の故障を繰り返し、私が思ったよりも簡単に運転免許を取得したら、弟の愛車が原因不明の故障で前途走行不能になった、ということがあり、「親父の怨念」と騒がれました。

>>>だから、私は今こうして元気に茨城で生活していることに関しては、神様に対しては感謝することはできても、両親に対する感謝の気持ちが湧きません。

でも茨城での生活も4ヶ月になろうとし、私自身、遅まきながら親父やオフクロのマリオネットでないことを少しずつ実証しています。

[#2932] 交流分析について知りたい
 迷子  - 05/1/16(日) 11:49 -

引用なし
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   すみません、ちょこっとだけ割り込ませてください。
交流分析の話題が出ていますが、この交流分析に関する入門書をいくつか教えてもらえないでしょうか?ネットで検索したら、あまりにいろいろありすぎてよくわからないので。

[#2938] Re:「私が思っていたこと」を読ませてもらって・・・
 ブルースカイ  - 05/1/16(日) 22:05 -

引用なし
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   こんにちは、Chiquititaさん。

▼Chiquititaさん:
>私の場合は、親の過保護もかなり以前からウザく感じていましたが、振り払うだけ神経が据わっていませんでした。しかし気が付いたときには、親の過保護は結局親の都合によるものだったのではないのか、という思いだけが残りました。

私は、家庭の中に居る時、状況を客観的に見られなくて、ウザく思う自分が悪いのかと、勘違いしていました。本の中に「現在の、親と、自分の状態を比べてみるとよく分かる。」と書いてありました。
私の為と苦労してるはずの親は生き生きしており、それだけ手をかけられたら幸せなはずの私は、息苦しくて窒息しそうで喘いでいました。
「これはおかしい」と感じ始めました。

>大学生になっても社会人になっても「恋愛禁止」だなんて、こんな常識外れな親もいまどき珍しいです。

うふふっ、私の親は、「この子は男性嫌いなんです!」と、片っ端から縁談断ってましたね。(実際そうなんですが、率先して断ることもないだろうに、と思ってました。)

>>>>だから、私は今こうして元気に茨城で生活していることに関しては、神様に対しては感謝することはできても、両親に対する感謝の気持ちが湧きません。

離れてみると、鳥瞰図を見てるみたいに、自分の家族の生の姿が見えてきますよね。Chiquititaさんは、家にいながら、それに気付かれていたということは、精神的には、ずっと早くに親離れできていたんですね。その分、葛藤も大きかったでしょうね。


>でも茨城での生活も4ヶ月になろうとし、私自身、遅まきながら親父やオフクロのマリオネットでないことを少しずつ実証しています。

親が思っているほど、自分は弱い存在じゃない。1人で生きていけないような人間じゃない。私も、1人暮らしを始めて、やっと自分を肯定できるようになりました。
自己選択、自己責任の重さを感じることもありますが、それを支えるだけの力が自分にあることが分かり、うれしいです。

親の人生は親に返し、自分で歩いてもらうしかありません。
子は、自分の人生を、自分で歩く。
当たり前のことなのに、その当たり前のことが、なんと難しかったことか・・・。

これからですね!
自分の人生、思いっきり楽しみましょうね。

[#2940] Re:ありがとうございます。
 秋桜 メールホームページ  - 05/1/16(日) 23:18 -

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   ▼ブルースカイさん:
こんばんは、こちらこそレス、ありがとうございます。

>私は、「ちゃんと形で表現してきたら拒否・反抗という手もあったろうに、こんなやり方されたら、抵抗のしようがない。卑怯だ。」と、全てがわかりかけた頃思っていましたが、実際表現されても、秋桜さんのお母さんのようだったら、きっと抵抗できなかったなぁと思いました。
>なぜか、道のど真ん中に、ドーンと置いてある、大きな岩のイメージが出てきました。(^_^;)

この表現、いいですね。まさにこのような感じの人です。
以前私があるアスペルガー関係の機関紙に文章を書いたら、どうやって探し出したのかいつの間にか読んでいて「あんたも苦労したのね」と言われてしまい、すごく驚いたと同時に「一体この人は何を考えているんだろう?」と呆気に取られた事がありました(^^;)。

>必要がなくなったんですね。ファンタジーがなくても、自分の力で現実に対処できるし、できるという自信も備わったのですね。
>私は、これからです。親に費やしていたエネルギーを、自分の成長のために使っていきたいと思います。

その通りだと私も思いますよ。これからは自分のために使ってください。
私はまだ当分続きそうです。でも家を出られたし、夫という協力者もいるから何とかなるかな、と考えています。

>ああ、その言葉・・・、インナーチャイルドのワークの時、「私を見て!私を感じて!私はここにいる、わたしはここにいる、ずっとあなたの傍にいる・・・。私を見て、私を感じて、私は、あなたの傍にいるのに・・・」って、口をついて出てきたんです。今の私に向かっての言葉でした。
>初めて出てきたときには、「何かして欲しいことある?」と聞いたら、キッとこちらをにらみつけて「じゃ、死んでよ。」と言われ、ワーワー泣いてしまいましたでも、そのうち、向こうから「私を見て、私を感じて・・・」って擦り寄ってくるようになって・・。それから、自己嫌悪や自己処罰をしなくなりました。

お母さんとの葛藤がものすごかったんでしょうね。うちもけっこうそうだったなぁ。私が夫の所へ半分駆け落ちのようにして逃げた時も、母は夫に向かって「私がどういう思いでこの子を育てたと思っているのよ!それこそ全人生をかけたんだからねっ!!」と怒鳴りつけていて、それはそれはすごい剣幕でした。それでいてずっと「早く自立して家を出なさい!」と言っていたのだから「はぁ!?」という感じでしたね。
姉に対しても「男は信用できないんだから」といったメッセージを発していたのに、全然相手が現れなかったら「あの子は男を見る目がない」と言っていましたから、ホント矛盾していました。

>>こういうやり取りを交流分析の世界では「ゲーム」と呼んでいます。ゲームにはパターンがあり、そのパターンをすると人間は不快な気持ちになりながらも安心するという奇妙な心理状態になります。でも何も交流がないよりはましだし、小さい頃からの心の癖でそういう行動を引き出してしまうのです。
>
>それ、わかります。
>友人と繰り返してきました。誰が見ても優等生で、人気者タイプの子に好意を持ち、なぜか、息苦しいほどべったり近寄ってこられ、依存され、壊れたのかと思うほど子供還りされて、こっちが引くと、猛然としがみつかれ、恐くなってぶち切りをしてしまいました。今から思うと、まさに「ゲーム」でした。

きっとブルースカイさんはお母さんとの関係が尾を引いていたんでしょうね。相手の子も恐らく「優等生で人気者」というのは本来の姿ではないから、ブルースカイさんに「ゲーム」を仕掛けて自分の中の子どもの部分を出してきたのでしょう。

>>そのパターンを客観視し、巻き込まれないような形で抜け出すことで問題は解決すると言われています。
>
>私が自己主張するようになったら、すごい怒りのメールが着て、長年のしんどい関係が、見事に切れたことがありました。自分が変われば、付き合う人も状況も変わるということを実感しました。

そうなんですよ。自分が変わると色々変わって来るんですよね。
私もガンで亡くなった叔父を看病した時、両親との力関係が変わりましたね。私が叔父の状況をすぐに受容できて辛抱強く相手をしたせいか(これは仕事でそういう人を相手したことがあったからできたんですが)、叔父も頼ってくれたんです。その様子を見て親達も私を見る目が変わりました(この辺の経緯は[#2301]に少し書きました)。

>>私の母もずーっとこういうゲームをやっているし、今も続けています。しかも心理学の勉強をしていて交流分析の勉強もしているはずなのに、自分のことになると全然客観視できないみたいです(私には強要してきたくせに、と思うのですが仕方ないんでしょうね)。
>
>親子はねぇ・・・。
>私も、母が生きていたら、とてもこんなこと考えられなかったと思います。

血のつながった家族って本当に客観的になるのが難しいですよね。今年の正月も母と話をして「ムカッ(-_-#)」と来たことはあったのですが、「もう相手してもしょうがない」と思ってそのまま帰ってしまいました。

>>一人の時はマイペースでもいいのですが、相手がいる時は「分からない」「今考えているから」と言うと相手も安心すると思います。
>
>そうですね。
>自分のためであり、相手のためでもありますね。私も、そうしていこうと思います。恥ずかしいことでも、隠すことでもないですものね。

かえって言った方がお互い楽ですよ。特にブルースカイさんは経次処理優位の方だから、ステップを踏んで考えた方がいい結果が出ると思います。

お互い焦らずゆっくり生きたいものですね。それではまた。

[#2941] Re:交流分析について知りたい
 秋桜 メールホームページ  - 05/1/17(月) 0:02 -

引用なし
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   ▼迷子さん:
>すみません、ちょこっとだけ割り込ませてください。
>交流分析の話題が出ていますが、この交流分析に関する入門書をいくつか教えてもらえないでしょうか?ネットで検索したら、あまりにいろいろありすぎてよくわからないので。

私が大学時代交流分析を教わったのは和田迪子さんという方で、東大の心療内科で長年臨床・研究活動を行われていました。[#2794]で触れた「エゴグラム」という検査の日本語版(東大式エゴグラム(TEG))の開発・臨床応用に中心的役割を果たした臨床心理士でもあります。
何冊か本を書かれていますが、私が参考にしているのはこの先生が書かれた「人間関係を見直す心理学―家庭と職場の中で上手に“自己実現”を果たすために」(1993年、PHP出版)という本です。交流分析の基本的な理論についてとても分かりやすく書かれているので入門書としてはとてもいい本だと思います。この本だけでも最初は十分だと感じています。知り合いにも勧めましたが、「読みやすかったし、よく分かった」と言っていました。ただ10年以上前の本なので入手しづらいかもしれません(Amazon等で注文すれば大丈夫だと思います)。

最近の本はチェックしていないのでよく分かりませんが、「交流分析入門」の本がいくつか出ているので、まずそういう本から当たってみるといいと思います。
目次等を参考にされる場合は最低限「交流分析の経緯」「エゴグラム」「ストローク」「ゲーム」という基本的な理論が書かれているものがいいです。さらに「脚本分析」について書かれているとなお理想的です(和田先生の本はこれらの項目全て分かりやすく説明してあります)。

参考になれば幸いです。

[#3019] 読んでみました
 迷子  - 05/1/19(水) 23:10 -

引用なし
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   紹介していただいた本を読んでみました。
私には結構耳の痛い内容のようです。

以前、わるなすびさんに本を教えてもらいましたが、その内容をどう自分に活かしたらいいのかよくわからなかった。もう少し交流分析について学んだら、その時の本を改めて理解できるような気がします。

相変わらず理解する速度ののろい迷子ですが、おかげさまでさらに一歩、迷路から抜け出せそうです。

わるなすびさん、秋桜さん、それから質問のきっかけを与えてくれる多くの方々に改めて感謝します。ありがとうございます。

[#3036] Re:読んでみました
 秋桜 メールホームページ  - 05/1/20(木) 21:04 -

引用なし
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   ▼迷子さん:
こんばんは、秋桜です。
お返事ありがとうございます。

>紹介していただいた本を読んでみました。
>私には結構耳の痛い内容のようです。

色々身につまされますよね。でもそこを通り抜けるのが大切なんだと思います。

>以前、わるなすびさんに本を教えてもらいましたが、その内容をどう自分に活かしたらいいのかよくわからなかった。もう少し交流分析について学んだら、その時の本を改めて理解できるような気がします。

一つ分かることができると次々つながってくる事があると思います。そうなってくるとしめたものです。

>相変わらず理解する速度ののろい迷子ですが、おかげさまでさらに一歩、迷路から抜け出せそうです。
>
>わるなすびさん、秋桜さん、それから質問のきっかけを与えてくれる多くの方々に改めて感謝します。ありがとうございます。

こちらこそ(^^)。私もまた色々悩んでいることを相談してもらうと思いますので、よろしくお願いいたします。

[#3068] Re:読んでみました
 迷子  - 05/1/21(金) 23:48 -

引用なし
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   こんばんは。

交流分析に関しては落ち込まない程度のペースでなんとかやっています。

▼秋桜さん:
>こちらこそ(^^)。私もまた色々悩んでいることを相談してもらうと思いますので、よろしくお願いいたします。

こちらこそこちらこそ、です。
これからもよろしくお願いします。

[#6460] Re:「私が思っていたこと」を読ませてもらって・・・
 penpen ホームページ  - 05/5/18(水) 9:21 -

引用なし
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   “記憶の曖昧さについて”

いつもお部屋を読ませていただいています。
論文的な文章は実はわたしはちょっと苦手なので
あれこれ想像でわからないところを補いつつ繰り返し読んでいます。
エッセイは短いのですがその言葉の裏に
たくさんの臨床的な事実があるのだろうなあと思います。

アスペルガーという概念が広まってきたのはごく最近なのですが
アスペルガー的事例は今まで出会ってきた人たち、
読んできた小説の中にたくさんありました。

“記憶の曖昧さ”を読んで思いだしたのは
わたしが若い頃愛読した“赤毛のアン”シリーズ。

“赤毛のアン”は有名なのできっとみなさん、ご存じだと思いますが
今から100年ぐらい前のカナダのプリンス・エドワード島に
住むアンの一生を描いています。

島に住む個性豊かな人々の談話もすごく興味深いです。
アンが学校の先生をしていた時のエピソードですが
とてもいじわるな女性の先生が出てきます。

“実は記憶力がいいだけなのにそれを頭がいいと勘違いしている
いじわるな女性。
記憶力のよさだけで試験を通り先生になった。
生徒に対するやさしさに欠け、底意地が悪い。
服装にだらしがなく無頓着”という人物像です。

その人物のことを描いた部分を読んだ時、実はちょっとひやっとしました。
“わたしに似ているところがある”と思ったからです。
アスペ的人物は小説の中で時に悪役として、時には愛すべき変人として
描かれます。

しかし、“赤毛のアン”のそのいじわるな女性教師は悪役で
アンの活躍で村の学校をやめます。
悲しいけれど、自覚のないASはかなりはた迷惑なので
仕方がないのだろうなと思います。

記憶の曖昧さに欠ける、応用力がないというのは
確かにかなり困難を引き起こします。

仕事をしていた時に、髪をロングにしている同僚がふたりいました。
20歳代の人と40歳代の人。
そのふたりを間違うのですよねえ。わたし……。
まずいという感じでした。

曖昧さがないことは間違って記憶しても
妙な確信になって記憶され、
その間違いを認められないことにもなり、
秋桜さんが言われるように確かに現実的には
困ったことになりがちです。

エッセイをなるほどと思いながら読ませていただきました。
いつかたくさんの事例とともに
秋桜さんの書かれていることを
本になって読ませていただける日が来ることを期待しています。

わたしたちが持つたくさんの特徴を
欠点としてではなく、
現実生活に役に立つように使える方法を学べたらと思います。

[#6462] 感違いだったらすいません。
 ユニコーン  - 05/5/18(水) 18:50 -

引用なし
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   ▼penpenさん:
こんにちは。横から失礼します。ペンペンさんの文は味わい深く、いつも楽しみに読ませていただいてます。今回は、スレの趣旨から全く外れ、「赤毛のアン」に反応してしまいました。私もアンは大好きです。

>アンが学校の先生をしていた時のエピソードですが
>とてもいじわるな女性の先生が出てきます。
>
>“実は記憶力がいいだけなのにそれを頭がいいと勘違いしている
>いじわるな女性。
>記憶力のよさだけで試験を通り先生になった。
>生徒に対するやさしさに欠け、底意地が悪い。
>服装にだらしがなく無頓着”という人物像です。

勘違いしていたらすいません。多分、アンが校長として赴任したサマーサイド高校のカザリン・ブルックの事だと思うのですが・・・
彼女は確かに悪役として登場しましたが、結局、アンの努力で「いい人」に変身して、最後には議員秘書になり世界一周に出かけていったような・・・

ちょっとした親切や真心、そして変わろうという本人の意志で人は変われるんだ、という例として私の中に残っています。味わい深い脇役の一人でした。

すいません。全くもっての横槍で、ペンペンさんの言いたい事は良く分かります。
そういえば、マシューをはじめ、赤毛のアンの脇役は独特のムードを持った人が多かったですね。

>エッセイをなるほどと思いながら読ませていただきました。
>いつかたくさんの事例とともに
>秋桜さんの書かれていることを
>本になって読ませていただける日が来ることを期待しています。

この点については大賛成です。秋桜さんの書かれている文は、私のような素人にもとても分かりやすいです。いつか、まとめて本にされるといいですね。
>
>わたしたちが持つたくさんの特徴を
>欠点としてではなく、
>現実生活に役に立つように使える方法を学べたらと思います。

このHPを訪れる方達は、何も考えずにただ毎日凡々と暮らしている人たちより、うんと考え、うんと悩んでいます。普通の人は自分のことについてこんなに考えません。その点だけでも、一生懸命生きてるんだ、と私には感じられます。

横から失礼いたしました。またよろしくお願いします。

[#6463] Re:感違いだったらすいません。
 penpen ホームページ  - 05/5/18(水) 19:42 -

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   ▼ユニコーンさん

わーい、こんにちはー!

>こんにちは。横から失礼します。ペンペンさんの文は味わい深く、いつも楽しみに読ませていただいてます。今回は、スレの趣旨から全く外れ、「赤毛のアン」に反応してしまいました。私もアンは大好きです。

アンっていいですよねー。
めげなくて、そしてなんというかちょっと傍観者的に
周囲を見つめるところがあって
それがわたしはとても好きなのです。
そのものの見方はきっと作者のモンゴメリのものの見方でしょうが……。

>勘違いしていたらすいません。多分、アンが校長として赴任したサマーサイド高校のカザリン・ブルックの事だと思うのですが・・・
>彼女は確かに悪役として登場しましたが、結局、アンの努力で「いい人」に変身して、最後には議員秘書になり世界一周に出かけていったような・・・

ええっ! そうなのですか?!
すみませーん!!!!
読み返してみます!!
それはうれしい結末ですよねー。
“赤毛のアン”は姪っ子に全冊をあげてしまったので
今手元になくて記憶で書いてしまってすみません!
でも赤毛のアンのファンのかたに出会えてうれしいです。
(ユニコーンさん、すごい記憶力です)

>ちょっとした親切や真心、そして変わろうという本人の意志で人は変われるんだ、という例として私の中に残っています。味わい深い脇役の一人でした。

そうなのですか。(=^・^=)

>秋桜さんの書かれている文は、私のような素人にもとても分かりやすいです。いつか、まとめて本にされるといいですね。

わかりやすいですよね。
そしてなんというかコスモスさんに当事者への共感があるので
それが読んでいてなんとなく安心できます。

>横から失礼いたしました。またよろしくお願いします。

こちらこそです。
ところで息子さんの大学生活はいかがですか?

[#6472] Re:感違いだったらすいません。
 ユニコーン  - 05/5/18(水) 23:47 -

引用なし
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   ▼penpenさん:
こんにちは。お返事ありがとうございます。
私も子供の頃、空想癖がありましたので、赤毛のアンは自分の分身のように思っていました。
成長してからは理想の女性になりました。今でもアンシリーズは事あるたびに読み返しています。大ファンです。

>でも赤毛のアンのファンのかたに出会えてうれしいです。
>(ユニコーンさん、すごい記憶力です)

いえいえ、実は名前の確認に本箱に走っていきました(^^;)

>わかりやすいですよね。
>そしてなんというかコスモスさんに当事者への共感があるので
>それが読んでいてなんとなく安心できます。

きっとそうなんでしょうね。私もアスペルガー症候群の事を知ろうと思ってまず秋桜さんの部屋を訪れました。とても勉強になりました

>ところで息子さんの大学生活はいかがですか?

友だちみんなにユニコーンさん、寂しいでしょ、と言われます。私が息子大好きなのをよく知っているので。
当人は寂しいというより、学校や人間関係になれるのに苦労しているようです。

親の心子知らずですが、子の心も親知らずなのかもしれません。連休に息子の元を訪れ色々話しました。
やっとちゃんと語り合えるようになった気がします。

penpenさん、お気遣いありがとうございます。同じ年だと思うのですが、娘さんはお元気ですか?

息子もいずれ、この部屋を訪れるかもしれません。その際はよろしくお願いします。(まだ、インターネットつながってないので・・・)

ブルースカイさんのスレッドをお借りして失礼しました。penpenさんもいつも嬉しいレスをありがとうございます(^^)。

[#6474] Re:感違いだったらすいません。
 penpen ホームページ  - 05/5/19(木) 8:09 -

引用なし
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   ▼ユニコーンさん:

おはようございますー。

>成長してからは理想の女性になりました。今でもアンシリーズは事あるたびに読み返しています。大ファンです。

もう一度買い直そうかな。
村岡花子さん訳がなつかしいですが
新訳も出ていますよね。

>いえいえ、実は名前の確認に本箱に走っていきました(^^;)

ストリーはすっかりそう思いこんでいたので
“えーっ?! そうだったの?!”とどきどきしました。
自分では確信しているのに実は全然違うというのは
よくあることですが、そのたびに頭がぐるぐるします。 笑
“赤毛のアン”ファン恐るべしですね。(=^・^=)

>きっとそうなんでしょうね。私もアスペルガー症候群の事を知ろうと思ってまず秋桜さんの部屋を訪れました。とても勉強になりました

わたしもです。
読み返してながめています。

>友だちみんなにユニコーンさん、寂しいでしょ、と言われます。
>私が息子大好きなのをよく知っているので。

ユニコーンさんは、いいおかあさんですねえ。
わたしなど“早く家を出てくれ”オーラ出しまくりです。

>親の心子知らずですが、子の心も親知らずなのかもしれません。連休に息子の元を訪れ色々話しました。
>やっとちゃんと語り合えるようになった気がします。

よかったですね。

>同じ年だと思うのですが、娘さんはお元気ですか?

元気にしています。
うちの娘はお勉強のほうは力を入れてこなかったし、
大学は課題やレポートをちゃんと出せるのかどうか不安で
進学を勧める気になりませんでした。
ユニコーンさんの息子さんはそのあたり、ちゃんとできるのですよね。
タイプが違うのでしょうね。

正社員での就職も心配で進路を決める前に
ワンクッション置きたくて
今はアルバイトをしています。
夏頃、外国にホームスティの予定ですが、
アルバイトはなんとかこなしているので、
もうこのままでもいいような気がしてきました……。(=^・^=)

この間の仙台オフは娘もいっしょでした。

>息子もいずれ、この部屋を訪れるかもしれません。その際はよろしくお願いします。(まだ、インターネットつながってないので・・・)

こちらこそです。
子供たちどうして話が合うといいですね。
(うちの娘もまだ、こちらには書き込みもロムもしていませんが……。
だからあれこれ勝手なことを書いているわけです……。 笑 )

[#6475] Re:「私が思っていたこと」を読ませてもらって・・・
 秋桜(管理人) メールホームページ  - 05/5/19(木) 12:07 -

引用なし
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   ▼penpenさん:
こんにちは。いつもレスをありがとうございます。

>“記憶の曖昧さについて”
>
>いつもお部屋を読ませていただいています。
>論文的な文章は実はわたしはちょっと苦手なので
>あれこれ想像でわからないところを補いつつ繰り返し読んでいます。
>エッセイは短いのですがその言葉の裏に
>たくさんの臨床的な事実があるのだろうなあと思います。

ありがとうございます。なるべく分かりやすい文章を…と思っているのですが、個人情報などもあるのではしょっている所もあるかもしれません。

>アスペルガーという概念が広まってきたのはごく最近なのですが
>アスペルガー的事例は今まで出会ってきた人たち、
>読んできた小説の中にたくさんありました。
>
>“記憶の曖昧さ”を読んで思いだしたのは
>わたしが若い頃愛読した“赤毛のアン”シリーズ。
>
>“赤毛のアン”は有名なのできっとみなさん、ご存じだと思いますが
>今から100年ぐらい前のカナダのプリンス・エドワード島に
>住むアンの一生を描いています。

私も赤毛のアン・シリーズは一時期熱心に読んでいました。図書館に料理の本や小物の本などもあって、しょっちゅう借りては「この料理はどんな味がするんだろう?」「こんな小物を作っていたんだぁ」と思いながら読んでいました(たまに作ったりもしていました)。

>記憶の曖昧さに欠ける、応用力がないというのは
>確かにかなり困難を引き起こします。

私も仕事をしていてあまりにもパターンでバシッと覚えてしまう子が何人かいて、お母さんも「ちょっとでも違っちゃうと分からなくなっちゃうんです」と困っていました。

あまりにも記憶がいいので、文字や数を教えようとすると最初に覚えたことしか覚えないので、例えば「かき」の「か」と「すいか」の「か」が「同じ」ということが分からなくなってしまうんです。あと数字だと4→「ヨン」と「シ」、7→「シチ」と「ナナ」が同じ数ということが分からなくて混乱する子もいます(他にもありますが、この辺りが一番多かったです)。

もちろん定型発達のお子さんにもこういう時期はあるのですが、何度か教えれば通過できます。発達障害のお子さんには本当に「一般的には何が同じで何が違うか」という基準を教えるのが難しかったです。

もちろん本人が持っている感性というのは否定しないようにしていましたが、やはりこういう基準が分からないと社会生活ではかなり大変なので「あなたの気持ちは分かるけど、一応世間ではこうだから覚えておいてね」という気持ちで教えていました。

>エッセイをなるほどと思いながら読ませていただきました。
>いつかたくさんの事例とともに
>秋桜さんの書かれていることを
>本になって読ませていただける日が来ることを期待しています。
>
>わたしたちが持つたくさんの特徴を
>欠点としてではなく、
>現実生活に役に立つように使える方法を学べたらと思います。

ありがとうございます。自分が経験したことが他の人にも役立つと嬉しいと思っています。

娘さんにもよろしくお伝えください。

[#6476] Re:感違いだったらすいません。
 秋桜(管理人) メールホームページ  - 05/5/19(木) 12:23 -

引用なし
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   ▼ユニコーンさん:
こんにちは、秋桜です。HPを読んでいただき、ありがとうございます。私も「赤毛のアン」は小学校1年生の頃に本を読んでその後にテレビアニメを見て以来、折に触れて読んでいました。関連本もよく図書館から借りて読んでいました。

>>エッセイをなるほどと思いながら読ませていただきました。
>>いつかたくさんの事例とともに
>>秋桜さんの書かれていることを
>>本になって読ませていただける日が来ることを期待しています。
>
>この点については大賛成です。秋桜さんの書かれている文は、私のような素人にもとても分かりやすいです。いつか、まとめて本にされるといいですね。

>>わかりやすいですよね。
>>そしてなんというかコスモスさんに当事者への共感があるので
>>それが読んでいてなんとなく安心できます。

>きっとそうなんでしょうね。私もアスペルガー症候群の事を知ろうと思ってまず秋桜さんの部屋を訪れました。とても勉強になりました

お役に立っているようなら本当に嬉しいです。本を出す、というのは私の中ではすごく大きなことのようなイメージがあり、まだすごく遠い世界のような感じです。

療育経験者のASでかつ専門家というのはかなり珍しいらしいので(私にはそういう実感が全然無いのですが)、両方の視点で書いていけるといいなぁ、と思っています。

息子さんも大学生活は大変でしょうが、色々なことを学べるいい経験だと思います。楽しめるようになれるといいですね。

[#6489] penpenさん、ごめんなさい。
 ユニコーン  - 05/5/20(金) 0:40 -

引用なし
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   ▼penpenさん:
こんにちは*(^^)*。

>ストリーはすっかりそう思いこんでいたので
>“えーっ?! そうだったの?!”とどきどきしました。
>自分では確信しているのに実は全然違うというのは
>よくあることですが、そのたびに頭がぐるぐるします。 笑
>“赤毛のアン”ファン恐るべしですね。(=^・^=)

どきどきさせたり、ぐるぐるさせたりしてすいませんでした(笑)。
勘違いなんて私はしょちゅう。主人には歩くボケの花と呼ばれています。

>ユニコーンさんは、いいおかあさんですねえ。
>わたしなど“早く家を出てくれ”オーラ出しまくりです。

それは買いかぶりです。お互い一緒に居ないほうが、優しくなれるようです。

>うちの娘はお勉強のほうは力を入れてこなかったし、
>大学は課題やレポートをちゃんと出せるのかどうか不安で
>進学を勧める気になりませんでした。
>ユニコーンさんの息子さんはそのあたり、ちゃんとできるのですよね。
>タイプが違うのでしょうね。

タイプは違うようですね。
どこかでお嬢さんにはお友だちは結構いるけれど、と書いておられたように思いましたが、家の息子は友だち作りは極端にへたです。それに、レポート等もちゃんとこなせるかどうか大いに疑問です。(すでにかなり参ってます。)
何しろ、作文系はからきし駄目ですから。
レポートを書くコツなど今度、先輩方のご意見を聞かなければ、と思っています。

>夏頃、外国にホームスティの予定ですが、
>アルバイトはなんとかこなしているので、
>もうこのままでもいいような気がしてきました……。(=^・^=)

わあ、いいですね。何でも体験してみればいいと思います。アルバイトの方もうまくいってお母さんも安心ですね。
>
>この間の仙台オフは娘もいっしょでした。
>
年代を超えて色んな仲間に会える、というのは本当にいい事だと思います。
私は彼にとって「仲間」ではないですから。

>子供たちどうして話が合うといいですね。

彼が、女の子と会話している所を見たことがないので、(姉は別。とても仲のいい姉弟で、私より気が合うかもしれません。)一回見てみたいです。

>だからあれこれ勝手なことを書いているわけです……。 笑 )

同じくです。ブルースカイさんのスレの趣旨から外れてしまいましたが、親子関係という広い範疇で考えてお許しください。ではまた(^^)v。

[#6491] 今後も参考にさせていただきます。
 ユニコーン  - 05/5/20(金) 1:17 -

引用なし
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   ▼秋桜(管理人)さん:
わざわざお返事ありがとうございます。

>お役に立っているようなら本当に嬉しいです。本を出す、というのは私の中ではすごく大きなことのようなイメージがあり、まだすごく遠い世界のような感じです。

本と言わずとも、この掲示板でのコスモスさんのアドバイスや、エッセイなどが既にもう多くの人の役に立っていると思います。

>療育経験者のASでかつ専門家というのはかなり珍しいらしいので(私にはそういう実感が全然無いのですが)、両方の視点で書いていけるといいなぁ、と思っています。

実際、私にとっても大きな驚きでした。コスモスさんが療育を受けられていたのはもう随分前の事になると思うのですが、当時の日本では、とても先進的なことだったと思います。

お母様もコスモスさんも、大変な思いをされたようですが、その療育があって今のコスモスさんがあり、そのコスモスさんの言葉がこうして皆さんを励ましているのですから、お母様も誇りに思っていいと思います。
>
>息子さんも大学生活は大変でしょうが、色々なことを学べるいい経験だと思います。楽しめるようになれるといいですね。

息子は今、コスモスさんと同じ系統の勉強をしています。読書や、作文系が苦手な息子が何でまあ、と言う感じですが、お察しのように、レポートや討論が数多くあり、一番苦手な課題にこれから数多く取り組まなければなりません。

それより何より、人間の事がさっぱり分からない息子が人間を研究するのか、と思っただけで笑えます。

とりあえず、人とちゃんと会話できるのか、というのが心配です(^^;。
今後もHPや掲示板などを大いに参考にさせていただきます。よろしくお願いします。

[#6492] penpenさん、さらにごめんなさい。
 ユニコーン  - 05/5/20(金) 1:43 -

引用なし
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   ▼penpenさん:
再びこんにちは。
今、このスレを見返していたらpenpenさんは「記憶の曖昧さ」についてコメントされていて、既に親子関係の話ではなかったですね。

よく読まずに反応してしまって申しわけなかったです。

秋桜さんの「記憶の曖昧さ」は私も非常に興味深く読ませてもらいました。最近、コンピュータと人間の脳の違いについて似たようなことを考えていたものですから。

勘違いしてとんちんかんなまとめ方をしてしまいました。歩くボケの花と思ってお許しください。

[#6497] Re:penpenさん、ごめんなさい。
 penpen ホームページ  - 05/5/20(金) 9:38 -

引用なし
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   ▼ユニコーンさん

おはようございます。(=^・^=)

>主人には歩くボケの花と呼ばれています。

ボケの花きれいですよね。笑

>それは買いかぶりです。お互い一緒に居ないほうが、優しくなれるようです。

それはありますよねえ。

>どこかでお嬢さんにはお友だちは結構いるけれど、と書いておられたように思いましたが、家の息子は友だち作りは極端にへたです。それに、レポート等もちゃんとこなせるかどうか大いに疑問です。(すでにかなり参ってます。)
>何しろ、作文系はからきし駄目ですから。

作文は苦手な人が多いですよね。
娘は作文については苦手意識がなかったみたいなので
やっぱりタイプが違うのでしょうね。
数学とか苦手でした。
というより試験前に勉強しなくてはいけないという
すべきことをきちんとやるという自己管理が苦手みたいです。

>アルバイトの方もうまくいってお母さんも安心ですね。

そうですね。なんとか……。
わたし自身は若い時はもっと不器用でした。
なのでなんとかこなしている娘を見ると
わたしよりは、まし、なのだろうなと思います。
学校という管理のきびしい場所は娘には苦手だったらしく
親も苦労しました……。
なので、卒業して親子共々ちょっと明るくなりました。(=^・^=)

>年代を超えて色んな仲間に会える、というのは本当にいい事だと思います。
>私は彼にとって「仲間」ではないですから。

「先生」でしょうか。

>彼が、女の子と会話している所を見たことがないので、

ええーっ!!!???

>(姉は別。とても仲のいい姉弟で、私より気が合うかもしれません。)一回見てみたいです。

姉弟仲がいいっていいですね……。
(珍しいですね)
うちも姉と弟はわりに気が合うようですが……。

>ではまた(^^)v。

はーい。(=^・^=)

[#6499] Re:「私が思っていたこと」を読ませてもらって・・・
 penpen ホームページ  - 05/5/20(金) 11:59 -

引用なし
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   ▼秋桜(管理人)さん:

おはようございますー。

>ありがとうございます。なるべく分かりやすい文章を…と思っているのですが、個人情報などもあるのではしょっている所もあるかもしれません。

そうなのですよね。
事例があるととてもわかりやすいですが
個人情報なのですよね。
“魂の殺人 親は子供に何をしたか”で有名な心理学者のアリス・ミラーの本を読んでいたら
アリス・ミラーはもう徹底的に臨床事例を出さない方なのですよね。
分析家としての姿勢に頭の下がる思いもしますし、
読者としては、わかりづらさにもどかしさも覚えます。
難しいですよね。
でも事例を出す事に対して、慎重なコスモスさんの姿勢はとても信頼できます。

>私も赤毛のアン・シリーズは一時期熱心に読んでいました。図書館に料理の本や小物の本などもあって、しょっちゅう借りては「この料理はどんな味がするんだろう?」「こんな小物を作っていたんだぁ」と思いながら読んでいました(たまに作ったりもしていました)。

そうなのです。
日常のひとつひとつの描写にわくわくするのですよね!
(きっとコスモスさんは白衣を着て、料理をしたに違いない←想像)

>あまりにも記憶がいいので、文字や数を教えようとすると最初に覚えたことしか覚えないので、

そうなのです!
あと一度間違って情報をインプットしてしまうと
なかなか修正がきかないのです。(>_<)
例えば“代替案”とか“だいがえあん”なのについ“だいたいあん”と
読んでしまいます。
実はその手のことはかなりたくさん、あります。

>もちろん定型発達のお子さんにもこういう時期はあるのですが、何度か教えれば通過できます。発達障害のお子さんには本当に「一般的には何が同じで何が違うか」という基準を教えるのが難しかったです。

母などそのあたり、しつこいので、いまだにわたしのまちがった箸の持ち方を
教えて正してやろうという勢いです。(>_<)
(もう無理……)
しつこい母はアスペ的です。

>もちろん本人が持っている感性というのは否定しないようにしていましたが、やはりこういう基準が分からないと社会生活ではかなり大変なので「あなたの気持ちは分かるけど、一応世間ではこうだから覚えておいてね」という気持ちで教えていました。

感情的にこじれていない人からの忠告はききますよね。

>ありがとうございます。自分が経験したことが他の人にも役立つと嬉しいと思っています。

そうですねえ。
わたしの世界のごちゃごちゃがコスモスさんの文章によって
すっきりまとまる感じです。

“同時処理と経時処理”などもおもしろいので何度も読み直しています。
聴覚処理と視覚処理の違いにもつながって、とても興味深いです。
わたしは視覚処理タイプみたいで父と母の教えは何百回言われようと
頭に入らなかったところがありますが、
本で読んだことはすんなり受け入れることができたように思います。
(そういうことじゃないのかな……。←ちょっと自信がない)

とはいえ、父と母にはわたしのようなめんどうな子供を育ててくれたことに
感謝をしていますが……。

>娘さんにもよろしくお伝えください。

オフ会ではお世話様でした。
あのオフ会では娘と似た年齢の人がいなかったので
コスモスさんにお会いできてよかったです。(>_<)

時間がたつにつれ、コスモスさんの印象がよくなっていくようです。
(オフ会では娘は変わったところに来たとびびっていました。笑)
ジャムもバターも何もつけないで食べても
コスモスさんの手作りパンのおいしさに感激していた娘は
わたしより舌がいいのです。

なんかどっからどうみても“普通”に見える娘なので
期待される分だけことがややこしくなります。
微妙な線というか……。
でも期待しすぎないのもどうなのか、模索中です。
親の指導を無意識に徹底的に拒否するところが
アスペ的だなあとわたしは感じています。
1から10までわたしの言うことを“ああでもない、こうでもない”と
へりくつをこねられて非常にむなしいです。

そういうタイプってなんなのでしょうね……。

機会がありましたらまたよろしくです。(=^・^=)

[#6507] Re:今後も参考にさせていただきます。
 秋桜(管理人) メールホームページ  - 05/5/20(金) 22:37 -

引用なし
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   ▼ユニコーンさん:
こんばんは、お返事ありがとうございます。

>本と言わずとも、この掲示板でのコスモスさんのアドバイスや、エッセイなどが既にもう多くの人の役に立っていると思います。

そう言っていただけると嬉しいです。ありがとうございます。

>実際、私にとっても大きな驚きでした。コスモスさんが療育を受けられていたのはもう随分前の事になると思うのですが、当時の日本では、とても先進的なことだったと思います。

そうみたいですね。今から考えてもかなり画期的なことだったと思います。そういう意味では母には先見の明があったのでしょう。

>お母様もコスモスさんも、大変な思いをされたようですが、その療育があって今のコスモスさんがあり、そのコスモスさんの言葉がこうして皆さんを励ましているのですから、お母様も誇りに思っていいと思います。

母もそう思っているみたいです。最近は姉のことで色々大変なようですが、「秋桜はもう大丈夫みたいだから、あっちにかかりきりなれるし、色々相談に乗ってもらえるから楽」と言ってくれています。

>息子は今、コスモスさんと同じ系統の勉強をしています。読書や、作文系が苦手な息子が何でまあ、と言う感じですが、お察しのように、レポートや討論が数多くあり、一番苦手な課題にこれから数多く取り組まなければなりません。
>
>それより何より、人間の事がさっぱり分からない息子が人間を研究するのか、と思っただけで笑えます。

あ、そうなんですか。確かに大変かもしれませんが、色々自分のことが分かっていいと思いますよ。あとは興味のある分野があったら教官を捕まえてどんどん質問したり、相談していくことだと思います。

アスペルガーの人にとって大切なことは自己洞察力を高めて自分の気持ちを意識化、言語化していくことだと思うので、大学でいいトレーニングができると思えば一石二鳥です。

>とりあえず、人とちゃんと会話できるのか、というのが心配です(^^;。
>今後もHPや掲示板などを大いに参考にさせていただきます。よろしくお願いします。

こちらこそよろしくお願いいたします。息子さんにもよろしくお伝えください。

[#6510] Re:「私が思っていたこと」を読ませてもらって・・・
 秋桜(管理人) メールホームページ  - 05/5/20(金) 23:54 -

引用なし
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   ▼penpenさん:
こんばんは〜。

>そうなのですよね。
>事例があるととてもわかりやすいですが
>個人情報なのですよね。
>“魂の殺人 親は子供に何をしたか”で有名な心理学者のアリス・ミラーの本を読んでいたら
>アリス・ミラーはもう徹底的に臨床事例を出さない方なのですよね。
>分析家としての姿勢に頭の下がる思いもしますし、
>読者としては、わかりづらさにもどかしさも覚えます。
>難しいですよね。
>でも事例を出す事に対して、慎重なコスモスさんの姿勢はとても信頼できます。

職業上守秘義務もありますし、プライバシーなので慎重にならざるを得ないです。引継ぎ後不用になった以前の職場の資料などはシュレッダーにバリバリかけて処分しました。

以前一緒に仕事をした人でそういうことに全然頓着しない人がいて、注意しても「何で?」という感じだったんです。すごく驚いたと同時に「一体何を考えているんだろう?」ととても腹が立った経験があったので、反面教師になっているのかもしれません。

>そうなのです。
>日常のひとつひとつの描写にわくわくするのですよね!
>(きっとコスモスさんは白衣を着て、料理をしたに違いない←想像)

爆笑!でも残念ながら違います。不思議の国のアリスのエプロンドレスにあこがれて本を参考に母に作ってもらい、それに「Alice」と自分で刺繍したエプロンをつけて料理していました。

>そうなのです!
>あと一度間違って情報をインプットしてしまうと
>なかなか修正がきかないのです。(>_<)

本当に修正がきかないし、修正できたと思ったら前のことを忘れられているしで、

>例えば“代替案”とか“だいがえあん”なのについ“だいたいあん”と
>読んでしまいます。
>実はその手のことはかなりたくさん、あります。

んん?これは逆なのでは?代替は「だいたい」ですよね。

>母などそのあたり、しつこいので、いまだにわたしのまちがった箸の持ち方を
>教えて正してやろうという勢いです。(>_<)
>(もう無理……)
>しつこい母はアスペ的です。

ハハハ…。親にとっては子どもは永遠に子どもとは言いますが、もういい加減諦めてほしいですよね。

私の母もいまだにおせっかいを焼こうとするので「あのね、もう私大人なんだし、結婚して家を出ているんだから放っておいてくれない?」とこの前迫ったら何も言わなくなりました。

>感情的にこじれていない人からの忠告はききますよね。

中には「こいつの言うことを聞いたら負けだ」と思って意地を張っている子もいますけどね。

>そうですねえ。
>わたしの世界のごちゃごちゃがコスモスさんの文章によって
>すっきりまとまる感じです。

同じようなことを他の方にも言われたのですが、今まで思ったり考えてきたことを文章化しているだけなので、どうも私には今ひとつピンと来ないんです。

>“同時処理と経時処理”などもおもしろいので何度も読み直しています。
>聴覚処理と視覚処理の違いにもつながって、とても興味深いです。
>わたしは視覚処理タイプみたいで父と母の教えは何百回言われようと
>頭に入らなかったところがありますが、
>本で読んだことはすんなり受け入れることができたように思います。
>(そういうことじゃないのかな……。←ちょっと自信がない)

そういうことも関係しているみたいですね。あと聴覚の情報はすぐに消えてしまうじゃないですか。だからそういう難しさもあるみたいです。

>とはいえ、父と母にはわたしのようなめんどうな子供を育ててくれたことに
>感謝をしていますが……。

それは私もそう思っています。本当に手間のかかる子育てだったと思いますし、当時はこんなに発達障害のことは世間に認知されていなかったのによく突き止めて療育してくれたな、と感謝しています。

>オフ会ではお世話様でした。
>あのオフ会では娘と似た年齢の人がいなかったので
>コスモスさんにお会いできてよかったです。(>_<)
>
>時間がたつにつれ、コスモスさんの印象がよくなっていくようです。
>(オフ会では娘は変わったところに来たとびびっていました。笑)
>ジャムもバターも何もつけないで食べても
>コスモスさんの手作りパンのおいしさに感激していた娘は
>わたしより舌がいいのです。

娘さんの気持ち、わかるなぁ。若い娘さんにはちょっと…という感じだったし。

パンを褒めていただき、ありがとうございます。娘さん、そういうところを活かした仕事に就けるといいかもしれませんね。

>なんかどっからどうみても“普通”に見える娘なので
>期待される分だけことがややこしくなります。
>微妙な線というか……。
>でも期待しすぎないのもどうなのか、模索中です。

海外へ行ってみるとまた違った目で物事を見ることができますよ、きっと。

>親の指導を無意識に徹底的に拒否するところが
>アスペ的だなあとわたしは感じています。
>1から10までわたしの言うことを“ああでもない、こうでもない”と
>へりくつをこねられて非常にむなしいです。
>
>そういうタイプってなんなのでしょうね……。

自分で色々見つけたいのでしょうね。でも親の言うこともたまにはいいとは思うんですけどね。でも親の言うことを疑うというのも思春期の課題ですから、「じゃあ、何がしたいの?自分で考えてそれをお母さんが納得行くように説明しなさい」と突き放してみるのもいいと思いますよ。私も娘さんの年頃は母とそういったやり取りの応酬でした。

私が心理へ進んだのも母の言うことへの反論材料を集めることも目的の一つでしたし、言語聴覚士の専門学校へ行ったのも母が知らなかった医学的な知識をきちんと学んで母がなれなかったプロになる、といった母への対抗心もあったと思います(なんて気の強い、可愛気のない娘だ…)。

>機会がありましたらまたよろしくです。(=^・^=)

こちらこそです。娘さんと出発前にまたお会いしたいです。

[#6515] Re:「私が思っていたこと」を読ませてもらって・・・
 penpen ホームページ  - 05/5/21(土) 8:45 -

引用なし
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   ▼秋桜(管理人)さん:

おはようございます。(=^・^=)

>以前一緒に仕事をした人でそういうことに全然頓着しない人がいて、注意しても「何で?」という感じだったんです。すごく驚いたと同時に「一体何を考えているんだろう?」ととても腹が立った経験があったので、反面教師になっているのかもしれません。

そうなのですか……。
確かになぜか無頓着な人がいますね。

>不思議の国のアリスのエプロンドレスにあこがれて本を参考に母に作ってもらい、それに「Alice」と自分で刺繍したエプロンをつけて料理していました。

うわ、かわいいーっ!!!!
すごいですー!
そんなこと思いつきもしませんでしたーっ!!
コスプレですねえ。

>>例えば“代替案”とか“だいがえあん”なのについ“だいたいあん”と
>>読んでしまいます。

>んん?これは逆なのでは?代替は「だいたい」ですよね。

たははは……。

つまり、もう正しく読もうがどうしようが
“代替”については“わたしはまちがっている”という情報が
インプットされているのでしょう……。
“代替”に関しては“正しい読み方を覚える”ではなく
“辞書で確認する”を代替案としてインプットしておきます。
(あーあ)

>ハハハ…。親にとっては子どもは永遠に子どもとは言いますが、もういい加減諦めてほしいですよね。

うう、やめてほしいです。
母の箸の持ち方はもう生涯を通じてのこだわりで
結婚相手の自分の夫に、娘に、わたしの結婚相手に(おい……)
孫に言い続けています……。
もう聞き飽きたよぉぉぉぉー!

>私の母もいまだにおせっかいを焼こうとするので「あのね、もう私大人なんだし、結婚して家を出ているんだから放っておいてくれない?」とこの前迫ったら何も言わなくなりました。

迫力負けでしょうね……。

>中には「こいつの言うことを聞いたら負けだ」と思って意地を張っている子もいますけどね。

なるほど……。

>>わたしの世界のごちゃごちゃがコスモスさんの文章によって
>>すっきりまとまる感じです。

>同じようなことを他の方にも言われたのですが、今まで思ったり考えてきたことを文章化しているだけなので、どうも私には今ひとつピンと来ないんです。

“アスペルガー”というキーワードで自分のヘンが腑に落ちたように
コスモスさんの文章で、さらに細かな部分が腑に落ちる気がします。

わたしはおそらく理論化という形での言語化が苦手なのだと思います。
しかし、ある程度の理論化は必要で、それがないと
自分で自分の説明が難しいし、自分の問題の解決が
大変になるのだろうと思います。

コスモスさんが考えて理論化してくれた言葉は
自分という迷路を進むために必要な
道しるべになってくれるのだと思います。

>そういうことも関係しているみたいですね。あと聴覚の情報はすぐに消えてしまうじゃないですか。だからそういう難しさもあるみたいです。

耳で聞いたことを理解すること、記憶することは非常に苦手で
若い時は仕事で、ものすごく周囲に迷惑をかけたし、自分でも苦労しました。
なので自分ではできるだけ軽作業の単純作業を選ぶようにしていました。

>本当に手間のかかる子育てだったと思いますし、当時はこんなに発達障害のことは世間に認知されていなかったのによく突き止めて療育してくれたな、と感謝しています。

シンユウさんに出会ったのもラッキーでよかったですね。(=^・^=)
自分をよく知っている人にはラッキーがついて回るように思います。

>娘さんの気持ち、わかるなぁ。若い娘さんにはちょっと…という感じだったし。

ははは……。(^_^;)

>パンを褒めていただき、ありがとうございます。娘さん、そういうところを活かした仕事に就けるといいかもしれませんね。

そう思うのですけれどねえ……。

>自分で色々見つけたいのでしょうね。でも親の言うこともたまにはいいとは思うんですけどね。

そうですねえ。
親を否定すると人生をすごく回り道します。
仕方がないのでしょうが……。
でもまあ、なんとか高校を卒業させた(?)ので
後は自分でどうにかやってくれたらと思います。

>私が心理へ進んだのも母の言うことへの反論材料を集めることも目的の一つでしたし、言語聴覚士の専門学校へ行ったのも母が知らなかった医学的な知識をきちんと学んで母がなれなかったプロになる、といった母への対抗心もあったと思います(なんて気の強い、可愛気のない娘だ…)。

おかあさん、大きな存在だったのですねえ。

>こちらこそです。娘さんと出発前にまたお会いしたいです。

そうですね。
出かける前にもう一度お会いしたいです。(=^・^=)

[#6516] Re:「私が思っていたこと」を読ませてもらって・・・
 tigress メール  - 05/5/21(土) 18:35 -

引用なし
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   PENPENさん こんにちは。 秋桜さん はじめまして。
お二人のやり取りを読んでいて、反応しちゃいました。

というのは娘のこと。
ASの診断を頂いている息子とは 全く違うタイプ・・・と思っていたのですが、昨年夏からのゴタゴタをきっかけに、今まで自分の内に秘めつづけていた彼女の本当の心が大噴火。 
おまけに時期を同じくして2週間の海外研修(イギリス)に行って、個性尊重型の海外の環境を経験したら目からうろこが落ちてしまった様子・・・。

入学当初から違和感を感じていた学校の校風(個性無視)だけでなく、その中で楽しく学校生活を送れる友人に対しても距離が出来てしまい、ストレスから来ると思われる体力低下(血圧は上が80以下)とまだ暑い盛りから発症した寒冷蕁麻疹(水で顔を洗ったりすると手や顔に蕁麻疹が出る)・・・。

私も学校に何度も足を運び担任とも話しをしたのですが、あまり思わしくない。
主治医が「体調が悪い時には早退を」と診断書を書いてくれたにもかかわらず、早退をしようとすると保健室の先生に20分もお説教をされる・・・。

さすがにこれには私もあきれ、転校を娘に勧めたところ、大粒の涙をぽろぽろとこぼして「ママがそう言ってくれるとは思わなかった。」と・・・。やり場のないストレスで張り詰めていたんですね。
常日頃 途中で物事を投げ出すことを許さない私に「転校」の文字はないものと思っていたようです。

ちょうど、息子の退院、転校(スクールカウンセラーや学校との打合せ)、転校の為の住所変更等で走り回っていた時だったので、娘の為の学校探しも加わり本当に身体があと3体くらい欲しい状態でした。
今は都内の通信教育の学校へ転入し、髪を染めたり、自分のオリジナルTシャツをつくったりの個性三昧です。(髪の色は半年で10回も変えてます)

最近は、この子も結構アスペ色が濃かったのかも・・・と思うようになりました。
彼女の場合、人間関係の読み方は上手なので真のASとは違うと思いますが、自分の中のこだわりが強く、時として自分や人を許せなくなって追い込んでしまう傾向がありそうです。
いま、その許せない人という対象が、自分の弟と父親です。

彼女の気質は比較的 私と似ているので私としては捉え易いでのすが、時々鋭いとげを出すのでこちらも慎重に付き合わないと痛い思いをします。

息子はやっと、自分を表現できるようになって水を得た魚のように伸び伸びして生活し始めていて、少し安心できるようになりましたが、娘の個性が少し暴走気味なので、脱線しないように注意をしています。

娘も息子も来春には受験です。娘はこの前期に卒業の為の単位を取り終えて、後期には予備校に行くそうです。その前にもう一度、昨年と同じイギリスの学校へ語学研修に行くと準備をしています。今年は3週間・・・。

息子も入院中に勉強が進まなかったため、受験では苦労しそうです。特に英語!!
単語も文法もなかなか覚えられないようですが、担任が英語の先生で予習をしていくと誉めてくれると言って頑張っています。

自分の身内のことばかりでごめんなさい。
やっぱり「朝の来ない夜はない」!!
明日を夢見ながら頑張る子供の姿に、私はたくさんのエネルギーを貰っています。

PENPENさんの娘さん、気をつけていってらっしゃい!

[#6534] Re:「私が思っていたこと」を読ませてもらって・・・
 秋桜(管理人) メールホームページ  - 05/5/22(日) 10:59 -

引用なし
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   ▼penpenさん:
こんにちは〜。

>>すごく驚いたと同時に「一体何を考えているんだろう?」ととても腹が立った経験があったので、反面教師になっているのかもしれません。
>
>そうなのですか……。
>確かになぜか無頓着な人がいますね。

年齢などは必ずしも関係していないんですよね。「私は大丈夫」とでも考えているのでしょうか…。今度法律ができたので、少しは気を付けてほしいなぁ、と願ってやみません。

>うわ、かわいいーっ!!!!
>すごいですー!
>そんなこと思いつきもしませんでしたーっ!!
>コスプレですねえ。

そう言えば3,4歳くらいの頃はなぜか「赤ずきんちゃん」に異様に執着し、赤いスカーフを頭に巻いた証拠写真が残っています。

>つまり、もう正しく読もうがどうしようが
>“代替”については“わたしはまちがっている”という情報が
>インプットされているのでしょう……。
>“代替”に関しては“正しい読み方を覚える”ではなく
>“辞書で確認する”を代替案としてインプットしておきます。
>(あーあ)

夫が調べたら代替「だいがえ」は「だいたい」の口語的な読み方、ということなのでどちらでもいいそうです。

>うう、やめてほしいです。
>母の箸の持ち方はもう生涯を通じてのこだわりで
>結婚相手の自分の夫に、娘に、わたしの結婚相手に(おい……)
>孫に言い続けています……。
>もう聞き飽きたよぉぉぉぉー!

お母さん、「正しい日本の文化」を伝えることに使命を燃やしているのでしょうか…。熱弁を振るっている状況が頭に浮かびます。


>迫力負けでしょうね……。

心の中で「勝った!」と思いました(おいおい…)。

>>中には「こいつの言うことを聞いたら負けだ」と思って意地を張っている子もいますけどね。
>
>なるほど……。

今までは自分を通せば自分のペースでやれていたのに、私が淡々と相手をするのでどこまで自分の思い通りになるのか試してくるんですよねぇ。あとは行動の意図を読み取られるので慌てる、というのもあるみたいです。

>“アスペルガー”というキーワードで自分のヘンが腑に落ちたように
>コスモスさんの文章で、さらに細かな部分が腑に落ちる気がします。
>
>わたしはおそらく理論化という形での言語化が苦手なのだと思います。
>しかし、ある程度の理論化は必要で、それがないと
>自分で自分の説明が難しいし、自分の問題の解決が
>大変になるのだろうと思います。
>
>コスモスさんが考えて理論化してくれた言葉は
>自分という迷路を進むために必要な
>道しるべになってくれるのだと思います。

そう言っていただけると嬉しいような面映いような感じがします。

私も理論化は実はあまり得意ではなかったのですが、やはり小さい頃からの訓練でだいぶできるようになったみたいです。あとは研究会などで発表する機会があるとできるだけ引き受けて他人から色々な意見を聞くようにしていた経験が功を奏しているのだと思います。

>耳で聞いたことを理解すること、記憶することは非常に苦手で
>若い時は仕事で、ものすごく周囲に迷惑をかけたし、自分でも苦労しました。
>なので自分ではできるだけ軽作業の単純作業を選ぶようにしていました。

私は反対に記憶力だけで仕事を乗り切ってきた面があります。あとは忘れる前に声に出して確認したりメモして目に付いた所に貼るといった方略で対応してきていました。

>シンユウさんに出会ったのもラッキーでよかったですね。(=^・^=)
>自分をよく知っている人にはラッキーがついて回るように思います。

私が療育を受けられたのも、夫と出会えたのも、本当に色々な偶然が重なった結果だったので、そういう意味ではラッキーだったと思います。

>>パンを褒めていただき、ありがとうございます。娘さん、そういうところを活かした仕事に就けるといいかもしれませんね。
>
>そう思うのですけれどねえ……。

海外へ行かれると色々な食文化に触れるいい機会でしょうから、そういうことから世界が広げられるといいですね。

>そうですねえ。
>親を否定すると人生をすごく回り道します。
>仕方がないのでしょうが……。
>でもまあ、なんとか高校を卒業させた(?)ので
>後は自分でどうにかやってくれたらと思います。

そうですね。でも言い続けてあげると「あ、そう言えばお母さんこう言ってたな」と思い出すことがあると思います。そういうきっかけをあげることって大切ですよ。

>>私が心理へ進んだのも母の言うことへの反論材料を集めることも目的の一つでしたし、言語聴覚士の専門学校へ行ったのも母が知らなかった医学的な知識をきちんと学んで母がなれなかったプロになる、といった母への対抗心もあったと思います(なんて気の強い、可愛気のない娘だ…)。
>
>おかあさん、大きな存在だったのですねえ。

我が家は今時珍しく親の力が大きな家だったので、ある意味親を乗り越えるという目標が持ちやすかったのかもしれません。

>そうですね。
>出かける前にもう一度お会いしたいです。(=^・^=)

その時はよろしくお願いします。

[#6536] Re:「私が思っていたこと」を読ませてもらって・・・
 秋桜(管理人) メールホームページ  - 05/5/22(日) 12:26 -

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   ▼tigressさん:
はじめまして。レスをありがとうございます。お子さん達も落ち着かれたとのことで、よかったですね。

きっと娘さんは我慢してきたのでしょう。でも今の時期に表現できてとてもよかったと思います。あとは自由には責任が伴うということが分かれば娘さんは自分でやっていけるのではないでしょうか。

娘さんがお父さんや弟さんを許せない、というのは今はまだ仕方ないと思います。私自身家族のことを完全には受容できたとは言えませんし、冷静になって家族と関われるようになったのはShinyuと暮らし始めてからです。

お子さん達の受験勉強などでハラハラドキドキしている日々でしょうが、それを楽しまれているtigressさんはとても素敵だと思います。

これからもよろしくお願いいたします。

[#6646] Re:「私が思っていたこと」を読ませてもらって・・・
 penpen ホームページ  - 05/5/26(木) 12:15 -

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   ▼秋桜(管理人)さん:

こんにちはー。

>そう言えば3,4歳くらいの頃はなぜか「赤ずきんちゃん」に異様に執着し、赤いスカーフを頭に巻いた証拠写真が残っています。

ははは。
かわいい……。
でもおかあさん、困ったでしょうねえ。

>夫が調べたら代替「だいがえ」は「だいたい」の口語的な読み方、ということなのでどちらでもいいそうです。

ありがとうございますー。涙
でもわたしって実は漢字の読みに関してはかなりあやしいです。
“軒並み”もつい“けんなみ”と読んでは夫にばかにされます。
“のきなみ”だろと言われるとその時に情報が頭の中でごちゃごちゃになるらしいです。
難しい(?)熟語はなるべく使わないようにしています。笑

>お母さん、「正しい日本の文化」を伝えることに使命を燃やしているのでしょうか…。熱弁を振るっている状況が頭に浮かびます。

熱弁ちゅうか、“だめねえ、箸もちゃんと持てないで”と
えらそうな態度がちょっといやです。

>心の中で「勝った!」と思いました(おいおい…)。

ははは。

>今までは自分を通せば自分のペースでやれていたのに、私が淡々と相手をするのでどこまで自分の思い通りになるのか試してくるんですよねぇ。あとは行動の意図を読み取られるので慌てる、というのもあるみたいです。

“淡々”は大事ですよね。
あと、アスペの子って“見透かされる”ことになにか
恐怖みたいなものがないでしょうか。
図星だとなにか罪悪感を感じてしまって、慌ているというか、
悪いことが見つかったみたいな感じというか……。

>そう言っていただけると嬉しいような面映いような感じがします。

たくさんの臨床例を知っているかたは
少ないのでとても参考になります。

>>私は反対に記憶力だけで仕事を乗り切ってきた面があります。あとは忘れる前に声に出して確認したりメモして目に付いた所に貼るといった方略で対応してきていました。

個人的に見えないところで努力なさったのですね。

>私が療育を受けられたのも、夫と出会えたのも、本当に色々な偶然が重なった結果だったので、そういう意味ではラッキーだったと思います。

シンユウさんもコスモスさんと出会えて、ラッキーでしたね。(=^・^=)

>海外へ行かれると色々な食文化に触れるいい機会でしょうから、そういうことから世界が広げられるといいですね。

わたしの料理に娘はずっと文句を言ってきたので
ま、舌がいい証拠を見せてほしいです。

>そうですね。でも言い続けてあげると「あ、そう言えばお母さんこう言ってたな」と思い出すことがあると思います。そういうきっかけをあげることって大切ですよ。

早く娘の思い出の人になりたいです。(=^・^=)
でもやっぱりそうなったらさみしいかな。

>>そうですね。
>>出かける前にもう一度お会いしたいです。(=^・^=)

やっとパスポート申請しましたー。
7月始め頃、出かけると思うのでその時はぜひお会いしたいです。

[#6824] “診断について”を読んで
 penpen ホームページ  - 05/6/1(水) 3:51 -

引用なし
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   連続投稿すみません。

“診断について”を興味深く読ませて頂きました。

発達障害についての診断の難しさの一端がわかったように思います。
成長につれて障害像が変わることなど……。
確かにわたしも若い頃はかなり典型でしたが
今は体の弱さ、疲れやすさということがとりあえず、一番の問題になっています。

>“最近精神科のドクターでも「向精神薬が効きづらい場合は発達障害の可能性が高い」と主張する人が増えてきたが、まだまだ少数派だと思う”とのこと。

非常に興味深いです。
というのもわたしもうつ治療を1,2年続けたものの、抗うつ剤が
効かなかったからです。
大学病院の先生に、不調を言うと
“では○○を出します。この薬を飲むと気分が少し上向きになります”と言われ、
抗うつ剤の薬を変えたり、増やしたりしてきたのですが、
どうも何を飲んでも、ほとんど効いたという実感がなく、
薬がふえればふえるほど、どんどん体が動かなくなっていき、
おかしいと思い、ネットで検索して、この掲示板に辿り着きました。

病院の先生は大変よい先生で、
わたしの不調の訴えにもよく耳を傾けてくださったのですが、
薬についてのみ、どうして先生の言うとおりに効かないのだろうと
いぶかしく思い続けてきました。

病気と性格の中間の直りづらい障害もあるという記述も昔はあって
若いときは境界例の分裂症かとも思っていました。

診断は難しいですね。
わたしも結局自己診断して、あれこれ、病院を検索しました。
発達障害を見てくださる先生に診てもらうようになって
抗うつ剤が激減しました。
(以前は非常に多種類でした)

わたしの場合、うつが改善したのが診断を受けてよかったことの
第一ですね。

エッセイ楽しみにしています。

[#6868] Re:“診断について”を読んで
 秋桜(管理人) メールホームページ  - 05/6/4(土) 18:29 -

引用なし
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   ▼penpenさん:
こんにちは、いつもレスをありがとうございます。

>連続投稿すみません。

こちらこそ返事が遅くなってすみません。ここ2,3日体調が悪かったのでしばらく寝ては少し起きるを繰り返す、といった毎日でした。

>“診断について”を興味深く読ませて頂きました。
>
>発達障害についての診断の難しさの一端がわかったように思います。
>成長につれて障害像が変わることなど……。
>確かにわたしも若い頃はかなり典型でしたが
>今は体の弱さ、疲れやすさということがとりあえず、一番の問題になっています。

私も今は病気とそれによる体力低下が一番のネックになっています。思えば小学生の頃から何となく体調が優れず、20歳を過ぎてからは婦人科の病気を皮切りに体調不良に悩まされてきました。

>>“最近精神科のドクターでも「向精神薬が効きづらい場合は発達障害の可能性が高い」と主張する人が増えてきたが、まだまだ少数派だと思う”とのこと。
>
>非常に興味深いです。
>というのもわたしもうつ治療を1,2年続けたものの、抗うつ剤が
>効かなかったからです。
>大学病院の先生に、不調を言うと
>“では○○を出します。この薬を飲むと気分が少し上向きになります”と言われ、
>抗うつ剤の薬を変えたり、増やしたりしてきたのですが、
>どうも何を飲んでも、ほとんど効いたという実感がなく、
>薬がふえればふえるほど、どんどん体が動かなくなっていき、
>おかしいと思い、ネットで検索して、この掲示板に辿り着きました。

これは成人の精神科に勤めている臨床心理士とその勤務先のドクターから聞いた話です。最近は成人対象の精神科医の中にも「今まで精神疾患と思っていた人の中に実は発達障害の人が隠れている可能性があるのではないか。また、発達障害の人で精神疾患(二次障害)を合併している人も多いのではないか。」と考えて対応している人もいて、このドクターもそういう考え方の人でした。

その病院ではデイケアなどもやっていたのですが、かなりきめ細かく考えていた医師と臨床心理士だったので何度か会ってお話しする機会があり、私自身も勉強になりました。

当時は非常勤で色々な所に勤務していた関係から多方面の勉強会に出ることが多くて、今考えるといいトレーニングになっていたと思います。その後常勤になって発達障害児の専門病院に移りましたが、その時の経験は発達障害の訓練を行う際にもとても役立ちました。

>エッセイ楽しみにしています。

ありがとうございます。また新しい物を書いたら感想を聞かせてください。

[#7031] 交流分析について(その1)
 penpen ホームページ  - 05/6/17(金) 11:50 -

引用なし
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   こんにちはー。
交流分析について非常に興味深く読ませていだきました。

エッセイの中にある“エゴグラム”って以前ちょっとブームになりましたよね。
でも日本のエゴグラムブームはちょっと占い的で
当たっている!とか当たっていない!とかの興味で終わってしまった人も
多いように思います。←わたしも……。
(エゴグラムテストがネットで手軽にできるということもあったと思いますが)

今回コスモスさんのエッセイを読んで、エゴグラムはこんなに具体的に自分を知ることができる
手段だったのだと実はちょっと驚いています。

“自分を知る”というのは誰にとっても難しいことですが、
アスペ傾向があればそれはさらに難しくなります。
自分と子どもを見て感じますが、努力しないと
ものを単一方向からしか見ることができないです。

つまり、周囲を見ているときは自分が消えている、
自分を見ているときは周囲が見えていない。
集団の中の自分を見つめるのがものすごく苦手です。

周囲の人たちの中の自分というものをうまく捉えることができないので
内省的でありながら、
正しく自分を見つめることができないように感じています。

わたしがコスモスさんと会って感じたのはある種の“まっとうさ”です。
失礼な言い方かもしれませんが、偏りのない人格が感じられました。

それはコスモスさんのおかあさんの分析的な傾向のある療育のせいかもしれないし、
また、コスモスさんが大学で勉強なさった心理学、また、教育分析などで
ご自身の心を見つめてきたためもあるのでしょうか。
(ご本人の資質ももちろんですが……)
コスモスさんにはご自分をよく知っているかたの揺るぎなさがあるように思います。

正しく気付くこと、大事ですね。

>「ありのままの自分をセルフコントロールしながら、社会の中で生きがいを持って自分らしく生きていく」というのがTAの究極の目標である

子どもにも社会と調和しながら自分らしく生きていってくれることを切望しています。

エッセイの続きを楽しみにしています。

[#7039] Re:交流分析について(その1)
 秋桜(管理人) メールホームページ  - 05/6/17(金) 21:47 -

引用なし
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   ▼penpenさん:
こんばんは〜

>エッセイの中にある“エゴグラム”って以前ちょっとブームになりましたよね。
>でも日本のエゴグラムブームはちょっと占い的で
>当たっている!とか当たっていない!とかの興味で終わってしまった人も
>多いように思います。←わたしも……。
>(エゴグラムテストがネットで手軽にできるということもあったと思いますが)
>
>今回コスモスさんのエッセイを読んで、エゴグラムはこんなに具体的に自分を知ることができる
>手段だったのだと実はちょっと驚いています。

エゴグラムばかりが一人歩きしている面がありますよね。そこから広がって行かないのは残念だなぁと思っています。

>つまり、周囲を見ているときは自分が消えている、
>自分を見ているときは周囲が見えていない。
>集団の中の自分を見つめるのがものすごく苦手です。
>
>周囲の人たちの中の自分というものをうまく捉えることができないので
>内省的でありながら、
>正しく自分を見つめることができないように感じています。

自分を見るための尺度や基準が明確でないためにどんどんマニアックになりがちな面が発達障害の人にはあると常日頃考えています。定型発達の人たちは幼い頃から少しずつ周りの状況を取り入れながら自分の基準を作って行きますが、周囲の状況を取り入れづらい分、基準に偏りがあるように感じています。

その辺りをどう個性として残しておきながら、周囲の基準を取り入れて調和していけるかが課題なのでしょうね。

>わたしがコスモスさんと会って感じたのはある種の“まっとうさ”です。
>失礼な言い方かもしれませんが、偏りのない人格が感じられました。
>
>それはコスモスさんのおかあさんの分析的な傾向のある療育のせいかもしれないし、
>また、コスモスさんが大学で勉強なさった心理学、また、教育分析などで
>ご自身の心を見つめてきたためもあるのでしょうか。
>(ご本人の資質ももちろんですが……)
>コスモスさんにはご自分をよく知っているかたの揺るぎなさがあるように思います。

そんなに褒められるとちょっと面映い感じがします。けっこうまだ色々問題はありますよ。あくまでもその場をしのげる方法を身に付けただけという気もしていますし、たまたま母親が私の問題を幼い頃に分かったというのがきっかけだったと思います。

>子どもにも社会と調和しながら自分らしく生きていってくれることを切望しています。
>
>エッセイの続きを楽しみにしています。

交流分析は少しシリーズで書いてみたいと考えています。また感想を聞かせてください。

[#7191] “医療機関の受診について”を読ませいて頂いて
 penpen ホームページ  - 05/6/28(火) 9:37 -

引用なし
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   おはようございますー。(=^・^=)

新しいエッセイいつも楽しみにしています。
わたしはぼーっとしているタイプのせいかどうも薬が効きづらく
結局どう生活していったらいいのかという指導がほしいタイプですが
病院の先生はお忙しいのでコスモスさんのエッセイは大変参考になります。

>しかし結局大切になってくるのはコミュニケーションの能力なのだと私は考えている。

ほんとうにそうですよね。
わたしも初めて精神症状で受診したのは長女が小学校3年の時です。
わたしが寝坊で
長女が集団登校に間に合わないため、いじめられたのがきっかけです。

低血圧はずっとわたしの症状としてありましたが、
朝わたしが寝坊して子どもを早く起こすことができない、
そのために子どもも寝坊していじめられたという問題が起きて
初めて内科を受診しました。
それで血圧を調整する(?)リズミックという薬を処方されたのですが
うまく効果が現れず、
それから、内科→神経内科→精神科→発達障害の専門医と10年あまり病院をうろうろしました。

(その間に長女は高校を卒業……)

で、思うのでがわたしの鬱がそれほどひどくなかったときは
医師に適切に症状を訴えることができて
お医者さんとの関係はまずまずでした。
しかし、わたしの鬱がひどくなり
医師の前で何も言葉が出なくなったあたりから
医師との関係も悩むほど悪くなってしまいました。(>_<)

コミュニケーション能力は確かに信頼関係を築くのに必要なことですね。
身にしみます。

[#7262] Re:“医療機関の受診について”を読ませいて頂いて
 秋桜(管理人) メールホームページ  - 05/7/1(金) 21:00 -

引用なし
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   ▼penpenさん:
こんばんは〜。ここ数日パソコンの調子が悪くてお返事が遅れました。すみません。

>おはようございますー。(=^・^=)
>
>新しいエッセイいつも楽しみにしています。
>わたしはぼーっとしているタイプのせいかどうも薬が効きづらく
>結局どう生活していったらいいのかという指導がほしいタイプですが
>病院の先生はお忙しいのでコスモスさんのエッセイは大変参考になります。

そう言っていただけると嬉しい限りです。本当は病院でもっと色々話せるといいのでしょうが、現在の病院の医療制度や診療報酬だとなかなかゆっくり話をする、ということが難しい現状があります。

また短時間で丁寧かつ効率的な問診を取る練習があまりされていない、という問題も医療現場の問題として挙げられます。

>で、思うのでがわたしの鬱がそれほどひどくなかったときは
>医師に適切に症状を訴えることができて
>お医者さんとの関係はまずまずでした。
>しかし、わたしの鬱がひどくなり
>医師の前で何も言葉が出なくなったあたりから
>医師との関係も悩むほど悪くなってしまいました。(>_<)
>
>コミュニケーション能力は確かに信頼関係を築くのに必要なことですね。
>身にしみます。

鬱などの二次障害が重なるとコミュニケーションを取るのはますます難しくなると思いますし、相手に対して不信感が重なれば当然コミュニケーションはこじれていくでしょう。もっと間に入って仲介する人が必要なのですが、ケースワーカーなどの情報が一般に広まっていないことも問題だと感じています。

自治体というのは広報以外あまり宣伝をしないので、保健センターや保健所で行われている情報を知るのはこちらが相当動かないと分かりにくいんですよね。中にいる人も発達障害のことを知っているとは限らないとなるとなかなか大変だと思います。

だからこちらもそういった事情を理解した上で実績を増やしていくつもりで働きかけよう、という気持ちで交渉してみることも大切なのだと思います。

[#7283] Re:“医療機関の受診について”を読ませいて頂いて
 penpen ホームページ  - 05/7/4(月) 13:08 -

引用なし
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   ▼秋桜(管理人)さん:

>こんばんは〜。ここ数日パソコンの調子が悪くてお返事が遅れました。すみません。

直ってよかったですね!

>そう言っていただけると嬉しい限りです。本当は病院でもっと色々話せるといいのでしょうが、現在の病院の医療制度や診療報酬だとなかなかゆっくり話をする、ということが難しい現状があります。

ほんとうにそうですね。

>また短時間で丁寧かつ効率的な問診を取る練習があまりされていない、という問題も医療現場の問題として挙げられます。

そうなのですか。
それに加えて、アスペの人ってどうも自分の問題を適切に
表現することに関しては非常に不向きな気がします。
自分の心の内を語るのが難しいというか……。

>鬱などの二次障害が重なるとコミュニケーションを取るのはますます難しくなると思いますし、相手に対して不信感が重なれば当然コミュニケーションはこじれていくでしょう。もっと間に入って仲介する人が必要なのですが、ケースワーカーなどの情報が一般に広まっていないことも問題だと感じています。

>自治体というのは広報以外あまり宣伝をしないので、保健センターや保健所で行われている情報を知るのはこちらが相当動かないと分かりにくいんですよね。中にいる人も発達障害のことを知っているとは限らないとなるとなかなか大変だと思います。

>だからこちらもそういった事情を理解した上で実績を増やしていくつもりで働きかけよう、という気持ちで交渉してみることも大切なのだと思います。

そうなのでしょうね……。
なんというか、状態が悪いときは交渉能力が落ちて
ちょっとよくなればもう、相談することは医療分野以外の問題であるように
感じています。

そう言えば夫に言われたことがあります。
“お前が自分のことを語るときはすでに手遅れなのだ”と……。

[#7743] “交流分析 2”
 penpen ホームページ  - 05/7/31(日) 8:06 -

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   新しいエッセイをありがとうございます。
交流分析の中の構造分析ということで

>交流分析の提唱者であるエリック・バーンは
>人の心には3つの自我状態(親、大人、子ども)があり、
>必要に応じて3つのうちの1つが主導権を握ると考えた。

というのは興味深いです。

解離性障害、一般に言う多重人格もののノンフィクションを読むと
解離性障害の治療過程で教師、と名付けられる大人の人格が
出てきます。
また解離性障害が発生した時点にさかのぼって子どもの
人格が現れることも報告されています。

そのことから考えても
ひとの自我を構造的に分析するというのは
とてもよく理解できます。
多重的な自己、自我像は目には見えないけれど
人の心は確かにそんな風になっているのでしょうね。

>エゴグラムの長所は簡単な質問で自分と正確の特徴を知ることができることだが、その簡潔さばかりが先に立ってしまい、本来の目的である自分自身を知るための分析がおろそかになっているように感じている。

そうですね。
日本では(?)占いと心理学がちょっとごっちゃになっていますね。
自分を見つめることは日本人は苦手かもしれません。
“人に笑われないように”という他者の目が子どもの頃から
規範になっていると自分の内面を見つめるのが遅れます。

以前、コスモスさんが学校で自分の言動をビデオに撮って
見せられたと言っておられたので
“自分をビデオで確認するはちょっとこわい”とひいたら
“それができなきゃだめなんですよー”と掲示板で言われましたが……。(=^・^=)

いや、単なる自分の外見的なビデオでさえひくのに
心の中を具体的に見せられて、それを徹底的に分析するのは
かなりつらいかも……。

でも自分を知るのはトラブルを避ける第一歩なので
構造分析も正しく使われるようになるといいですね。

[#8422] “鈴木昌樹先生のこと”を読ませて頂いて
 penpen ホームページ  - 05/9/9(金) 11:41 -

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   新しいエッセイをありがとうございます。

わたしがアスペルガーのことを知ったのは4年前、シンユウさんの
このHPに出会ったおかげです。

今までの疑問が一挙に解けたような気がしました。
それまでわたしは自分のおかしさについて、
世の中への違和感について自分なりに模索してきました。
大学時代は自分が境界線上の知恵遅れではないかと疑っていましたし、
分裂症(昔のいい方ですが)と思ったこともあります。
精神病関係の本はかなり読んだと思うのですが、
“アスペルガー”というキーワードは見つけることができませんでした。

でもアスペルガーを知ってその関連の文献を読んでみると
日本では他の国より早くアスペルガーという症例が知られていた、という記述に
たまに出会いました。

あれだけいろいろ文献をあさったのに?と思いましたが
わたしがいろいろ自分を模索した時期(1970年代後半)にすでに
鈴木先生はお亡くなりになっていたのでしょうね。

アスペルガー博士もそうですが、先駆者にはある直感的な
鋭さがあり、後の研究者にはどうしても追いつけないような
ひらめきがあります。

先駆者の仕事は年月がたっても必ず見直しと評価がなされ続けるのだと
思います。

療育を受けてきた秋桜さんはある意味で
鈴木先生の理論の正しさを証明する存在とも言えるのかもしれませんね。

[#8477] Re:“鈴木昌樹先生のこと”を読ませて頂いて
 秋桜(管理人) メールホームページ  - 05/9/12(月) 18:20 -

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   ▼penpenさん:
>新しいエッセイをありがとうございます。

いつもエッセイの感想をありがとうございます。
お返事が遅くなってすみません。

>でもアスペルガーを知ってその関連の文献を読んでみると
>日本では他の国より早くアスペルガーという症例が知られていた、という記述に
>たまに出会いました。
>
>あれだけいろいろ文献をあさったのに?と思いましたが
>わたしがいろいろ自分を模索した時期(1970年代後半)にすでに
>鈴木先生はお亡くなりになっていたのでしょうね。

そうだったみたいです。鈴木先生の著書をタイトルなどで探すと1960年代前半から1970年代前半を中心に論文などを書かれています。なので50代以上の専門家は鈴木先生の事を比較的ご存知なのですが、1978年にお亡くなりになったためにその年代より下の人はほとんど知らないのが現状です(逆に私が鈴木先生の本を持っていることに驚かれました)。

>アスペルガー博士もそうですが、先駆者にはある直感的な
>鋭さがあり、後の研究者にはどうしても追いつけないような
>ひらめきがあります。
>
>先駆者の仕事は年月がたっても必ず見直しと評価がなされ続けるのだと
>思います。

鈴木先生をご存知の方に話を聞いた事があるのですが、「天才肌の人だった」らしいです。

「微細脳障害(MBD)」ということばで現在でいうADHDやLDについて説明されています。
http://www.jc-net.jp/outCts.cgi?no=1730

>療育を受けてきた秋桜さんはある意味で
>鈴木先生の理論の正しさを証明する存在とも言えるのかもしれませんね。

以前私のスーパーバイザーで、30年近く言語聴覚士をやってきた先生に自分のことを話したら、「あなたの話を聞いて、私がしてきたことは間違っていなかったんだって自信がもてたわ。ありがとう」と言われた事があります。

療育の専門家になった今でも鈴木先生の著書は折に触れて読んでいますが、いつ読んでも新しい発見があります。私にとって鈴木先生の本は原点のようなものです。

[#10945] “発達障害とメディア” 現代人文社 1700円
 penpen ホームページ  - 06/3/7(火) 20:14 -

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   こんにちはー。
この掲示板で紹介していただいた本はほぼもれなく読んでいるpenpenです。

秋桜さんに先日ご紹介して頂いたこの本、ゲットいちばーん!?
秋桜さんとニキリンコさんの対談も載っていておもしろいです。
“変光星”の森口奈緒美さんも寄稿してくださっています。

対談は……、非常におもしろかったです。

ニキさんの、自閉傾向の高い人が高度な言語能力を持つとこうなるのか!みたいな
お話もおもしろかったし、
秋桜さんの当事者とプロとしての立場の微妙さもわかって興味深かったです。
対談は秋桜さんのツッコミキャラがよく出ていたというか……。
でもニキさんは各メディア、著書である程度存じ上げているし、
秋桜さんもこの掲示板で多少、知っているので、なるほどなるほどと読んだのですが、
一番のびっくりは(わたしはどうも文字情報だとびっくり度が高くなるのですが)

秋桜 “夫も政治に興味があるので総選挙の時には二人で、
「あの政治家の話、少し論旨がずれている」とか
「こことここが矛盾している」とかチェックしてました。
最高裁判事の国民審査も全員判例を見て(笑)”
“そうやってけちをつけたりするの好きです(笑)”

ってとこですかねえ。
カフェ・ドトールにこもってコーヒー飲みながら本を読んでいましたが、
思わずコーヒーをふきこぼしたっちゅうか……。
え……、シンユウさん、そうなんですかッー!?って目がテンというか、
いやー、びっくりです。

かく言うわたしは人の恋路と知らないことには口出ししない主義なので
最高裁判事の国民審査は常に白紙でした。
で、みなさん、そんなものだろうと思っていたので、
いやー、びっくりしたですねえ。

みなさん、この本はぜひお読みくださいねー。
この本を読んで発達障害支援法の背景なども理解できたように思います。

秋桜さんの本を楽しみにしています。
掲示板のエッセイもそろそろ更新頂けるとうれしいです。
お忙しいとは思うのですが楽しみにしております。

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