アスペルガーの館の掲示板

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[#2902] 私は自称・エセなのだろうか?? ゆみこ 05/1/14(金) 9:42 [未読]
[#2907] Re:私は自称・エセなのだろうか?? みーぽん 05/1/14(金) 11:59 [未読]
[#2908] Re:私は自称・エセなのだろうか?? ゆみこ 05/1/14(金) 13:18 [未読]
[#2910] Re:私は自称・エセなのだろうか?? みーぽん 05/1/14(金) 15:19 [未読]
[#2920] Re:私は自称・エセなのだろうか?? ゆみこ 05/1/15(土) 10:41 [未読]
[#2929] Re:私は自称・エセなのだろうか?? みーぽん 05/1/15(土) 23:37 [未読]
[#2916] Re:私は自称・エセなのだろうか?? Chiquitita 05/1/15(土) 1:19 [未読]
[#2921] Re:私は自称・エセなのだろうか?? ゆみこ 05/1/15(土) 11:41 [未読]
[#2936] Re:私は自称・エセなのだろうか?? aikidonotatujin 05/1/16(日) 20:55 [未読]
[#2942] Re:私は自称・エセなのだろうか?? Chiquitita 05/1/17(月) 0:08 [未読]
[#2945] Chiquitita さんへ aikidonotatujin 05/1/17(月) 7:56 [未読]
[#2955] Re:私は自称・エセなのだろうか?? aikidonotatujin 05/1/17(月) 17:28 [未読]
[#2961] Re:私は自称・エセなのだろうか?? Chiquitita 05/1/18(火) 0:40 [未読]
[#2987] Re:私は自称・エセなのだろうか?? Chiquitita 05/1/19(水) 0:06 [未読]
[#2946] Re:私は自称・エセなのだろうか?? ゆみこ 05/1/17(月) 12:33 [未読]
[#2947] ボタン集め?! penpen 05/1/17(月) 13:02 [未読]
[#2968] Re:ボタン集め?! ゆみこ 05/1/18(火) 11:29 [未読]
[#2956] Re:私は自称・エセなのだろうか?? aikidonotatujin 05/1/17(月) 20:33 [未読]
[#2949] Re:私は自称・エセなのだろうか?? マキナ 05/1/17(月) 14:43 [未読]
[#2951] Re:私は自称・エセなのだろうか?? ゆみこ 05/1/17(月) 15:33 [未読]
[#2962] 無意味なスレあげ、すみません。 マキナ 05/1/18(火) 1:31 [未読]
[#2973] ピンクフロイド penpen 05/1/18(火) 13:46 [未読]
[#2989] マキナさん、penpenさんへ ゆみこ 05/1/19(水) 2:24 [未読]
[#2952] Re:私は自称・エセなのだろうか?? 風都京 05/1/17(月) 15:36 [未読]
[#2970] Re:私は自称・エセなのだろうか?? ゆみこ 05/1/18(火) 11:55 [未読]
[#2983] Re:私は自称・エセなのだろうか?? 風都京 05/1/18(火) 22:13 [未読]
[#2957] Re:私は自称・エセなのだろうか?? アリステイデス 05/1/17(月) 23:53 [未読]
[#2972] Re:私は自称・エセなのだろうか?? ゆみこ 05/1/18(火) 12:16 [未読]

[#2902] 私は自称・エセなのだろうか??
 ゆみこ  - 05/1/14(金) 9:42 -

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   はじめまして。40代の主婦です。
自分が自閉症のどこかに属するのではないかと思ってこちらにたどりつきました。

もう10数年にも渡ることなんですが、家族4人のうち3人(夫、私、長女)がそれぞれお互いにうまくいかないという問題をかかえ、精神科に2年くらい私が代表として(夫と娘は断固拒否するので)通った経験があります。
のべにして10数時間の心理テストも受け、何十回の診察・カウンセリングを受け、などしましたが先生からは何らかの病気や障害などの診断は一切受けませんでした。(精神安定のための抗てんかん薬の処方があるのみでした)
そんなでも私は自分が「何かある人間」に違いないと思い続け、アスペルガーというものではないかと思い至ったんです。
でも自分でそうではないかという気持ちと逆にとんでもない、あり得ない、ただ免罪符が欲しくて思い込んでるだけ、自称・エセ・の自閉者ではないかと思えてもいます。

精神科の心理テストの結果ですが、表になった結果用紙には、数直線上の「傾向」があって、私の傾向としてはほとんど全ての項目が『両端』2箇所にありました。
例えば内向的・外交的のところは「最も内向的」「最も外交的」の両方に印がついているというように。中間にはほとんど何もなかったです。

子どもの頃の記憶としては、国旗と地図のカードや戦闘機や特撮の本、そして色んな色形のボタンを見つめるのに夢中で周りなど一切存在しないがごとくに感じていた記憶、そしてそれと共に友だちたくさんと外でキャッキャと言って身体を使って遊びまわっている記憶、それも又両極端の記憶があります。

思春期ころからの私は「オタク的」趣味に没頭する時間を持つと共に、よく友だちと遊び派手なところもかなりありました。(いわゆるキャピキャピしたギャル?風のその頃の写真がたくさんあります)友だち関係も問題を感じたことがほとんど無く、相談されるということがしょっちゅうあったりしました。

いつも両極端の世界があったような気がしています。
でも「自分が分裂している」などと感じたことは一切無いです。
一貫していたことと言えば、今でもそうですが、「他人のことは興味が無い、100%どうでもいい」と思っていること。そしてそれを決して表面に出してはならないと思っていること。それから「寂しい」という感情が分からない味わったことが無いと思っていて人がその言葉を発するのをとてつもなく不快に思うこと、です。

こんな私は自称・エセの自閉か、普通過ぎるくらい普通なのか、あるいはとんでもなく変な人間なのか分からなくて、そして家族との関係も良い方向には一向に向かなくて、もうわけがわかりません。

精神科に通って先生やカウンセラーと話したりするのももう疲れました。
良い方向に向かわないし、診断がつかないし、それに何より精神科で自分のことばかり話していると全く一貫性が無い自分、嘘ばっかりついているのを見抜かれているだろうと思うと憤りを感じるから。

診断名がつかない、でもおかしいと思っている、生活上に支障もある、となればいったい私はどう動けばいいのか。
何か分からないけれど何かを「打破したい」気持ちが湧き上がって仕方ありません。
何かアドバイスいただけたら有難いです。

[#2907] Re:私は自称・エセなのだろうか??
 みーぽん  - 05/1/14(金) 11:59 -

引用なし
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   はじめまして。

ご家族の中がうまくいかないとのこと、大変ですね。心中お察しいたします。
文面だけからの推測ですが、ゆみこさんはご家族がうまくいかない原因が、もしかして家族が自閉傾向もしくは何らかの発達障碍があるからではないか、と考えられているのでしょうか。
それとも、ゆみこさんご自身がそうかもしれないからってことなのでしょうか?
家族間でコミュニケーションがうまくとれないとか意思の疎通が難しいということなのでしょうか…

精神科でカウンセリングを受けていても、あまり好転されないとのこと、ご主人や娘さんも一緒にカウンセリングを受けてみんなで家族の関係を見つめなおさないと難しいのかもしれませんね…

私は子供がASであると診断をうけたとき、医師に親である夫婦ともに可能性ありみたいなことを話されました。
ただ、検査もしていないし、児童精神科では親の診断は出来ないでしょうし、正式に診断は受けていません。
ですから、そういう意味では私も自称ASらしき人間の域を出ません。

ただ診断に関しては私としては、こう思っています。診断基準を満たせば広汎性発達障害と医療機関で診断される。けれど、自閉症スペクトラムという連続体であるとされているわけだから、診断基準を満たせずに診断にはいたらなくとも自閉傾向を持つ人は存在するわけで、私自身もそんな位置にいるんじゃないか、と思っています。
幼いころは今考えれば自閉っぽい特徴もありましたが、今は社会生活に無理があるというほどではないので、そういう意味でも診断されにくいかな、とも思っていますし。
だから、診断そのものには今は固執せず、実生活で広汎性発達障害の人達と同じ苦しさの部分を、同じような対処法で乗り切っていこうと考えています。

でも、診断をはっきり受けることで前向きな気持ちになれそうなのだったら、診断してもらうことは有意義だと思います。
その場合、精神科といっても専門医でないと難しいそうです。生育暦も必要だそうですよ。(この掲示板の過去ログにたくさん参考になることありますよ)

なんだか、答えにぜんぜんなってなくて、ごめんなさい。
ただ、切実な気持ちがとっても伝わってきます…

[#2908] Re:私は自称・エセなのだろうか??
 ゆみこ  - 05/1/14(金) 13:18 -

引用なし
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   お返事をありがとうございます。

>文面だけからの推測ですが、ゆみこさんはご家族がうまくいかない原因が、もしかして家族が自閉傾向もしくは何らかの発達障碍があるからではないか、と考えられているのでしょうか。

そうなんです。10数年前問題が出てきた時最初に私が思ったのは「夫には何か異常があるのでは?」ということでした。そして娘が生まれたら「娘には何かある」と思うようになりました。娘の方はどこへいってもトラブルメーカーで多動、多弁、「躾がなっていない」というような事をよく言われました。
児童相談所での本人の診察の結果は「多動症の症状は見られるが知能が高いのでその可能性はほとんどない」でした。10数年前はそのくらいにしか考えられていなかったからかも知れません。
数年前にそのことを精神科医に話しますと「今ならADHDと言われるようなものかも知れない」と言われました。
そんなことでずっと「自分も変な人間だけど夫と娘の方が程度が酷いのでそちらが先決」と思っていたんですが、最近になって「一番おかしいのは自分かもしれない」と思うようになったのです。

何かあるにしても自閉症関連は考えていませんでした。
幼児期に親を困らせるようなことや、人付き合いで問題があった訳ではないからです。
でも今ではそれも「無かった」と私が思い込んでいる、あっても自分では分からなかっただけのことではないかと、アスペルガーについて読むうち思い始めたんです。
親は私の幼児期のことを「時々癇癪を起こす以外はまあまあラクな子だった」とよく言います。何かのカードやボタンや音楽レコードを与えていれば一日中でも大人しく並べたり見入ったりして遊んで手間がかからなかった、と。
幼稚園では先生から協調性がないことで言われてはいたようですが、家に帰ると大人しく遊ぶ、だから自営業で忙しくしている親自身に手間はかからなかった訳です。
ただ、旅行や外出は小2の頃に母に「もうどこへも連れていけないねえ」と言われていつも祖父母に預けられて実際に連れていかれなくなりました。
それからアスペに関して他の方の経験談などを読んでいくうち、光に過敏、ということで自分が正にそうだったと気がついたということもあります。
小5の頃に朝礼と体育の時間の日差しが何よりも苦痛で「サングラスが欲しい」と駄々をこねて「バカなことを」を叱られたことがあります。目を閉じても苦しい、先生には怒られる、本当に苦痛でした。子どもの頃の私の写真はほとんど全て目を瞑っているか手で顔を覆っています。

思い起こしてみれば私自身が感じなかった知らなかっただけで、問題が無かった訳では全然ないのではないかと今頃になって思い至ったのです。

長々と書いてすみません。

>精神科でカウンセリングを受けていても、あまり好転されないとのこと、ご主人や娘さんも一緒にカウンセリングを受けてみんなで家族の関係を見つめなおさないと難しいのかもしれませんね…

3人皆で、というのは医師にも言われました。
でもかなり頑張ったのですが、首に縄をつけて引きずっていくわけにも行かず実現はしていません。
それに夫も娘も「アンタがおかしいからこうなるんだから一人で行くべき」と言って譲らないので。

>だから、診断そのものには今は固執せず、実生活で広汎性発達障害の人達と同じ苦しさの部分を、同じような対処法で乗り切っていこうと考えています。

私もそうしたいです。本当に。
でも夫から「ただ言い訳や免罪符が欲しいだけだろ、治す気があったら治る精神的な病気だろうから治せ」と言われ続けたので、自虐的に「エセ・ニセモノ自閉症」とでもしておかないと怖い気持ちです。

>その場合、精神科といっても専門医でないと難しいそうです。生育暦も必要だそうですよ。(この掲示板の過去ログにたくさん参考になることありますよ)

両親から生育暦を聞き出すことは難しいです。父は要介護で疲れきっている母に今以上の負担はかけられません。
母子手帳や育児日記のようなものも多分存在していないです。
これまでにも病院や相談所を渡り歩いて専門医へと思っても疲れて前に進めない状態です。


>なんだか、答えにぜんぜんなってなくて、ごめんなさい。

いえとんでもないです、真剣に考えてくださって感謝します。
長々と書き連ねてすみませんでした。

[#2910] Re:私は自称・エセなのだろうか??
 みーぽん  - 05/1/14(金) 15:19 -

引用なし
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   うちは夫、私、子供(娘)そろってAS一家です。
娘の主治医の話によると、発達障害のある人はどうしても似たような発達障害の人と結婚することが多いそうです。やっぱり類は友を呼ぶんでしょうか。そこは謎ですが…
確立からいって子供がやはり発達障害が出てしまうことも珍しくないそうです。

ただ、どうしてゆみこさんお一人が
>それに夫も娘も「アンタがおかしいからこうなるんだから一人で行くべき」と言って譲らないので。
といわれてしまうのか、ちょっと理解しかねます。
それとも、ご主人、娘さんともゆみこさんほどには問題と感じていないのかしら?
具体的なご家族のトラブルがなにかがちょっとわからないのでなんともいえませんが…。
でも、なおさらお辛いですよね…
主な原因はカウンセリングとかで思い当たることは見つかったんでしょうか?

>何かあるにしても自閉症関連は考えていませんでした。
>幼児期に親を困らせるようなことや、人付き合いで問題があった訳ではないからです。
>でも今ではそれも「無かった」と私が思い込んでいる、あっても自分では分からなかっただけのことではないかと、アスペルガーについて読むうち思い始めたんです。
>親は私の幼児期のことを「時々癇癪を起こす以外はまあまあラクな子だった」とよく言います。何かのカードやボタンや音楽レコードを与えていれば一日中でも大人しく並べたり見入ったりして遊んで手間がかからなかった、と。
>幼稚園では先生から協調性がないことで言われてはいたようですが、家に帰ると大人しく遊ぶ、だから自営業で忙しくしている親自身に手間はかからなかった訳です。
>ただ、旅行や外出は小2の頃に母に「もうどこへも連れていけないねえ」と言われていつも祖父母に預けられて実際に連れていかれなくなりました。
>それからアスペに関して他の方の経験談などを読んでいくうち、光に過敏、ということで自分が正にそうだったと気がついたということもあります。
>小5の頃に朝礼と体育の時間の日差しが何よりも苦痛で「サングラスが欲しい」と駄々をこねて「バカなことを」を叱られたことがあります。目を閉じても苦しい、先生には怒られる、本当に苦痛でした。子どもの頃の私の写真はほとんど全て目を瞑っているか手で顔を覆っています。
>
>思い起こしてみれば私自身が感じなかった知らなかっただけで、問題が無かった訳では全然ないのではないかと今頃になって思い至ったのです。

たまたまかもしれませんが、私も似ています。
母から聞いたところによると、私の幼児期は「手がかからない子」だったそうです。
ただ、母の記憶に残っているなかには
かんしゃくがひどく、うまくいかないとすぐ暴れる子だったこと、
応用が利かなかったこと(三輪車で石にぶつかり前に行けないと、ハンドルをまげずに無理に前に行こうとする)、
多動気味だったこと(スーパーですぐいなくなる、縁側に走って飛び出し落ちて何回でも骨折する)
字を読み出すのが異常に早かったこと(3歳で普通にマンガ読んでいたらしい)、
光に敏感で夏は外ではいつも目つきが変だったこと、
なんかがあるそうです。
友達との付き合いも、そう目立ったことも無くハタ目には普通に見えたようです。
私的には、本当に親しい友達以外はかなり付き合いは疲れましたけど。(苦笑)

一家そろって発達障害があるので、家族全員けっこうマイペースです。
相手に合わせるのが苦手なので、毎日を一緒に行動しようとするとトラブルになりがちです。
相手に察してもらおうとすること自体無理があるので、他人が見たらびっくりするほど家族内では思っていることを口に出します。
それと同時に、たとえ家族でも一緒を前提(行動や感情)にしないことにしています。
結婚してから工夫して編み出した一風変わった我が家のやりかたです。

[#2916] Re:私は自称・エセなのだろうか??
 Chiquitita メールホームページ  - 05/1/15(土) 1:19 -

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   初めまして。

▼ゆみこさん:
>もう10数年にも渡ることなんですが、家族4人のうち3人(夫、私、長女)がそれぞれお互いにうまくいかないという問題をかかえ、精神科に2年くらい私が代表として(夫と娘は断固拒否するので)通った経験があります。
>のべにして10数時間の心理テストも受け、何十回の診察・カウンセリングを受け、などしましたが先生からは何らかの病気や障害などの診断は一切受けませんでした。(精神安定のための抗てんかん薬の処方があるのみでした)
>そんなでも私は自分が「何かある人間」に違いないと思い続け、アスペルガーというものではないかと思い至ったんです。
>でも自分でそうではないかという気持ちと逆にとんでもない、あり得ない、ただ免罪符が欲しくて思い込んでるだけ、自称・エセ・の自閉者ではないかと思えてもいます。

私の場合は、4歳までに「自閉症」として診断を戴きましたがその後診断内容がASに変わったという経過をたどりました。
もちろん確定診断を戴いて安心する人もいれば、「驚天動地」とでも言うべきショックで立ち直れなくなる人もいて、悲喜こもごもの展開となっています。

私の勝手な憶測で申し訳ないのですが、医療機関の多くは「自閉症」を子供の一過性の慢性病みたいに捉えているように感じられます。それはこのフォーラムの過去ログを見れば一目瞭然のことです。もちろんそれらが大人の「自閉症」を相手にしない理由のすべてではないでしょうが、…
でも、2次障害として鬱状態などを発生することは非常に多く、現在これらの治療を受けられているのであれば、続けても一向構わないと思います。

確定診断が下りないことについて、「自閉症」かどうかはっきりしない、いわゆる「グレーゾーン」の人については、貴方がコメントされているようにASであるかどうかがアイデンティティにも関わってくる問題だと思われます。(確定診断の出ている人にも、ASであることが弁解のネタになっていやしないだろうか、という悩みは当然のように付きまとっています)

しかし、コミュニケーションの困難な状態は、非当事者が芝居で再現するのは生易しいことではないと思います。

>思春期ころからの私は「オタク的」趣味に没頭する時間を持つと共に、よく友だちと遊び派手なところもかなりありました。(いわゆるキャピキャピしたギャル?風のその頃の写真がたくさんあります)友だち関係も問題を感じたことがほとんど無く、相談されるということがしょっちゅうあったりしました。

実はASの当事者(グレーゾーンも含む)は、案外人懐こい人が多いので、コミュニケーションに悩む事の多い我々には意外に感じることがあります。
そういった人たちも案外我々の視線を離れたところでいろいろ悩んでいるのかもしれませんね。

>こんな私は自称・エセの自閉か、普通過ぎるくらい普通なのか、あるいはとんでもなく変な人間なのか分からなくて、そして家族との関係も良い方向には一向に向かなくて、もうわけがわかりません。

「解離性障害」というのを御存知ですか?
私も最近になって知ったタイプの2次障害なので、情報が不足していますが、多重人格になって収拾が付かなくなるなどの症状が表れるそうです。(詳しくはWeb検索で)

>精神科に通って先生やカウンセラーと話したりするのももう疲れました。
>良い方向に向かわないし、診断がつかないし、それに何より精神科で自分のことばかり話していると全く一貫性が無い自分、嘘ばっかりついているのを見抜かれているだろうと思うと憤りを感じるから。
>
>診断名がつかない、でもおかしいと思っている、生活上に支障もある、となればいったい私はどう動けばいいのか。
>何か分からないけれど何かを「打破したい」気持ちが湧き上がって仕方ありません。
>何かアドバイスいただけたら有難いです。

メンタル系の病気や障害は、ほとんどが慢性病なので、一朝一夕には症状は改善しません。
しかしこれは裏を返せば、急激な症状の悪化もほとんどありえない、ということを意味しています。
例え治療には進展が見られなくても、関連知識を身に着けるということで進歩はあります。治療を受けている限り、後戻りしているように感じてもすべてがマイナスということはありえません。

[#2920] Re:私は自称・エセなのだろうか??
 ゆみこ  - 05/1/15(土) 10:41 -

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   再度のお返事ありがとうございます。

>うちは夫、私、子供(娘)そろってAS一家です。
>娘の主治医の話によると、発達障害のある人はどうしても似たような発達障害の人と結婚することが多いそうです。やっぱり類は友を呼ぶんでしょうか。そこは謎ですが…

そうなんですか。そういえば出会いの始めの頃には夫のことを何となく「同じ側にいる人」のようには感じていました。(恋愛ってそんなものかも知れないですが)

>ただ、どうしてゆみこさんお一人が
>>それに夫も娘も「アンタがおかしいからこうなるんだから一人で行くべき」と言って譲らないので。
>といわれてしまうのか、ちょっと理解しかねます。
>それとも、ご主人、娘さんともゆみこさんほどには問題と感じていないのかしら?

夫も大いに問題だと考えているようです。
夫とのトラブルは「話ができない」ことに尽きる感じです。
言った言わない、聞いた聞かない、そんなつもりで言ったんじゃない、変な意図はない、などとお互いが言い合って子どもの養育方針や家計などについて価値観が合わない、というよりその前段階、言い争いになって話し合い自体ができなくなるのです。
その中でいつも最後には私が錯乱状態のようになってしまうので夫にとっては「やっぱりアンタがおかしい」ということになるようです。

>主な原因はカウンセリングとかで思い当たることは見つかったんでしょうか?

先生は話を聞くだけでほとんど何も言われませんでした。
先生は女性なんですが、「亭主ってそんなもんだから放っておいたら?」とまるで井戸端会議のような言い方をします。

>友達との付き合いも、そう目立ったことも無くハタ目には普通に見えたようです。
>私的には、本当に親しい友達以外はかなり付き合いは疲れましたけど。(苦笑)

ほとんど似ています。
ただ私の場合は友達との付き合いでしんどさはあまり感じた覚えがないんです。
(私にだけでなく)誰かにイジメをするような子もいなかったしそれなりに?楽しく穏やかに過ごしていたように思います。
上のレスで書いた「協調性のなさ」(これは学校時代全部を通じて先生に言われてきたことなんですが)は私自身には何も問題に感じたりはなかったです。
昔のことなので協調性=皆と同じにすることが大切、という価値観があって、今時なら問題にされないようなことだと思っています。

>相手に察してもらおうとすること自体無理があるので、他人が見たらびっくりするほど家族内では思っていることを口に出します。
>それと同時に、たとえ家族でも一緒を前提(行動や感情)にしないことにしています。

こうやってうまくいくというのは羨ましいです。
我が家では、思っていることを口にする夫と娘、その口にする内容が本当に酷いものでそれが本意ならば一緒にいる意味はないと思える私、対して言い訳とヘリクツで塗り固めたことばかり言う(←夫がそう言います)私に反感を抱く夫と娘、という構図になってしまって何かを前提に生活するということが出来ません。
お互いが相手のことを「そういう人なんだ」と割り切れたらいいのになと思うんですが、理屈では分かっていてもなかなか難しいです。

[#2921] Re:私は自称・エセなのだろうか??
 ゆみこ  - 05/1/15(土) 11:41 -

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   お返事くださってありがとうございます。

>私の勝手な憶測で申し訳ないのですが、医療機関の多くは「自閉症」を子供の一過性の慢性病みたいに捉えているように感じられます。それはこのフォーラムの過去ログを見れば一目瞭然のことです。もちろんそれらが大人の「自閉症」を相手にしない理由のすべてではないでしょうが、…

私のようにもう40才も過ぎた者が診察を受けても今の生活に(表面上は)問題がないとすれば特別な診断など必要ない、とこれまでの精神科受診の経験から、されているような気がします。

>でも、2次障害として鬱状態などを発生することは非常に多く、現在これらの治療を受けられているのであれば、続けても一向構わないと思います。

私の場合は鬱状態のような感じはないと思います。どちらかと言うと「落ち込む」という経験自体がほとんどないのです。私の中での問題は憤りと怒り、みたいなもののように感じています。


>確定診断が下りないことについて、「自閉症」かどうかはっきりしない、いわゆる「グレーゾーン」の人については、貴方がコメントされているようにASであるかどうかがアイデンティティにも関わってくる問題だと思われます。(確定診断の出ている人にも、ASであることが弁解のネタになっていやしないだろうか、という悩みは当然のように付きまとっています)

そうなんです、自分のアイデンディディというのですか、何か名前をつけてくれたら安心するんじゃないかと思えます。


>実はASの当事者(グレーゾーンも含む)は、案外人懐こい人が多いので、コミュニケーションに悩む事の多い我々には意外に感じることがあります。
>そういった人たちも案外我々の視線を離れたところでいろいろ悩んでいるのかもしれませんね。

実は昔からそうなんですが、人付き合いのことでは外で問題を感じたことは全然ないんです。友だちとの間で感情のもつれがあるとかイジメられるとか何かマイナスなことで気に病んだりとかは無かったです。基本的に人のことはどうでもいいと思っているので気にもならないのかも知れないですが。
ただ、今でもそうですが、外の世界はうまく回るのに家族の中ではかなりしんどかったです。
両親共にとても温和で(人からも「優しいご両親でいいね〜」とよく言われました)祖父母もとても可愛がってくれました。
それでも何がどう、とは分からないんですが家族と接している時の方が疲れていたように思うのです。
他のところに書いたようなサングラスのエピソードもあるのですが、しょっちゅう髪の毛の中に虫がいるような耐えられない感覚がして井戸端へ行って頭から水をかぶったり、日がな一日手ばかり洗っている私を「ヘンな子だね〜」と笑って見ていた家族のことを「どうして信じてくれないんだろう」と思ったりしていました。
(うらむとかの感情はなかったです)

>「解離性障害」というのを御存知ですか?
>私も最近になって知ったタイプの2次障害なので、情報が不足していますが、多重人格になって収拾が付かなくなるなどの症状が表れるそうです。(詳しくはWeb検索で)

これは「24人のビリーミリガン」という小説の多重人格というものでしょうか。
読んだことがあるのですが、「へえ〜変わってるなあ、でも何か眉唾ものだな」と思っていました。解離性障害というのを調べてみたのですが、ほとんど意味が分からなかったです。言葉が難解で、というより実感として共感するような内容ではなかったです。(アスペルガーについて読んでいると「あーそうそう!分かる分かる!」と思うのですが)。
自分が自分でない時がある、とか記憶が途切れる、という経験は無いように思います。
オタクな時も派手な時も「自分だ」という意識はあるつもりではいます。


>メンタル系の病気や障害は、ほとんどが慢性病なので、一朝一夕には症状は改善しません。
>しかしこれは裏を返せば、急激な症状の悪化もほとんどありえない、ということを意味しています。

それもそうですね。もう長年問題になってきたこと、症状としては一時的に悪くなっても(錯乱があってもずっとある訳でもないですし)必ず通常に戻りますし。

>例え治療には進展が見られなくても、関連知識を身に着けるということで進歩はあります。治療を受けている限り、後戻りしているように感じてもすべてがマイナスということはありえません。

今現在は通院はしていないんです。目に見える成果がないと通院する気力がなくなってしまって・・。
止めてしまうのでなくマイナスになることは無いと信じてたまにでも受診した方がいいのかもしれないとは思っています。

[#2929] Re:私は自称・エセなのだろうか??
 みーぽん  - 05/1/15(土) 23:37 -

引用なし
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   こんにちは。

▼ゆみこさん:
>夫も大いに問題だと考えているようです。
>夫とのトラブルは「話ができない」ことに尽きる感じです。
>言った言わない、聞いた聞かない、そんなつもりで言ったんじゃない、変な意図はない、などとお互いが言い合って子どもの養育方針や家計などについて価値観が合わない、というよりその前段階、言い争いになって話し合い自体ができなくなるのです。
>その中でいつも最後には私が錯乱状態のようになってしまうので夫にとっては「やっぱりアンタがおかしい」ということになるようです。

もう、試されているとしたら、ごめんなさい。
手紙やメールという書いた形での意見交換はされたことありますか?
ASの人って言葉で伝える・説明するというのが苦手と聞いています。
逆に人の話を耳で聞き瞬時に理解するのも苦手な人もいます。
発達障害でない人でも、言葉だと言った言わない、聞いた、聞かないになりがちだと思います。
話だと思い違いや感情が先走ってあらぬ方向に行きがちですが、文章の形だと比較的正確に伝わりやすいんではないかと思います。
本人が目の前にいるんではなければ、お互い冷静に見れるでしょうし…


>>主な原因はカウンセリングとかで思い当たることは見つかったんでしょうか?
>
>先生は話を聞くだけでほとんど何も言われませんでした。
>先生は女性なんですが、「亭主ってそんなもんだから放っておいたら?」とまるで井戸端会議のような言い方をします。

う〜ん…これは、カウンセリングになってないんでは…?
病院によっては、薬物療法主体でカウンセリングをしないところもあり、カウンセリングをしてくれる病院を選ばないといけないかもです。
(私の主人が以前うつになったとき、病院の方針で薬物主体といわれたことあり)

>こうやってうまくいくというのは羨ましいです。
>我が家では、思っていることを口にする夫と娘、その口にする内容が本当に酷いものでそれが本意ならば一緒にいる意味はないと思える私、対して言い訳とヘリクツで塗り固めたことばかり言う(←夫がそう言います)私に反感を抱く夫と娘、という構図になってしまって何かを前提に生活するということが出来ません。
>お互いが相手のことを「そういう人なんだ」と割り切れたらいいのになと思うんですが、理屈では分かっていてもなかなか難しいです。

家族であればこそ、自分をわかって欲しい、お互いを理解したいという気持ちがありますから、割り切るのは難しいですよね。
でも、気持ちの上で家族と距離を置いたほうが楽になることってのもあると思います。
私の主人は本人悪気なくとんでもなくキツイこと言うときも結構ありますが、私がだいぶさらりと流せるようになりました。
前はダイレクトに受けて抵抗したり凹んだりしてましたが。
そのほうがうまくいくようになりました。
右耳から左耳へ話を抜いてしまえると楽になります。

[#2936] Re:私は自称・エセなのだろうか??
 aikidonotatujin ホームページ  - 05/1/16(日) 20:55 -

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    「エセ」の意味が分からず、投稿を迷っていて辞書で調べて話についていけると思い、投稿します。小学校で自分から読んだ本は1冊。漢字の書き順もまだ不正確です。語彙に関して、自信がありません。
 ところで、文章を読むかぎり、児童期の様子はアスペルガー症候群の可能性が極めて高いと思われます。私の子を診てもらっている大学の先生は、アスペルガー症候群はDSM-IVを満たせばそう判定していいと言っておられます。アスペルガー症候群は、精神科の医師も知らないので、医師たちは、かなり重い自閉症と考えているが、それは違うという見解を示しておられます。私の子は、心理検査も受けず、行動特性とノートから「高機能広汎性発達障害」すなわちアスペルガー症候群の確定診断を受けました。
 私も子どもの判定を受けたことをきっかけにして、自分がアスペルガー症候群であったことを40年目にして初めて知りました。また「アスペルガー症候群」という言葉も初めて知りました。
 今も、かなり強い同一性保持、決まった配列を見ると儀式をしたくなる、偏りのある興味関心、軽い対人恐怖、ADD、チック、軽いコミュニケーション障害、強迫観念に束縛されるなどの自閉傾向があり、AQ値を測定すると37点あります。
 どなたかが書いておられましたがAQ値を測定すると33点がボーダーとか。私は成人アスペルガーであると自覚しています。子どもを診てもらっている大学の先生にそれを話したら笑っておられました。
 職場では、教育現場の最前線で、管理職にも頼りにされて活動中のバリバリの教師です。しかし、自分では、さほど自己肯定感を感じられません。自己肯定できる大脳の中枢が機能していないといった方がいいかもしれません。
 私の学童期は、かなり重いアスペルガー症候群であったかと推察しています。しかし、家庭環境が極めて恵まれていました。
 温かい愛情を注いでくれた祖父母、おじ、おばの存在がありました。また、母親が塾を経営していた関係上、多くの青年とふれあう機会がありました。
 私は、はじめ、今の自分の原因は、祖母の過保護が原因だと誤解しておりました。しかし自分がアスペルガー症候群であったことを認識してから次第に考え方が変わってきました。
 いずれにしても、アスペルガー症候群であることを「よい方向」へ伸ばすことも可能であると言うことです。鬱状態や神経症は、アスペルガー症候群の二次障害だと思います。私も軽い強迫観念にとらわれています。
 心療内科へも通っていますが、仕事ができれば問題なしという扱いです。もうアスペルガー症候群とつきあっていかなくてはしょうがないと自覚しました。
 とにかく「自分の不思議」はアスペルガー症候群で、すべて解決がつきます。

[#2942] Re:私は自称・エセなのだろうか??
 Chiquitita メールホームページ  - 05/1/17(月) 0:08 -

引用なし
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   ▼aikidonotatujinさん:
>私も子どもの判定を受けたことをきっかけにして、自分がアスペルガー症候群であったことを40年目にして初めて知りました。また「アスペルガー症候群」という言葉も初めて知りました。
>今も、かなり強い同一性保持、決まった配列を見ると儀式をしたくなる、偏りのある興味関心、軽い対人恐怖、ADD、チック、軽いコミュニケーション障害、強迫観念に束縛されるなどの自閉傾向があり、AQ値を測定すると37点あります。

>>>AQ値を自己診断で知る事のできるWebサイトは御存知ないでしょうか?

私の場合は、AQ値は極端に高いほうではないと思いますが、2次障害の強迫性障害が非常に深刻(階段で背後に人がいるだけで突き落とされそうな不安感にさいなまれる、車を運転中に背後の車の動きがやたら気になる、初対面の人に第一印象だけでバカだと思われているのではないかと不安、新しい環境では常にいじめが心配、フィットネスクラブなどでは他人に見られただけで体が硬直する、エトセトラ)です。こういった2次障害はAQ値にどういった影響をもたらすのか、やはり気になります。

>私の学童期は、かなり重いアスペルガー症候群であったかと推察しています。しかし、家庭環境が極めて恵まれていました。
>温かい愛情を注いでくれた祖父母、おじ、おばの存在がありました。また、母親が塾を経営していた関係上、多くの青年とふれあう機会がありました。

私の場合、私自身が病弱でなおかつ身障だったということから、私が30歳になるまで両親が健在であったにもかかわらず、家庭環境はむしろ悪かったですね。特に、12年前に死んだ親父が、最近になってAS+境界性人格障害の疑いが持たれるようになってきたことで、これらが私にとって歪んだ価値観を幼児期からもたらしてきたことが十分納得のいくものとなりました。

別コメントにもあるように、親の都合による親の過保護、と感じるようになってから、12年前当時、人の死に直接接してひたすら悲しかった思い出が、だんだんと「オレの人生にとって最大の邪魔者が勝手に死んでくれた」と感じるようになってきました。正直言って、そういう感情を持ってしまった自分自身がひたすら恐ろしいです。

>私は、はじめ、今の自分の原因は、祖母の過保護が原因だと誤解しておりました。しかし自分がアスペルガー症候群であったことを認識してから次第に考え方が変わってきました。

私も、ASが遺伝の可能性を指摘しているプロの見解を目にするようになってから、少しずつ自分の今までの奇行が納得できるようになって来ました。その中で、長いこと忘れていた事実をふと思い出したりすると、それが意外な形で「驚愕の事実」として発覚することもあります。

その一方で、幼児期のこだわりが未だに抜けないで困っているケースもあります。それについては日を改めてコメントさせていただきます。

[#2945] Chiquitita さんへ
 aikidonotatujin  - 05/1/17(月) 7:56 -

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   AQ値、仕事が終わったらお知らせします。

[#2946] Re:私は自称・エセなのだろうか??
 ゆみこ  - 05/1/17(月) 12:33 -

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   お返事を下さってありがとうございます。

> ところで、文章を読むかぎり、児童期の様子はアスペルガー症候群の可能性が極めて高いと思われます。私の子を診てもらっている大学の先生は、アスペルガー症候群はDSM-IVを満たせばそう判定していいと言っておられます。アスペルガー症候群は、精神科の医師も知らないので、医師たちは、かなり重い自閉症と考えているが、それは違うという見解を示しておられます。私の子は、心理検査も受けず、行動特性とノートから「高機能広汎性発達障害」すなわちアスペルガー症候群の確定診断を受けました。

やはり病院を選ばなくてはいけないのですね。
子どもの方の関係から大学病院を紹介してもらったりもしたんですが、児童相談所もそうだったですが、待機している人数があまりに多く予約が何ヶ月先にもなるそうで、そして再度の診察は又ずっと先というのを聞いて気力はもちろん体力的にも疲れていたので「もういいや」となってしまい受診しないままになっています。


> 職場では、教育現場の最前線で、管理職にも頼りにされて活動中のバリバリの教師です。しかし、自分では、さほど自己肯定感を感じられません。自己肯定できる大脳の中枢が機能していないといった方がいいかもしれません。

しっかりした立場におられるのですね。
私は今は主婦ですが、独身時代は今で言うフリーターでした。アルバイトと派遣社員ばかりで。私などは(私が思うところの)しっかりした職業、先生や看護師、そういうものには天地がひっくり返ってもなれないなと昔から思っています。

> 私の学童期は、かなり重いアスペルガー症候群であったかと推察しています。しかし、家庭環境が極めて恵まれていました。

私も違和感を感じていたにもかかわらず、恵まれていたなと思っています。
私の場合は祖父が理屈ぬきに可愛がってくれました。ちびまる子ちゃんのおじいちゃんみたいな人でした。私のことを「ヘンな子」と言わない唯一の人で、癇癪を起こしている時でさえ「そうかそうか」と穏やかに言うだけだし、しょっちゅう褒めてくれてもいました。
祖父は私が結婚する頃まで存命でしたが、祖父がいてくれたお陰で「ヘンな子」が特別おかしくなったりもせずにいられたような気がしています。

> 私は、はじめ、今の自分の原因は、祖母の過保護が原因だと誤解しておりました。しかし自分がアスペルガー症候群であったことを認識してから次第に考え方が変わってきました。

アイデンティティというのは単に自分が安心できるからというのもありますが周りの人への捉え方が違ってくるのでしょうね。

> とにかく「自分の不思議」はアスペルガー症候群で、すべて解決がつきます。

私もそこに着地?したい気持ちです。
でも今は迷宮の中にでもいるような気分です。
アルペルガーについて読んでいると「そうそう、そうなんだ」と思う反面、余計に分からなくなってくるんです。
「人の目を見られない」ということ、私は10才くらいから強い近眼というのもあるのですが、話すときに相手の顔を見るどころか相手の顔や目が意識にあった覚えがないんです。
大人になってから「目を見て話すことが大事」というのを何かで読んで初めて人の顔や目を意識し始めたような状態です。
人が怖くて見られないとかではなくそこへさえも行っていない、意識することさえない、というのはどういうことだろう??とか。
他にも自分の味わっている感覚的なことも他の人たち皆も同じだと思い込んでいるところがいまだにあって「自分が普通」と思えてならないので「普通」と「変」の区別がつきません。
自閉傾向のある人たちは人から「変」と言われる以外に自分は普通ではないと自分で実感できるものなのでしょうか。
これも分かりません。
以前自閉症など自分とは縁のないものと思っていた頃読んだ『自閉症だった私へ』の感想は「おもしろくも何ともない、なんでこんな取立てて言うことでもない普通のことが本になるの?」でした。

それから私は子どもの頃ボタンというものにとてつもない魅力を感じていたのですが、つい最近まで「子どもは皆ボタンが好きな時期があるもの」と理屈を通り越して思い込んでいて、子どもが生まれてから我が子のためにとボタン集めに精を出しました。
1才になる前から地図帳を与えたりもしました。
玩具屋へ行くと子ども(女です)をボーイズコーナーへ引っ張って行って怪獣やプラモの前で「こっちで好きなもの選んでいいんだよ、女の子向けでなくてもお母さんは買ってあげるから」なんて言っていました。
全部自分の感覚=子どもは皆そう、とつい最近まで思い込んでいたんです。
ここまでに書いたことは「自分の方が普通でない」と分かりましたが、いまでも他の事では分からないことだらけです。
一つ一つ他の人はどうなのか聞いてみないことには自分の「ヘンさ」が分かりません。
昨日も夫のハンカチにアイロンをあてていた時のことなんですが、男物のハンカチはチェックやストライプで色の濃いものが多いので油断すると一瞬のうちに眩暈と吐き気に襲われるので目をそらしながらいつも注意するのですが、これも誰も同じだと思っていたので「これは普通ではないことなのか??」とふと思ったりしました。

私はアスペルガーであるかも知れないし、そうでない何かかも知れない(軽いてんかんの可能性はある、と精神科医には言われましたので)、
とにかく今は皆さんのお話など読ませてもらって「打破」出来る方向へ進みたいです。

アスペルガーというものを知って、自分がこれまで感じていたことや考えとして持っていたものが覆されるような、アイデンティティが逆にぐらついてくるような感覚にとらわれるようになってきたような気がしています。

[#2947] ボタン集め?!
 penpen  - 05/1/17(月) 13:02 -

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   ▼ゆみこさん:
>> とにかく「自分の不思議」はアスペルガー症候群で、すべて解決がつきます。

>私もそこに着地?したい気持ちです。
>でも今は迷宮の中にでもいるような気分です。

>それから私は子どもの頃ボタンというものにとてつもない魅力を感じていたのですが、つい最近まで「子どもは皆ボタンが好きな時期があるもの」と理屈を通り越して思い込んでいて、子どもが生まれてから我が子のためにとボタン集めに精を出しました。
>1才になる前から地図帳を与えたりもしました。
>玩具屋へ行くと子ども(女です)をボーイズコーナーへ引っ張って行って怪獣やプラモの前で「こっちで好きなもの選んでいいんだよ、女の子向けでなくてもお母さんは買ってあげるから」なんて言っていました。

はは、おかしいー!(=^・^=)
わたしは子どもが生まれるときに一番心配だったのは
サンタクロースはほんとうはいないということを
どう子供に伝えたらいいのかということでした。
子供が生まれる前からそのことを考えると不安で不安で
もうサンタクロースのことなど教えるのはやめようと思いましたが
よそでサンタクロースのことを教えられるのですよね。
“いい子にしているとサンタクロースがおもちゃを持ってきてくれるの?”
と聞かれて“よけいなことを吹き込まないで!”とすごく頭に来ました。
それからずーっとサンタクロースはほんとうはいないということを
どう伝えたらいいのか悩んできました。

子育てにはあれこれ不安がありますよね。
ところでゆみこさんはわたしたちから見ると充分話が通じて
同じ感覚を持つ方に思えます。
病院で診断をもらうのは難しいのですが、この掲示板でゆみこさんに合う
生活技術、生きる技術が得られて話が通じるなら
やはりアスペ傾向ということだと思います。

ところでわたしも外ではそう困らないのに、
人間関係が近すぎる家庭生活は非常に苦しいタイプです。

[#2949] Re:私は自称・エセなのだろうか??
 マキナ メール  - 05/1/17(月) 14:43 -

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   ▼ゆみこさん:
>はじめまして。40代の主婦です。
>自分が自閉症のどこかに属するのではないかと思ってこちらにたどりつきました。

はじめまして、マキナを名乗る者です。自閉者です。
「自称、エセ」は、気になさらない方がいいと思います。
今迄の文章を読ませてもらいまして「似たような感覚だぁ」と
いうのが率直な感想です。私はあなたを変だとは思いません。

おそらく、ゆみこさんと私は近い年代なので、病院に通った経緯や
学校での事などなど、時代の共通項目も多いです。私は「孤独」が
いまいち解らないので、「いじめられていたかどうか」が今でも
解ってませんし、自分では「周囲の人の行動や感覚」を比べられる
ようになったのが、30歳を過ぎてからなので、「私は普通」と
思っていました。

もちろん、学校では「協調性がない」と、言われ続けたので、努力
して「へたくそな歌手の出る歌番組」を観たりして勉強しました。
あまり役には立たなかったけど、とりあえず「気の合う友人」は
数名いましたので、「社交的」だと勘違いしていましたし、苦労も
会社以外ではしませんでした。社員雇用としての生活は全滅でした
ので、アルバイトやフリーランスで生活してました。現在は半分
フリーで、会社では「放し飼い状態社員」(社長の言葉です)で
上手くやっていっています。

私が確定診断を受けたのは、去年でしたが、良い事も悪い事も
あります。「誤診だろう?」というのと「脳の問題だったんだ」と
いう極端な考え方からなかなか抜けられません。

主治医は、私を「ASというより、自閉症」と、診断しています。
いまいちピンとこないので、そう申し出ますと、「自覚がないのが
発達障碍の特徴」と、教えてもらいました。頭がぐるぐるなる時が
あります。

私が苦手で、だめだったのが、私の「奇行と感じられる事」から
家庭環境も元々悪かったので、血縁者とは疎遠です。集団での行動も
できません。自分でも家族を持ったのですが、相手も似たような
感じの人だったので、結局、離婚をして現在母子家庭です。

それでも、20年も「奇行と思われる行動」から、あちこちの
精神科を巡業して、多すぎる投薬を続け、意味のないカウンセリング
を受け続けた頃を考えると、現在はとても幸せです。

診断を受けた事で、「良い事」の中に、
「実は肉体的にものすごく問題が多い」と、いうのを主治医が指示して
くれていって、他の病院に通う事ができるようになり、だんだんと
健康に近付いている事です。放置すると危ない病気もありました。
空間認知がおかしい事からの怪我も減りました。投薬で発作も減りました。

診断は「免罪符」ではありませんよ。自分を自閉圏の人間なのだという
自己解析、自己認識から、(相当な努力、勉強は必要ですが)考えて
行動をする事も出来るようになる可能性も高いですし、どうしても無理
な事も「理由」が解るようになるからです。受診を再開するのかどうか
は、ゆみこさんの考えの準ずるものですが、現在の御家族との関わり方
の指針にはなる可能性は高いと思います。

生まれ持った、どうしてもあらがう事のできない事はあります。
おそらく定型発達の人にもあるでしょう。
でも、対処の仕方や工夫で、方向性は常に変化します。
あまり御自分を責めないようにしてくださいね。

それでは。

[#2951] Re:私は自称・エセなのだろうか??
 ゆみこ  - 05/1/17(月) 15:33 -

引用なし
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   こんにちは。お返事をありがとうございます。

>私は「孤独」が
>いまいち解らないので、「いじめられていたかどうか」が今でも
>解ってませんし、自分では「周囲の人の行動や感覚」を比べられる
>ようになったのが、30歳を過ぎてからなので、「私は普通」と
>思っていました。

私もそうなんです。孤独を感じて寂しいとか悲しいとかその感覚は今でも言葉としては分かっても実感として分からないでいます。

>もちろん、学校では「協調性がない」と、言われ続けたので、努力
>して「へたくそな歌手の出る歌番組」を観たりして勉強しました。

そうそう!これも同じです。
中高生頃に周りがアイドルに騒いでいたので一応輪の中に入っていましたが、家に帰ればピンクフロイドみたいなのを聞いていました。

>あまり役には立たなかったけど、とりあえず「気の合う友人」は
>数名いましたので、「社交的」だと勘違いしていましたし、苦労も
>会社以外ではしませんでした。

私もおかしな話ですが自分が「社交的」であると今でも思っているところがあるんです。
それと同じように自分が精神的にすごく「強い」のではないかと思っていたりもあるんです。
周りの人たちのように落ち込んだりへこんだりすることなくとにかく家に帰って自分の部屋に入れば外でのことは忘れている、だから「強い」のではないかと自分の中で勝手に思うわけです。


>私が確定診断を受けたのは、去年でしたが、良い事も悪い事も
>あります。「誤診だろう?」というのと「脳の問題だったんだ」と
>いう極端な考え方からなかなか抜けられません。

診断が確定されてもやはりずっしり着地、ということでもないんですね。

>主治医は、私を「ASというより、自閉症」と、診断しています。
>いまいちピンとこないので、そう申し出ますと、「自覚がないのが
>発達障碍の特徴」と、教えてもらいました。頭がぐるぐるなる時が
>あります。

私は何も知らない間には混乱がなく、知識を得るほどに混乱してくる、という感じです。自覚があるか無いかと言えば何を以って自覚というのかさえ分からなくなります。

>私が苦手で、だめだったのが、私の「奇行と感じられる事」から
>家庭環境も元々悪かったので、血縁者とは疎遠です。集団での行動も
>できません。

私も集団、団体、というものが苦手です。
遠足や修学旅行やコーラスなど小学校低学年頃までは何も感じなかったんですが(それでも幼稚園の遠足でなぜか私の母だけがいつも同行していました)
その後は苦しいので逃げたりしていました。

>自分でも家族を持ったのですが、相手も似たような
>感じの人だったので、結局、離婚をして現在母子家庭です。

決心つけられたんですね。
私も結婚以来数え切れないほどの回数「離婚」を考えましたが、どうにか留まっています。

>診断を受けた事で、「良い事」の中に、
>「実は肉体的にものすごく問題が多い」と、いうのを主治医が指示して
>くれていって、他の病院に通う事ができるようになり、だんだんと
>健康に近付いている事です。放置すると危ない病気もありました。
>空間認知がおかしい事からの怪我も減りました。投薬で発作も減りました。

私もかなり肉体的にも問題が多いです。
子どもの頃には2度の川崎病罹患、それにある慢性病で長期入院、小学校はまる2年抜けています。思春期からは自律神経失調症。
脊椎のゆがみやら何やら書き始めたらなんだか「ビョウキ自慢」みたいになりそうなくらいです。
でもここでも「大いなる勘違い」だと思うんですが、そういう身体の不調を乗り越えて子どもを産むところまで来てまあ何とか生活してはいけている、だから「私って本当は滅茶苦茶強いんじゃないか」の考えになってたりするんです。
子どもの時に病気がちの人は丈夫になって長生きする、とかつて言ってくれた人もいたのでそれを信じたりもしていますし。


>診断は「免罪符」ではありませんよ。自分を自閉圏の人間なのだという
>自己解析、自己認識から、(相当な努力、勉強は必要ですが)考えて
>行動をする事も出来るようになる可能性も高いですし、どうしても無理
>な事も「理由」が解るようになるからです。受診を再開するのかどうか
>は、ゆみこさんの考えの準ずるものですが、現在の御家族との関わり方
>の指針にはなる可能性は高いと思います。

私は多分「自分には無理、ダメなんだ」ということからさえ逃げていて「強い自分」だと思い込もうとしている面があるような気がします。
理由が解れば逃げる必要もなくなるかも知れません。
受診は今のところやはり正直しんどいですが、
家族との問題、特に子どものことはやはり逃げるわけにはいかないので今すぐとはいかなくても逃げでない方向へ持って行きたいと思っています。

>生まれ持った、どうしてもあらがう事のできない事はあります。
>おそらく定型発達の人にもあるでしょう。

そうですよね、ラクに生きている人などいない、ということはこの年になるとやはり感じます。

>でも、対処の仕方や工夫で、方向性は常に変化します。
>あまり御自分を責めないようにしてくださいね。

ありがとうございます。
それにしてもマキナさんは文章が的確で解りやすくお上手ですね。
私は作文はどうも苦手で上手な方なら一言で済むところをついダラダラと書いてしまいます。

[#2952] Re:私は自称・エセなのだろうか??
 風都京 ホームページ  - 05/1/17(月) 15:36 -

引用なし
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   ▼ゆみこさん:
>でも自分でそうではないかという気持ちと逆にとんでもない、あり得ない、ただ免罪符が欲しくて思い込んでるだけ、自称・エセ・の自閉者ではないかと思えてもいます。
わたしも心療内科では「たぶん」アスペルガーという言われ方をしておりまして、ハッキリした診断が出ていません。ハッキリ言ってうちの家族はみんなどこかおかしいというかヘンなのですが、アスペルガーという「病名」(私は病気だとは思っていないのだけど)を嫌っていて、暮らせりゃいいじゃないかくらいにしか考えていないようです。

>子どもの頃の記憶としては、国旗と地図のカードや戦闘機や特撮の本、そして色んな色形のボタンを見つめるのに夢中で周りなど一切存在しないがごとくに感じていた記憶、そしてそれと共に友だちたくさんと外でキャッキャと言って身体を使って遊びまわっている記憶、それも又両極端の記憶があります。
>思春期ころからの私は「オタク的」趣味に没頭する時間を持つと共に、よく友だちと遊び派手なところもかなりありました。(いわゆるキャピキャピしたギャル?風のその頃の写真がたくさんあります)友だち関係も問題を感じたことがほとんど無く、相談されるということがしょっちゅうあったりしました。
 私はフィギュアを集めていまして、ネット上ではよく男性と間違えられます(笑)今はしませんが、中学の頃は道に落ちていたボタンやペンやクシなど、使えそうなモノはなんでも拾って来て親に「汚いからやめろ」と怒られた記憶があります。なんだかすごく親近感を感じました。友達も、特定の人とは未だに付き合いがあります。人数は限りますが、その人たちの間だけなら、私は明るい人です。
>
>精神科に通って先生やカウンセラーと話したりするのももう疲れました。
 カウンセリングって役に立ってないと思う事が良くあります。でも、定期的に人と会うっていうのが重要なのであって、話す内容はあまり気にしなくてもいいのではないかと最近思ってます。
 アスペかどうかに限らず、こういう人がいるからこういう対策を取りましょう、っていうことをどこかでやってほしいと思うのは単なる甘えかなあ。

[#2955] Re:私は自称・エセなのだろうか??
 aikidonotatujin  - 05/1/17(月) 17:28 -

引用なし
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   メールでお知らせしましたのでよろしくお願いします。

[#2956] Re:私は自称・エセなのだろうか??
 aikidonotatujin ホームページ  - 05/1/17(月) 20:33 -

引用なし
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   ▼ゆみこさん:
>私も違和感を感じていたにもかかわらず、恵まれていたなと思っています。
>私の場合は祖父が理屈ぬきに可愛がってくれました。ちびまる子ちゃんのおじい
>ちゃんみたいな人でした。私のことを「ヘンな子」と言わない唯一の人で、癇癪
>を起こしている時でさえ「そうかそうか」と穏やかに言うだけだし、しょっちゅ
>う褒めてくれてもいました。
>祖父は私が結婚する頃まで存命でしたが、祖父がいてくれたお陰で「ヘンな子」
>が特別おかしくなったりもせずにいられたような気がしています。

こういうお祖父様の存在は価値ある存在だと思います。
APTF副会長の 国吉司図子のホームページには、

  「祖父母の愛は砂漠の命の水」
 
                とのべてあります。

http://www.aptf.gr.jp/education/0202/youji0202.html

 私は、対人関係が苦手なのは、祖父母の存在が原因ではなく、もともとの気質で、むしろ社会適応への道を開いてくれたのが、祖父母の存在であることを40を過ぎてやっと分かりました。
 アスペルガー症候群が父親であると子もなりやすいと言うことをどこかで聞いたことがありますが、うちはまさにその通りになりました。

 ひとつ不思議が・・・・・・

 これは専門家が調査してみないと分からないのですが、うちの地域はアスペルガー症候群や自閉症の人が多いんです。近所では、「水に原因があるのでは?」といううわさが流れています。幸い、地域は先進的で、理解者が多いです。なんとも皮肉な結果ですが・・・・。

[#2957] Re:私は自称・エセなのだろうか??
 アリステイデス  - 05/1/17(月) 23:53 -

引用なし
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    ゆみこさん、はじめまして。

 僕は自分を「アスペ的傾向がある」と思っている者です。医師による
診断を受けたことはありません。

 僕自身の状況などから思っていることを紹介することにします。ゆみこ
さんにとって参考になるかどうかは分かりませんが・・・。

 対人的コミュニケーションが非常に苦手、人の顔を覚えることが困難、
手の動きが不器用などは今も強く感じます。幼かった頃を思い出せば、
アスペ的行動とも解釈できる行動の数はさらに増えます。

 最近になって、自閉症に関する本を読んだり、アスペについてのサイト
を読むようになりました。その中で紹介されている事例に比べると、自分
のアスペ的傾向の経験はずっと規模が小さいものです。一方で、自分の
人生の経験は大部分の定型発達者のそれとは明らかに大きく異なるもの
です。そのため、社会の中で、違和感や疎外感や苦しさを感じてきました。

 アスペに限らず、健常者と障害者とは固体と液体と気体みたいに明確に
分かれるものではなく、実際はグラデーションが存在するはずです。
 そのため、診断基準には達しなくても、アスペ的特徴を強く持っている、
「準アスペ」と言える人がいると思います。その場合、それなりに社会に
適応して生きている面(ある意味では「普通」に生きている)と、アスペ
的体質のために苦労している面と、両方あるでしょう。

 つまり、厳密な意味のアスペでなくても、アスペに共通する体質を
持っているために、生活の多くの場面で影響が出てしまうケースもある
と思います(僕自身がそのひとりだと思っています)。

[#2961] Re:私は自称・エセなのだろうか??
 Chiquitita メールホームページ  - 05/1/18(火) 0:40 -

引用なし
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   ありがとうございました。
メールは確かに受け取りました。

[#2962] 無意味なスレあげ、すみません。
 マキナ メール  - 05/1/18(火) 1:31 -

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   こんばんは。マキナです。

>そうそう!これも同じです。
>中高生頃に周りがアイドルに騒いでいたので一応輪の中に入っていましたが、家に帰ればピンクフロイドみたいなのを聞いていました。

ピンクフロイドに引き寄せられてしまいました(笑
子供なのに、プログレファンでした。音楽は大好きで、とりあえず
網羅しています。何故かリズムが単調な歌謡曲は苦手です。良い
ものもありますけど。

>それと同じように自分が精神的にすごく「強い」のではないかと思っていたりもあるんです。
>周りの人たちのように落ち込んだりへこんだりすることなくとにかく家に帰って自分の部屋に入れば外でのことは忘れている、だから「強い」のではないかと自分の中で勝手に思うわけです。

私もよく「強いねぇ」と、言われますけど、「強いのか、弱いのか」と分けて
考えると混乱して、頭が、ぐるぐるしてしまいますので、解らないです。
周囲が「強いねぇ」と、言うので強いのだと誤解して、ました。ハイリスク
出産も「強い」と、思い込んでいたので出来ました。冷静になると、本当は
虚弱体質ですし、「命令に従う、人を信じてしまう」性質の為だったと
今は理解しています。

>
>私は何も知らない間には混乱がなく、知識を得るほどに混乱してくる、という感じです。自覚があるか無いかと言えば何を以って自覚というのかさえ分からなくなります。

主治医の指導のお陰で、自覚が生まれた事も自分で考えると、混乱して
しまいます。「忘れっぽい」というのに助けられていますが、逆に
学習が行動に反映されにくい原因だと思うと、また混乱します。

>ありがとうございます。
>それにしてもマキナさんは文章が的確で解りやすくお上手ですね。
>私は作文はどうも苦手で上手な方なら一言で済むところをついダラダラと書いてしまいます。

私がアスペルガーという診断を受けた理由のひとつに
「文章だと非常に論理性の高い考え方としての意見を表現できる」という事
からだそうです。もちろん、文章を書く練習は、ものすごくしましたが、
小さい頃から本が好きで、文章を書くのも好きでした。吃音があった為に
自分で、表現方法のひとつとして訓練していったのだと思います。

今も、音声での伝達は苦手です。公共の場では、子供並みの能力しかない
ようです。脳の調子が悪いと言葉は出ませんし、調子が良くても
「自分語」を話している時が多いそうです。(周囲の人が、わからんと言うので)

では。

[#2968] Re:ボタン集め?!
 ゆみこ  - 05/1/18(火) 11:29 -

引用なし
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   お返事ありがとうございます。

本当おかしいですよね、私も今となってはその馬鹿らしさが分かるのですが。
他にもよく海の観光地で売っている「貝殻セット」やきれいな石集めも私の中では母親としての必須課題でした(笑)。
当の子どもはタイプが違うのか、どれ一つとして特別な興味は示しませんでしたが。


>はは、おかしいー!(=^・^=)
>わたしは子どもが生まれるときに一番心配だったのは
>サンタクロースはほんとうはいないということを
>どう子供に伝えたらいいのかということでした。

その反対は(サンタさんは本当にいるよ、とか)よく聞きますが・・・これも苦労ありそうですね。

>ところでゆみこさんはわたしたちから見ると充分話が通じて
>同じ感覚を持つ方に思えます。

私はこの掲示板にお邪魔させてもらうようになって、何か水を得た魚のようになった気分で、調子に乗ってしまってついあれこれ書かせてもらっています。

>ところでわたしも外ではそう困らないのに、
>人間関係が近すぎる家庭生活は非常に苦しいタイプです。

家族、身内、関係が近くなるほど困難が増すような気がします。
でも逆に考えると、私の場合は結婚しないで一人暮らしなどしていたら自分の問題に一生気がつかないままだったかも知れないです。

[#2970] Re:私は自称・エセなのだろうか??
 ゆみこ  - 05/1/18(火) 11:55 -

引用なし
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   レスくださってありがとうございます。

>わたしも心療内科では「たぶん」アスペルガーという言われ方をしておりまして、ハッキリした診断が出ていません。ハッキリ言ってうちの家族はみんなどこかおかしいというかヘンなのですが、アスペルガーという「病名」(私は病気だとは思っていないのだけど)を嫌っていて、暮らせりゃいいじゃないかくらいにしか考えていないようです。

理解を得るのはなかなかたいへんですね。
ウチの子どもがADHDかも知れないとなった時でも私の父などは「子どもは真っ白な状態で生まれてくる、全て育て方が問題」と言って聞く耳も持ってくれませんでしたから。(父は医療関係の職だったのですが)
昔の感覚ではそれこそ「暮らせるだけで充分、有難い」ことだったのかも知れないですが。

> 私はフィギュアを集めていまして、ネット上ではよく男性と間違えられます(笑)今はしませんが、中学の頃は道に落ちていたボタンやペンやクシなど、使えそうなモノはなんでも拾って来て親に「汚いからやめろ」と怒られた記憶があります。なんだかすごく親近感を感じました。

フィギュアは私も持っています(笑)。今でもフィギュアや食玩をヤフオクで色々見るのが楽しかったりします。(買う余裕はないので見るだけですが)

> カウンセリングって役に立ってないと思う事が良くあります。でも、定期的に人と会うっていうのが重要なのであって、話す内容はあまり気にしなくてもいいのではないかと最近思ってます。

きっとそうなんだと思います。
こちらへ来たお陰でたまには行って見ようか、の感覚で行ってみようかとも思うようになりました。

> アスペかどうかに限らず、こういう人がいるからこういう対策を取りましょう、っていうことをどこかでやってほしいと思うのは単なる甘えかなあ。

子どもの場合は特にそうなんですが、近くに専門の機関があればなあとつくづく思います。

[#2972] Re:私は自称・エセなのだろうか??
 ゆみこ  - 05/1/18(火) 12:16 -

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   こんにちは。
レスを下さってありがとうございます。

> アスペに限らず、健常者と障害者とは固体と液体と気体みたいに明確に
>分かれるものではなく、実際はグラデーションが存在するはずです。
> そのため、診断基準には達しなくても、アスペ的特徴を強く持っている、
>「準アスペ」と言える人がいると思います。その場合、それなりに社会に
>適応して生きている面(ある意味では「普通」に生きている)と、アスペ
>的体質のために苦労している面と、両方あるでしょう。

この部分、「あーそうなのか」と思えました。
グラデーションという言葉を使ってくださって、イメージとしてとても分かり易いです。

> つまり、厳密な意味のアスペでなくても、アスペに共通する体質を
>持っているために、生活の多くの場面で影響が出てしまうケースもある
>と思います(僕自身がそのひとりだと思っています)。

自覚というのが難しいのですが、自分が生活面で困難があると感じるならアスペの傾向は確かにあると自分で思っていいわけなんですね。
私の場合は幼児期から考えると軽いどころかむしろ重い方ではなかったのかと思えてきているところなのですが。

[#2973] ピンクフロイド
 penpen  - 05/1/18(火) 13:46 -

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   ▼マキナさん:
>>そうそう!これも同じです。
>>中高生頃に周りがアイドルに騒いでいたので一応輪の中に入っていましたが、家に帰ればピンクフロイドみたいなのを聞いていました。
>
>ピンクフロイドに引き寄せられてしまいました(笑

わたしもー。(=^・^=)
ピンクフロイド好きでしたー。
あとは民謡も好きで、当時中学で民謡聞いているなんて
とても言えなかったけれど
家に帰るとFMで民謡を聴いていました。

民族音楽も…、東欧とか中近東とか……。

[#2983] Re:私は自称・エセなのだろうか??
 風都京 ホームページ  - 05/1/18(火) 22:13 -

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   ▼ゆみこさん:
 お返事ありがとうございます。
>ウチの子どもがADHDかも知れないとなった時でも私の父などは「子どもは真っ白な状態で生まれてくる、全て育て方が問題」と言って聞く耳も持ってくれませんでしたから。(父は医療関係の職だったのですが)
 うちは三世帯同居だったのでやっぱりおばあちゃんあたりがうちの母を攻撃していましたね。「我が家でそんな子(下の重い自閉症の妹のことです)が生まれた事は無い」なんていう古典でも出てこないような言葉が出てきました。重い、どう見ても脳の障害だと分かる子でもそういう認識しかされてないのだとしたら、やはりADHDやアスペが認知されるのは容易では無いと言う気がします。
 
 

[#2987] Re:私は自称・エセなのだろうか??
 Chiquitita メールホームページ  - 05/1/19(水) 0:06 -

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   御教示いただきました資料でAQ値を測定したところ、aikidounotatujinさんを上回る42点が出ました。
かなり深刻だと言わざるを得ません。

[#2989] マキナさん、penpenさんへ
 ゆみこ  - 05/1/19(水) 2:24 -

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   ピンクフロイドに反応して下さって嬉しいです。

私はプログレッシブなものもそうですが、ハードな物も好きでした。
民族音楽もアラビアぽいホルガーチューカイとかも好きです。
若い頃にそういう音楽に出会えたことで自分の中の何物かをなだめることが出来たような気がしています。
また趣味の掲示板の方ででもお話させていただきたいです。

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