アスペルガーの館の掲示板

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[#1918] 本当に「中途半端」… モンブラン 04/12/4(土) 1:33 [未読]
[#1919] Re:本当に「中途半端」… kwai 04/12/4(土) 3:59 [未読]
[#1925] Re:本当に「中途半端」… いぬかい 04/12/4(土) 13:19 [未読]
[#1930] 発達障害について サイボーグ教師 04/12/4(土) 20:28 [未読]
[#1932] Re:本当に「中途半端」… モンブラン 04/12/5(日) 1:16 [未読]
[#1933] 発達障害者支援センター kwai 04/12/5(日) 4:29 [未読]
[#1935] Re:国や県が考えている支援のあり方「学齢期... みーぽん 04/12/5(日) 12:19 [未読]
[#1940] Re:本当に「中途半端」… モンブラン 04/12/5(日) 23:17 [未読]
[#2042] モンブランさんへ 蜜柑 04/12/10(金) 20:24 [未読]

[#1918] 本当に「中途半端」…
 モンブラン  - 04/12/4(土) 1:33 -

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   水曜日、近くの中学内に新しく設立された特殊学級を見学に行きました。
結果、まだ行くかどうかは悩んでる最中ですが、
正直あまりの中途半端さに虚しくなりました。
家からは徒歩十分もかからず、
場所は理想的です。
ただ、肝心の中がなんとも中途半端です…
先生はわりと高齢の方で、女性でした。
ただ、推測ですが発達障害に関してはまだ素人さんだと思います。
(このクラスに来る前は相談学級という所にいたらしいです)
悪い印象はなかったのですが、なんというか正直専門的な知識があまりないようで、
診断書を出して見せてもパラパラめくり読みする程度でした。
学級の先生はその人だけのようで、
(数学、英語、国語は普通クラスと同じように担当の先生が来るようです)
後は近くの大学生さんが時々来るだけです。
その学級は障害児だけがいるわけではなく、
不登校の子や事情があってクラスになじめない子なども入るするそうです。
生徒は三人で、女の子一人に男の子二人らしいです。
女の子はいじめに会って不登校になってしまったらしく、
まだ来たばかりという事です。
一番中途半端なのは、
週に八時間しか通えないんです。
例えば週2日行くとすれば火曜は午前中二時間だけ行って途中で帰ったり、
水曜なら午後から一時間行って帰ったりという風になってしまいます。
週8時間は市の方で最近決めた決まりらしく、
親御さん達から不満の声が大きいと言ってました。
正直非常に悩んでしまいます。
勉強には専念できそうで、
遅れを取り戻す事はできそうですが、
週に2日か3日ぽっち、それも時間を決めて通わなきゃならない…
先生も専門の方ではなく、
あまりの中途半端さに戸惑ってしまいます。
それとは別に、今住んでる市に出てる学級ではなく発達障害児専門の学校を作ろうという案も都は許可したらしいですが市が頑に反対だといいます。
私の望みが高過ぎるだけかもしれない。
でも本当に、一生、私は心底から大好きになれるクラスや先生には出会えないかもしれないと思いました。

[#1919] Re:本当に「中途半端」…
 kwai  - 04/12/4(土) 3:59 -

引用なし
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   ▼モンブランさん:
 なるほど、それは中途半端だ。何より、専門知識を持っているのかどうかが知れない点が問題です。
 もっとも、ASに対しては社会的な認知自体が低いのも現状と思います。一番の問題は「一般的な誤解・偏見」の多さ。見た目に解る「自閉 症」ですら、十分な理解がなされていませんから、止むを得ないのはいなめませんが…。多くの人が「理解する努力をする」必要があるのですよね…この点は(社会制度の点でも)。

>私の望みが高過ぎるだけかもしれない。
 あ、でもそんな事はありませんよ。確かに与えられた環境でがんばるのも大切ですが、けれど「環境」は望んで勝ち取るものでもあるからです。
 最近出版された本(たしか『しなやかな遺伝子』って題名だと記憶してますが…)に、「(自然)環境は遺伝子を選ぶが、遺伝子もまた環境を作り出す」といったような内容が…あったように思います(ちょっと確認できなかった)。ASが先天的なものなら、環境を求めるのもまた大切な事かも知れませんね。

>でも本当に、一生、私は心底から大好きになれるクラスや先生には出会えないかもしれないと思いました。
 敢えてはっきり言いますが、「そんな事はありません」。あまたの出会いもそれ と同じ数の別れも、人生とはあまねく“偶然の連続”でしかないからです。実際、人間には必ずしも「分かり合える」とは限らない場合は、幾つもあります。それ自体はASであるとか無いとか関係無いのではないでしょうね…。言ってみれば、そういう事を気にせず生活できる事自体が幸福なんでしょうねぇ。けれど、多くの人はその事にすら気 付かない…だけだと思いますよ。
 だから、必ず「分かり合える人」はこの世界の中に存在します。単に 出会って 無いだけですよ。


 そういえば、モンブランさんのハンドルネーム、アルファベットで書くと“Mont Blanc”ですね(一応)。フランス語で「白き山」の意。ヨー ロッパ・アルプス の最高峰ですね。…だからケーキの方にも最後にパウダーシュガーを降りかけるのですね。(^^;)
 もう雪の季節です。雪は好きですか? 私は好きです(寒いけど)。すぺて真っ白に変えてくれるところが…ね。

[#1925] Re:本当に「中途半端」…
 いぬかい  - 04/12/4(土) 13:19 -

引用なし
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   ▼モンブランさん:
本当に中途半端ですねぇ。
御不満ごもっともです。

まぁ、市も手探り状態と人手不足なんでしょうけど、
それにしても中途半端。


>私の望みが高過ぎるだけかもしれない。

そんな事はありません。望みは捨てないで!
より良い環境を求める努力は惜しまないで!

でも、視点を変えてみましょう。
この学校で「我慢する」んじゃなくて、
この学校を「踏み台」にして次へのステップアップを目指すの

この学校では、とりあえず「学校に通う」という事になれる事、
そして「遅れを取り戻す」事だけを目標にして、
あくまでも次のステップアップの為の準備期間。

さらに自分にあった学校を捜す事をあきらめないの。
勉強の遅れを取り戻してれば、次の選択枠も広がるし。
利用しないのも損ですよ。


でも、そういう「自分が悪いのでは?」と考える事ができるなんて
あなたはとても優しくて、良い人なんだろうな。
こういう「自分に問題が無いかな?」という視点から物を考える事ができる事。
とても大事だと思います。
だからって「自分が悪いと思いこむ」のは間違いよ。
あくまで「自分に問題が無かったか検証し問題があれば改善する」
社会人になった時この考えができるととても役にちます。
私は社会に出た時これに苦労しました(>_<)


>でも本当に、一生、私は心底から大好きになれるクラスや先生には出会えないかもしれないと思いました。

そんな事言ってて、行ってみたらクラスメートと意気投合しちゃうかもよ?
そのうち素敵な男の子が転校してきたりして♪

教科担当の先生に良い先生がいるかもしれないし、
素敵な授業をしてくださる先生もいるかもしれない。
やってみないと解らない部分がありますよ。


この状況を我慢したり耐えたりする必要はありません!
この学校を利用して次を目指すのが一番だと思いますよ。
使えるものはなんでも使っちゃおう!

[#1930] 発達障害について
 サイボーグ教師  - 04/12/4(土) 20:28 -

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    まだ、発達障害を理解している先生は、ほんの一握りしかいません。私は、自分が発達障害の児童として育ったので、よく理解しているのですが、市内でも本当に発達障害を理解している先生は、まだ一握りほどしかいないと思っています。
 保護者から情報発信していくことが大切です。幸いにもアスペルガー症候群の私の長男は、わが子が発達障害のお子さんをもつ担任の先生に受けもってもらい、お互いによきアドバイザーとして、協力し合うことができました。

[#1932] Re:本当に「中途半端」…
 モンブラン  - 04/12/5(日) 1:16 -

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   レス有難うございます。
kwaiさん>
はい。本当に知識は薄そうな方でした。
穏やかそうでいい人柄なのはよくわかったのですが。
元々その方のいた相談学級という場所は、
教育センター(以前一度行きました。かなり遠い…)という場所にあった小さな部門?のような物で、
不登校や少し周期とは違う事情のある子達の就学相談なんかをしてた所で今まであって発達障害の問題とは無関係だったみたいです。
だから当然、専門的な知識もあまりないわけで…
だって診断書見る時、(パラパラだけど)目が?でしたもん(爆)
正直生意気かもしれないですがそういう末経験で知識の薄い方を特殊学級に担任としてあてがう事自体、
いい加減に思えます。
何より週8時間は痛い…
ちなみに雪は私も好きです。
冷たいけど、白一色の統一感と踏み心地が好きなので(笑)
今の季節は街が綺麗になりますね。
お店や商店街のネオンいっぱいのツリーが見てて楽しいです。

いぬかいさん>
励まし有難うございます。
今ある物を踏み台にする…
良い思考ですね。
前向きが一番、ですね(^_^)b
頑張ります。本当に有難うです。
サイボーグ教師さん>
それはとても感じます。
他のサイトや掲示版の中でも、
ASの子をお持ちになる親御さんが入学の前に担任教師や校長にASについて話したら
「アスペルガー???」と首を傾げられたなんて話をたくさん聞きます。
関心のある方ももちろんいるのでしょうが。


色々母と相談しながら考えた結果、
今回の教室は多分残念ながら通えないと思います。
他にもまだ見てない場所も少しあるので、
とりあえず「見送り」という形になりそうです。
励ましやアドバイス有難うございました。

[#1933] 発達障害者支援センター
 kwai  - 04/12/5(日) 4:29 -

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   ▼モンブランさん:
>他にもまだ見てない場所も少しあるので、
>とりあえず「見送り」という形になりそうです。
>励ましやアドバイス有難うございました。
 勉強をするのはモンブランさんご自身ですから、ご自身が勉強にはげめる環境を望む上では選択として誤りでは無い…、と思いますよ(意見反論はある事は承知の上で)。「孟母三遷」って言葉もあるじゃありませんか(意味が分からなければ親御さんにお聞きください)。「週8時間は痛い…」とお考えであるのならなおさら、他も十分に当たって熟慮する方が良い選択ですよ。

 先日、国会で可決された(話題の)発達障害者支援法で、今後都道府県ごとに支援センターが設置されるもようです。今後は少しづつサポートされる方向には動いています。
 ただ、現状では…“すぐに”とはいかないでしょうね。実は今回の法案成立により、発達障害についての専門家があまりにも足りない現状が浮き彫りにされたカタチでもあるからです。そうした専門家の育成も兼ねると…十分な体制を作るには少なくともあと最低3年は必要となるでしょう。

 けれど本当に大切なのは、普通に生活をしている人一人々々が「障害」という事について考え、理解する事なのだと思います。見た目には健常者と変わらなくても、じつは「手が動かない」とか、「足が動かない」のと同じ、体の一部に不自由があるという事を理解する必要があるんです。その上で、同じ“人間”だという事が判れば…、人はもっと幸せな社会を築けるんですから。


 ですので、“発達障害者支援センター”などの情報も集めながら、お母様とよく相談してみる事をおすすめしますよ。“善い環境”とは、何より「まわりに理解者がたくさん居る」環境だと思います。お母様と一緒に、「アスペ・エルデの会」などのサイトでよく情報を集めて、ASに対する理解を深め、その上で最良と思える教育環境を選択するのが良いと思いますよ。

NPO法人 アスペ・エルデの会
 http://www.as-japan.jp/
   …ここって、今回の法案を推進してたんですか?知りませんでした、私。

[#1935] Re:国や県が考えている支援のあり方「学齢期の子供たちへの支援」
 みーぽん  - 04/12/5(日) 12:19 -

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   こんにちは!モンブランさん。

なかなか期待しているようにはいかないですね…その期待がほんの少しのものでも。
私も親の一人としてその体制には納得できないでしょうね。
モンブランさんのお考えのとおり、まず週8時間の設定が問題。
これでは勉強が進みませんからね…

ただ先日、自閉者支援のための講演会「学齢期の子供たちへの支援」に行って話を聞いてきました。
講師の先生は県の教育センターの教育相談部長をお勤めで、ご自身自閉症のご子息をお持ちのかたでした。
そういう事情もおありの方なんで、教育センターの中では発達障害当事者のためにご尽力されていらっしゃいます。

この講演会で、国や県が今後支援の仕方をどのように捉えているのか、今後どう進めていくのかを聞いてきました。
これは「都道府県」の違いによって差は出ると思いますが、取り組んでいく方向としては一緒かと思います。
まずは学校内に「特別支援教育コーディネーター」を最低一名づつ置いていく、そうです。
今までは発達障害などの子供たちへの支援は学校内の問題として捉えられることが多かった。
特に担任に押し付けるという形が現実的にはとられることが多かった。
しかも、子供一人ひとりというよりは、障害者なら障害者でひとくくり、不登校なら不登校でひとくくり、と問題を捉えていた。
でも、これではいけない、もっと広い範囲(学校外にも)で協力を仰ぎ、一人ひとりの子供は違うという観点で目を向けて、一人ひとりの子供に最も支援に適した協働チームを作り上げる、という発想だということです。
具体的には、その子の主治医、保護者、担任、スクールカウンセラーなどを集め、チームでその子供にあった支援計画を一人ひとり打ち立てていくんだそうです。
私の県ではすでに進められていて、すべての小学校・中学校に向けて行われています。(現在進行形ですけどね)

それと、モンブランさんが疑問に思った点、講演会で聞いていていくつかわかってくることがありました。
まず、発達障害者専門にクラスをなぜしぼらないか?
実は不登校の生徒には少なからず発達障害の疑いがあることが多いということ。
親や担任の見逃しで気づかずに本人のみが苦しんでいるケースがある。
だから、これを別に捉えたんではいけないんではないか、という考え方。
今までは文部科学省と厚生省などで縦割り行政の弊害が出て、一緒に問題に取り組めなかったんだそうです。

それと、特殊学級の先生が専門的知識に疎いこと。
これはやはり教育の現場でも大きな問題ということです。
今研修などで積極的に取り組んでる最中とのこと。
理由はひとつに先生になるときに、そういった単位が大学などで必須でないこと。
もうひとつは、特殊学級や養護学校というと発達障害も身体障害も一緒くたになっていたので、浅く広い知識が必要だったから、なんだそう。
ただ、最後に講師の先生がおっしゃっておられましたが、経験上もっとも重要なのは先生自身の取り組み方なんだそうですよ。
どんなに専門的知識が豊富な先生でも、子供のために努力をしたい、と思わない先生はダメ。
知識が最初はほとんど無くても、子供のために一緒にがんばって行きたいと思う先生は、どんどん知識を吸収し、子供とともに歩み、本当の意味で素晴らしい先生になるようです。
そこの見極めが肝心。
モンブランさんも先生の知識の有無ではなく、先生の人柄を見て決めるといいですよ!!

長くなっちゃいましたが、たった一度しかない大切な時間、あせらずよく考えながらゆっくり進んでいけばいいんです。
いろいろなところを見学するのはすごくいいことだと思いますよ!
これから、少しづつ学校も良くなっていくと思います。
希望になるべく近いクラスが見つかることを祈っています(^v^)

[#1940] Re:本当に「中途半端」…
 モンブラン  - 04/12/5(日) 23:17 -

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   みーぽんさん>
レス有難うございます。
講演会に行ってこられたのですね。
すごく勉強になるレスだなあ。
有難うございます。
やっぱりまだ問題点は多いのですね…
でも、くよくよしても仕方ないでしょうね。
できるだけ明るく頑張ります(^-^)

[#2042] モンブランさんへ
 蜜柑 メールホームページ  - 04/12/10(金) 20:24 -

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   大変遅いレスで申し訳ありません。
私はアスペルガーの中学3年生です。
何度かモンブランさんの投稿を見て気になってました。
同じくらいの歳だし、同じ東京都に住んでるみたいだし。
(内容からしてF市かなぁ、と思ったんですが違いますか?
そうだとしたらとても近いです。)
なんかいろいろ話聞いてみたいです。
一緒に話せることがあれば話したい。
私、同い年くらいの発達障がいの人って会ったことないんですよ(笑)
もし良ければメール下さい。

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