アスペルガーの館の掲示板

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[#1077] 腹立たしい現実 サイボーグ教師 04/10/26(火) 19:41 [未読]
[#1083] Re:腹立たしい現実 明日天気になぁ〜れ 04/10/27(水) 1:00 [未読]
[#1086] Re:腹立たしい現実 サイボーグ教師 04/10/27(水) 7:44 [未読]
[#1087] Re:腹立たしい現実 明日天気になぁ〜れ 04/10/27(水) 9:34 [未読]
[#1095] 根に持つ性格 サイボーグ教師 04/10/27(水) 13:08 [未読]
[#1096] Re:根に持つ性格 penpen 04/10/27(水) 13:20 [未読]
[#1098] Re:腹立たしい現実 しらいし 04/10/27(水) 15:33 [未読]
[#1105] Re:腹立たしい現実 ネフェル 04/10/27(水) 22:31 [未読]
[#1110] Re:腹立たしい現実 penpen 04/10/27(水) 23:24 [未読]
[#1112] Re:腹立たしい現実 went 04/10/28(木) 0:12 [未読]

[#1077] 腹立たしい現実
 サイボーグ教師 ホームページ  - 04/10/26(火) 19:41 -

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    職員会で、アスペルガー障害の子について、リストアップし、今後のケアの必要性を提案しました。全校で15名ほどに上ります。アスペルガー症候群の子はそのうちの2名です。会終了後、ある女性教諭が私に近づいてきた。
 彼女曰く「うちの学級のこの子は、アスペルガー障害じゃない。」彼は、知的レベルはクラストップ。頭がよいので、たぶんその女性教諭のお気に入りなのでしょう。ですから、担任の下ではいい子にしているわけです。それはそれでよいケアなのです。しかし、私の判定では100点満点のアスペルガー障害の子なのです。若い女の先生には、一方的に話しかけて、活動のじゃまをしたり、多動傾向があったり、活動にまとまりがなかったりするなどアスペルガータイプの子であることには間違いがないのです。今後のケアのために、よかれと思ってしたことが裏目に出てしまいました。
 その女性教諭の心の裏が見えました。「アスペルガー障害」への偏見です。口には出さないものの「障害者扱いするな。」ということです。でも彼はアスペルガー障害の子に違いはないのが現実なのです。知的レベルの高い彼は、担任のお気に入りで、女性教諭のとった行動は、私が彼をアスペルガー障害と判定したことに対する抵抗でしょう。
 女性教諭のほんのごく一部ですが、知的レベルの高い子をかわいがる傾向が強い人がいます。また、知的レベルの高い子がクラスにいることを自慢する教諭もいます。このやりとりの中で、私は愕然としました。今までアスペルガー障害に対して理解があると思っていた先生に裏切られた。しょせん口先だけの理解にすぎないことがよく分かりました。特に小学校の先生にこういうのは多いですね。人間が信用できなくなりました。

[#1083] Re:腹立たしい現実
 明日天気になぁ〜れ  - 04/10/27(水) 1:00 -

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   今の小学校では このような話し合いがされているんですね
全く知りませんでした


サイボーグ教師さんが指摘されている先生とは 全く反対(?)の先生のお話です
今中3の我が子の小学校の頃の担任の先生の話です 
小2の時迄はとっても明るく 宿題も喜んでしておりました 
小3の終わりには 性格は暗く 宿題はしない 文字・文章を書く事が苦手で なぶり書きをする子供に変身しておりました
小学3年の時の先生がどんな対応をされたのか分かりませんが
休み時間は兄のクラスに居て 兄の学年の子とは話せるけれども
同級生とは話せなくなっておりました
このような状態に気付くのが遅くて・・・後悔してます
(まだ障害があるとは思ってもいませんでしたので・・・)
小4〜6は 担任の先生は毎年代わられましたが 
その都度相談いたしまして皆に溶け込む事が出来るように指導していただきました
例えば 昼休みは先生に声をかけていただいて 皆のボール遊びに入れてもらいました (子供たちだけではほとんどボールを渡してくれないので 先生が常に一緒に遊んでいただき ボールを渡していただいておりました)
3年かけて ほぼ昔の明るい子に戻りました
でも 一回ついた癖(?)は直らず 今でも気が向かない時は全く読めない字を書きます
(きれいに書いても 小学校3〜4年が書いたような文字しか 今でも書けないのですが・・・)
たった一人の子供だけの体験ですが
先生の対応一つで 子供ってあんなに変るんだな・・・って
先生の影響の大きさに驚きました

サイボーグ教師さんが指摘されているような先生が 少しでも子供たちの将来のことを考えて行動されるように 職場の人間関係大変でしょうが頑張ってください

サイボーグ教師さんのように 子供たちの事を一生懸命考えていただける先生が増える事を願います

[#1086] Re:腹立たしい現実
 サイボーグ教師 ホームページ  - 04/10/27(水) 7:44 -

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    今は、どこの小学校も適正就学の係から、アスペルガー障害の子について職員会で話題にされていると思います。しかし、その女性教諭のおかげで、できる子が大切にされて、軽度発達障害の子たちを「お荷物扱い」している人がいることを身にしみて分かりました。
 だいたい先生なんてものは、過去の経歴は、輝かしい人がほとんどです。私の学校も同様です。私のようにアスペルガー障害で苦しんだ人はほとんど見あたりません。できないものの心の痛みは、分からないでしょう。そういう意味では、私は貴重な存在なのかもしれません。

[#1087] Re:腹立たしい現実
 明日天気になぁ〜れ  - 04/10/27(水) 9:34 -

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   今はそうなんですか・・・
私の子供が通ってた頃よりも学校の仕組み(?)は通学しやすくなっているんですね・・・
実を言いますと
私の実兄夫婦は小学校の教師をしております
二人とも輝かしい過去の経歴(?)の自己中教師です
職場での事は私には分かりませんが
親戚付き合いの時 ASの我が子には 義姉・甥っ子たちは虐め?って疑いたくなるような態度で接しられます
確かに うるさいし チョロチョロと気ぜわしく動き回りますし 言い訳が出来ないのでみんな我が子が悪い事をしたように見えます
本当は甥っ子の後始末をさせられているだけのような気がするんですが・・
その上 両親もASと言う障害の事を親の躾が悪いからだと受け入れてもらえませんので 悲しい事なのですが 今は疎遠になっております
(幸いに 主人の両親・親戚は受け入れて理解しようと努力していただいております)

愚痴みたいになってしまいましたが、
心の痛みが分からない そのような性格(?)の学校の先生がいると言う悲しい現実があることも確かです

[#1095] 根に持つ性格
 サイボーグ教師 ホームページ  - 04/10/27(水) 13:08 -

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    今日は、二人も欠席し、昼休みが暇です。信頼していた人が自分の期待とはずれると、不信感が沸いてきます。トラウマを受けやすいというか、根に持ちやすいと言うか、しばらく、人間不信が続きそうです。

[#1096] Re:根に持つ性格
 penpen  - 04/10/27(水) 13:20 -

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   ▼サイボーグ教師さん:
先生!
根に持たないでー。
あっさりあっさりね。
成績がいいアスペの子をえこひいきする同僚の女性の先生。
親としてはありがたいです。
アスペッ子も一生に一度くらいそういう経験があってもいいではないですか。
世の中は成績がいいだけでは通用しないけれど
それでもかわいがられた経験は人を豊かにしますよ。きっと……。

[#1098] Re:腹立たしい現実
 しらいし メール  - 04/10/27(水) 15:33 -

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   サイボーグ教師さん はじめまして。
一昔前は、熱血な教師さん達がたくさんいたのでしょうが、最近は頭を軽く叩いただけで、体罰と呼ばれてしまう時代です。
どうしても、生徒への対応に不備が出てきても仕方が無いのでは......。
もちろん、これは間違ったことですが。

昔は、生徒に対して厳しい先生がいました。平手で頬をぶたれるなんて当たり前でした。
けれど、そんな厳しい先生に限って、生徒からは慕われたものです。人気がありました。
子供は、本能的に自分の事に対して真剣に向き合ってくれる人になつくんですよね。
それに、子供って、いろいろな人達(大人)とかかわり合って成長して行くものです。
この時代は、子供一人一人を、社会全体で育てていたわけです。

けれど、最近は核家族化が進んでいます。しかも、バブル時代を体験した世代が子供の親となっています。
結果、子供は単なる私物となっているのでしょう。大人にとって都合の良い子供に、価値が見いだされてしまう時代なのかも知れませんね。

サイボーグ教師さん みたいな人がたくさんいれば、多少は世の中、変わるのかな?

[#1105] Re:腹立たしい現実
 ネフェル ホームページ  - 04/10/27(水) 22:31 -

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   ▼サイボーグ教師さん:
> 彼女曰く「うちの学級のこの子は、アスペルガー障害じゃない。」彼は、知的レベルはクラストップ。頭がよいので、たぶんその女性教諭のお気に入りなのでしょう。ですから、担任の下ではいい子にしているわけです。それはそれでよいケアなのです。しかし、私の判定では100点満点のアスペルガー障害の子なのです。若い女の先生には、一方的に話しかけて、活動のじゃまをしたり、多動傾向があったり、活動にまとまりがなかったりするなどアスペルガータイプの子であることには間違いがないのです。今後のケアのために、よかれと思ってしたことが裏目に出てしまいました。

その アスペルガー的行動をしている児童が 先生に接する時と クラスメイトに接する時と 家族に接する時で すべてにおいてうまくやっているのなら問題は少ないのですが
先生に話しかけるのと同じ調子で クラスメイトに話しかけていると 中学校に上がった時に 先輩・後輩の上下関係を習得するのに困難が生じる可能性が高いので告知するしないはともかく なんらかの適切な指導が必要ではないでしょうか?
あと 知能が高く 小学校のテストを全教科完璧にこなす子供でも
中学校か高校のある時期に 特定の科目だけ まったくできなくなるという状態に陥る危険性があり 小学校のテストができただけで他の特徴に目が行かないのは 教師としての適正を疑います 塾の講師ならそれでいいのですが その女性教諭 怖いですね

> その女性教諭の心の裏が見えました。「アスペルガー障害」への偏見です。口には出さないものの「障害者扱いするな。」

その教師としては 自分の教え子の中から 精神障害児がでたら 自分の経歴に傷かつくから認めたくないだけじゃないですかね
アスペルガー特有の奇行は しつけが行き届いていれば自然におさまりそうに一見 見えることが 我々の苦悩なのです

P.S. 私の中学校の家庭科の教師の先生の言葉で ただ一つ覚えていることは
家庭科でパジャマを縫っていた時 クラスメイトの作業を手伝っていた私に 先生が言った
「たしかにおまえは優秀だ 手伝うのはうまい ただおまえは教師にはなれない クラスで一番理解能力の低い学生に手をさしのべることはできるだろう しかしそれができるのは今だけだ 中学校を卒業したら 一番理解能力の低い学生はおまえに聞きに行くことはできなくなる その時のために必要なことをおまえは教えていない」
名言だと思うのだが 私がその裏にこめられた意味をどこまで理解し習得しているかは疑問

[#1110] Re:腹立たしい現実
 penpen  - 04/10/27(水) 23:24 -

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   ▼サイボーグ教師さん:
> 職員会で、アスペルガー障害の子について、リストアップし、今後のケアの必要性を提案しました。

サイボーグ教師さんは養護学級の先生なのでしょうか。
どういうお立場の先生かわかりませんが、まず同僚の先生方と
うまくやっていくことができなければどんなすばらしい提案をしても
うまくいかないと思います。
小学校の先生なら特に指導はそれぞれの担任の先生におまかせするしかないのでしょうか。
聞かれたら答える程度にとどめたほうがいいように思います。
どんな職場も人間関係が一番大事だと思います。
先生同士の間で浮いてしまうと子どもさんからも父兄からも信頼されなくなると思います。
親のネットワーク、けっこうこわいです。
他の学校に行っても“あの先生は変”といううわさはついてまわります。
(もし、提案する立場のお仕事なのでしたらよけいな投稿です。
申し訳ありません)

[#1112] Re:腹立たしい現実
 went メール  - 04/10/28(木) 0:12 -

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   ▼サイボーグ教師さん:
> ある女性教諭が私に近づいてきた。
> 彼女曰く「うちの学級のこの子は、アスペルガー障害じゃない。」彼は、知的レベルはクラストップ。頭がよいので、たぶんその女性教諭のお気に入りなのでしょう。ですから、担任の下ではいい子にしているわけです。それはそれでよいケアなのです。しかし、私の判定では100点満点のアスペルガー障害の子なのです。若い女の先生には、一方的に話しかけて、活動のじゃまをしたり、多動傾向があったり、活動にまとまりがなかったりするなどアスペルガータイプの子であることには間違いがないのです。
> その女性教諭の心の裏が見えました。「アスペルガー障害」への偏見です。口には出さないものの「障害者扱いするな。」ということです。

 「女性教諭の心の裏」について、私は次のような、もっと気持悪い想像をしてしまいました。
1 知的レベルがクラストップのアスペルガータイプの子は、いじめのターゲットになるだろう。いじめは必要悪である。不安定な集団をまとめるための方法として、スケープゴートをつくって叩くことは有効だ。いじめられ役が反駁せずおとなしくいじめられていさえすれば、物事は丸く収まる。「勉強だけじゃダメだよ」と言いさえすれば、大人はいい人でいられる。また、これは本人も親も反駁しにくい言葉であるし。
2 「この子はアスペルガー症候群だ」などと言おうものなら、親から文句を付けられる。「アスペルガー症候群なんてものは、レッテル貼りだ。レッテルに甘えてそこに逃げ込みたい人や、診断名を増やして仕事を増やそうとする専門家による、デッチアゲだ。アスペルガー症候群なんてものはない。」ということにしておいたほうが、波風が立たないで済む。本人の性格ということで片付けたほうが、波風が立たない。

 私の身近にいる人は、次のように解釈している人が多数派なのです。
 「ただ単に鈍くさい・不器用・扱いにくいというだけの子供に、軽度発達障害というレッテルを貼り付けて差別しているだけだ。特殊学級も差別だ。それだけではない。その人たちは、軽度・重度と障害を更に差別化している。その人たちは『診断名や障害の前に人間がある』という視点を持たない人である。統合教育はすばらしい。『みんな同じなのだから、助け合ってがんばろう』ということは、分離教育ではできないから。軽度発達障害なんてものはない。単なる個性に過ぎない。」
 私の住んでいる県の東隣の県にある、不登校・ひきこもり対象の某フリースペース関係者が、特に声高に主張しています。

 「では、その個性がどのような個性なのか正しく知ろうとしているのですか? 本人の個性に合った生き方を認めようと本当に思っているのですか? それらのことをふまえないでキレイゴトを言ってるように、私には思えるのですけどね。そうでないなら、それが分かるように説明してください。」 
 と私が言うと、次のように論点をすりかえた返事がきます。
 
 「あなたがアスペルガーなんて、考えすぎ。今まで立派にやってきたじゃありませんか。」(注 立派かどうかなんてことは、私は一言も言ってない。)
 「アスペルガーなんてものを認めたら、親が健常者に近づけようとして詰め込み教育をする。」
 「それならあなたは、特殊学級に入ったほうがよかったと思うのですか?」

 それだけではありません。キレイゴトを言ったその舌の根も乾かぬうちに、次のようなことをしゃあしゃあと言うのです。
 「予定変更があったらパニックになるなんて、融通の利かない人ではいけない。マニュアルを大切にしてきたツケがまわってきただけ。」
 「教えなくても、子供は(注「大人に取って都合の良い物事を、大人に取って都合のよいように」という言葉が省略されていると思われる)学び取る。」
 「複数の物事を同時進行できないなんて、ただ単に本人が練習しなかったからだ。」
 「物事が上達しないのは、ただ単に本人が興味を持っていないからだ。適切な指導をし、本人が努力しさえすれば、人並みになれるはずだ。」
 「聴覚過敏なんて、大袈裟に言いすぎ。ただ単にあなたが、叱られないで甘やかされて育ったというだけのこと。触覚過敏は、過去に何かトラウマがあるというだけのことでしょう。」

 「差別・排除のためのレッテル貼り」ならば、私も反対です。しかし、「個性として認めたうえでの診断名否定」というふうには、私には思えないです。

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