アスペルガーの館の掲示板

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[#24464] 支援者しだいの子供たち yumeです。 08/2/18(月) 23:56 [未読]
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[#24483] Re:支援者しだいの子供たち yumeです。 08/2/19(火) 23:06 [未読]
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[#24586] Re:支援者しだいの子供たち yumeです。 08/2/23(土) 2:09 [未読]
[#24568] Re:支援者しだいの子供たち みいぽん 08/2/22(金) 11:30 [未読]
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[#24646] Re:支援者しだいの子供たち yumeです。 08/2/26(火) 13:17 [未読]

[#24464] 支援者しだいの子供たち
 yumeです。 ホームページ  - 08/2/18(月) 23:56 -

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   お久しぶりです。
以前にアスペルガーの息子のことで相談していたものです。
今は中学の進路を病弱養護にして息子が大きく成長できています。
支援者の観察力や障害の理解の違いで地獄から天国ほどにかわることを痛感して思わず書き込もうと思いました。
 
以前小学校にいた息子は廊下を走った。教室にいかずに保健室にいたことで「帰りなさい」と登校を拒否されたり、暴風雨の中で両手に荷物を持たされて傘もさせずに歩いて家にかえされ、私への電話では迎えに行くなと言った先生。その後、熱を出したことで先生に抗議をすると「フフン」と鼻で笑った先生。
教育委員会も保守に回ってしまう酷さに、息子は自殺未遂までした子でした。解離性障害から神経性心臓痛までおこして・・学校と戦った私でした。

ところが、学校も先生もかわり中学に入った息子は笑ったんです。少しずつ授業にも参加して、小学校の時のフラッシュバックに悩まされている息子を養護学校の先生は裏表なく息子の等身大をそのままに受け入れて育ててくれました。

息子の生きにくさも的確に判断して、障害以外の人間性までキチンと観察してくれていました。息子のもつ優しさや怖さ、弱さまで、私の感じていた以上のことを察知してくれて息子に居場所を作ってくれました。
息子は難しい子という私の言葉に「分かりやすい子」と言ってくれました。
本当に裏表のない接し方に私まで癒されて、本音で話が出来るんです。
担任の先生だけでなく、息子によりそってその魅力まで引き出してくれました。
息子は先生に相談できるほど先生に信頼をよせています。

以前の小学校で悪魔とののしられていた子が、やさしいくて公平な判断の出来る子と評価される違いってなんなのでしょうか・・・。

今は笑っていることが多い息子に先生方に感謝の言葉しか出てこないのですが、先生は「あたりまえの支援ですから」といいます。

本当にこの子供たちに「今」そして「未来にむけて」必要なのは「本当の支援」なのだと思いました。形や器ばかりそろえても、それを動かす人の資質が問われているように思いました。

[#24466] [投稿者削除]
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   この書き込みは投稿者によって削除されました。(10/6/11(金) 17:15)

[#24467] Re:支援者しだいの子供たち
 フリージア*  - 08/2/19(火) 9:41 -

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   ▼yumeです。さん:
お久しぶりです。
嬉しい報告をありがとうございます。
書き込みを読んで、私も幸せな気持ちになりました。

(なかなか出会えない事が残念だけれど、)きちんと理解して下さる方がいらっしゃるのだと、希望を新たにしています。

>本当にこの子供たちに「今」そして「未来にむけて」必要なのは「本当の支援」なのだと思いました。形や器ばかりそろえても、それを動かす人の資質が問われているように思いました。

ほんとうにそうですね。 
一方で、人の資質を生かしやすい「形や器」も、まだまだ不足していますから、形や器も充実していって欲しいと願っています。
そうでないと、数少ない資質の有る人材が疲弊してしまいますから。

また、素敵なお知らせを聞けることを楽しみに致しております。

[#24468] Re:支援者しだいの子供たち
 にゃおにゃお  - 08/2/19(火) 9:55 -

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   ▼yumeさん:

はじめまして。最近ロム専に徹していたにゃおにゃおです。
中1のアスペルガーの息子がいます。

うちは公立小でひどいいじめにあっていたので
少し離れた私立中に通わせています。
当初は元気に通っていたのですが、
最近クラスの子たちにいじめられるようになり、
学校へ行くのを辛そうにしています。

うちも養護学校への進学を考えましたが、
本人が頑なに拒否するので、
なかなか決心ができません。
また、少し前に特別支援センターの先生に相談をしたら、
学業に遅れのないアスペルガーだと
養護学校は難しいですと言われましたが、
このあたりは大丈夫でしたか。

また、yumeさんは息子さんにどう話をしていかれましたか。
お話を聞かせていただけるとありがたいです。

にゃおにゃお

[#24483] Re:支援者しだいの子供たち
 yumeです。 ホームページ  - 08/2/19(火) 23:06 -

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   ほうきぼしさんへ

本当にお久しぶりですm(__)m


>オーダーメイドがどうしても必要な子どもたち。
>だからこそ、関わる人の腕ひとつで、見方ひとつで、違いが大きく出てくることがある・・・。

本当に実感しました。答えは息子の中だけにあるのだと痛感しました。
どんなに立派な支援計画をたてても、息子に合っていなければ意味はないことも実感しました。

>不思議なことに、こちらが感謝するタイプの先生ほど、「あたりまえのことですから」のようにおっしゃってくださいますね。

そうですよね。
母の会でのことなのですが、通常の学校へかよわれている親さんたちは(私も)一様に「子供の個別支援」についての要望を出している中で、養護学校へ通われている親さんが「どうしてそんなに要望を強く訴えるのかわからない」という意見が出されて驚きました。
その時はその意味が障害の違いからくる悩みの内容の違いなのかな?なんて思っていたのですが、息子がその学校の支援を受けて、はじめてそのお母さんの言った言葉の意味を理解しました。

 「本当の支援」を「あたりまえ」にうけていたから私たちの要望がとても大げさに感じていたようです。
ここまでの支援の学校格差がある中では理解できなくて当然だったんです。

今、親の会で発達障害・アスペルガー支援を通常の学校で理解してもらえるように、病院の心理士の先生をはさんで学校と専門的に話し合いをすすめる勉強会をひらいていました。
まだまだ地方は遅れているようです(><)

[#24486] Re:支援者しだいの子供たち
 yumeです。 ホームページ  - 08/2/19(火) 23:41 -

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   ▼フリージア*さんへ

お久しぶりです☆
 
>一方で、人の資質を生かしやすい「形や器」も、まだまだ不足していますから、形や器も充実していって欲しいと願っています。
>そうでないと、数少ない資質の有る人材が疲弊してしまいますから。

本当ですね。支援を導いてくれる数少ない資質の人材には遠くからも人が集まってきて・・まさに疲弊した状態の先生を知っています。(><)
体制的な問題から、器も欲しいのも現状なんですね☆
完璧なんてのぞまないから できるだけ沢山の先生に、資質のある先生の「やわらか頭」の支援の仕方を知って欲しいなぁ〜なんて願ってしまいます。

[#24487] Re:支援者しだいの子供たち
 yumeです。 ホームページ  - 08/2/20(水) 0:57 -

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   ▼にゃおにゃおさんへ

はじめまして、にゃおにゃおさんm(__)m

>中1のアスペルガーの息子がいます。

私の息子も中1で同じです(^^)
>
>うちも養護学校への進学を考えましたが、
>本人が頑なに拒否するので、
>なかなか決心ができません。
>また、少し前に特別支援センターの先生に相談をしたら、
>学業に遅れのないアスペルガーだと
>養護学校は難しいですと言われましたが、
>このあたりは大丈夫でしたか。

お役にたてないかもしれないのですが、息子の場合の話をしますね。
息子の場合は養護学校でも病弱養護へ入れました。
一般的に養護学校は知的に遅れがないと入れないのですが、
病弱養護ではIQは関係なく入れるので、
もともと気管支喘息と自律神経失調症、低体温症、精神性心臓痛で服薬が
あったのでそちらで入れてもらいました。

でも・・不登校で入ってきた方もいたような・・・
このへんは曖昧なので・・察してくださいね(><)>
>
>また、yumeさんは息子さんにどう話をしていかれましたか。
>お話を聞かせていただけるとありがたいです。

息子もはじめは嫌がっていました。
養護学校というところをあまり良いイメージでとらえていなかったようで、偏見のようなものでした。今は特別支援学校と名前も変わって随分イメージもかわってきているようですが・・

私は「相手の痛みをわかってくれる場所へ見学に行ってみない?」と
誘いました。転校とか入学とか言わずに息子がそこで「何を感じ取るか」を
期待しました。
「ただ見るだけ・感じるだけでいいよ」と言って決して何かを決めることではないことを強調しました。

「ただ、学校といっても身体的につらい経験をしてきた子たちだから、人の傷つくことや嫌がることはしないし、あなたと同じ子供たちがいるから無理なことは決してさせないところだよ(^^)安心していいさ〜」と従来の学校のイメージとは違うことも話しておきました。

いくつものパンフレットを前に話あいました。選択肢を多くして「自分で選ぶ学校」が大切だと考えていたので、どうせ時間はたっぷりあるのだから・・と時間をかけて、気長に息子がその気になるのを待ちました。(^^)>

息子は人を見抜く観察力のある子なので、四件の学校を見学して「比較・検討」
させました。

息子の場合は最後に行った病弱養護の分校に即決でした。
決め手は、私が先生と話している間、他の先生が息子と体育館で野球のバッティングをさせてくれたのです。
息子の細かい動作から察知して無理なく「待つ」ことをしてくれたことでした。

予測することが苦手な息子には、行ってみないと、触れて見ないと不安ばかりがつのって前へ進めないのでより沢山の情報を用意することで「見学」できたのかとおもいます。

参考になったのか自信がありませんが、にゃおにゃおさんの息子さんによい出会いがありますように(願)

[#24510] Re:支援者しだいの子供たち
 T.T  - 08/2/20(水) 18:30 -

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   いい支援のある学校がみつかって、よかったですね。私も、そんな学校に行ってみたかったです。これからも、お子さんの笑顔の増える支援を受けられるといいですね。それを、心から、願っています。

[#24531] Re:支援者しだいの子供たち
 yumeです。 ホームページ  - 08/2/21(木) 13:50 -

引用なし
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   ▼T.Tさんへ
はじめまして、T.Tさん

>いい支援のある学校がみつかって、よかったですね。私も、そんな学校に行ってみたかったです。これからも、お子さんの笑顔の増える支援を受けられるといいですね。それを、心から、願っています。

ありがとうございます。
きっと良い支援は学校生活が終わったあとでも、巡り合えるのかもしれませんね・・
自分から求めて探せば、それに答えてくれる人に必ず出会えると思えるようになりました。
リスタートはいつでもできると勇気をもらえる方に出会えればきっとどんな問題がおきても、諦める前にその乗り越え方を考えていける気がします。
暖かい言葉を読むたびにいままでの辛かったことが思い出になっていくようです。
T.Tさんありがとうございます。

[#24534] Re:支援者しだいの子供たち
 ムスカリ  - 08/2/21(木) 18:56 -

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   yumeさん、はじめまして。
少し前から、この掲示板のお世話になっています。

私には高校一年の息子がいて、軽度のアスペルガーかも?と疑いがあります。
睡眠障害が酷くて、それでも高校を続けると普通高校へ行っていますが
いよいよ単位不足で、この年度末に来て、中退になりそうです。

まだ、高校側とも詳しく話していないし、本人の気持ちもハッキリしていません。
今は家にいて、ゆっくりしている感じで、
かえって睡眠障害が改善された気もします。
だから、やっぱり学校が嫌だっただけなのかな?とか・・・

yumeさんの息子さん、良かったですね〜。
学校で笑って過ごせて、素晴らしい先生に、めぐり合えて、
親として本当に幸せだろうな〜と思います。
アスペルガーでないとしても、学校に不適応を起こして、
行けないとなると、やっぱり親は、ものすごく悩むし、
苦しいし、どうしたらいいか、それだけを考えます。

学校での様子がわからないと、余計に何が不適応を起こさせるのか、
原因を探したりしますし。

私の息子はアスペルガーなら、受動型らしくて、
とにかく自分のことを話しません。中学も小学校もそうでした。
男の子だし、そんなものかな?と思っていましたが、
やはりちょっと、度を越していたかもしれないです。

支援や療育って、難しいですけど・・
本人に合った環境、なにより、理解できる周りの人たちに恵まれると、
きっと能力が開花するのですね。

私も気長に、やっていこうと思えました。
ありがとうございます。

[#24542] Re:支援者しだいの子供たち
 にゃおにゃお  - 08/2/21(木) 21:05 -

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   ▼yumeです。さん:

レスありがとうございます。


>私は「相手の痛みをわかってくれる場所へ見学に行ってみない?」と
>誘いました。転校とか入学とか言わずに息子がそこで「何を感じ取るか」を
>期待しました。
>「ただ見るだけ・感じるだけでいいよ」と言って決して何かを決めることではないことを強調しました。

そうですね。
養護学校、特別支援と聞いただけで、
「行かない」と即答するので、
実際にみせることはとても大切ですね。

>「ただ、学校といっても身体的につらい経験をしてきた子たちだから、人の傷つくことや嫌がることはしないし、あなたと同じ子供たちがいるから無理なことは決してさせないところだよ(^^)安心していいさ〜」と従来の学校のイメージとは違うことも話しておきました。

これは本当に重要ですよね。
今は旧友たちとは違う中学に通っていますが、
たまに下校途中に見かけることがあり、
そんな時はどこかに隠れてやり過ごしたりするそうです。
それだけ傷つけられ、
また今の中学でも同じように傷つけられているのかと思うと
安全の確保はとても大事なんだと私も思います。


>予測することが苦手な息子には、行ってみないと、触れて見ないと不安ばかりがつのって前へ進めないのでより沢山の情報を用意することで「見学」できたのかとおもいます。
>
>参考になったのか自信がありませんが、にゃおにゃおさんの息子さんによい出会いがありますように(願)

ありがとうございます!
yumeさんの書き込みを読んで、
養護学校に相談に行く決心が付きました。
最初は入学とかではなく、
ただ話を聞いてもらいに行く感じですが、
なんだ、養護学校に行くことって
そんなにハードルは高くないんじゃんって
とても勇気付けられたんです。
感謝です。(^o^)

[#24566] Re:支援者しだいの子供たち
 T.T  - 08/2/22(金) 11:01 -

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   ▼yumeです。さん:
>▼T.Tさんへ
>はじめまして、T.Tさん
>
>>いい支援のある学校がみつかって、よかったですね。私も、そんな学校に行ってみたかったです。これからも、お子さんの笑顔の増える支援を受けられるといいですね。それを、心から、願っています。
>
>ありがとうございます。
>きっと良い支援は学校生活が終わったあとでも、巡り合えるのかもしれませんね・・

そうだと思いますよ。

>自分から求めて探せば、それに答えてくれる人に必ず出会えると思えるようになりました。

私の場合も、いい支援者が見つかり、そういう出会いは、大事だなと思います。

>リスタートはいつでもできると勇気をもらえる方に出会えればきっとどんな問題がおきても、諦める前にその乗り越え方を考えていける気がします。

同感です。

>暖かい言葉を読むたびにいままでの辛かったことが思い出になっていくようです。
>T.Tさんありがとうございます。

いいえ。こちらこそ。ありがとう。いい支援者・サポーターがいれば、前進する勇気や力が出てきますものね。そういう出会いは、私も、これからも、大事にしていきたいと思っています。

[#24568] Re:支援者しだいの子供たち
 みいぽん  - 08/2/22(金) 11:30 -

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   ▼yumeです。さん:
yumeさん、お久しぶりです!!

今回の記事、読ませていただいて とても救われた気分です。
元気が出ます。
息子さんが笑顔で学校へ行ける 本当に親としては それが何よりも嬉しいですよね!

そして、知的に遅れがない場合でも 場合によっては病弱養護という進路もまた可能性としてある ということを教えていただいてとても助かります。
まったくそういう選択肢を知らないでいたので、子供の状況によって選択肢が広がることは 非常に嬉しいです。

またぜひBLOGのほうも、更新を楽しみにしています☆

[#24586] Re:支援者しだいの子供たち
 yumeです。 ホームページ  - 08/2/23(土) 2:09 -

引用なし
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    はじめましてムスカリさん

>
>私の息子はアスペルガーなら、受動型らしくて、
>とにかく自分のことを話しません。中学も小学校もそうでした。
>男の子だし、そんなものかな?と思っていましたが、
>やはりちょっと、度を越していたかもしれないです。

ムスカリさんの気持ちがわかるきがします。
私の次男小3は、受動型の広汎性発達障害(ADHDと自閉)で軽いほうなのですが、自分のことは聞かれないかぎり話しません。話しても意味がわからないので、原因を模索する毎日が今も続いています。(><)
「今」自分に何ができるだろうと私も悩みました。

アスペルガーの長男の時にどうにもならなくて辛くなり、アスペルガーの館で相談にのってもらってアドバイスを頂いただいていました。
そして私も前に進む力を分けてもらっていました(^^)
>
>支援や療育って、難しいですけど・・
>本人に合った環境、なにより、理解できる周りの人たちに恵まれると、
>きっと能力が開花するのですね。

 いろいろなことの選択肢が多くあることが、より「生きる選択肢」に繋がっているという「やわらか頭」を私も持ちたいと、今回養護の先生から教わりました。
>
>私も気長に、やっていこうと思えました。

わたしも一緒に子供たちとゆっくり向き合っていきたいです(^^)

ムスカリさん応援しています。

[#24613] Re:支援者しだいの子供たち
 SILVER ホームページ  - 08/2/24(日) 19:38 -

引用なし
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   ▼yumeです。さん:
こんばんは。

ちょっと長くなりますけれど、
わが家の場合をこの場をお借りしてお話しさせてください。

うちの息子が4年生のときの担任の先生が、
とってもとっても良い先生でらっしゃいました。

別に、アスペルガーのことを勉強した…という先生じゃなかったんですけれど、
子ども一人一人の個性を見て、一人一人考えてくださる先生でした。

普通、先生といえど、クラスに40人も教え子がいたなら、
この、一人一人の個性にあわせて……って、かなり至難のわざで、
口で言うほど、簡単にできないことだと思うんです。

でもその先生は、あっさりと、
「ぼくは、えこひいきしますよ。
 それは、すぐ泣いてしまう子と、我慢強い子に同じように叱っても子供の反応が違います。
 泣いてしまうような子には、それなりに叱ります」

まかり間違えば、泣けばゆるされる子や、泣かないばっかりに厳しく叱られる子
の、「差」が出てしまう気がするんですけれど、
そのかねあいを、上手にとられていた先生でしたので、
とても、すごい、と思いました。

とってもマメな先生で、
雨で遠足が延期になれば、クラスに大きなてるてるぼうずを作って飾ってくださったり、
子どもたちに渡る賞状が、色画用紙にコピーされたもので、それに子どもが誰か不満を言えば、
一人一人に、ラミネート加工をほどこしてくださるような(もちろん、先生の手作業です。40人分全員に!です)

算数の授業をするのに、大きな袋を持って来て、
「このなかに100個の飴が入ってます(中身はもちろん空ですが)。この袋が4袋で、400個です」
なんて、目で見てわかりやすく説明する…。

視覚支援を自然にやってくださってる先生でした。

この先生のとき、息子が一番落ちついていました。

こんな先生なら、「アスペルガー児への対応」なんて言葉も、専門書も必要ないんじゃないかしら?と、思いました。
(事実、必要とされない先生でしたけれど)


ですが、うちの家庭の事情で、
この先生に3月まで教わることは出来ずに転校となりました。

転校した先は、バリアフリーの広くて新しい綺麗な学校。
このバリアフリーが、自閉児にとってはくせもので、
一人になれる狭くて静かな空間が少ないんです。

そして前の学校じゃ、うちの息子を含めてクラスの中に何人か、
発達障害っぽい子がいたからこそ、クラス一丸となって親も子も、
学級崩壊を食い止めようと熱心でした。
うちの子一人だけが特別じゃなかった。

でも、新しい学校ではあまりそんな子は見かけないようで、
うちの子だけが目立つ問題児です。

転校当初は、しばらく無かったこだわり行動がいろいろ出て来て、
絵に描いたような(?)自閉症児に戻ってしまいました。

それでも、やっと今の学校にも慣れてきて、
落ちつきを取り戻しつつあります…。
 今の学校に慣れるまでにも、いろいろありました。(=^-^=) 
 校長室へ何度も通いましたし、
 参観懇談の都度、みなさまにアスペルガーの話しをさせていただく時間をつくっていただいたり…。
 子どもの問題がいろいろ大きいと、逆にひとつの啓蒙になってます。我が家の場合。

本人にも慣れてもらわなきゃ…とは思って、私も息子も頑張ってますが、
あの、前の学校の先生が、世の中の先生のほとんどを占めていたら、
軽度発達障害なんて言葉は、この世に必要ないものだったかもしれません。

そんな都合よくいかないのが世の中ですけどね。

人生に一人は、人生を教えてくれる大切な先生との出会いってあったなら、
少しはこの子たちの心に、良い影響を与えてくれるものだと思います。

良い先生、良い環境に出会うこと。人生で一度でいいからそんな時があれば
違ったものだと思います。

ただし、本人もその出会いをちゃんと受けとめられるのならば、もっと素敵になると思います。

せっかくの出会いがあっても、本人も親も気づかず通りすぎてしまうことだってありますしね。

環境しだい、支援者しだいの部分もありますけれど、
それをどう生かせるか?とか、
今の環境をどう受けとめていけるかも、親子ともども課題だと思ってます。

[#24642] Re:支援者しだいの子供たち
 yumeです。 ホームページ  - 08/2/26(火) 12:27 -

引用なし
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   ▼みいぽんさんへ
お久しぶりです!! お元気でしたか?

息子たちが喘息になってしまいレスが遅れました(><)>すみません(汗)
>
>今回の記事、読ませていただいて とても救われた気分です。
>元気が出ます。
>息子さんが笑顔で学校へ行ける 本当に親としては それが何よりも嬉しいですよね!
>
ありがとうございます。
みいぽんさんにも励ましのレスをいただいていました。
一緒に喜んでいただけて本当に嬉しいです。

>そして、知的に遅れがない場合でも 場合によっては病弱養護という進路もまた可能性としてある ということを教えていただいてとても助かります。
>まったくそういう選択肢を知らないでいたので、子供の状況によって選択肢が広がることは 非常に嬉しいです。

 私の子供は本当に選択肢の少ない場所からのスタートだったように思います。
私にできる環境準備は周りの方の協力と知恵をかりて「探す」ことからはじめました。驚かれるかもしれないのですが、早め早めの三年前から学校教育法や養護学校の校長先生へ面談を通して「IQではなく、生きにくさという視点から居場所が欲しい」と話してきました。市にも働きかけをしてどこに子供たちの支援として組み込めるかを模索してきて「気付いた」ものでした。
 
 障害福祉手帳も子供に必要な支援がえられるのであればIQは関係なしに療育手帳と近い支援が受けられることも知って四年前から取得していました。
そして、アスペルガーでは全国ではじめての支援も国から認めてもらいました。
必要な人が必要な分だけの支援をうけられる「手立て」を何年もかけて「探して」
「実現」へ結び付けられる協力を沢山の周りの方から得ました。
とんでもなく疲れてしまいましたが、私がいなくなった後でも子供たちが「生きていく」希望になったら・・・と親ばかでつっぱしっていました(笑)
 
>またぜひBLOGのほうも、更新を楽しみにしています☆

みいぽんの言葉に、頑張ってきたかいがあったとホッとします。
ありがとうございました。

[#24646] Re:支援者しだいの子供たち
 yumeです。 ホームページ  - 08/2/26(火) 13:17 -

引用なし
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   ▼SILVERさんへ
 お久しぶりです。

 いつも「うん・うん」とうなずきながらレスを読んでいます。

>とってもマメな先生で、
>雨で遠足が延期になれば、クラスに大きなてるてるぼうずを作って飾ってくださったり、
>子どもたちに渡る賞状が、色画用紙にコピーされたもので、それに子どもが誰か不満を言えば、
>一人一人に、ラミネート加工をほどこしてくださるような(もちろん、先生の手作業です。40人分全員に!です)

 素敵な先生ですね(惚れ惚れします)「えこひいきする」といっても遠足の時の不足の事態を予測して「みんなに」わけへだてない愛情を示せるなんてすごいですね。(驚)

>算数の授業をするのに、大きな袋を持って来て、
>「このなかに100個の飴が入ってます(中身はもちろん空ですが)。この袋が4袋で、400個です」
>なんて、目で見てわかりやすく説明する…。
>
>視覚支援を自然にやってくださってる先生でした。

一般の先生でも、特別支援という施策を細やかな視点からみんなに応用できる方にめぐり合えることは、子供たちだけじゃなく父兄の方たちも幸運でしたね(^^)

>転校した先は、バリアフリーの広くて新しい綺麗な学校。
>このバリアフリーが、自閉児にとってはくせもので、
>一人になれる狭くて静かな空間が少ないんです。

息子の学校もバリアフリーでした。分かります(><)

>それでも、やっと今の学校にも慣れてきて、
>落ちつきを取り戻しつつあります…。
> 今の学校に慣れるまでにも、いろいろありました。(=^-^=) 
> 校長室へ何度も通いましたし、
> 参観懇談の都度、みなさまにアスペルガーの話しをさせていただく時間をつくっていただいたり…。
> 子どもの問題がいろいろ大きいと、逆にひとつの啓蒙になってます。我が家の場合。
>
同じです(^^)。知ってもらう努力は改善につながりますよね。それと同時に啓蒙になって次の子へ繋がっていったり、支援者が増えていきました。
SILVERさんも同じ経緯をたどられていることにとても嬉しくなりました。

>本人にも慣れてもらわなきゃ…とは思って、私も息子も頑張ってますが、
>あの、前の学校の先生が、世の中の先生のほとんどを占めていたら、
>軽度発達障害なんて言葉は、この世に必要ないものだったかもしれません。
>
>そんな都合よくいかないのが世の中ですけどね。

はい(^^)>本当に
>
>環境しだい、支援者しだいの部分もありますけれど、
>それをどう生かせるか?とか、
>今の環境をどう受けとめていけるかも、親子ともども課題だと思ってます。

本当に、↑これは大前提の話ですね。何を困っていてどうしたいのか、こうしたらどういった改善が見込めるのか。それをどう生かして次へ進めていくのか。

失敗なんて大前提ですものね(^^)その乗り越え方や回避の仕方を本人が
どう「気付けていけるか」・・・私たち親もまた支援者の一人として「共に」
支援者の立場理解をしながら「課題」にとりくめる環境づくりが理想です。

SILVERさんの言葉が残ります。
同じように考えている・感じ取って行動している人がいることは、私にとって元気を分けてもらった気がします。

共感できることっていいですね(^^)
SILVERさんありがとうございます。

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