アスペルガーの館の掲示板

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[#24677] 区分け?病名?そういう性格だ、程度じゃだめ? ペンライ 08/2/28(木) 20:21 [未読]
[#24679] Re:区分け?病名?そういう性格だ、程度じ... SILVER 08/2/28(木) 21:00 [未読]
[#24704] Re:区分け?病名?そういう性格だ、程度じ... ペンライ 08/3/1(土) 8:44 [未読]
[#24719] Re:区分け?病名?そういう性格だ、程度じ... SILVER 08/3/1(土) 19:50 [未読]
[#24693] Re:区分け?病名?そういう性格だ、程度じ... 小雪 08/2/29(金) 20:10 [未読]
[#24705] Re:区分け?病名?そういう性格だ、程度じ... ペンライ 08/3/1(土) 9:14 [未読]
[#24716] Re:区分け?病名?そういう性格だ、程度じ... 小雪 08/3/1(土) 18:32 [未読]
[#24696] Re:区分け?病名?そういう性格だ、程度じ... 前田利家 08/2/29(金) 21:49 [未読]
[#24706] Re:区分け?病名?そういう性格だ、程度じ... ペンライ 08/3/1(土) 10:09 [未読]
[#24708] ペンライさまへ、 前田利家 08/3/1(土) 11:39 [未読]
[#24698] Re:区分け?病名?そういう性格だ、程度じ... きものひめ 08/2/29(金) 23:08 [未読]
[#24707] Re:区分け?病名?そういう性格だ、程度じ... ペンライ 08/3/1(土) 10:32 [未読]
[#24711] Re:区分け?病名?そういう性格だ、程度じ... ムスカリ 08/3/1(土) 15:57 [未読]
[#24974] Re:区分け?病名?そういう性格だ、程度じ... ペンライ 08/3/14(金) 13:17 [未読]
[#24713] Re:区分け?病名?そういう性格だ、程度じ... Cyperus 08/3/1(土) 16:37 [未読]
[#24976] Re:区分け?病名?そういう性格だ、程度じ... ペンライ 08/3/14(金) 13:29 [未読]
[#24722] Re:区分け?病名?そういう性格だ、程度じ... yumeです 08/3/2(日) 3:02 [未読]
[#24725] Re:区分け?病名?そういう性格だ、程度じ... 明子 08/3/2(日) 6:39 [未読]
[#24977] Re:区分け?病名?そういう性格だ、程度じ... ペンライ 08/3/14(金) 13:54 [未読]

[#24677] 区分け?病名?そういう性格だ、程度じゃだめ?
 ペンライ  - 08/2/28(木) 20:21 -

引用なし
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   こんばんは。初めて書き込みをいたします

一児の母ですが、知的障害のない自閉症と息子を診断されて早2年。いまだに受け入れられず、見過ごしています。母側の苦しみも聞いていただけたらな、と書き込みをさせてくださいませ。

母親が叱らないから、甘やかすから、そう非難され続けてきた幼児期を超え、息子に厳しく接するようになったと自分が改心したつもりで学校へ息子を上げたのですが、そこで我が家は一気にすさんだ日々を送ることになりました。共同生活の壁、学習の壁、指導されることの拒絶、その息子のストレスの受け口が家族へ向かってきたのです。そして、相談に行ったところで、診断名を聞きました。

今でも忘れられません。アスペルガーという区分けを知ったとき、息子をその区分けで括ってもらったとき、自分がその症状を持つ子どもの母親なんだと烙印を押されて、あろうことか、私は泣きました。悲しくて、ではないです。救われて、ほっとして泣いたんです。「ああ、そうなんだ。私のせいじゃなかったんだ」と。

なのに、いまだに積極的な療法を取り入れたり、学校への要求を頻繁にしたりする前に、まだなんとかなるんじゃないかと息子に期待してしまいます。

母親の私が揺れてしまうんです。障害だからと、こちらが対処法を学ぶことで、日々の生活を緩やかにしようとする反面、その対処や理解は社会にでていったらないのだから、ある程度は息子もルールを身に着けないのじゃないかと。


先日、学校から帰ってきた息子が、「家であまっている空の500mlのペットボトルに、あずきかビーズを入れて持ってきてと先生に言われた」と、言いました。

一見、たいした要求でもない、この先生のお知らせ。我が家では、地獄のバトルの火蓋が切って落とされるんです。

「あまっている」、そんなペットボトル、早々家にないです。人間、掃除しますから。代替案として、マンションのごみ集積場にたまっているペットボトルを持参するよう提案しました。
まあ、却下されます。息子から。気持ちはわからないでもないです。人のゴミですからね。私がとってきて洗う、といっても、ま、無駄でした。「家」=「ゴミ捨て場」じゃない、というのが彼の言い分。ゴミ捨て場に人は住んでない。そうだ、そうだ、その通りだねー。

そこで、学校の行事のためにいらないペットボトルを買うのも疑問譜が浮かぶのですが、争うよりはましかと、ペットボトルを買おうとして、またも、バトル。

「あまっている」=「買って用意する」は違う、と。なので、母の女優魂に火がつき、「ママ、急にお茶が飲みたくなったわ。どうしても、あのお茶が飲みたいの。今から買ってくるわね」と。そこまではよかった。
「あまっていた」=過去形なわけで、「あまっていた」状態にするには、飲んだ直後のペットボトルは当てはまらないらしい。

そして、致命傷だったのが、500mlとの指定。おそらく、そのぐらいの、の指定だったと思います。先生にしてみれば、マラカスに使うのですから、mlはどうでもよいのでしょう。でも、息子には大事な数字なんです。私が飲みたかったお茶はくしくも480ml。

買いなおしを重ね、ビーズも(母のネックレスを解いたら、それもだめ、買ったのもだめ、もらったのもだめ、祖母に偶然訪ねてきてもらいさも発見した風を装ってもらい)解決。すべてがそろうまで学校へはいけないとてこでも動かず、学校を2日休んだ息子です。

端から見ると、「なんでそんなわがまま通させるの?」に映るでしょうね。
医学的にいえば、適応障害なんでしょうね。
本人に言わせると、「規定を(500mlとか)を守らない信じられない母親に僕は責められる理由がわからない」だし、
私から言わせると、「手がかかる子」なんです。時には相手してつぶれてしまいます。へこたれてしまいます。

融通が利かない、これを翻訳すると、アスペルガー?って辞書にのってないかなー。診断してもらうことも大事。それはわかるんです。でも、突きつけられたら、今度は診断に即した対処をしなきゃいけなくて、苦労するんです。対処を突きつけられるんです。
私だって、完璧じゃない。子どもの性格に対処できなくったって、柔軟な思考ができてほしいって、無理な望みを子どもに持つ日があったっていいじゃない。

息子へ
ママっていつもあなたを責めてるのね。でもね、ママも、いつもあなたに責められているのよ。お願い。たまにでいいから、「今日は天気で気持ちいいね」「うん、そうだね」って、会話して一日を過ごしてみたい。そんな夢をまだ捨てきれないママでごめんね。今日はちょっと反省したから、あしたは今日より耳を傾ける母親になれるといいな、って思ってます。

お読みいただいた方には愚痴で失礼。受ける側の愚痴も書いてみました。
理解するのも片側ばかり要求されると、辛いものです。理解しあう、そんな日は来ないかもしれないけれど、大きなお世話かもしれないけれど、親は愛情を持っています。子どもからすれば歪んだ愛情にうつるのかもしれないけど、愛してる、それは変わらないの。愛し方が完璧じゃなく映っても、許してあげてほしい。伝える側もまた、愛情を伝えることに不器用な、障害をもっているのかも。
そう考えると、病名なんて私にも当然つきそうですね。適応障害対不適応障害者、みたいな。そういう、癖を持つ同士の人間ってことで、まあるくおさまらないかなぁ、なぁ。。。

[#24679] Re:区分け?病名?そういう性格だ、程度じゃだめ?
 SILVER ホームページ  - 08/2/28(木) 21:00 -

引用なし
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   ▼ペンライさん:
はじめまして。

小学5年生のアスペルガーと診断された息子と、
小学3年生の広汎性発達障害(アスペルガーとは呼べないけれど広く発達障害としてくくられる)と診断された娘がいます。

>今でも忘れられません。アスペルガーという区分けを知ったとき、息子をその区分けで括ってもらったとき、自分がその症状を持つ子どもの母親なんだと烙印を押されて、あろうことか、私は泣きました。悲しくて、ではないです。救われて、ほっとして泣いたんです。「ああ、そうなんだ。私のせいじゃなかったんだ」と。

私は最初の内は、そう思っていいと思います。
多くの母親が、「自分の育て方じゃなかったんだ」と、ほっとするんじゃないかな?って思ってます。

でも、そこからどう対処、対応してくかは、やっぱり親の育て方…なんだと思ってます。

>母親の私が揺れてしまうんです。障害だからと、こちらが対処法を学ぶことで、日々の生活を緩やかにしようとする反面、その対処や理解は社会にでていったらないのだから、ある程度は息子もルールを身に着けないのじゃないかと。

うちの息子は、今の法律では療育手帳を間違っても受けられません。
診断当初のIQが、138でしたから。
この状態で、今の法律だと、
息子は将来、障害者就労じゃなくって、一般枠での就職になると思うんです。
支援学級もこの子にとっては厳しいかな…って思ってます。

そういう意味でもそうですし、
一人で外を歩くということは、誰もが彼を障害児とは見ませんから、

私は彼を、できるだけ自分の力で生きられるよう育てていこうと思ってます。

周囲に支援と配慮を求めながら、
本人もできるだけ自分の力で社会を生きていけるよう力をつけさせる。
それが一番、本人のためになるって、私は思ってます。

>先日、学校から帰ってきた息子が、「家であまっている空の500mlのペットボトルに、あずきかビーズを入れて持ってきてと先生に言われた」と、言いました。

ペットボトルでの顛末、読ませていただきました。
ほんと、こういうこだわりって、なかなかぬけられないようですね。

わが家も似たようなトラブルは満載です。
うちの息子は、落ちついていたら冗談も通じるし、融通もきくのに、
いったん、つまづいちゃうとバリバリの自閉児に戻ってしまいます。

徒歩20〜30分かかる学校からの帰り道に、友達とのトラブルでつまづいたからといって、
またもう一度学校へ戻って、「帰宅」をやりなおしされたときには、
ほんとにやっかいだ…と思いました。

でも本人も、「疲れるのになんで自分はこんなことやってんだ…」と思いながら
やりなおししてました。

でもそんなことをやりながらも、
本人も少しずつ力をつけていってます。

押したり引いたりを繰り返しながら…。

障害は、治るものではありませんし、一生おつきあいしていくものですが、
本人も親も、上手にその障害とおつきあいしていくことで、
本人だって、楽になる。

そう思って育てています。

[#24693] Re:区分け?病名?そういう性格だ、程度じゃだめ?
 小雪  - 08/2/29(金) 20:10 -

引用なし
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   ▼ペンライさん:

はじめまして。
以前攻撃的という題で、投稿させていただきました。

ペンライさんの書き込み見て、うんうん、と大きくうなずきました。

本当に、何でそんなことにこだわるの?もっと柔軟になってくれたら・・・
って、ためいき出ますよね。。
以前の私はため息より、怒ってしまっていました。

アスペなんて思いもよらなかったから、中学生にもなって、何でまだこんなこと言ってるの?するの?いつまで根にもって怒ってるの?もういいかげんにしてって。
まわりからは「もっと言い聞かせたら?」とか、「怒りすぎじゃないか」とか。高校の先生には「こんな子初めて」って言われてきました。

親も、子もくたくた。

結局高校は辞めてしまいました。
でも、、、今は楽です。
もう朝敷布団まで引っ張って、怒鳴りあって起こさなくていいし、学校から電話がかかってこない。さまざまな学校のきまりややらねばならないことについての親子バトルがなくなる。和気あいあいとはとてもいきませんが、とりあえずはお昼と夜は一緒に御飯食べる。

午前中は寝ていますが、明日からバイトするんですって。
夕方からは塾に行ってます。
世間の普通からはずれていても、本人が自分の道を見つける方法に協力するという立場をとれば、少しずつ心通い合う日がくるんじゃないかって、そういう希望持っています。

いまはまだお子さん、小学生くらいでしょうか?
持ち物の問題などは先生にも協力いただいて、対処していただくといいのではないかな?伝え方を工夫していただくとか。。。

私もようやくそう思えてきたばかりの立場ですが、これから思春期にはいるお子さんのようですし、私のような間違いしてほしくないなあって思って書き込みさせていただきました。


>

[#24696] Re:区分け?病名?そういう性格だ、程度じゃだめ?
 前田利家 メール  - 08/2/29(金) 21:49 -

引用なし
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   はじめまして。私は広汎性発達障害でPTSDの当事者で30代です。
あなたの書き込みを見た時、自分の母親の胸の痛みを思いおこさ
れました。私の母はなにかはわからないけれどもとにかく私のせい
で度々泣き出すのです。普段は気丈でPTA副会長まで勤めるまるで
鉄の女のような母がしおれた花のようにうなだれて泣いていたの
です。子供心に「どうしよう、私が何を頑張ればお母さんは泣かなくて
すむのか」つらかったです。大好きな母が自分のせいで泣く、それだけ
は何と無く感じ取っていました。
未だに母は泣きはしないけれど、どうしてお前はおかあさんを
苦しめるの・・・といわれてしまうのです。悔しいです。
母を苦しめたくない、でも何がいけないのか解らない

自分なりに何かいい事をと思って、頑張るのですが今思えばそれが
かえってあだになり、皮肉にも更に母の悲しみ、苦しみを増やす、
私は自分が憎くて10歳前から自分の身体に傷をつけて、泣いて
喚いて「私なんか悪魔の子、死んでしまえ!」と気が狂ったように
暴れるしかなかったんです。「もう駄目だよ・・殺して」と父に
言った事もありました。

自閉症をテーマにしたドラマを母に教えたら「私、みられない」
と母が言いました。大人になった私にはなんとなくわかるんです。
わが子が健常であって欲しい、あんなに難しい医学知識があるなら
障害を持っているだなんて思いたくない、もう少し、あと少し
もう少し頑張ればあの子はまともな大人になれるはず・・・・そう
信じようとしては、度重なる暴力、怪我、いたずら、不適応、
母も私も兄弟も家族全体が修羅場と化していたのです。
母は自閉症のドラマでトラウマに直面してしまうのがつら過ぎたの
でしょう。
私が理解があれば・・・・と言う後悔で自分のクビが締まる思い
だったのです。きっと。

因みに私も今では、自閉症、PTSD、トラウマに関するものを見る事
が出来なくなってきました。トラウマがわかったから苦しくなり、
恐くなり、見ていると動悸と冷や汗が出ます。
昔の母も父もまいにち(私には解らない理由)私を叩きのめしました。
意味のわからないお仕置き、解決不能な課題、防ぎ方のわからない
トラブル・・・
長くなりましたので省略しますが、
いつかわかりあえたらと思います。
私は今やっとこの歳で、「お母さん生んでくれてありがとう」
と言えるようになりました。

いつか、光が差し込む時が来ることを信じて・・・
当事者の分際ですが、応援しております。
「私は精一杯やっている!!」そう思って是非自信を持ってください。
                            前田利家

[#24698] Re:区分け?病名?そういう性格だ、程度じゃだめ?
 きものひめ  - 08/2/29(金) 23:08 -

引用なし
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   はじめまして。きものひめと申します。
私と子供八才も、広汎性発達障害の当事者です。
書き込みを読みまして、辛かった過去を思い出します。
私も息子が診断された時、やっぱり、でも診断はまちがいかも。とか、なかなか
受け入れられませんでした。

でも、長い時間息子といると、やはりなにか気になるのです。
たぶん、それはとても、微妙になにかずれている様なというか、、、、。
息子の診断から二年経ち、ようやく私自身も、同じで困っている事に気づき
ました。

私自身、過去を振り返ると、うつになったり、フラッシュバックに苦しんだり
特に、就職の人間関係で苦労しました。でも、それは性格ではなく、障害特性
の為だとわかり、謎がとけたみたいでむしろ、診断されよかったと思います。

そして、現在は息子なりに出来ることも増え、成長しています。
特に訓練も療育もうけていません。
医療機関で診察(カウンセリング?)は定期的に受けてます。
私個人の考えですが、犯罪を犯さなければ、大多数とずれていようが
本人が幸せだと感じられる生き方が、できればOKかなと思っています。

かつて私も普通に息子を近づけようと必死に、言う事聞かせようとしたり、
訓練っぽい事もしてみたけど、あまり意味が無く母子共にストレスが溜まり
いい状態ではなかったので、やめました。
私がしている事が正しいかどうかはわかりませんので、人に私の考えを
押し付けません。
ただ、長く生きている分、息子のナビゲーターみたいになれたらいいなと
思っております。

[#24704] Re:区分け?病名?そういう性格だ、程度じゃだめ?
 ペンライ  - 08/3/1(土) 8:44 -

引用なし
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   ▼SILVERさん:
はじめまして。お返事ありがとうございます。
>私は最初の内は、そう思っていいと思います。
>多くの母親が、「自分の育て方じゃなかったんだ」と、ほっとするんじゃないかな?って思ってます。
皆さんが通られた道かもしれないのですね。ここにいらしてる皆さんは、きっと、もう、その道を意思で歩み始めた方々なのだろうと、お察しいたします。

>でも、そこからどう対処、対応してくかは、やっぱり親の育て方…なんだと思ってます。
そうですね。つい、目を背けようとする時期を脱しなければ、と二の足を踏んでばかりですが、でも、わかったからには、それ以上に判明していない状況よりも接し方の指針がわかったのですから、子育ても楽になるのかもしれません。

先人の歩く姿を見て、重い腰を上げようかな、と前向きになってきたところです。ありがとうございます。

>うちの息子は、今の法律では療育手帳を間違っても受けられません。
>診断当初のIQが、138でしたから。
なるほど。療育手帳なるものの存在は知りませんでした。
まったく不勉強です。教育センターでは「愛の手帳」を勧められました。
それは違うのではないかな???とまだ、検査に行っていません。
もしかしたら、療育手帳のことを担当者は言っていたのかもしれませんね。

私自身、常勤で仕事をしています。学校から帰った子どもは、週2日は祖母に、あとはファミリーサポートの方についていただいております。一人で公園に出て行っても、「迷惑だ」と連絡を受けるので、頼まざるを得ませんが、一日の負担額が相当な額になります。それが無料になるのだと、担当者からすすめられました。
仕事をやめられれば、一番いいのでしょうけれど。

>この状態で、今の法律だと、
>息子は将来、障害者就労じゃなくって、一般枠での就職になると思うんです。
>支援学級もこの子にとっては厳しいかな…って思ってます。
一般枠の就職ですか。。。教育センターでも発育相談でも、この障害での一番の立身者の名を上げて、何かに秀でることができるのだから大丈夫と、慰めてくれます。そう、エジソンさんです。どこに行ってもエジソンを例に、向いたものを何か見つけてあげてください、としきりにすすめられます。

けれど、親としては、エジソンか否かのばくちのような人生よりも、平々凡々に生きていく道を見つけてほしいな、と思い、つい、社会ルールを守るよう、きつく言ってしまっています。

私のところでは、対応学級を含む、児童数が過疎になった小学校が近くにあり、そこへ転校すれば、多い教員数で目をかけて教育ができるともすすめられました。苦手な科目は強要せず、向いている箇所を伸ばしてもあげられるというのです。
でも、そこを卒業したら、どうなるのでしょう?と不安になります。本人には楽な環境かもしれません。でも、また、そのような中学校を探すのでしょうか。そこの小学校を卒業したことで、確実に息子は症状を認知され、障害を公言して生きていく人生となります。隠すことが得策でないと、頭のどこかではわかっているのですが、母親の私が息子の症状にまだ向き合えていないのでしょう、そんなにひどくないのでは、と時に思ってしまいます。まだまだ、道を歩む覚悟をしきれていないですね。。

どうせなら、就職までこぎつけられるところまでの一貫教育環境があればいいなぁ。と、つい、何物ねだりをして現実逃避してばかりです。

>私は彼を、できるだけ自分の力で生きられるよう育てていこうと思ってます。
>
>周囲に支援と配慮を求めながら、
>本人もできるだけ自分の力で社会を生きていけるよう力をつけさせる。
>それが一番、本人のためになるって、私は思ってます。
とても共感させていただきました。そう思うと、社会に出るまでの子育てにかかっていますね。障害があるなしは別にして、親は子どもの自立と幸せを願う点では、どの子育ても目的は同じなのかもしれませんね。
ちょっぴり気が楽になりました。
>徒歩20〜30分かかる学校からの帰り道に、友達とのトラブルでつまづいたからといって、
>またもう一度学校へ戻って、「帰宅」をやりなおしされたときには、
>ほんとにやっかいだ…と思いました。
うわぁ、「やっかい」で終えられている、SILVERさんが頼もしいです。
私は「勘弁してくれ」と本人に頼み込むかもしれません。

>でも本人も、「疲れるのになんで自分はこんなことやってんだ…」と思いながら
>やりなおししてました。
そうでした。本人が気づくときもありますよね。

>障害は、治るものではありませんし、一生おつきあいしていくものですが、
>本人も親も、上手にその障害とおつきあいしていくことで、
>本人だって、楽になる。
>そう思って育てています。
いろいろなアドバイスをありがとうございます。本人が楽になる、とても大事なことですよね。親の私とまっこうから衝突してばかりですが、親の私が気持ちを楽にして、衝突を避けてあげたいと素直な気持ちになりました。
愚痴を聞いていただきありがとうございます。

[#24705] Re:区分け?病名?そういう性格だ、程度じゃだめ?
 ペンライ  - 08/3/1(土) 9:14 -

引用なし
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   ▼小雪さん
はじめまして。お返事ありがとうございます。
>本当に、何でそんなことにこだわるの?もっと柔軟になってくれたら・・・
>って、ためいき出ますよね。。
>以前の私はため息より、怒ってしまっていました。私もたまに怒ります。怒って解決なんてしないとわかっていても、自分のイライラの持って行き所がなかったりして。あとから反省ばかりです。

>まわりからは「もっと言い聞かせたら?」とか、「怒りすぎじゃないか」とか。高校の先生には「こんな子初めて」って言われてきました。
>
>親も、子もくたくた。
皆さんもそうなんですね。子もくたくたなんですよね。。。

>結局高校は辞めてしまいました。
>でも、、、今は楽です。
>もう朝敷布団まで引っ張って、怒鳴りあって起こさなくていいし、学校から電話がかかってこない。さまざまな学校のきまりややらねばならないことについての親子バトルがなくなる。和気あいあいとはとてもいきませんが、とりあえずはお昼と夜は一緒に御飯食べる。
その選択はきっと幸せな選択だったのでしょうね。私も夢見るときがあります。学校がなければ、子どもと笑顔で暮らせるのに、とか。息子には、フリースクールもありなんじゃないかな、とか。決断された小雪さんが、ちょっぴりうらやましいです。我が家はその選択肢は、周囲の反対にあい、いまだ候補に挙げられない状況です。ま、まだ小学生ということもありますが。

>午前中は寝ていますが、明日からバイトするんですって。
本人からの前向きな言葉って、本当にうれしいものですよね。
楽しみですね。

>夕方からは塾に行ってます。
>世間の普通からはずれていても、本人が自分の道を見つける方法に協力するという立場をとれば、少しずつ心通い合う日がくるんじゃないかって、そういう希望持っています。
世間の普通からはずれる、親がまず外れないといけないのですよねー。。。我が家では世間体が一番の大きな壁です。
小雪さんのように、気持ちを楽に構えていけたらよいなぁ、と、思います。

>いまはまだお子さん、小学生くらいでしょうか?
>持ち物の問題などは先生にも協力いただいて、対処していただくといいのではないかな?伝え方を工夫していただくとか。。。
はい。伝え方の工夫は、お願いをしてあるのですが。こればっかりは、先生も一人を見ているのではないですから、難しいのでしょうね。でも、がんばります。

>私もようやくそう思えてきたばかりの立場ですが、これから思春期にはいるお子さんのようですし、私のような間違いしてほしくないなあって思って書き込みさせていただきました。
書き込みありがとうございます。
小雪さんは、うらやましい限りのゴールにたどり着いていらっしゃるように思えて、「小雪さんのような間違い」は、間違いではなかった?などと読んでしまいましたが、先人からみたご意見や後悔談は、未踏の私には決して得られない教訓の塊なんだと思いました。
苦しいのは自分だけではないと、書き込んでは救われ、お返事をいただいて救われ、小雪さんにも、掲示板さんにも感謝しています!

[#24706] Re:区分け?病名?そういう性格だ、程度じゃだめ?
 ペンライ  - 08/3/1(土) 10:09 -

引用なし
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   ▼前田利家さん:
はじめまして。書き込みありがとうございます。
貴重なご意見を伺い、涙をこぼしてしまいました。
>です。子供心に「どうしよう、私が何を頑張ればお母さんは泣かなくて
>すむのか」つらかったです。大好きな母が自分のせいで泣く、それだけ
>は何と無く感じ取っていました。
大反省です。私も、泣いて頼むときがあります。息子は、すごく悲しそうな顔をするんです。でも、書かれていらっしゃるとおり、困惑した顔でもいます。
お互いが傷つけあっているんですね。
>自分なりに何かいい事をと思って、頑張るのですが今思えばそれが
>かえってあだになり、皮肉にも更に母の悲しみ、苦しみを増やす、
>私は自分が憎くて10歳前から自分の身体に傷をつけて、泣いて
>喚いて「私なんか悪魔の子、死んでしまえ!」と気が狂ったように
>暴れるしかなかったんです。「もう駄目だよ・・殺して」と父に
>言った事もありました。
今から息子はこのときの前田さんの年齢に入ってきます。
この間、自分は変わろうと息子が決心したときがあったんです。みんなと仲良くやって生きたいと。そして、しばらくたって、おお泣きしました。
「人生をリセットしたい。もう僕はこんな僕だってみんなに思われてるから、僕は変わったのに、みんなは前のままの僕だとしか思ってはくれない」と。
抱きしめるしかできませんでした。ずっと、一生いっしょに生きていってあげたい。できるなら一生隣で守ってあげたい。
でも、いつかは親はいなくなるから、どうかこの子に友達なり伴侶なりできる時が来てほしいと、祈るしかできません。

でも、そこまで追い込んだのは、「変われ」と厳しくいった私かもしれませんね。
泣く姿を見せることで、理由を察することを強要してもいたかも。大反省です。

>わが子が健常であって欲しい、あんなに難しい医学知識があるなら
>障害を持っているだなんて思いたくない、もう少し、あと少し
>もう少し頑張ればあの子はまともな大人になれるはず・・・・そう
>信じようとしては、度重なる暴力、怪我、いたずら、不適応、
>母も私も兄弟も家族全体が修羅場と化していたのです。

>昔の母も父もまいにち(私には解らない理由)私を叩きのめしました。
>意味のわからないお仕置き、解決不能な課題、防ぎ方のわからない
>トラブル・・・

無理を押し付けているのは親なんですよね。早く私がそれを認めないといけないですね。前田さんの貴重なお話を伺えて、人の苦難から学ぶ自分が心苦しくもありますが、お話いただいたことに感謝しております。
前田さんの一言一言が、息子が私にぶつけたい感情なのだと、まざまざ感じ取りました。息子の気持ちを突っぱねず、受け止めていきたいです。

>いつかわかりあえたらと思います。
>私は今やっとこの歳で、「お母さん生んでくれてありがとう」
>と言えるようになりました。
うふふ、いわれてみたい言葉ですね。素敵な言葉をかけてもらって、お母様もとてもうれしかったことでしょう。前田さんも、苦しい中からその言葉を見つけ出すに至って、とても喜ばしいです。
>
>いつか、光が差し込む時が来ることを信じて・・・
>当事者の分際ですが、応援しております。
>「私は精一杯やっている!!」そう思って是非自信を持ってください。
>                            前田利家
ありがとうございます。息子の気持ちも代弁してくださり、ちょっと息子と通じ合えた気分です。反省も交え、進んでいきます。

[#24707] Re:区分け?病名?そういう性格だ、程度じゃだめ?
 ペンライ  - 08/3/1(土) 10:32 -

引用なし
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   ▼きものひめさん:
はじめまして。お返事ありがとうございます。
>私と子供八才も、広汎性発達障害の当事者です。
>書き込みを読みまして、辛かった過去を思い出します。
>私も息子が診断された時、やっぱり、でも診断はまちがいかも。とか、なかなか
>受け入れられませんでした。

>私自身、過去を振り返ると、うつになったり、フラッシュバックに苦しんだり
>特に、就職の人間関係で苦労しました。でも、それは性格ではなく、障害特性
>の為だとわかり、謎がとけたみたいでむしろ、診断されよかったと思います。

私も、きものひめさんのように、診断はよかったと思っています。なぜ??と苦しむ理由を、障害を盾に、自分の行動を正当化できたからかも。でも、そこから、障害をオープンにしていくことに二の足を踏んでいるようです。

>そして、現在は息子なりに出来ることも増え、成長しています。
>特に訓練も療育もうけていません。
>医療機関で診察(カウンセリング?)は定期的に受けてます。
>私個人の考えですが、犯罪を犯さなければ、大多数とずれていようが
>本人が幸せだと感じられる生き方が、できればOKかなと思っています。
耳が痛かったです。本人の幸せは、親がこうだとする形とは限りませんものね。
そうでした。またまた反省です。

>かつて私も普通に息子を近づけようと必死に、言う事聞かせようとしたり、
>訓練っぽい事もしてみたけど、あまり意味が無く母子共にストレスが溜まり
>いい状態ではなかったので、やめました。
今、私はまさに必死状態です。でも、受け入れる、も、やめる、も、結局は同じことなんですね。あるがままの息子を、息子の人柄をどうこうしようとしても、そんなこと叶わないのですし。

>私がしている事が正しいかどうかはわかりませんので、人に私の考えを
>押し付けません。
>ただ、長く生きている分、息子のナビゲーターみたいになれたらいいなと
>思っております。
大変参考になりました。なんだか、皆さん、乗り切られていて、書き込んだ自分が恥ずかしいです。でも、私もいつか、この時期を振り返れるよう、自分の結論を導き出したいです。ありがとうございます。

[#24708] ペンライさまへ、
 前田利家 メール  - 08/3/1(土) 11:39 -

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   返信ありがとうございます。

私は大きくなって、如何に自分の病気の事で家族に迷惑かけてきたのか
分かったので、病名が分かり、勉強してゆくに連れて母にもみんなにも
申し訳無い気持で一杯になりました。
私は、ペンライさんに、発達障害の子供を持つ親の心の痛みを共感した
くて書き込みしたつもりが、いつのまにやら立場がごっちゃに・・・
すみません。

私は母に言います。「お母さん、あたしに悪い事したなんて思わないで。」
「あの時はみんな、私もつらかったけど、私はみんなが私の為にと、
精一杯の力で助けようとしてくれたの分かっているから。」
自分の子供が障害を抱えているなんて恐くてつらくて受け止めきれないし、
普通だって思いたい、将来親がいなくなっても安定して生活できるように
なるかものすごく心配になる気持ちもわかるんです。

ペットボトルのバトルもいつか、お互いにあんな事あったよねぇ。
って言い合える日がきっと来ると思います。
長い年月ですが、いままでにペンライさんが全てして来たこと、
失敗だったと思う事ですらも、全て無駄じゃなかった、って、納得する
日が必ず来る筈です。
自閉症でも、アスペでも、やっぱり優しさは同じ、いつかお子さんが
親孝行・・・って言って何かしてくれる日が必ず来ると思います。

そうなったら、喜び合い抱き締めあって今までの痛みも治まるのかもしれ
ません。
簡単な事ではない、と言うのは私も何と無くわかります。
でも、成長は必ず遅かれやってくるのです。
わたしは、30代ですが、精神的にはまだ10代でしかありません。
でも、今母と分かり合い、話し合い、結構仲良くやっている事も増え
てきたのです。
父は亡くなりました。
父は、
「親が生きているうちに独り暮らしして、やがては本当に親が亡くなって
も一人で生きられるようになれ」といい、私を上京させました。
両親にも兄弟にもすごく感謝しています。

発達障害は本当に長く長く、長いスパンで見ていかねばならないので
つらいことも多いですよね。でも、年月が経った時、その時の収穫の
大きさに感動を覚えると思います。
大丈夫、きっとうまくいく・・・・

ペンライさん、お母さんは凄くすごく良く頑張っているんです。
ご自分を責めないであげてください。
お子さんに関わる中で、自分をいたわる事を忘れてしまいませんか?
お子さんも、御自分も両方いたわれるように私から祈っております。
                             前田利家

[#24711] Re:区分け?病名?そういう性格だ、程度じゃだめ?
 ムスカリ  - 08/3/1(土) 15:57 -

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   ペンライさん
はじめまして。ムスカリといいます。

アスペルガーかも?という疑いの息子がいます。
16歳です。
中学から睡眠障害で、起きれず、不登校気味で、高校へ進学したものの
また起きれず、高校でのカウンセリングでアスペルガーのことが出ました。

小雪さんと同じく、息子は高校を中退しました。
本人は続けると言っていましたが、とにかく起きれません。
でも、病院は息子が拒否なので、診断も受けず、
アスペルガーだけでなく、睡眠障害も治療することはできなかったです。

朝、起こさなくていいというのが、どんなにラクか・・・
朝、引きずるようにして、リビングへ行かせたり・・
起きない息子に失望して、責めたくなる自分と格闘したり・・
起きても、支度をしない息子にイライラしたり・・・
車で送迎だったので、遅刻か間に合うか、一分一秒を気にして運転するということも・・・すべてがなくなりました。

普通高校への進学は本人の希望だったので、
起きれるかどうかの心配があっても受験させました。

それまで、中学で全く勉強しなくて、
おまけに休みがちで試験の成績も悲惨でしたが、
週に二回、個人指導の塾へ通って、息子は頑張りました。

私もなぜ、息子が不登校なのか、これほど酷い睡眠障害なのか・・
原因がわからず、アスペルガーという名前を聞いて、
そういうこともあるのか〜、それが原因なのかもしれないと
救われた気持ちがしました。

息子は、こだわりが酷いことはないので、今は親子で言い合いはないですが、
受動型なのか、自分の気持ちなど一切、親に言いません。
中退のときも、親が聞くまで、
全く、それに触れずに一緒に夕飯を食べたりしました。

小学校の頃は、宿題をやるやらない、分かる分からないで、
親子喧嘩は、よくしました。
分からないから教えて、というより、代わりにやって、という感じで
私は、それでは本人のためにならないと拒否しました。
それで泣いたり、わめいたりしましたね〜。
その頃から、夕方寝て、夜寝付けない状態が多くて、
その生活リズムも治そうと私は必死でした。
おねしょも長く続きましたし・・その心配もしてました。
ずっと叱ってた・・気がします。

とにかく、普通に社会へ適応するには、常識を覚えこませなくては・・
という気持ちが、とてもありました。

今、息子が普通高校を中退して、
私は、やっと息子を責める気持ちがなくなりました。
また違う生き方を、きっと時間がかかるだろうけど、
ゆっくり見つけたらいいよね、と思えました。

世間の価値観に縛られると、やっぱり、この子育ては難しいと思います。
息子はアスペルガーでないかもしれないけど、
普通の成長の道からは外れていると思うのです。

以前、この掲示板で「アスペルガー当事者が語る特別支援教育・スローランナーのすすめ」という本を紹介されて、取り寄せて読んでみました。
ゆっくりと、発達の迷宮を探索して、自分なりの生き方を探す・・
また違う視点での内容で参考になりました。

普通から見ると成長に時間のかかる子供を陰で支える親は、
精神的にも金銭的にも、厳しい事が多いかもしれないですね。
でも、周りの環境が合えば、能力を発揮することもできそうですし、
そういう時がくるかもしれない、と気長に待とうと思っています。

なんだか、ぜんぜん、アドバイスになってないですが・・・
普通に縛られるのが、そんなに意味のないことかもしれない、と思って
書き込ませてもらいました。

[#24713] Re:区分け?病名?そういう性格だ、程度じゃだめ?
 Cyperus  - 08/3/1(土) 16:37 -

引用なし
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   ▼ペンライさん:
>こんばんは。初めて書き込みをいたします
>
>「あまっている」=「買って用意する」は違う、と。なので、母の女優魂に火がつき、「ママ、急にお茶が飲みたくなったわ。どうしても、あのお茶が飲みたいの。今から買ってくるわね」と。そこまではよかった。
>「あまっていた」=過去形なわけで、「あまっていた」状態にするには、飲んだ直後のペットボトルは当てはまらないらしい。
>
>そして、致命傷だったのが、500mlとの指定。おそらく、そのぐらいの、の指定だったと思います。先生にしてみれば、マラカスに使うのですから、mlはどうでもよいのでしょう。でも、息子には大事な数字なんです。私が飲みたかったお茶はくしくも480ml。
>
>買いなおしを重ね、ビーズも(母のネックレスを解いたら、それもだめ、買ったのもだめ、もらったのもだめ、祖母に偶然訪ねてきてもらいさも発見した風を装ってもらい)解決。すべてがそろうまで学校へはいけないとてこでも動かず、学校を2日休んだ息子です。
>
>端から見ると、「なんでそんなわがまま通させるの?」に映るでしょうね。
>医学的にいえば、適応障害なんでしょうね。
>本人に言わせると、「規定を(500mlとか)を守らない信じられない母親に僕は責められる理由がわからない」だし、
>私から言わせると、「手がかかる子」なんです。時には相手してつぶれてしまいます。へこたれてしまいます。
「化学の実験ならば、このへんのことを厳密にしないと、『爆発(>_<)』といった事故に繋がりますけど、楽器のマラカスならば、じゅず球をギュウギュウづめにすると、音が伝わっていく空気の部分が無くなって音は出ません。この部分が相似的にきちんとあることのほうが重要で、500mlきっちり容量が無くってもじゅず球が50ml入ればいい音がします!」

とでもいわなきゃ、納得してくれなさそうですね…


>融通が利かない、これを翻訳すると、アスペルガー?って辞書にのってないかなー。診断してもらうことも大事。それはわかるんです。でも、突きつけられたら、今度は診断に即した対処をしなきゃいけなくて、苦労するんです。対処を突きつけられるんです。
>私だって、完璧じゃない。子どもの性格に対処できなくったって、柔軟な思考ができてほしいって、無理な望みを子どもに持つ日があったっていいじゃない。

 何もAS児だからといって、『100%子どもが満足することを提供しなきゃ…』という風に身構えなくっても大丈夫です。

 もし『それでも…何か足りない気がするんです(?_?)』というとき、杓子定規なタイプの子の場合によく足りないのは、『丁寧に話を聴いてあげる』ということであることが多いです。

 話を聴いてもらうことで、『疑心暗鬼さ(?_?)』『不安感(@_@』
『焦燥感(‘_″)』といったことが和らいでいくと、愛息君は、自然と『柔軟な発想(^_^)』ができるようになってくると思います。


 

[#24716] Re:区分け?病名?そういう性格だ、程度じゃだめ?
 小雪  - 08/3/1(土) 18:32 -

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   ▼ペンライさん:
>小雪さんは、うらやましい限りのゴールにたどり着いていらっしゃるように思えて、「小雪さんのような間違い」は、間違いではなかった?などと読んでしまいましたが、先人からみたご意見や後悔談は、未踏の私には決して得られない教訓の塊なんだと思いました。

世間の目は・・・気になりますよね。
私もとらわれていました。
アスペなんて思いもよらなかったから、高校に入れば成長もするだろうからなんとかなるだろう。友達も変わるし・・と、思っていました。もっと学校の内容をきちんと伝えてあげていればよかった。そういう面が信じられないほど疎いのも、今考えると、やっぱりおかしかったんですよね。勉強は理解できても、当然わかっているだろうことがわかっていなかったり。

しかし、ますます息子が攻撃的で、世間や親に恨みを持ってきたことから、取り返しのつかない破たんが来るような危機感を抱いていました。
まずは私は味方である、信じられる存在であるという立場を確立したかったのです。
そんなアスペの対処法以前の、関係修復のところからまずはじめなければいけなかった、ということが私にとっての「間違い」です。
ペンライさんには、うちのように無知で、世間体にとらわれた育て方の失敗をしてもらいたくなくて。。。

ペンライさんみたいに早くにわかってあげられるているお母さんならきっと良い関係とよい経過が得られると思います。
お互いがんばりましょうね。

[#24719] Re:区分け?病名?そういう性格だ、程度じゃだめ?
 SILVER ホームページ  - 08/3/1(土) 19:50 -

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   ▼ペンライさん:

>>うちの息子は、今の法律では療育手帳を間違っても受けられません。
>>診断当初のIQが、138でしたから。

>なるほど。療育手帳なるものの存在は知りませんでした。
>まったく不勉強です。教育センターでは「愛の手帳」を勧められました。
>それは違うのではないかな???とまだ、検査に行っていません。
>もしかしたら、療育手帳のことを担当者は言っていたのかもしれませんね。

それぞれの自治体によって呼び方が違うとか?じゃなかったかしら?
(詳しい方、まちがってましたら訂正お願いします。うちはもらえないものだとわかりきっていて、そこのとこは勉強不足です。)

>私自身、常勤で仕事をしています。学校から帰った子どもは、週2日は祖母に、あとはファミリーサポートの方についていただいております。一人で公園に出て行っても、「迷惑だ」と連絡を受けるので、頼まざるを得ませんが、一日の負担額が相当な額になります。それが無料になるのだと、担当者からすすめられました。
>仕事をやめられれば、一番いいのでしょうけれど。

私の住んでいる自治体では、「支援費制度」で、ディサービス、ショートスティ等を安価で受けられますがそれもどうなんでしょうね。

わが家では、学童保育に子供をあずけようとしたら、息子の他害と集団離脱がはげしくなっちゃって、断念しました。
ただ、うちの子は留守番させていても大丈夫な子なので、
息子だけ自宅留守番させて、下の子だけ学童保育に預けてました。
(支援費制度をつかえる事業所は、家から遠かったので)

現在、私は母子家庭で子どもたちを家にのこして仕事に出てますけど、
息子は、簡単な料理(ラーメンとか目玉焼きぐらい)はできますので、
お兄ちゃんに留守を頼んでます。

こうした意味でも、その子が出来るのなら、
自立するための生活力をつけさせようというのが、わが家の教育方針です。

けっこう、小さいときから、一人でバスに乗せたり、
仕事で遅くなるときは、ご飯を炊くのを頼んじゃったりしてます。

>一般枠の就職ですか。。。教育センターでも発育相談でも、この障害での一番の立身者の名を上げて、何かに秀でることができるのだから大丈夫と、慰めてくれます。そう、エジソンさんです。どこに行ってもエジソンを例に、向いたものを何か見つけてあげてください、としきりにすすめられます。

うーん。
これは、発達障害と診断されたお子さんを持つ親御さんを励ますための言葉かもしれません。
私も、ノーベル賞をとった、田中さんを例に出されました。

発達障害を持つ子供が、全て天才に育つわけじゃないんですけどね…。

ただ、将来像については本人の希望を優先させて、
テレビドラマ「エジソンの母」の、花房くんみたいに発明がやりたければ、
それを応援してあげたいですし、
誇大妄想みたいな夢を追うようであれば、それを現実的にするにはどうしたらいいかの、現実視点を教えてあげたいと思います。
(けっして、荒唐無稽だからやめなさいとは言わずにおこうと思ってますが)

そこのところは、その家庭の方針ですよね。

>けれど、親としては、エジソンか否かのばくちのような人生よりも、平々凡々に生きていく道を見つけてほしいな、と思い、つい、社会ルールを守るよう、きつく言ってしまっています。

ルールを教えるのは大事だと思います。
ただ、きちんと理由も細かに説明しないと、
「ルールだからいけない!」だけだと、発達障害児はなぜいけないのか?
わからない場合が多いです。

うちの子の場合、「サッカーは手をつかってはいけません」と教えると、
「じゃあ、肩ならいいの?肘ならいいの?」
と、「手をつかわない=足をつかう」と、考えられなかったり、

「廊下を走っちゃいけません」と教えると、
「じゃあ、ケンケンならいいの?スキップならいいの?」

などなど…、一見へりくつに聞こえるようなことを言いだします。
(本人は大まじめです)

そんなことをことこまかに説明して、
本人にも納得させ…、
本人の理解できる力にあわせて(発達障害だって成長しますから)覚えてもらおう…。

それはむりやり常識の型にはめるというわけじゃなく、
本人が理解できるように教えていく…というのが、
私の役割かな?

って、考えてます。

そのために、日々暗中模索しています。

[#24722] Re:区分け?病名?そういう性格だ、程度じゃだめ?
 yumeです  - 08/3/2(日) 3:02 -

引用なし
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   ▼ペンライさんへ

 はじめましてペンライさん
 中1アスペルガーと小3広汎性発達障害の息子を育てています。


>今でも忘れられません。アスペルガーという区分けを知ったとき、息子をその区分けで括ってもらったとき、自分がその症状を持つ子どもの母親なんだと烙印を押されて、あろうことか、私は泣きました。悲しくて、ではないです。救われて、ほっとして泣いたんです。「ああ、そうなんだ。私のせいじゃなかったんだ」と。
 
沢山の親さんが同じスタートをされていますよ(私も)(^^)>

>なのに、いまだに積極的な療法を取り入れたり、学校への要求を頻繁にしたりする前に、まだなんとかなるんじゃないかと息子に期待してしまいます。

母の会に入ってみてくださいね。まず、ほとんどの方が子どもの「苦手部分」を受け入れる作業をしています。自分と向き合う準備をするのです。
ペンライさんだけじゃありませんよ(^^)>
>
>母親の私が揺れてしまうんです。障害だからと、こちらが対処法を学ぶことで、日々の生活を緩やかにしようとする反面、その対処や理解は社会にでていったらないのだから、ある程度は息子もルールを身に着けないのじゃないかと。

今の段階では、まずルールよりも最初に息子さんと一緒に「楽」になることから始めてみたら迷いもなくなるように思います。「息子さんがなぜそんな行動をとるのか?」から考えてみると息子さんの生真面目な性格が見えてくるのではないですか?(^^)
>
>
>先日、学校から帰ってきた息子が、「家であまっている空の500mlのペットボトルに、あずきかビーズを入れて持ってきてと先生に言われた」と、言いました。
>
>「あまっている」、そんなペットボトル、早々家にないです。人間、掃除しますから。代替案として、マンションのごみ集積場にたまっているペットボトルを持参するよう提案しました。
>まあ、却下されます。息子から。気持ちはわからないでもないです。人のゴミですからね。私がとってきて洗う、といっても、ま、無駄でした。「家」=「ゴミ捨て場」じゃない、というのが彼の言い分。ゴミ捨て場に人は住んでない。そうだ、そうだ、その通りだねー。

とってもアスペルガーらしい生真面目さですよね(^^)
小学生によく見られる経験のなさからくるものが多いのかなぁ〜?
>
>そこで、学校の行事のためにいらないペットボトルを買うのも疑問譜が浮かぶのですが、争うよりはましかと、ペットボトルを買おうとして、またも、バトル。
>
>「あまっている」=「買って用意する」は違う、と。なので、母の女優魂に火がつき、「ママ、急にお茶が飲みたくなったわ。どうしても、あのお茶が飲みたいの。今から買ってくるわね」と。そこまではよかった。
>「あまっていた」=過去形なわけで、「あまっていた」状態にするには、飲んだ直後のペットボトルは当てはまらないらしい。

言葉にこだわりがあって、完壁主義は私の息子と似ています(^^)

こだわりが出た場合、 生真面目な子どもたちに「家にはあまったペットボトルはありません。どうしましょうか?」と逆に聞いてみます。

悩むでしょうね〜・・解決できる予測想像する力と回避できた経験がない息子たちだからこそ、先生の言った通りにして問題を解決しようと生真面目に考えてしまいますから・・・

悩んで困ってから選択肢を書いて選ばせます。

ペットボトル500mlのゲットの仕方

1家には「あまった」ものがないので先生に電話をして買ったものでも良いか聞く

2図工ではペットボトルが必要であって別に「あまった」ものでなくても良いと判断して、買った「きれいなもの」をゲットする。

3わざわざ買うのもばからしいので、人の家で「あまって捨てたもの」をゲットする

中に入れるビーズも家にありません。

1、買ってきて用意する
2、もらえる所を探して分けてもらう。
3、お友達はどうやってそろえているか聞いてみる。

お母さんが助けてあげられるのはここまでです。
この中から選びましょう。
きっとみんなも「あまった」ものがなくて同じように悩んでこの中から選んでいますよ(^^)。


 自分で選んで決めることが大切なことと、親が出きる限界はここまでという枠をつくるとその中から「選ばなくてはいけない」と生真面目な性格だと思うでしょう。それと同時に「みんなはどうしているだろう?」「一人だけ違ったら嫌だ」
「怒られてしまうかもしれない」と失敗を怖れているから「こだわり」になっているように思うのです。(><)

 「書いて」←(ここが重要)選択肢にして、範囲を決めると「お互いに楽」になりました(^^)時間はかかりますけど、自分なりに妥協点もつけられるようになります。一度うまくいって「安心」した成功体験があると次から同じ様な問題にも素直に応じてくれました。
とにかく、「怖がり」という点で守ってあげてくださいね。

>本人に言わせると、「規定を(500mlとか)を守らない信じられない母親に僕は責められる理由がわからない」だし、
>私から言わせると、「手がかかる子」なんです。時には相手してつぶれてしまいます。へこたれてしまいます。

先生に強力してもらって上の選択肢の中に「先生に聞く」ことで協力をあおいでみたらいかがでしょうか(^^)
そういった「こだわりがある」ことで困っていることを伝えると先生も「理解」を示してくれるかもしれません。

>
>融通が利かない、これを翻訳すると、アスペルガー?って辞書にのってないかなー。
 似たもので小冊子があります。私はそこに書いてあるもので自分の息子に当てはまる部分にマーカーをつけて息子の生きにくさの誤解を解いていきました。そうしたら「過保護」というものも消えていきましたよ(^^)成功例なども先生へ伝えるとより理解がふかまっていきます。

お互いに「楽」になれる方法って以外と沢山あったりするんですよ〜(^^)

>私だって、完璧じゃない。子どもの性格に対処できなくったって、柔軟な思考ができてほしいって、無理な望みを子どもに持つ日があったっていいじゃない。
>
 きっと親は同じ想いにぶつかる時があるのかもしれません。疲れた時は一緒に休んでもいいですよ〜(^^)
どうしたらいいのか分からない時はここへ来て「ヒント」をもらうと不思議に元気がでたり、うれしいことがあったり、辛い時は辛いと出せると「楽」になります。

一生懸命の息子さんいじらしいですね(^^)

>息子へ
>ママっていつもあなたを責めてるのね。でもね、ママも、いつもあなたに責められているのよ。お願い。たまにでいいから、「今日は天気で気持ちいいね」「うん、そうだね」って、会話して一日を過ごしてみたい。そんな夢をまだ捨てきれないママでごめんね。今日はちょっと反省したから、あしたは今日より耳を傾ける母親になれるといいな、って思ってます。

本当にペンライさんは頑張っていますよ〜☆いいお母さんです。

>
>お読みいただいた方には愚痴で失礼。受ける側の愚痴も書いてみました。
>理解するのも片側ばかり要求されると、辛いものです。理解しあう、そんな日は来ないかもしれないけれど、大きなお世話かもしれないけれど、親は愛情を持っています。子どもからすれば歪んだ愛情にうつるのかもしれないけど、愛してる、それは変わらないの。愛し方が完璧じゃなく映っても、許してあげてほしい。伝える側もまた、愛情を伝えることに不器用な、障害をもっているのかも。
>そう考えると、病名なんて私にも当然つきそうですね。適応障害対不適応障害者、みたいな。そういう、癖を持つ同士の人間ってことで、まあるくおさまらないかなぁ、なぁ。。。

支援する親の立場の根底にはいつも「大好き」「愛している」「守りたい」という気持ちがありますよね。無償の愛・・わかりますよ〜。
息子が辛い時に音楽で会話をしたことがありました。
何もいわずに「ジュピター」という歌をドライブの時によく選曲していました。私のお気に入りということで・・
言葉や態度の代わりに伝わるものもあるようですよ(^^)

[#24725] Re:区分け?病名?そういう性格だ、程度じゃだめ?
 明子  - 08/3/2(日) 6:39 -

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   ▼ペンライさん、こんにちは。

yumeさん、横レスですみません。

学校の持ち物のyumeさんの対応策、いいな〜と思って読ませていただきました。

プラスに働くこだわりやこだわっても周囲に迷惑がかからないことなら、そのままにしておいてもいいと思います。

ただ、自分も周りも困ってしまうようなこだわりは、何らかの方法でやめさせる方向に導いてあげたほうがいいのではないか、と思います。
いつもいつもお子さんのこだわりに付き合ってばかりいられないし、お子さんのためにもあまりよいことではないと思います。

先生の指示に忠実に…と思うのはよいことなのですか、少しづつ修正していってあげないと、将来的にお子さんのためにもよくないのではないか?と思います。
世の中、いろいろ理不尽なことがありますもんね。
それに、「お母さんは自分のこだわりにはとことん付き合ってくれる」と思わせてしまうと、ペンライさんは大変になるばかりではありませんか?

どこまで付き合えるか、どこかで線引きをする必要があると思います。

>「家であまっている空の500mlのペットボトルに、あずきかビーズを入れて持ってきてと先生に言われた」

と先生に言われたら、大事なのは、用途・ペットボトルの大きさですよね。
「家で余っている」ことに、重要性はないですよね。
そのこだわりに付き合う家族は大変ですし、そこにこだわらせないよう、お子さんが納得の行くよう話し合ってみたらいいのではないか、と思います。

具体的な対応策についてはyumeさんが書かれていますけれど、お子さんの気持ちを尊重しつつお子さんが納得できるように話し合い、将来的に同じようなことが起こった場合自分で解決できるような考え方を身につけさせていくといいと思います。

今のままだと、社会に出たときに、周囲の人がペンライさんと同じ対応をするのは無理なので、お子さんがストレスを抱え込んでしまうようになってしまうかもしれません。

yumeさんが書かれているように、「親の意見を聞いて行動したら、成功した」という体験も大切です。
長い目でみたら、そのほうがお子さんのためでもあると思います。

こういうタイプの子どもたちは、他のことでも何かと手がかかり心配ごとが多いので、頑張りすぎるとホントに大変です。
家族なんですから、みんなが楽になれるように、と考えたほうがいいと思うんです。
ときには譲ってもらうことも大切…無理やりとか当人の納得いかないまま譲ってもらうのではなく、お子さんが納得できるやりかたを考えていくといいと思います。

そのためには、親も知恵を絞り出さなきゃいけない場面がたくさん出てくると思うんですよね。
もし困ったときには、こういう掲示板に投稿すると、何かヒントになることを教えていただけると思います。
私も、みなさんにアドバイスしていただいたおかげで、何とか乗り切ってきました。

自分ひとりで考えているとどうしても煮詰まってしまうので、相談できるところをいくつか見つけておくといいと思います。

[#24974] Re:区分け?病名?そういう性格だ、程度じゃだめ?
 ペンライ  - 08/3/14(金) 13:17 -

引用なし
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   ▼ムスカリさん:
はじめまして。

しばらく離れていまして返信が遅くなりました。
書き込み、ありがとうございます。

>中学から睡眠障害で、起きれず、不登校気味で、高校へ進学したものの
>また起きれず、高校でのカウンセリングでアスペルガーのことが出ました。
高校まで、親御さんも本人も、がんばられたのですね。
とってもあやかりたいです。

>朝、起こさなくていいというのが、どんなにラクか・・・
>朝、引きずるようにして、リビングへ行かせたり・・
>起きない息子に失望して、責めたくなる自分と格闘したり・・
>起きても、支度をしない息子にイライラしたり・・・
>車で送迎だったので、遅刻か間に合うか、一分一秒を気にして運転するということも・・・すべてがなくなりました。
読んでいて、勝手に苦労を想像してしまいました。
ルールに沿いたくない気持ちを持つ本人の意思を、他人がどうこうするのは無理なのではないかと、私は何度もさじをなげたくなります。
本人には大きなお世話なんだろうな、とか、いやいや、そうはいっても社会にいずれ出るわけだから、の間の葛藤にゆれっぱなしです。

>私もなぜ、息子が不登校なのか、これほど酷い睡眠障害なのか・・
>原因がわからず、アスペルガーという名前を聞いて、
>そういうこともあるのか〜、それが原因なのかもしれないと
>救われた気持ちがしました。
よかったです。。。救われたと感じる自分に罪悪感を抱いていたので。
同じご意見を聞く(見る)ことが、こんなにも自分への励ましになるとは思いませんでした。
いつまでも、この気持ちのままでいることはできないでしょうが、あまり自分を責めずにいられそうです。

>小学校の頃は、宿題をやるやらない、分かる分からないで、
>親子喧嘩は、よくしました。
>分からないから教えて、というより、代わりにやって、という感じで
>私は、それでは本人のためにならないと拒否しました。
>それで泣いたり、わめいたりしましたね〜。
あー、うちも同じなので、目に浮かんでしまいました。
私は、やつ当たり所を学校に持っていったりしていました。(心の中で)
「学校へ上がってから、家族の中が険悪になった」と。
学校のせいじゃないのですけどね。。。

>今、息子が普通高校を中退して、
>私は、やっと息子を責める気持ちがなくなりました。
>また違う生き方を、きっと時間がかかるだろうけど、
>ゆっくり見つけたらいいよね、と思えました。
>
>世間の価値観に縛られると、やっぱり、この子育ては難しいと思います。
>息子はアスペルガーでないかもしれないけど、
>普通の成長の道からは外れていると思うのです。
そうですね。普通から外れるとなると、子育ての苦労も違った苦労に翻弄されているように、私も感じています。
普通の子育てでさえ大変なのですもの。
まして、私のような未熟者が子育てをしたなら、それこそばたばたした子育てになるのでしょうけれど。
ただ、難しいという言い訳を、アスペルガーという病名に求めているのではないかと思う自分もいます。親の責任を、子どもに病名をかぶせることで、ほっとしているのではないかな、と。
そこに、すでに病名から逃れようとしている自分がいるのでしょうね。
病名も、そして、あるがままの息子を受け入れられる、心の余裕が、今一番ほしいです。

>以前、この掲示板で「アスペルガー当事者が語る特別支援教育・スローランナーのすすめ」という本を紹介されて、取り寄せて読んでみました。
>ゆっくりと、発達の迷宮を探索して、自分なりの生き方を探す・・
>また違う視点での内容で参考になりました。
>なんだか、ぜんぜん、アドバイスになってないですが・・・
>普通に縛られるのが、そんなに意味のないことかもしれない、と思って
>書き込ませてもらいました。
とんでもないです。
「意味のないことかもしれない」と言っていただけることも、本当に救われる思いで読みました。
参考文献も、目をそらさず、息子に当てはまるからではなく、情報収集の一環だぐらいまでに敷居を下げて、目を向けてみたいと思います。
ありがとうございます!

[#24976] Re:区分け?病名?そういう性格だ、程度じゃだめ?
 ペンライ  - 08/3/14(金) 13:29 -

引用なし
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   ▼Cyperusさん:
こんにちは。楽しい書き込みを頂き、うれしく読みました。

> 「化学の実験ならば、このへんのことを厳密にしないと、『爆発(>_<)』といった事故に繋がりますけど、楽器のマラカスならば、じゅず球をギュウギュウづめにすると、音が伝わっていく空気の部分が無くなって音は出ません。この部分が相似的にきちんとあることのほうが重要で、500mlきっちり容量が無くってもじゅず球が50ml入ればいい音がします!」
>
>とでもいわなきゃ、納得してくれなさそうですね…
そうですね。理論的に説得する、という手もありましたね。
振り返れば、笑い話にでもなりそうな、悩みでした。
次は、理路整然とした対処でかわしてみたいです。

> 何もAS児だからといって、『100%子どもが満足することを提供しなきゃ…』という風に身構えなくっても大丈夫です。
>
> もし『それでも…何か足りない気がするんです(?_?)』というとき、杓子定規なタイプの子の場合によく足りないのは、『丁寧に話を聴いてあげる』ということであることが多いです。

はい。耳が痛いです。

> 話を聴いてもらうことで、『疑心暗鬼さ(?_?)』『不安感(@_@』
>『焦燥感(‘_″)』といったことが和らいでいくと、愛息君は、自然と『柔軟な発想(^_^)』ができるようになってくると思います。
今思えば、仕事から帰ってきたばかりのタイミングで、頑固になられて、私も頑固な態度にでていたのかもしれないとの反省も出てきました。
「不安」が過度になってきているらしい、とは、指摘を受けているところです。
つい、時間をかけることを敬遠してしまいがちですが、親が成長しないと、子どもの成長なんて望めないですものね。反省。

悩んで泣くぐらいだったら、本人の話を聞く時間はあったなぁ、、、と暫し時間を置いてから反省できました。そして、軽い気持ちになりました。

あたたかいアドバイス、ありがとうございます。

[#24977] Re:区分け?病名?そういう性格だ、程度じゃだめ?
 ペンライ  - 08/3/14(金) 13:54 -

引用なし
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   ▼yumeですさん:

はじめまして。書き込みありがとうございます。
> 中1アスペルガーと小3広汎性発達障害の息子を育てています。
発達障害にも、色々な方向性があるのですね。勉強不足を痛感しています。

>>今でも忘れられません。アスペルガーという区分けを知ったとき、息子をその区分けで括ってもらったとき、自分がその症状を持つ子どもの母親なんだと烙印を押されて、あろうことか、私は泣きました。悲しくて、ではないです。救われて、ほっとして泣いたんです。「ああ、そうなんだ。私のせいじゃなかったんだ」と。
> 
>沢山の親さんが同じスタートをされていますよ(私も)(^^)>
あ、ありがとうございます。皆さんの書き込みを見て、自責の念からずいぶんと開放されました。感謝です!

>母の会に入ってみてくださいね。まず、ほとんどの方が子どもの「苦手部分」を受け入れる作業をしています。自分と向き合う準備をするのです。
>ペンライさんだけじゃありませんよ(^^)>
まずは、母の私から、息子を知る一歩、ですね。
背中を押していただき、ありがとうございます。
地区にあるのか、或いはもっとおおきなくくりであるのか、色々と探したいと思います。
地区に「対応学級」があるようで、保護者の会もあるのだとか。そこの学級へ進むことも考え、顔を出してみたいと思います。

>こだわりが出た場合、 生真面目な子どもたちに「家にはあまったペットボトルはありません。どうしましょうか?」と逆に聞いてみます。
>
>悩むでしょうね〜・・解決できる予測想像する力と回避できた経験がない息子たちだからこそ、先生の言った通りにして問題を解決しようと生真面目に考えてしまいますから・・・
>
>悩んで困ってから選択肢を書いて選ばせます。
>
>お母さんが助けてあげられるのはここまでです。

> 自分で選んで決めることが大切なことと、親が出きる限界はここまでという枠をつくるとその中から「選ばなくてはいけない」と生真面目な性格だと思うでしょう。それと同時に「みんなはどうしているだろう?」「一人だけ違ったら嫌だ」
>「怒られてしまうかもしれない」と失敗を怖れているから「こだわり」になっているように思うのです。(><)
大変、素敵なアドバイスをありがとうございます。肩の力を抜いた対処法を目の当たりにして、自分が楽にならないことには、息子もなれないのかな、と思いました。そして、必要以上に手を出しすぎている自分も感じ取れました。

>とにかく、「怖がり」という点で守ってあげてくださいね。
はい。「怖がり」という視点をいただけて、大変助かりました。
読んでいて、「大丈夫だよ」と息子を抱っこしたくなりました。

>支援する親の立場の根底にはいつも「大好き」「愛している」「守りたい」という気持ちがありますよね。無償の愛・・わかりますよ〜。
>息子が辛い時に音楽で会話をしたことがありました。
>何もいわずに「ジュピター」という歌をドライブの時によく選曲していました。私のお気に入りということで・・
>言葉や態度の代わりに伝わるものもあるようですよ(^^)
うーん、素敵ですね。
私も、真っ向勝負から抜け出すきっかけなど、探してみたいなと思います。
楽に子育てされている様子をうかがえまして、ほのぼのと読みました。
癒されました(*^_^*) ありがとうございます。

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