アスペルガーの館の掲示板

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[#38611] 伝えたいけど、勇気がない… Naho 12/5/22(火) 2:09 [未読]
[#38613] Re:伝えたいけど、勇気がない… そろばん 12/5/22(火) 22:36 [未読]
[#38617] Re:伝えたいけど、勇気がない… ヒカル 12/5/24(木) 12:09 [未読]
[#38697] ありがとうございました Naho 12/6/27(水) 4:07 [未読]
[#38738] Re:伝えたいけど、勇気がない… ウォルフル 12/7/5(木) 4:47 [未読]

[#38611] 伝えたいけど、勇気がない…
 Naho  - 12/5/22(火) 2:09 -

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   小さい頃から、一人ひっそりと絵を描いたり、小説を書くのが好きでした。
これまで一人でする趣味だったのですが、最近になって、「アスペルガー当事者として生きてきたことを表現して、人に見てもらいたい」という感情が、強くなってきました。

アスペルガーという「異常者」という目で見られる辛さ、
アスペルガーだから見える不思議な世界、
差別をされる、いじめられるということ…

こういったことを表現し、知ってもらいたい、楽しんでもらいたい、と思いながら、一人で作品を作っています。

ですが、世の中に出す勇気がありません。
自分がアスペルガーやうつであるということを知られるのが怖い、と思う人は、少なくないと思います。小説家やミュージシャンの中には、自分の障害や自殺未遂を表現し、高い評価を得ている人もいますが、私にはその勇気がないのです。
アスペルガーやうつであるということを隠して過ごしている毎日を壊したくありません。もし本を作って欲しいと頼むなら、編集者の人とかと顔を合わせて「こいつは障害者か」と思われることも怖いのです。

それらを犠牲にしてでも表現したいことじゃないのか!?と思われてしまうかもしれませんが…でもやっぱり、世間から異端と見られる恐怖と、それを隠して「健常者」を振る舞って得たものを失うということは、とても怖いことですし、定形発達者であろう編集者(というのかな?)にこれまでの苦しみを踏みにじられたり、偏見されるということを考えると、怖くなってしまうというのは、辛い経験をされてきた皆さんはよく分かることではないでしょうか…?

作品を知ってもらうにあたって、良い方法はないでしょうか?
私としては、ネットで公開するというのが一番適切かと思っていますが、どこで知ってもらえるのかよくわからず…
本を作るとか、Web上で素人の作品公開をするやり方等も詳しくないので、アドバイスを頂けたらなぁ、と思います。よろしくお願いします。

[#38613] Re:伝えたいけど、勇気がない…
 そろばん メールホームページ  - 12/5/22(火) 22:36 -

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   Nahoさん、こんにちは。

ネット上でやりたいのであれば、

1.自分のHPを作る。
2.自作小説投稿サイトに投稿する。

の二種類の方法が考えられます。
1.は「HP作成 無料」で、2.は「自作小説投稿サイト」で検索すればどうすればいいかわかります。
たくさんの人に読んで貰いたいのであれば2.のほうがいいと思います。(両方でもいいですが。)
いずれにしても、本名を出さなければ他人にばれる心配はない筈です。

[#38617] Re:伝えたいけど、勇気がない…
 ヒカル  - 12/5/24(木) 12:09 -

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   会話するのは初めてです。
初めまして、ヒカルと申します。

私の意見としては、Web上で作品を公開する方がいいかと思います。作品を投稿する場合には、自作小説・漫画投稿サイトで調べて、作品を公開する形をとった方がいいかと思います。
見てくれる人が多ければ、共通の悩みを持っている方にも 見ていただけるかと思いますね。ただ、作品の非難や中傷等は何処でもあると考えて下さい。私はまだ顔や身元が分からない分Web上の公開を奨めてるだけなので。

アスペルガー症候群に対して否定的な方や嘲笑的な方もいます。
ただし、それと同じように日々悩んでいる方や苦しんでいる方もいるのだということを忘れないで下さい。あと、あまり根詰めすぎないで自分の気持ちを出す方がいいかと思います。

すみません、散文失礼しました。貴方の作品が公開されるのをのんびりと待ってますね。 

[#38697] ありがとうございました
 Naho  - 12/6/27(水) 4:07 -

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   お礼が遅くなり申し訳ありません。
お二人とも、ご意見ありがとうございました。

ネットの知識が薄いので、Webで公開が一番てっとり早くていい方法だとは思っていたものの、やり方が分からなくて困っておりました。ありがとうございます。完成したら、調べてみようと思います。


>アスペルガー症候群に対して否定的な方や嘲笑的な方もいます。
>ただし、それと同じように日々悩んでいる方や苦しんでいる方もいるのだということを忘れないで下さい。あと、あまり根詰めすぎないで自分の気持ちを出す方がいいかと思います。
>
そうですね…
世間で、アスペルガーが快く思われていないということは、薄々感じています(誰もアスペルガーという言葉を口にしない、または知らないことが多いので、あまり機会はありませんが…)
しかしネットとあっては、非難のコメント等が殺到する可能性もありえますよね。
それに私のメンタルが耐えられるかどうか…は、心配です…
でも日々悩んでいる方がいることも分かります。そういう人たちの気持ちに響くような作品が作れたらいいなと思っています。

[#38738] Re:伝えたいけど、勇気がない…
 ウォルフル  - 12/7/5(木) 4:47 -

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   ▼nahoさんこんばんは。不特定の広汎性発達障害のウォルフルと申します。

「作品を世の中に出す勇気」とのことですが、世の中に出すも何も、人は一旦生を受けてこの世の中と関わってしまった以上は、人に見せようが見せまいがその過程で作り出される作品はもうすでに世の中に出てしまっていてそこから抜け出ることは出来ないのだと思います。

絵の起源はもともと顔に描くアート、つまり化粧だったといわれます。化粧はコスメティック、そしてコスモはギリシャ語にその起源を持つ宇宙の意味です。つまり絵とはもともとは宇宙(世界そのもの)と交信するための記号のようなものだったのです。人間の存在は人一人がバラバラに存在しているのではなく、どんな暗がりの闇の中で一人たたずんでいようとも、根本的には世界と密接に関わり、その関わりから抜け出すことは絶対にかなわない。そしてかなわないというところで実存的に安心し切っている、それが世界に対する感謝の印としての絵であり、信仰だったわけです。なにも現代の女性が化粧するように、人に良く見られようだとか、注目を集めたいだとか魅力的に見られたいからといった理由で「アート」が存在するのではなく、常に自分の存在や隣人の存在、動植物や太陽や星々の規則正しい運行を生かし、これを産み育てまた懲らしめさえする宇宙に向かって自然と驚嘆と感謝が沸くような瞬間(啓示)との出会い。その瞬間との共鳴の中にアートの意義がいつも還り立つ限りは「作品を誰かに見せることの恐れ」などはすぐに消し飛んでしまいます。なぜならその誰かもまたこの宇宙を形成している一要素であるという確信が生まれる以上は、なにも自分とは相容れない存在と考える事ができなくなっているからです。

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