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▼青紫さん:
>仮に診断が下りたらどうなるのでしょうか?病院も守秘義務があるから直接学校への連絡などは無いのですよね?
もし、学校の先生が直接病院へ連絡を取った場合にでも、本人・親権者の承諾無しに診療情報を漏らす事は無いそうです。(きちんとした病院では、通院しているかどうか?さえ、返答しないと聞いています。)
>親の判断で知らせ、学校と連携を取っていくという形になるのでしょうか。
学校へ何らかの配慮をお願いするかどうか?も含めて、専門機関の担当者が相談にのって下さいます。
ご心配な事も多いと思います。 でも、迷いが有る事柄については即答を避けて、「まだ、混乱しています。考える時間が必要です。」等を相談相手の方に伝えて良いんです。
少しぐらいゆっくりになっても、相手のペースでは無く、青紫さんにとって無理のない形で、一歩ずつ進んでいけば、きっと悔いの少ない形になると思います。
>そうなると、今まで大変ながらも「普通」として生活してきた息子の将来がどうなってしまうのか不安でたまりません。
>でも、何もせず、このまま進んでいった時に将来息子が抱えるであろう困難も心配でたまらないのです。
仮にアスペルガー傾向を持っていらしたとしても、それは、一つのタイプです。
多数派とは異なった特性を持つという意味では「普通」では無いかも知れません。
社会が多数派向けにできあがっていますから、左利きの人が右利きの社会で苦労するように、少数派なりの苦労が有ることでしょう。でも、「興味を持ったことには、とトコトン集中して行動できる」など、素敵な側面も併せ持っていることでしょう。
診断名が有っても無くても、我が子が我が子であることに何の変わりもありません。あるがままに、特性を理解していく事が、お互いに楽に生きていく方法を見つけ出す第一歩だと感じています。
息子さんへの対応方法を考えていく上で、診断名は大きな手がかりですし、心理検査による認知の得意不得意の把握は大切です。ですから、相談員の方からの勧めが有ったなら、無理のない時期に、診断は受けた方が良いと思います。
でも、中学生の時期は、多数派の方々にとっても難しい時期ですし、男の子と母親の関係もうまく行きにくい時期でもあります。今、青紫さんに診断を受けることにためらいが有るのであれば、診断名そのものよりも、「何に困っているか」・「不安の原因はどこら辺にあるか?」を吐き出して、その上で「具体的にどのように対応をしたらよいか?」「何から、どのように手をつけていけば、息子さん・青紫さん双方にとって楽になるか?」というアドバイスを得ていく事、ご自身の混乱を整理していく事を優先なさってはいかがでしょう?
診断を受け、仮に発達に何らかの問題を抱えていたとしても、投薬を必要としない状態にあっては、医師がして下さる事はほとんど何も無いのです。医師は忙しすぎて、個人的に、具体的なアドバイスをして下さる事はあまり有りません。だから、診断名自体は、急がなくても大丈夫だと思いますよ。
診断名が無くても、心理の方にアドバイスを受けながら、専門書や講演会で知識を広げ、親の会等で情報交換を進めることで、自分なりの対応を手探りで進めて行くことが出来ます。
今、どうしたら良いか?を一緒に考えてくれるアドバイザーを得て、有る程度の見通しを持って息子さんに接していくと、青紫さんが楽になっていくと思います。
というか・・・。私自身、あちらこちらで相談をさせて頂く中で、自分の混乱を整理し、気持ちを吐き出して楽になり、いくらかは「ゆったりと」子どもと接する事ができるようになってきました。
良いアドバイザーに巡り会えるよう応援しています。焦らないで、ボチボチ行きましょう。
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