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▼reckさん:
初めまして。
>昔、二十数年前、○○ヨットスクール事件というのがあった。
ありましたねえ。
>そのスクールでは、スパルタ式の過酷なヨット訓練と集団生活による指導で
>家庭内暴力、不登校、ひきこもり、いわゆる情緒障害の訓練生に対して
>矯正や治療の効果があったらしい。
アメリカでベトナム戦争で徴兵された若者達の中に
軍隊生活が好きで、除隊後も軍隊をなつかしむ人々がいるということが
心理学の本の中で取り上げられているのを読んだことがあります。
自分の意志で人生を切りひらくことができないタイプの人、
規律正しい上下関係のはっきりした生活が合う人がいるようです。
その人びとはむしろ“自由”にとまどうようです。
映画“フォレスト・ガンプ”の主人公はかなり自閉的でした。
彼はイディオ・サバン的な才能の持ち主でしたが、軍隊生活が
非常に合い、その功績で勲章をもらいます。
そのあたりの描写に非常に共感しました。
彼は卓球でも国の代表になったりしますが、
卓球も自閉的な人々に向きそうなスポーツですよねえ。
あの映画は一種のおとぎ話、ほら話譚の感がありましたが、
トム・ハンクスの自閉症的な無表情、ぎこちない動き、単純な思考には
リアリティがありました。
ある程度の規律正しい軍隊的な生活はASの人々には向いていると思います。
とはいえ、戸塚ヨットスクールの犯罪性を肯定するわけではありません。
ただ方向は理解できます。
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