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▼wentさん:
> こんなことを書くのは、子供時代の私にとっては、「友達と一緒に遊んで、楽しいと思えないようではいけませんよ」「人の輪の中に入って、協調性や社会性を学ばないといけませんよ」という言葉はプレッシャーに思えたからです。
私もそうでした。よく言われてました。プレッシャーでした。
そして、みんなの期待通りにはできませんでした。
友達には、ああしなさい、こうしなさいといわれても、
それはどういう状況下で有効なのか判断できず、
理解できないし、疲れてしまって黙り込んでいました。
> 私は、「人形遊び」とか「ゴムとび」とか「トランプ」とかいった、他の女の子が楽しんでいた遊びを楽しめない子供でした。図鑑とか子供向け科学雑誌(特に組み立て付録)の大好きな子供でした。
> 私は、いろいろな人(特に大人)から、次のことを言われていました。
> 「爬虫類や両生類に触っても平気な女の子なんて、おかしい。そのようなものを見たら、「キャー」とか言って逃げ惑う女の子の方がまともだ。」
> 「電気器具の配線とか機械いじりに興味を持つ女の子なんて、おかしいい。そういうことは面倒なことだと、思うはずだ。」
「人形遊び」は私もできませんでした。
「おままごと」とか、「おまわりさんとどろぼうごっこ」なんかも
とても退屈でした。
虫は大好きでした。
ミミズの手触りが好きで、女の子や、たまに男の子も、
キャーキャー騒ぐのが面白くて、つかんで追いかけてましたね。
農業地帯で育ったので、まわりに虫がいて当たり前で、
そんなに私への風当たりはなかったです。
> 現在私は、カラオケ・ボウリング・スキーを楽しいと思えます。「20代後半になって、一緒にいて楽しいと思う人達といっしょにやる」まで、それらを「楽しいことだと」強要する人に出会わなかったのです。
> そのことが、楽しめる理由だと思っています。
同意です。わたしもそうでした。
>「『協調性・社会性・ソーシャルスキル』という言葉を使うのなら、時と場合に応じて、その言葉を違う言葉に置き換えて説明してほしい。」と。
私が考えるに、ソーシャルスキルとは、小学生だったらば、
・あいさつする。
・人を傷つけたら、謝る。
・不当な扱いを受けたら、主張する。
・人の話を聞く。
・自分の意見を言う。
・できる範囲で雰囲気を読んでみる。
くらいが全般的なものでしょうか。あと、詳細は
学校では、休み時間では、家庭では、というように、
分かりやすく提示してもらえるといいと思います。
自然にそういう行動ができるようになるとは思えないので、
定型の子どもに協力してもらって、
最初は真似からでもいいので、パターンを認識してもらう。
そのために、教室に通って、一緒に活動する。
そのためには、協力者にもスキルがいるんじゃないかと思います。
雰囲気を口で説明できる子ども。
何故相手が怒っているのか、悲しんでいるのか、
どういう行動が今要求されているのか、
説明できる子どもが必要だなあと、私は思っています。
大人でもいいかもしれないけど、
子どもの気持ちは、やっぱり子どもじゃないと読みきれない。
それと、お母さん方に、
本人が楽しそうじゃなくても、実は楽しい場合もあるし、
本人が楽しそうでも、それは仮面の場合もある。
ということも、頭のどこかに置いてもらえるといいかなと思います。
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