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りりさん、書き込みありがとうございます。
まるで娘自身の心のつぶやきのようでした。
>私の場合、「社会性」はあるものの「社交性」に欠けてるようです。
>要するに、内弁慶で内向的、人見知りなんですね。
うんうん。そんな感じです。
だから別にクラスの子とクラスメートレベルでは協調していけるんですね。
「友達」という言葉にも本人ちょっとこだわりを持っていて、
「お母さんは友達作れって言うけど、別に普通に休み時間に話す子はいるんだよ。
ただ踏み込んだ話まではしようと思わないし、こっちも踏み込まれたいと思わないから、それは『友達』じゃないんじゃない。」と。
実際にクラスの女の子はみんな好きなんだそうです。
だけど、自分に自信が無いので「近づき過ぎる」ことを自分でしないようにしているのだと思います。もっと軽く考えていいと思うのですが。
今日実際娘の知能テストを担当して下さった市の相談係の方とお話をしました。
私が「問題はないとおっしゃっていただいたけれど、親としてまだ多少の心配はあります。」と申し上げたところ、「問題がないと言ったのは、試験結果もそうであるけれど、娘さんの態度が落ち着いていて礼儀正しく、敬語もきちんと使えるまじめな印象だったからです。でも、一つ気になったのは、試験の時に解答が合っているにも関らず、少し時間がかかったり問題を聞き直すときに、何度も「すみません。」と謝っていたことですね。もちろん初めての場所ですから、その緊張を考えると当たり前なのでしょうが、少し自信の無さのようなものが感じられました。」とおっしゃいました。
>むしろ、いつでも誰とでも同じ態度で話ができる息子のほうが社交性がある、と言えなくもないのです。
>息子の長所と考えてはますが、人の心を読めない、場の雰囲気を読めない、自閉らしさの裏返しかなとも思っています。
はい。お姉さんと弟だとそんな感じになりやすいですよね。
うちも弟はやたらのびのびとしていて、やんちゃ過ぎるところがあります。
人の心を読み過ぎない、場の雰囲気を読もうとし過ぎない方が気が楽というか、
人生を楽しめる場合もあるのではないかと。(笑)
>私の場合、「こんなことを言ったら何て思われるんだろう?」と考え過ぎてしまうのです。
>あまり話したことがない人とはどう思われるかわからないので話ができない。
>話したことがあって相性のよい人とはこう話しておけば悪く思われないと察しがつくので、その範疇で安心して話すことができます。
娘もそんな感じだと思うのです。
英会話教室の日本人先生は娘はとても積極的に会話をすると言っています。
先生も同じ教室に通うお友達(年上)も娘にとっては安心して打ち解けられる相手だからなのだと思います。
去年の12月、その英会話教室で主催する盛大なクリスマスパーティがありました。外国人の先生や、娘が知らない生徒さんが沢山参加するのですが、娘の社交性を試したい気持ちがありまして連れて行きました。3時間近くそこで過ごしたのですが、そこでの娘の振る舞いはとても自然で楽しんでいるように見えました。男女問わず色々な人に声をかけられて答えたりしていました。
娘は英語が得意なので、多分自分に自信が持てる環境でなら堂々と振舞えるのではないでしょうか。
>社会性があるのなら、社交性に欠けていてもアスペの可能性は低いと思うのですが、娘さんはいかがですか?
>授業中ちゃんと先生の話に集中でき、なおかつ理解できてるんですよね。
>ちなみに、私はできましたが、息子は難しく、授業中集中するのが難しいのは自閉傾向の特徴では?とも思っています。
そうですね、学習内容に影響が無いなら問題はないと市の相談係の方にも言われました。
学習や対人関係など他に与える影響と言うよりは、むしろ自分が苦しそうというか、楽しめないのではないのかな…というのがあります。
>片付けが苦手で、特定のことには集中できるけど注意力散漫になってしまうことがある、忘れ物が多い、という感じです。
>なんとかこなせているので、ADHDの傾向があるかな?という程度とは考えていますが。
>また、ぼーっとしてしまうことも少なくないです。
>疲れてたり、注意力散漫になってたりで、理由はいろいろです。
本音を言えば、ぼーっとすることが大事なこともあると思うんですけどね。
客観的に見ても、娘は小学校高学年からぼーっとする時間すらなかったと思うのです。
中学受験もなく塾にもいかず、地方でのんびり過ごした私にはぼーっとする時間など山ほどあったし、周りの子達も結構みんなぼーっとしていたような気がします。
>私にとって、友達がいないのは、悩みの種だったしコンプレックスでした。
>内向的性格は病的ではなく、個性の範疇と考えていたので、本などを読んだりして対処してきました。
>友達作りがうまくなったわけではありませんが、そういう自分の内向性に悩むことは今ではほとんどありません。
>でもそれはいろいろ悩んだり考えたりしての末のこと。
>思春期のお子さんが悩むのは当たり前だと思います。
「『友達を作りなさい。』とか言わないで。」と娘に言われました。
周りを見てもすぐにグループにはなっても、仲間割れしたり、グループ内で悪口を言ったりしているのを見ていると、そういうのが本当に大事な友達作りなのかと
疑問を持ったりするそうです。それなら最初からそんなグループに入らない方がいいやと。
だから「お昼休みに一緒にご飯を食べる子はいるけど、友達ではないと思うよ。
曜日によって違うことも食べるし。」と言います。
>娘さんの場合、私と同じで自閉的なせいでなく内向的なせいで、友達ができにくいように感じたのですが、いかがですか?
>もしそうなら、コンプレックスが強く悩んでいてストレスはあっても、生活の中で対処できるのなら、専門家に診てもらうのはもう少し様子を見てからでもよいように感じました。
はい、相談係の方のお話だと「私から見て特に問題点は見受けられなかったのですが、一番娘さんを見ているのはお母さんですから、お母さんが心配であるなら月に二度こちらに来ている小児科医の先生の話を聞くといいと思います。」
とおっしゃって一応予約はしておきました。娘の了解を得て。
予約が混んでいて実際は夏休みの面会になると思うのでそれまで少し様子を見ようと思っています。よく分かっている先生だといいのですが…
こちらは地方都市で勉強熱心な先生があまりに少なく、自閉症やADHDなどの診断も
された子を見たことが無いくらい遅れているので、ちょっと心配です。
それに市の担当者の話だと、その市の施設の担当医になっている有名国立大のお医者様が「イチローやノーベル賞の田中さんもアスペルガーだ。」と仰っていたそうなのです。だからアスペルガーは優秀な人が多いのだと。
雑談の部分とは言えども、お医者さんが会った事もないのにただTVに映っているお二人を見てそのような判断をしていいものかどうか…
子供達を診て下さる時は軽率な発言は避けて欲しいものです。
>内向的な性格って、本人にはどうしようもないものがあります。
>コンプレックスをもってるのなら尚更で、娘さんは外向的な性格になれたらと思ってると思います。
>でも、頭でわかっていてもなかなかそうなれないのがこの性格。
>内向的な人は対人間関係の緊張感が強く、あんまり問題視されると意識過剰になりますます内向的になってしまう可能性があります。
>「今のままでもいいのよ」と個性として受け止めてあげたほうが、本人は気楽なんです。
>本など読んで一緒に対処法を考えるぐらいで、様子を見てもよいのかもと思いました。
娘も本を読むことが大好きです。今は本が一番のお友達かな。^^;
私がどちらかというと社交的というか普通に誰とでも話が出来る方なので、
「友達と遊ばないなんて暗い!」とか思ってしまいがちなのかもしれません。
でも娘は娘で本を読んだり、映画を観たり、英語のテキストを聞いたり…と
一人で出来る楽しみもあるようです。
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