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▼中2のママさん:
>私の息子は、3歳で広汎性発達障害多動症と診断されました。
>その頃は、多動で、言語もなく、クレーンハンドで、自傷、
>常動行動(手のひらと首を振る)睡眠障害で、服が嫌いで
>他にもいっぱい大変でした。
アスペルガーと診断された息子。
高機能広汎性発達障害と診断された娘がおります。
息子は診断時IQ138でしたので、私も「アスペルガーは知能の高い特殊な子」だと思ってました。
下の娘は、IQ82で、言葉に遅れがあったことから、アスペルガーの診断はついておりません。また、目立った自閉症の症状は見られません。
息子が、「記号や図鑑に興味を示す」「自分がやりたいと思うことは変えられない」「一人でいつまでも遊んでいる」「寝ない・食べない」等々、自閉症児にありがちな兆候がいくつもあったのに対し、娘は言葉の遅れ以外、これらのことはまずありませんでしたので。
ただ、上の子と、下の子との知能の差が違いすぎるので、私は最初娘の方を心配して、保健所でも何度も相談しました。
発達検査の結果、娘も、上の子と同じように「単一的なものの方がよくわかる傾向が見られます。おにいちゃんと同じ…という感じがしますので、一度、おにいちゃんと同じ病院で診てもらっては?」
と、言われまして。
結果、娘にも、広汎性発達障害 という診断名がついたのです。
IQが82ありましたので、高機能です。(最近は、IQ70〜も含む場合もあるそうですね。もしくは、70台のタイプはボーダータイプと言われたりしてますよね)
でも、自閉傾向は見られてもさほど顕著ではないので、「自閉症」と診断されるより、広汎性発達障害 とだけ、診断されております。
高機能自閉症は、知的遅れの無い自閉症。その中で、言葉の遅れのないタイプをアスペルガーと診断されますが、幼児期言葉に遅れが見られても成長とともに差がさほどみられなくなった場合(会話に不自由しない程度に)も、アスペルガーとよばれることもあるようです。
また、知的遅れのある自閉症、高機能自閉症、アスペルガー症候群、ADHD、LD…これらをひっくるめて広汎性発達障害というようですので、「広汎性発達障害」とだけ診断名がついた場合は、「自閉症なんだけれど、はっきり自閉症の症状があまりみられないなあ」みたいな、曖昧なタイプにつけられるようですね。
>私は、広汎性発達障害も、注意欠陥多動症も、自閉症も
>アスペルガーも同じ自閉症スペクトラムの中の点だと思って
>いたのですが、もし、アスペと自閉症は全く違うと言われて
>しまうと自閉症として知的障害の手帳も貰えず、何処の所属?
>と悩んでしまう今日この頃です。
人によっては、アスペと自閉症は違う という意見もあったりしますが、私は同じだと思ってます。
最初は、知的障害のあるタイプとは違いすぎる…と思ってましたけれど、息子の様子を見ていると、「知的障害があるかないかというだけで、この子は自閉症なんだ」と痛感してきました。
なので、アスペルガーと診断されても、広汎性発達障害と診断されても「自閉症」ですよ。
それは、鼻風邪の人も、熱だけの風邪の人も、咳も鼻も熱もあってこじらせちゃった人も「風邪症候群」と、ひとくくりにされるようなものです。
鼻風邪の人と、熱だけの人、咳だけの人、それぞれ症状は違うけれど、みんな「風邪」でしょ?
ちなみに、高機能だと手帳をいただける自治体は少ないので、ここに集うご家庭のほとんどは、手帳を持っていないと思います。(うちもそうです)
健常と障害との狭間で、みなさん微妙な中におられるのは同じですよ。(^o^)
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