アスペルガーの館の掲示板

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[#11224] アスペと決め付けるのは悪いのですか? 陽菜 06/3/29(水) 2:41 [未読]

[#11230] 杉山先生の文面について kaze 06/3/29(水) 16:46 [未読]
[#11308] Re:杉山先生の文面について ジョン 06/4/3(月) 23:14 [未読]
[#11314] Re:杉山先生の文面について kaze 06/4/4(火) 11:56 [未読]
[#11319] 関連して思うこと。 アリステイデス 06/4/4(火) 21:27 [未読]
[#11320] Re:関連して思うこと。 ジョン 06/4/4(火) 22:21 [未読]
[#11329] Re:杉山先生の文面について penpen 06/4/5(水) 13:04 [未読]
[#11331] [投稿者削除] [未読]
[#11333] Re:そろそろ・・・ penpen 06/4/5(水) 13:58 [未読]

[#11230] 杉山先生の文面について
 kaze ホームページ  - 06/3/29(水) 16:46 -

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   ▼三月うさぎさんへ

 杉山先生の文章を読まれて、随分と衝撃を受けた事をお察しします。
 ただ、私個人からすると、杉山先生のおっしゃっている事は、一部は啓発も込めた言葉だと思います。
 事実として、ニキさんなどは、ネットで『お前はいない』といわれた事で、本当に自分は存在しないのではないかと、真剣に悩まれたそうです。
 つまり、杉山先生のおっしゃりたい事は、このサイトに訪れている人のことではなく、『2ちゃんねる』に書き込みをする一部の人のように、人一人の尊厳を奪うのはどうかという事だと思います。

 アスペルガーの診断に付いても、世界的診断基準の中に、ニキ・リンコさんや藤家さんのような方がおっしゃる、身体機能に付いての記述が無いように、もしかしたらもっと変わっていくのだ思います。

 実際、杉山先生のおっしゃるように『偽アスペルガー』の横行を指摘するのであれば、本当ならば、私達のようにグレーゾーンで困っている人間に付いての、アスペではないと言う、逆説の立証もしなければいけないのだと思います。
 確かに、その立証をせず、この括りの人たちをほっといて、偽アスペルガーはどうかと投げかける事はまずいかもしれませんが、これまでの日本でのアスペの歴史のように、『グレーゾーン』の歴史も出来ていくかもしれません。
 というより、そこに本当に支援が必要なのだとしたら、その歴史自体が作られなければ、グレーゾーンの人の尊厳は守られないでしょう。

 この偽アスペルガーのことについては、杉山先生はアスペ・エルデのディレクターをされているのですから、然るべきところでお話して欲しいと思いますし、グレーゾーンの人たちのあり方も是非聞いてみたいところです。

 そして、もう一つは、『子供の頃ならアスペと診断されたであろう、現在、社会適応を少なくともしている人たちをどう見るか』という事も、是非聴きたいところでもあります。

[#11308] Re:杉山先生の文面について
 ジョン メールホームページ  - 06/4/3(月) 23:14 -

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   ▼kazeさん:

ジョンと申します。はじめまして。51歳会社員です。
杉山先生のhttp://kids.gakken.co.jp/campus/jiritu/medical/backnumber/01_12/top.html
文章は発表当時から問題になりました。私の知人の当事者の方(なかなか
見識のある方ですが)も問題だと言っていました。
しかし、その後、東大名誉教授の栗田先生の講演を聴く機会があり
http://www.geocities.jp/johnhealing/JDDNET/jddnet1.html
正しくアスペルガーと診断されるべき障害者は極少数であることが分かりました。
その講演から察するに、「偽アスペルガー」という表現は確かにそう
お感じになったとしても、使うべきではないですし、読者にも
不快感を与えると思いますが、栗田先生の様に理屈で、
真にアスペルガーと診断される障害者は少ない、とデータベースで
説明されると、納得できるのだと思います。
人間というのは感情の支配する動物ですから、「偽アスペルガー」という
表現には反発を覚えると思いますが、実際問題、日本では、
アスペルガーの診断比率が高すぎると思います。
かく言う私もASと診断されていますが、実はPDDNOSではないかと
思っている次第です。
診断は現在、研究中の分野ですので、現時点で、正確な診断は
専門家でも難しいと思っています。しかし、確かに「偽アスペルガー」という
表現は良くなかったと思っています。
われわれ、診断される側としては、先生方の今後のご努力に期待して、
正しい診断が訪れる日を待つことを期待したいです。我々には診断する
術がないわけですから・・・。

 

[#11314] Re:杉山先生の文面について
 kaze ホームページ  - 06/4/4(火) 11:56 -

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   ▼ジョンさんへ

 コメントありがとうございます。
 本題から少しズレての横レスになりますが・・・
 ちょっと書かせていただきます。

 ジョンさんのおっしゃるように、PDDNOSと呼ばれる人のほうが、成人の中では多いのだと思います。
 私も、社会適応が少なくとも出来ている事から、そう呼んだ方がより自分にしっくり来るかもしれません。
 
 ただ、現在の医療機関や保健所など、そういう人たちが関わる場所で、あまりにも無神経な言葉掛けは、当事者や保護者を深く傷つけているという事も、現状です。
 こういう行為は、ある意味二次障害を引き起こす原因にもなるという事を、関係者の方が、心のどこかで気に留めていてくれたのならと、願わずにいられません。

 杉山先生の『偽アスペルガー』との記述も、おっしゃりたい事はよく分かるのですが、アスペ・エルデの会ディレクターと言うお立場からは、もう一言、そういう輩(本当の偽アスペルガー)もいるが、PDDNOSに相当する人たちにも、何らかの支援が必要であろうと言う一言があっても良かったのではないかと、少し残念な気がします。
 事実、その事で、ショックを受けたり傷付く人もいるという事もあるので・・・
 もちろん、痛みは人それぞれで、心の痛みも例外ではありませんが、ネットと言うメディアで公開する以上は、ご配慮願えればと私自身は思いました。

 また、アスペ・高機能・PDDNOSに明確な線引きがないのは、ジョンさんのおっしゃるように、これからの多方面での研究を待たなければならないと思いますが、
子供の頃にアスペと診断され、成人になったらPDDNOSと言うのもおかしい話ですし、むしろ、アスペルガーと診断された事で、適切な手立てが打たれ、成人する頃には、困難なことが軽減された方が良いと思います。

 アスペへの手立てがPDDNOSの手立てに般化されてもそれはいいことだと思います。
様は、生きにくい部分を、どうすれば生き易く出来るのかという事だと思います。
 そして、それには、まず自分は何なのかというところも出発点であると私は思います。

 近年の自閉症スペクトラムの認知から、現在の子供達には、何らかの診断、または手立てが打たれつつあります。
 しかし、成人の中にいる人たちは、手立て自身も誰かにやってもらうだけでは難しく、工夫したり、カウンセラーを探したり、病院を探したり、などの実際の行動を自分自身で移さなければ、生きにくさは変わらないという事です。
 それを軽減していくためにも、何らかのガイドラインが確立する事を望んでやみません。
 それは、これから大人になっていく我が子の為にもそう思います。

[#11319] 関連して思うこと。
 アリステイデス  - 06/4/4(火) 21:27 -

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    ジョンさん、はじめまして。

 横レスで、しかも本題から外れている内容ですが……m(___)m。

 「アスペルガー症候群」「アスペ」「AS」という表現ですが、事実上
は、狭義の意味で使われる場合と、広義の意味で使われる場合と
あるのではないか? という気がします。
 狭義の場合はジョンさんがおっしゃているような、本来的な意味
でのアスペルガー症候群。広義の場合は知的障害を伴わない
自閉症スペクトラムの総称くらいの意味でイメージされているように
思います。

 自閉症スペクトラムについて語るときに、全体の1パーセント
程度という数字がよく出てくるように思います。吉田友子著
「あなたがあなたであるために」にもこの数字が出ていますが、
丁寧に読めば、アスペルガー症候群以外の自閉症スペクトラムも
含まれることが分かります。

 もしかしたら、上に書いたような事情があって、受け取る側
が混乱している面もあるのではないか? と思います。

 診断基準を満たしていないとしても、「自分はアスペではない
か?」と真剣に考えるようなグレーゾーンの場合、対人関係や
コミュニケーションの面で多くの悲しさや辛さを経験しているはず
で、グレーゾーンであっても、何らかの支援とか、居場所とか、
アイデンティティーが得られる環境が存在してほしいと思います。

[#11320] Re:関連して思うこと。
 ジョン メールホームページ  - 06/4/4(火) 22:21 -

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   ▼アリステイデスさん:
> ジョンさん、はじめまして。
>
 はじめまして、ASと診断された51歳、会社員です。
 このスレッドもこの程度で締めとした方がベターかと思っています。
何しろ診断の話なので、われわれ素人には荷が重過ぎると思います。
ただ、アリステイデスさんがおっしゃるように、われわれ診断される側が
どのように受け取るかについては重要な問題だと思っています。
つきつめていくと、確定診断は必要か、という問題に行き着くような
気がします。確かにおっしゃるように、自閉症的傾向があるか、ないか
診断されることによって、その後の生き方に役立つことは確かであり、
診断は大事だと思います。しかし、もともと医学の問題である以上、
広義のとか、狭義のとか曖昧さは許されない訳で、アスペルガー症候群
ないし障害のはっきりとした診断基準が必要であることは事実だと思います。
繰り返しになりますが、栗田先生の引用される報文の中の正確な統計に
よりますと、人口に占めるアスペルガーの有病率は0.084%に過ぎません。
現在の日本における診断は確かにアスペルガーと診断する割合が多いと
思っています。今後の先生方の診断基準の確立が待たれるところだと
思います。
 必要なのは、医学的な診断ではなくて、自閉症的傾向があるか、ないか
認定される必要性かと文面から拝察しました。その点は異論はありません。
それだけでも、これからの生き方に十分役立つと思っているからです。
となると、確定診断ではなくて、診断で十分のような気がしました。
これから、専門医が増え、確定診断までは必要ないが、自閉症的傾向について
診断してくれる機関が増加して、支援の谷間にいる我々が救われる時代が
来てほしいと思っています。
 
 

[#11329] Re:杉山先生の文面について
 penpen ホームページ  - 06/4/5(水) 13:04 -

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   ▼ジョンさん:

こんにちはー。(=^・^=)
杉山先生のこの一文はこの掲示板で何度か取り上げられました。
何か問題でしょうか。

“偽”という言葉は、例えば偽医者、偽弁護士、偽警察官のように
何か犯罪的なことをする時に使われることばです。
つまりアスペルガーという診断名を確信犯的に使用して
他者を傷つけようとする時にはじめて“偽”という言葉が
あてはまるのだと思います。

もしここに東大の学生さんがいたら申し訳ないですが例としてあげれば
“ぼくは東大の学生です”と言って犯罪的なマルチ商法を他人にすすめたら
その学生は実際に東大の学生であっても、その資格なしとのことで
退学処分になるでしょう。

つまり、偽というのは、他者に害を及ぼす時にその人間を非難する時の
用語です。

ここに来ているわたし達は自分の人生を少し、こましにするために
アスペルガーというキーワードを使ってみようと思っています。
または家族や職場などの他者への迷惑をいくらかでも軽減したいと望んでいます。
つまりわたし達にとって“アスペルガー”は自己洞察のためのキーワードです。

なので杉山先生の一文は、確定診断とは関係のない話とわたしは思うのですが……。

[#11331] [投稿者削除]
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   この書き込みは投稿者によって削除されました。(06/4/5(水) 14:56)

[#11333] Re:そろそろ・・・
 penpen ホームページ  - 06/4/5(水) 13:58 -

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   ▼kazeさん:
> 本文から外れている様ですし、もう終わりにしませんか?

終わりにしたい時は返信をしないのがベストだと思います。

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