|
初めまして。(^o^)/
▼miniさん:
>さて、
>・・決め付けることは良くないと思います。
>いわゆるグレーゾーンの場合、前頭前野の発育が不十分な場合も
>ASのような傾向がみられるのでは?と私は思うからです。
実は、ADHDについてはASに比べて研究が進んでいて、前頭前野の発育が悪いのが原因であるといわれています。
詳しくは http://www.adhd.jp/ で。
私はADHDも(正式ではないが)診断されているので、ADHDのサイトからも情報をかき集めています。
(なぜ正式ではないのかというと、現在の医療事情ではADHDとASは同時に確定診断を下すことができないため)
>夫が自分でASだと決め付けています。
>その方が救われる部分があるからだと思います。
>私も配偶者として、診断名が付いた方が楽になりますが・・
>
>しかし、私から見る夫は、きわめてAS圏に近い、更に
>親の育て方に問題があったことが発覚しました。
>ASに近い上に人間形成上で性格に色濃く残った、そんな感じです。
>
>これでは検査で「自閉ではない」と診断が降りても無理ない話しです。
>親の教育の怠慢を何でもかんでも障害のせいにするな!と
>医師らは警告を発しているかのように思えてないません。
>
>例えば10件の病院で診てもらって1件だけ診断名がついたら、
>その1件で救われる気持ちでいっぱいだとは思うけれど、
>9件が診断名をつけなければ、そちらを信じる方が真の答えの
>ような気がします。
確かにそうかもしれません。
私は、仮に医療機関をはしごした結果、診察結果が違っていれば、共通部分しか信用しません。これが私のコメントするところの「最大公約数」です。
もちろん、私は4歳のとき(年齢がばれるが今から39年前)に、一度「自閉症」として確定診断を、6歳のときに、今で言う「高機能」のコメント付の診断をいただいているので、現在通っている医療機関は「グレーゾーン」ですが「最大公約数」に則ると明らかに「グレー」ではなく確実に「自閉症」です。
ちなみに、私は現在の医療機関では、発達障害のことは事前に話してはおりますが、実際には2次障害(強迫性障害、鬱状態、PTSD)の治療しか受けておりません。私自身の希望で、2次障害を乗り切れば、現在抱えている人間関係での諸問題が大方解決すると考えているからです。
>まだまだこれからの分野である前頭前野の研究、これが
>早く立証できてくれば、グレーゾーンでのライン引きも
>できるのではないかな?と思っています。
この部分にADHDというのが存在するようなので、ADHDの研究も今後進展してほしい、という思いはありますが、ADHDを「自閉症スペクトラム」の一部として捉えている話も聞いたことがあるので、ASについても重要な研究テーマであることは変わらないでしょう。
>このような曖昧な段階で勝手に決め付けてしまうことは、
>今後の社会において、子育てにおいて、ものすごく危険な
>ことだということを知らなくてはいけないのではないでしょうか?
「勝手に」決め付けるケースの多くは、自己診断の結果を鵜呑みにしてしまう場合が多いのでしょうね。多くは主観的な見地で判断してしまうので、他の人に判定してもらうほうが結果がより悪い、というケースはむしろ少ないのではないのかと思います。
でも私の感じるところでは、正式にASの診断が出ているケースよりはむしろグレーゾーンのほうが多数派じゃないのかな? 定型発達の人でも、診断基準がピンポイントでも該当する人はいる、という話も聞いていますし…
|
|