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▼アリステイデスさん:
> ジョンさん、はじめまして。
>
はじめまして、ASと診断された51歳、会社員です。
このスレッドもこの程度で締めとした方がベターかと思っています。
何しろ診断の話なので、われわれ素人には荷が重過ぎると思います。
ただ、アリステイデスさんがおっしゃるように、われわれ診断される側が
どのように受け取るかについては重要な問題だと思っています。
つきつめていくと、確定診断は必要か、という問題に行き着くような
気がします。確かにおっしゃるように、自閉症的傾向があるか、ないか
診断されることによって、その後の生き方に役立つことは確かであり、
診断は大事だと思います。しかし、もともと医学の問題である以上、
広義のとか、狭義のとか曖昧さは許されない訳で、アスペルガー症候群
ないし障害のはっきりとした診断基準が必要であることは事実だと思います。
繰り返しになりますが、栗田先生の引用される報文の中の正確な統計に
よりますと、人口に占めるアスペルガーの有病率は0.084%に過ぎません。
現在の日本における診断は確かにアスペルガーと診断する割合が多いと
思っています。今後の先生方の診断基準の確立が待たれるところだと
思います。
必要なのは、医学的な診断ではなくて、自閉症的傾向があるか、ないか
認定される必要性かと文面から拝察しました。その点は異論はありません。
それだけでも、これからの生き方に十分役立つと思っているからです。
となると、確定診断ではなくて、診断で十分のような気がしました。
これから、専門医が増え、確定診断までは必要ないが、自閉症的傾向について
診断してくれる機関が増加して、支援の谷間にいる我々が救われる時代が
来てほしいと思っています。
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