アスペルガーの館の掲示板

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[#11315] 息子が荒れています;; SILK 06/4/4(火) 15:03 [未読]

[#11519] Re:息子が荒れています;; Rinfeyの母 06/4/27(木) 13:46 [未読]
[#11648] Re:息子が荒れています;; SILK 06/5/6(土) 17:06 [未読]

[#11519] Re:息子が荒れています;;
 Rinfeyの母 メール  - 06/4/27(木) 13:46 -

引用なし
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   ▼SILKさん:
>「さぼった」と言われたようで、それも息子にとっては
>とても屈辱的だったようですが、(病欠だったので)
>「精神科に行ったんだろう?」「きち○い」と言われるそうです。
>そんなことを気にしなければいいのに、
>あながち嘘ではない、(精神科に通っています)
>ということにびくびくしているようです。
>
>過敏なので、頭が痛くなったり、いらいらするようですが
>薬で少し治まるので、
>ふむふむ・・・と話を聞いたり、彼の好きなものを一緒に食べたり、
>時には、同調して怒ってみたり・・・して時間を過ごしています。

SILKさんは、お子さんとしっかりとした信頼関係をお持ちなんですね。
息子さんは中学生なんですよね。それくらいの年齢だと、ほとんど
親にはなにもかも内緒という状態に入っていくと思われるので、やは
り今の状態ってとても素晴らしいですね。なかなかそんな風に、異性
である母と子がうち解け合って問題を共有できるものではないと思い
ます。アスペルガーの人って、とても純粋だと聞いたことがあります。
また、隠し事ができないとか、そういう特徴のせいもあるんでしょう
か。

でも、うちの主人は、母親とはまったく意志の疎通がでいないみたい
で、今でも何か気持ちが伝わらなかった、意志が伝わらなかった、と
感じた時には、とても寂しそうに、がっかりと肩を落としていますか
ら、やはりSILKさんとお子さんの関係がきわめていいということなん
でしょう。

わたしは、なんというか、正義の味方ちっくで、優等生的というか、、
旗を振って、さー、こっちでこれやりましょう!なんていうことを
するのが好きなところもあるので、、、ついこういうお話しを聞くと、
学校に乗り込んで、先生と談判するとか、勉強会を企画して、専門家
を呼んで拝聴してもらうとか、いろいろ戦闘態勢に思いっきり入って
しまうところを想像してしまうんですね。

でも、以前ある子供の教育を考えるメーリングリストで、同じような
悩みを抱えたお母さんの投稿に、見守ることが大事ですよ、という
コメントが寄せられていたのを見て考えを変えました。

もちろん、長い目で見れば、社会を変える、広く問題を知ってもらう
ための啓発活動、こどもを取り巻く環境の整備も必要ですよね。これ
もライフワーク的な感覚で取り組めれば、直接息子さんの利益にはな
らなくても、将来、自分の母はそのような取り組みを自分のために、
あるいは自分に似た別の誰かのために行ってくれたのだ、と、大きな
支えになるかもしれませんし。

ただ、中学生ともなると、親の支援を受けている男の子の姿というの
は、自立していないおっぱい飲みたい赤ん坊として、誹謗中傷の対象
になるでしょうし、親の庇護の下にいる卑怯な奴と、いういいがかり
の対象にもなりますよね。誰も中学生は自立などしてないんですが、
対外的には自立している風を装う必要があるかもしれませんから、学
校との連携とか、あれこれは注意が必要ですよね。

でも、SILKさんが仰った、いじめる子も問題を抱えているのでは、と
いうの気になりますよね。これはなんとかなるといいですよね。根深
いものがあるかもしれませんし。先生に、自分の息子のいじめをなん
とかしてくれという形ではなくて、なにかできないものでしょうかね。
でもねー、、どこにもいるんですよね。いじめる奴。絶対にいなくな
らないでしょうから、そういうのが出た時に、周りがどう動くか、と
いうやっぱり倫理観とか、教育とかでしょうかねぇ。

私はフォークロアなものが好きなんですね。民俗学関連の人が書いた
本など読んでいると、昔は十代半ばになると一人前として、色々な
儀式が執り行われました。たとえば村の青年団に入ってなにやら役割
を持たされるとか。今は沢山勉強して、昔よりずっと賢くなっている
はずなのに、成人式は二十歳。話が横道にそれますが、十代の半ばで
成人式をして、メンタルな部分では成人したのだから一人前の自覚と
自分の行動に責任を持てと、けじめをつけた方がいいんじゃないか?
と思ったりします。十三歳や十四歳だと、何をしてもまだ刑事責任は
問われないから、悪さをするなら今の内だ!!!と非道の限りを尽く
していた同級生たちを思い出します(苦笑)

話が戻りますが、
我が夫の場合、母親の無理解(義母も理解していないわけではないん
ですが、子供にそれが伝わっていません)という不足感を抱いたせい
か、今、奥さんに対してとてもまずい行動をとってます。子供の頃は、
やはり親とどれだけ深い信頼関係が築けるか、が一番大事なのではな
いかと感じます。

私は中学生の頃、性的虐待というか、強姦されたことがあります。
そんな話は親にはできませんから、日記に書いて間接的に親に知らせ
ました。でも、母は助けてくれませんでした。助けようにも、助けら
れなかったのかもしれません。暗く沈んでいく気持ちを受け止めるど
ころか、沈んでいてはいけないと叱責するばかり。父も毎日私の部屋
へやってきて、これからどうするつもりだ、将来どうするつもりだ、
と、詰問。追いつめるばかりでした。

あの時は、私はただ受け止めて欲しかった。そっとしておいて欲しい
というか。引きこもったっていいじゃないですか。「学校に行きたく
ない」「あぁそう、行かなくてもいいのよ。学校行って良い成績納め
るばかりが人生じゃない。」「規格にはまらなくてもいい」「絵がす
き、あぁそう。それなら絵を好きなだけ描いてなさい。」という風に
どうして言ってくれなかったのか、と。

できないことをやらせるのではなく、できることを伸ばして欲しいし
自分に対してもそうありたい。

学校を出て(周囲とうまくやって)、大学に入って(一般社会の基準
をクリアして)、いい会社に勤めて(基準をクリアしたことが認められ
て)、いい家族を築く(ゴール!)。こういう画一的な価値観を脱ぎ捨
てて、自由に人生を構築できるような社会になるよう願ってやみません。

動揺している子供に向き合う。なんで辛かったのかを聞いてあげられ
た。共感してあげられた。子供は、自分を理解してくれる人がそばに
いると感じる。そうすれば、いつでも船出ができますよね。困難が起
きたとき、乗り越えられるかどうかは愛を受けたことがあるかどうか
だと思います。

偉そうなことを言いますが、それが一番重要なことなんじゃないでしょ
うかー(^^) 突然の乱文失礼しました。

[#11648] Re:息子が荒れています;;
 SILK  - 06/5/6(土) 17:06 -

引用なし
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   Rinfeyの母さん、はじめまして。

ご主人様のことも含めて、よくわかるお話でした。

>SILKさんは、お子さんとしっかりとした信頼関係をお持ちなんですね。
>息子さんは中学生なんですよね。それくらいの年齢だと、ほとんど
>親にはなにもかも内緒という状態に入っていくと思われるので、やは
>り今の状態ってとても素晴らしいですね。なかなかそんな風に、異性
>である母と子がうち解け合って問題を共有できるものではないと思い
>ます。アスペルガーの人って、とても純粋だと聞いたことがあります。
>また、隠し事ができないとか、そういう特徴のせいもあるんでしょう
>か。

本当に純粋、というか、そういった計算ができないように思います。
普通、親には内緒である話を、うっかりしゃべってしまっています。
あとで「あっ」っていう顔になりますが。
純粋と言えば、そうだとも思います。

でも、息子の空を見ながら歩く姿は、本当に素敵だと思います。

>でも、うちの主人は、母親とはまったく意志の疎通がでいないみたい
>で、今でも何か気持ちが伝わらなかった、意志が伝わらなかった、と
>感じた時には、とても寂しそうに、がっかりと肩を落としていますか
>ら、やはりSILKさんとお子さんの関係がきわめていいということなん
>でしょう。

全く、こことは関係ないのかもしれませんが、
私の夫もそういいます。「もっと甘えたかった」って。
義母は、甘えを許さないのです。転んでも、叱る人です。
そして、義母は自分の意見を持たないのか、持てないのか、そういう人です。
「誰々がそういったから、そうした」とか
「あなた(嫁である私)が言わないから、しない」そうです。
家族(同居です)なんだから、と思うこともありますが。

夫も同様だと言うことがわかりました。
こちらが要請しない限り、人に何かをする、ということをしません。
人の気持ちがわからないのかもしれません。
昨日、家族でバーベキューに行ったのですが、
夫の機嫌が悪く、でも、昨日しか行くチャンスがなかったので、
私がせっせと用意をしていました。
着いても、テーブルを出したりするのは、私。
自分の椅子にどかっと座っているので、
「手伝ってくれないねぇ」(こういう言い方がいけないのかな?)
と言うと、「お前が手伝ってくれ、と言わないから、何もしないんだ」と
言います。
しんどいです。

>わたしは、なんというか、正義の味方ちっくで、優等生的というか、、
>旗を振って、さー、こっちでこれやりましょう!なんていうことを
>するのが好きなところもあるので、、、ついこういうお話しを聞くと、
>学校に乗り込んで、先生と談判するとか、勉強会を企画して、専門家
>を呼んで拝聴してもらうとか、いろいろ戦闘態勢に思いっきり入って
>しまうところを想像してしまうんですね。

私もその気分です。正直言うと。それを抑えているのです。
抑えることが、また、優等生気分をきどっているのかもしれません。

>もちろん、長い目で見れば、社会を変える、広く問題を知ってもらう
>ための啓発活動、こどもを取り巻く環境の整備も必要ですよね。これ
>もライフワーク的な感覚で取り組めれば、直接息子さんの利益にはな
>らなくても、将来、自分の母はそのような取り組みを自分のために、
>あるいは自分に似た別の誰かのために行ってくれたのだ、と、大きな
>支えになるかもしれませんし。

そうなんですよね。そうなんです。
だから、私、生きていこうと思っているんです。

>ただ、中学生ともなると、親の支援を受けている男の子の姿というの
>は、自立していないおっぱい飲みたい赤ん坊として、誹謗中傷の対象
>になるでしょうし、親の庇護の下にいる卑怯な奴と、いういいがかり
>の対象にもなりますよね。誰も中学生は自立などしてないんですが、
>対外的には自立している風を装う必要があるかもしれませんから、学
>校との連携とか、あれこれは注意が必要ですよね。

幼いと思っていた息子にも、母親を避ける場面が出てきて、
授業参観に行っても(来て欲しいとは言います)隠れるようにしています。
それも、いいな、と思っています。
朝は、姿が見えなくなるまで送りますが、
何度も何度も振り返って手を振っています。(友達が近くに居ない限りは^^)

>私はフォークロアなものが好きなんですね。民俗学関連の人が書いた
>本など読んでいると、昔は十代半ばになると一人前として、色々な
>儀式が執り行われました。たとえば村の青年団に入ってなにやら役割
>を持たされるとか。今は沢山勉強して、昔よりずっと賢くなっている
>はずなのに、成人式は二十歳。話が横道にそれますが、十代の半ばで
>成人式をして、メンタルな部分では成人したのだから一人前の自覚と
>自分の行動に責任を持てと、けじめをつけた方がいいんじゃないか?
>と思ったりします。十三歳や十四歳だと、何をしてもまだ刑事責任は
>問われないから、悪さをするなら今の内だ!!!と非道の限りを尽く
>していた同級生たちを思い出します(苦笑)

その辺の子ども達が、たいてい、その話をしていると聞きます。
私は、非定型の生活に、経営学的な
(今で言うと「ロジカルシンキング」でしょうか)
考え方も利用できると考えています。
民俗学もちょっと見てみます。いろいろ教えてくださいね。

>話が戻りますが、
>我が夫の場合、母親の無理解(義母も理解していないわけではないん
>ですが、子供にそれが伝わっていません)という不足感を抱いたせい
>か、今、奥さんに対してとてもまずい行動をとってます。子供の頃は、
>やはり親とどれだけ深い信頼関係が築けるか、が一番大事なのではな
>いかと感じます。

ああ、そうか。と思います。
子ども育ての他に、夫には失礼なのかもしれませんが、夫育てを
している気分になっています。
どこの家庭でもそうで、夫は教育するものよ、とはよく聞く言葉ですが、
それ以上のものがあります。

知人が、「私の夫は、親離れをしているので、嫁が姑の不満を言っても
怒らない」と言っていました。親離れとの関係は疑ってはいますが。
私の夫は、私が姑の愚痴を話すと、何処の家庭でもそうなのかもしれませんが、
ものすごい勢いで怒ります。すごく怖いです。恐ろしいです。

>私は中学生の頃、性的虐待というか、強姦されたことがあります。
>そんな話は親にはできませんから、日記に書いて間接的に親に知らせ
>ました。でも、母は助けてくれませんでした。助けようにも、助けら
>れなかったのかもしれません。暗く沈んでいく気持ちを受け止めるど
>ころか、沈んでいてはいけないと叱責するばかり。父も毎日私の部屋
>へやってきて、これからどうするつもりだ、将来どうするつもりだ、
>と、詰問。追いつめるばかりでした。

大変な思いをされたのですね。
私も幼少期に誰かに助けてもらいたい状況になりました。
でも、誰にも言えませんでした。
誰かに言う、ということは、大切なんだ、と思っています。
ご両親にも、荷が重かったのかもしれませんね。
子ども側にしてみると、それはないよ!!と思いますが。

>あの時は、私はただ受け止めて欲しかった。そっとしておいて欲しい
>というか。引きこもったっていいじゃないですか。「学校に行きたく
>ない」「あぁそう、行かなくてもいいのよ。学校行って良い成績納め
>るばかりが人生じゃない。」「規格にはまらなくてもいい」「絵がす
>き、あぁそう。それなら絵を好きなだけ描いてなさい。」という風に
>どうして言ってくれなかったのか、と。

そうなんですよね。
私も息子に「行かなくてもいい」と言ったことがあります。
ときどき、自分で「今日は疲れたから休む」ということもあります。
でも、私がそれを言えるようになるまでに、すごく自分で
乗り越えなければならなかったものがあるように思います。

>できないことをやらせるのではなく、できることを伸ばして欲しいし
>自分に対してもそうありたい。
>
>学校を出て(周囲とうまくやって)、大学に入って(一般社会の基準
>をクリアして)、いい会社に勤めて(基準をクリアしたことが認められ
>て)、いい家族を築く(ゴール!)。こういう画一的な価値観を脱ぎ捨
>てて、自由に人生を構築できるような社会になるよう願ってやみません。

って、思うんですけど、でも、普通の勉強もきちんとやってほしい。
(これって、大いに矛盾ですね。)

>動揺している子供に向き合う。なんで辛かったのかを聞いてあげられ
>た。共感してあげられた。子供は、自分を理解してくれる人がそばに
>いると感じる。そうすれば、いつでも船出ができますよね。困難が起
>きたとき、乗り越えられるかどうかは愛を受けたことがあるかどうか
>だと思います。

そうですね。「愛」って大きなテーマです。

>偉そうなことを言いますが、それが一番重要なことなんじゃないでしょ
>うかー(^^) 突然の乱文失礼しました。

いいえ、ありがとうございました。

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