|
▼くくさん:
>夫は果たして、「サリーとアン試験」を通過できるか?
辻井正次先生の「広汎性発達障害の子どもたち」という本に、次のことがかかれております。
>「心の理論」が意味するものは、クリアするとか・しないとかということよりは、有り様の違いを示すものだと理解ください。この頃、勉強をよくしている親御さんが「この子、サリー・アン課題もできるようになったんです」というので意味が分からないので何かと思って聞くと、「かごを指すように教えました」という方がいて驚いたりします。残念ですが、そういうことは意味があるとは思えません。教えたことが実際の行動にいきなければ「心の理論」が獲得されたとは言えませんよね。
なので、ご主人様が時間をかけて考えてクリアしたことに意味があるか、どうか?ですよねえ(^^;)
>彼の夢は、人間の脳活動と同じような活動ができるコンピュータを開発することです。
以前、新聞で読んだんですが、人間と同じ感情を持つロボットをつくるということ(ドラえもんやアトムのような)は、自閉症治療の研究にもつながるのだそうです。
うちの息子、最近「将来ロボットをつくる人になりたい」と言っております。
親のエゴとしては、せっかくIQ高いんだから、どんどんそれを生かして欲しいと思うし、どうせなら「自閉症を治せる自閉症当事者の医者」になってくれれば(☆∀☆)なんて、私は思っていますが、
将来、本当にロボットをつくれるような学者になって、自閉症治療に役立ててくれたらなあ。
なんて、思ったりしてます。
>彼には「サリーとアン」に数学的に正解できるコンピューターではなくて、もっと人間くさい人になってもらいたいのです。
>夫の情熱的な研究を素直に喜べない私はよい妻ではないのでしょうか?
>もっと夫婦生活を大事にしたいと思うことは間違っているのでしょうか?
このあたりについての解答になってなくてごめんなさいね。
ただ、旦那さんに人間くさくなってもらいたい…それは、くくさんご自身も「明日から180度性格変えて下さい」と言われて無理なように、難しい話ですよ。
また、以前この掲示板で何度か、私似たようなお話ししたのですが、「男性脳」と「女性脳」の違いもありますので、妻の「こうして欲しい」が旦那様に通じるようになる…かというのは、定型の旦那様でも難しいんですね。求めてるものが元々違いますから。
ですが、夫婦って、お互いに自分の価値観を相手に「なぜわからないんだ?」としてしまいがちですよねえ…。
|
|