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コメントありがとうございます。
▼ほのかさん:
>アスペルガーが治らないと諦めている・・・わけでもないんです。
>いや、治りはしないんでしょうけど、不便さは大分なくなると思っています。
>でも30過ぎて学ぶことにも限界を感じ、どうせアスペルガーなんなら、もっと早くから分かっていれば、学生時代にものすごく苦労することもなかったのに!!
>と悔やんでしまうのです。
>自分で時間を止めたい気分になります。
難しい問題だと私も痛感しています。
私も、今タイムマシンがあったら子供のころの自分自身や、若かりし頃の親父やオフクロに会いに行ってアドバイスしたいです。
私の場合は親父(故人)もASのみならず人格障害の疑いがあり、オフクロ(現在65歳)は発達障害はありませんが46年来の深刻な鬱病に悩まされています。
時間の流れをビデオのピクチャーサーチやDVDの一発頭出しみたいに操作することができれば、私自身もオフクロの鬱病や親父の人格障害に対して「《病は気から》なんて悠長なことを言ってないで早く病院へ行け」とアドバイスできるのですが…
>昔は結婚したいと思っていた。
>でももう子供も難しい年齢に差し掛かり、色んなことに希望を感じられなくなってしまいました。
>パニックを公の場で抑えるので精一杯です。
>そんな自分さえ、とても我儘な奴に思えてなりません。
>まだ障害を受け入れられていないんでしょうか。
これも難しい問題かもしれません。
私は発達障害だけでなく身体障害も抱えており、以前の居住地では深刻ないじめはもちろん、会社でも理不尽な人事を経験しています。家族の者まで私の身体障害が原因でいじめに巻き込まれるほど偏見のひどい環境にかつて住んでいたので、今生まれ故郷から1000km以上離れた関東平野で「逆ホームシック」を感じています。
それも私が未だに障害を受け入れられないからです。
慢性腰痛や生活習慣病の予防体操が健常者向けであることに対して、「身障者は運動不足で生活習慣病になって命を失っても、慢性腰痛で歩けなくなってもお構いなしなのか?」とひたすら憤りを感じているのも、自分が障害者である現実を受け入れられない証拠です。
>私は二次障害で、境界性人格障害と言われました。
>でも今は、鬱状態が強いのかな、と自覚しています。
>「分からないことは、周りの人に聞いて学習していくことが大切です」
>と病院の先生方は言います。
人格障害は、私も現在通っている心療内科で指摘されました。
どうしても他人の行為に本来ないはずの悪意を感じて仕方がないからです。
例えば、「誰でも簡単にできる」という触れ込みで紹介されている健康法も、私にはドクターストップで許されていないものがあまりにも多すぎます。もちろん企画発案した人は、身障者を仲間はずれにする意図はないと思います。しかし私にとっては、「オレが生活習慣病で死んでもお構いなしなのか?」というように、悪意に解釈する原因になってしまい、現在悩んでいます。
>分からないことなんて、日々生活していると溢れるほどあって、その分からないことには、いつ、誰が、どうやって、私に分かるように答えてくれるの?
>って思うと、誰を信じていいのか分からなくなってしまうんです。
>私の質問に一つ一つ答えていたら、面接時間はなくなってしまう。
>でも先生は「聞いて学ばないと」と言います。
解らないことは、「館」が答えを出してくれるでしょう。私もかなり救われました。
「館」など、発達障害を扱うサイトのありがたいところは、当事者(グレーゾーンも多いが)が各自の悩みを訴え、また各自が経験したことをアドバイスとして他の参加メンバーに伝えることで、本人でないと解らない苦しみから救われるための手段を提供してもらえる、ということです。
身体障害も無理解が相変わらず多いですが、発達障害は目に見えにくい分、ほとんど周囲には理解されていません。それでも啓発活動のおかげで最近になって理解は進んでいます。
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