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▼HSさん:
>疑問に思うのは、この障害は遺伝性があると言われていますが、
こんにちわ。
息子が高機能自閉症で、私が当事者のこしあんだんごです。
つまり、遺伝したから、こうなったのか、の、当事者です。
数字上の実際のところでは、わかりません。
あくまで、私見ですが。
親の会に参加していると、
「私も人付き合いが苦手なのよ。」という人は、たくさんいますが、実際、私のように、会って見て、「ああ、明らか。」という人は、非常に少ないです。
親の会でも、普通の社会と一緒でいろいろな人がいて、私は同じように浮きます・・・。
遺伝するなら、もう少し、私と同じような人がいてもいいだろうと、思うのですが、数としては、少ないし、頻度も一般社会で感じるのと同じぐらいです。
「親戚を探してもいないのに、なぜうちの子だけ。」
これは、よく聞く話です。
私の両親の親戚だけで、40人は軽く超えているので、100人に一人ぐらいと言われている自閉症の子に該当するのが息子で、学級に一人か二人はいると言われている軽度発達障害に該当するのが私であれば、確かに、「親子で」ですが、発生頻度としては、高くないです。
息子は、石橋をたたいて、叩き壊して、渡れなくなってしまう慎重派ですが、私は橋がちゃんと架かっているか確かめずに渡ってしまう積極奇異型です。
息子は、どちらかと言えば主人に似ていて、主人を社会的に困難にした感じです。
重なっていますが、遺伝でそうなったと思えません。
>私の家族には私以外それらしい人がいない点です。また親戚を見ても父方にはなく、母方に一人可能性のある人がいるだけです。
繰り返しですが、
親戚にいないのに、なぜ、うちだけ。
親御さんの戸惑いは、ほかの親御さんのおっしゃっている戸惑いと同じように感じます。理由を探したり、原因を欲しがったり。こういう過程を経て、親も受容へと向かうようですが、
成人になってから診断を受けると、親の方でも、この受容への過程が難しく、当事者へいろいろな言葉が向かうように感じます。私もところもそうです。
私の周りでは、成人で診断されると、親が受容できないことを受容する、昇華する、過程も当事者に要求されることが多いように感じます。
とにかく、「遺伝する傾向がある。」と読む度に、
そうかなあ、
と、「親子でそう。」なのに、思ってしまう私でした。
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