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▼ケロロさん:
こんにちは。とても分かりやすい比喩を使って説明していただいて、
ありがとうございます。
>定型の人は、多分、
>カメラでいうと、オートで、
>いろんな部分をカシャカシャ撮ってて、
>総合して、眺めることができるんじゃないかと。
自分では全く意識していないんだけど、表情の微妙な信号を読みよって
脳が瞬時に判断しているのでしょうね。
>私の場合、シャッタースピードが遅くて、
>手動でピントを合わせなきゃならない。
>時間がないから、穴の開いた絵で判断しなきゃならない。
>それで、勘違いが多いのかなあと思ってます。
穴の開いた絵で判断する・・・なんか分かる気がします。
>表情を読み取るのも、
>相手の口の動きにピントを合わせていれば、ある程度読めますが、
>そればかりもしていられない。
>話も耳で聞かないといけないし、
>話の内容も、頭の中でまとめなければならない。
>面白い内容なら、全エネルギーが頭に集中しますから。
>
>返事をするのも、言葉に変換しなければならないので、
>
>その間、私の目は、お留守になります。
!!そうなんですか。そう言われて私は初めて、人の話を聞いて
それに適切に反応する、ということがそれほど大変なことなのか、
と気づきました。
自分にとっては、当たり前すぎて考えたこともないことが実は大変な
作業なのだと。
>他の人も、そうやっているもんだと当たり前に考えていたので、
>また、比較もしようがないので、
>推測でしかないです。
アスペの方たちが雑談を苦手とする一因が分かった気がします。
私たちの話すたわいのない話― まあ、雑談ですが、その中の
80パーセント、いえ、時には90パーセントは意味のない部分です。
ですから、私は(ふだん、そんなことは考えたこともないですが)
その半分くらいは適当に流して、食いつきたいところだけ食いついて
いきます。
これは、多分脳が自動的に取捨選択しているのです。
そして、たいして意味のない、そんなたわいない話でけっこう楽しめ
るんですよね。相手と共感しているというその事実だけで。
ケロロさんのおっしゃるように、他人と話をして、その気持ちや話の
真の意味をおしはかるのにそれほど大変な作業をしているとしたら、
雑談も確かに大変だと思います。消耗しますよね。
ちょっと、本題から離れたような気もしますが、アスペの方たちの
コミュニケーションの困難さ、の一端が少し分かったような気がしました。
本当にありがとうございました。
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