アスペルガーの館の掲示板

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[#11906] 人の顔が能面に見える ユニコーン 06/5/21(日) 1:51 [未読]

[#11984] Re:人の顔が能面に見える ユニコーン 06/5/23(火) 21:38 [未読]
[#11991] Re:人の顔が能面に見える nemo 06/5/23(火) 23:27 [未読]
[#12007] 皆さん、どうもありがとうございました。 ユニコーン 06/5/24(水) 15:48 [未読]

[#11984] Re:人の顔が能面に見える
 ユニコーン  - 06/5/23(火) 21:38 -

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   ▼くくさん:
こんにちは。レスありがとうございます。

人の顔が能面に見える、という比喩については
人の顔に感情が現れることを知らず、顔そのものに関心がなかった、
というこしあんだんごさんの一連の説明で、それなりに納得したのですが・・

>静止画だと覚えられるけど、にちじょうせいかつでは「霞がかかっているように」ゆらゆら見えます。

ゆらゆらと見える!?しかも霞がかかって?
えっと・・・それでは人の顔の認識に問題が生じると思うのですが、
知っている人の顔もゆらゆらとぼやけて見えるのですか?
知っている人ではなくて、どうでもいい人たちの場合の話でしょうか。

すいません。また、分からなくなってしまいました。

>なので人の表情はわかりにくい。
>動いていることはわかります。
>でもそれが何なのか…。
>なんか、考え込むと、みんな「眠そうね。」と思うような顔してるように感じてくるんですが…。

眠そうな顔・・・?やはりみな同じようにみえるということなのでしょうか?

>多胡輝先生という方が作った、「人の表情を見分ける問題」というので練習します。

多胡輝先生は現千葉大学の名誉教授で「頭の体操」の作者でしたね。心理学の教授なので、「頭の体操」執筆は副業だったと思いますが、他の著作を読んだことがないので、今度読んでみたいと思います。本のタイトルとか分かれば教えていただければありがたいです。

>人の表情は「嫌悪」・「恐れ」(驚きと同じ)・悲しみ(苦痛と同じ)・怒り・喜びの五つに大きく分けられます。

なるほど・・・「恐れ」が驚きと同じで、「悲しみ」が苦痛と同じというのが
興味深いですね。多分、定型者だと、その区別も割りと簡単にできると
思います。

>頭・顔と眉・目・鼻・口・唇・下顎の七つの部位が動くことで人の表情は識別されるのです。
>この問題は十二問あります。
>イラストと写真で。

是非見てみたいです。

>自閉の人は、意識して「読心術」(人の心を読み取る学問)とか勉強するのもいいと思います。

読心術は考えたことがなかったので、詳しくは分かりませんが、私は読心術は
表情や、仕草も重要な要素だと思っていました。
以前に筋肉の緊張の度合いである程度人の気持ちが読める、という記事を読んだことはありますが、かなり熟練を要しそうですね。

興味深く、貴重なご意見ありがとうございました。参考にさせてただきます。

[#11991] Re:人の顔が能面に見える
 nemo  - 06/5/23(火) 23:27 -

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    「鮮やかな影とコウモリ―ある自閉症青年の世界」アクセル・ブラウンズ 著
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4901092405/qid=1148392747/sr=1-1/ref=sr_1_2_1/503-3094152-3654332
まだお読みになっていないならお勧めします。
主人公の少年は人の顔が雲がかかったように見えるとあります。

ちなみに私も人の表情は読めません。人の顔を識別することも非常に困難です。
口調もわかりません。自分の声の大きさもコントロールできません。
映画で好きなのは映像だけの美しいシーン。
ドラマは苦手で、お笑いは笑うところがわかりません。

[#12007] 皆さん、どうもありがとうございました。
 ユニコーン  - 06/5/24(水) 15:48 -

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   くくさん、nemoさん、
本のご紹介ありがとうございます。今度、探してみますね。

また、こしあんだんごさんやケロロさんも本当にありがとうございました。

皆さんの返信を読み、自分でも色々考えているいるうちに、今まで自分で読んできたドナ・ウイリアムズさんの本や、グニラ・ガーランドさんの本「ずっと普通になりたかった」などにも、似たような記述があったのを思い出しました。

能面のような、という記述ではありませんが、自閉傾向のある人が、他人の顔を認識しにくいというのは共通項なのですよね。物には興味があるが人には興味がないので、人は邪魔物にしか見えないとか。人が一人一人違う顔を持っているとは思わなかったとか。(極端な例ですが)そんな例が、どの本にも挙げられていました。

知識としては頭に入っていたのですが、能面のように見えるとか、ゆらゆら見える、とかいう表現が、私には想像できなかったのです。

この掲示板にお邪魔するようになってから、色々教えていただき、本もそれなりに読んできたのに、実際の経験談等を聞くと、やはりびっくりしてしまいます。

表情や会話から常に発せられるシグナルが正確な情報として脳で処理されない、ということなのでしょうが、人との接触や会話などあまりにも日常的な行為で、定型の人たちの間では意識さえされないことなので、その困難さに思いを馳せることが難しいのです。

最近、発達障害のことが徐々に知れ渡ってきたとはいえ、やはり社会的な認知度は低いです。息子のことがきっかけで知ったこの掲示板ですが、私自身にとっても、とても有意義な出会いでした。

発達障害のことを知らずに息子を育ててきた、という後悔もあります。その後悔を踏まえて、今後私にできることは何だろう、と考える毎日です。また、おかしな質問をするかもしれませんが、その節はまたよろしくおねがいします。

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