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▼りりさんへ。
初めまして、たもっちです。
本年の1月に某大学病院で高機能自閉症(以下AS)と診断されました。現在は社会人として就職しています。
>小一の広汎性発達障害と思われる息子がいます。
>諭すように言い聞かせることもありますが、かなりキツク怒ってしまうことも多いです。
>ウチの息子はきつく言われても割と大丈夫で、キツイ言い方はしても肯定的な表現をするように心がけてはいます。(「××しないで、○○しようね」ということが多いです)
>
私も両親や姉、担任の教師等から以上の様に躾けられたため、きつく叱られた時でもこの様に我慢をしてた事が多かったのです。しかし今になって「我慢」という美徳がマイナスになってしまったと感じてしまう事があります。なぜなら、私もそうですが多くのASの方々は「我慢」というものを躾けられて良い点はあるものの、それが故に却って自己表現を抑え付けてしまった事で無表情になったり、周囲や社会、対人への関心や気配りが少なくなってしまったりする等、大事な事が犠牲にしてしまいました。
>それでも、なかなか言うことを聞かない場合、こんな怒り方をすることが多くなってしまいました。
>「(できないなら)○○させないからね」
>「(そんなことばかりしてたら)お母さん疲れて病気になっちゃうから、○○できなくなっちゃうから」
>(○○は習い事や遊びなど子どもがやりたがってることです)
>
>危ないことや人の迷惑になることで、すぐにでもやめさせたいときに、前者の言葉が出ます。
>ウチの子どもには即効性があり、つい言ってしまいます。
>後者は私が疲れたときに出ます、つい本音が出てしまう感じ、これも効果が高いです。
>でも、ウチの息子は危ないことや人の迷惑になることをすることが多く、私も疲れているので、最近はこんな怒りかたをすることがとても多いです。
>
>でも、脅しに近いですよね。
以上の様な叱り方や、躾け方法は双方の成長や発育にとっては却ってマイナスです。
私案ではありますが、私の叱り方・躾け方のポイントは下記の通りです。
「△△、○○してはいけないよ。○○をしたいのは分かるのだが、先にしなければいけない事をしてからにしようね。それが終わるまで、がまんして待ってようね。」だと思います。
話し方は、最初の口調は強くして、徐々に弱くして行くリズムを取る方が良いと思います。
そうすれば、叱られている理由が解らずにいてパニックを起こし続けている息子さんへの躾けや言い聞かせと理由の説明や弁解が出来て、一石二鳥の効果を果たす事が出来ると思います。
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