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りりさん、お返事遅くなってごめんなさい。SILKです。
>親の子育てって、自分が子どもを育てるときに影響しますよね。
>私は過剰に子どものことを考えすぎてしまう傾向があり、私が疲れてしまう原因の一つでもあるのですが、これは親の影響もあるのかもれしません。
>私の場合、家庭環境が複雑で放任で育てられました。
>
>放任だったせいで、親の愛情を実感できませんでした。
>その愛情不足感が原因なのか、子どものことをどれだけ思えばバランスが取れるのか、私には難しくてなかなか判断できません。
私は、父や母がアルコールを飲んで暴れたりしていたので、
「だから、私はこうなんだ!」と大人になってから怒りまくっていました。
そして、「私は、こういうときにこんなにつらかった」ということを
母や父に伝えても、自分がまだ、もやもやしているのです。
でも、自分がグレーゾーンにいるのではないかと思ってから、
「親がどうこうではないかもしれない、私の受け取り方だったのかもしれない」
と思うようになりました。
それを思えるようになったのは、自分が存在してもいい、と
確認できてからですが。
私の親も、放任のような感じでした。仕事が忙しかったので。
それから、アルコールで暴れていました。
>その一方で、放任のだったせいなのか、何かトラブルがあったときに親が子どものせいにすることもなかったし、「あなたのためにやってあげてるのよ」と恩着せがましく言われたりされたりした記憶は全くありません。
>なので、親が○○になったのは自分のせい、と思ったことはありませんし、実感がありません。
>そういう気持ちが全くないのも問題かもしれませんね。
私も、親は私を認めてくれていた、と思っています。
意見を尊重してくれたし、夜遅くに帰宅しても何も言わなかったし。
でも、でも、自分としては
「どうしたらいいのかなぁ?」と言ったときに
「あなたの好きにしたらいいのよ」と言われたことが
非常につらくなってきています。
あの時私は
「どうしたいの?お母さんは、こう思うわ。」という
「母の」意見に触れたかった、母に触れたかったのではないかと思っています。
>罪悪感を感じることもなく、虐待なんて思ってもいませんでした。
>SILKさんのお話を聞いて少しは理解できたと思います。
私は、親になるということは、少なからず、『虐待』の認識を持ったほうが
いいと思っています。それが、予防になるかはわかりませんが。
『虐待』の範囲がとても広くなってしまいますが、
パチンコに興じていて車の中に子どもを放置するのも虐待です。
「子どものため」と言って、レールを引いて進学を勧めるのもやわらかい
虐待です。
母親の調子が悪くなって、面倒が見られなくなったとき、
母親がネグレクトという「放置」の虐待だということはわかりますが、
それに対して、カップ麺を買って置いていくだけの父親も
虐待をしているのです。
>キツイ叱りかたを受け付けないお子さんも少なくないようですし、ご褒美作戦を勧められることが多いのは効果がある場合が多いから、ですよね?
>ここまで脅かさないと効き目がないウチの子は例外的なのかもしれません。
私もご褒美作戦を勧めましたが、実際にはそんなにうまくいきません。
うんざりです。
でも、「定規」作戦の方がうまくいくかも、と思っています。
息子は、自分では自覚していないかもしれませんが、
汚い言葉を吐きます。それは、他人が聞いていて不快になります。
なので、
以前は、「お母さんは、それを聞くと嫌な気持ちになるからやめて」と
言いました。もちろん、相手の気持ちを感じることの難しい息子には
伝わっていませんでした。それで、バトルです。
それなので、今回は
「その言葉、100回言ったよね。もう100回以上は止めようよ。」と
言ったら、口癖になっていたときよりは、止んだのです。
本当に彼が怒ったときにはまた出ますが。
>例えば、ソファーの背もたれに立ち上がったときなどがそうです。
>テンションが上がったときにやりやすい行動なので、ちょっと注意されたぐらいではなかなか止められないのではないか、と思います。
>キツク怒られるとクールダウンできるし私が怖いので、指示が入りやすいようです。
>言葉が理解できないとはあまり感じません。
>キツーク言ったほうが、ウチの子は効果が絶大なだけについつい頼ってしまってます。
だから、この場合、「そこに立ったら、167センチ以上になってしまうね。
それは、やめよう。」などの言い方はどうでしょう?
なぜ「167センチ」なのかにこだわるでしょうか?
私の息子は、そこはこだわりません。「お母さんがやめようといっている」
ということが、数値を出した方が伝わるようです。
試してみたら、というと言葉が悪いようですが、
方法を模索してみましょう。「○○と言ったら伝わった」ということが
あったら、お知らせください。
>不適切な行動はかなり減ってきたものの、冗談っぽく「お母さんは怖い」とよく言われるようになりました。
私の夫が攻撃的で、悪いと思うと人格を否定するようなことまで言います。
そのうち、息子は、夫を「父親」として、信頼していないのではないか?
と思うことが出るようになりました。
思春期だからなのかもしれませんが。
うまく、かわすのです。また、うまく、怒られるのです。
それで、怒る夫は、単純に納得しますが、子どもの問題行動が
一時よくなっても、また、再発したり、変化して出たりします。
そして、また、夫はキレます。
>不適切な行動を減らせることはできそうに思うのですが、精神面のフォローはどうしたらいいのか、今一つわからないままでいます。
>本人がシュンとしてればわかりやすいですが、ケロリとしてるし、不適応な行動が減ったせいでむしろ楽そうにさえ見えることがあるので、これでもいいのかと思ってました。
>でも、長い目で見たらそうではないのですね。
結果は、後にならないとわからないですが。
りりさんの気持ちが嫌な気持ちにならずに、不適応な行動が減らせたらいいですね。
>SILKさんやお子さんが「親のことが自分にリンクしてしまう」ようになった原因は何ですか?
>私は全くそのようなことがないので、どうしてそうなってしまったのか、お聞きしてみたいです。
すべてです。
父がお酒を飲むのも、私が悪い。
母が家を出て行くのも、私が悪い。
何も関係がないのに、自分ばかりを責めていました。
そのうちに、朝からお母さんが怒っているのは、私が悪いと
日常のことにまで、びくびくする日が続きました。
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