|
Chiquititaさん、はじめまして。
ご自身も色々苦しんでいらっしゃる中で、コメントありがとうございます。
実は私たち夫婦も、「今だったら、何らかの診断名ついたかも?」という子供でした。正直、対人関係・仕事関係の諸々の能力が標準より低いのを、愚直さだけでなんとかしのいで来たようなもの。大小無数に痛い目に遭いつつ、今に至ってます。その中で得た、
「○○な時は△△するもの」
「(誰かの悪意が介在しなくても)世の中は必ずしも自分の思い通りにはならない」
「自分がされて嫌なことは人にしない」
「自分が『好き』『平気』だとしても『嫌い』『怖い』という人もいる」
…自閉症児にいつ伝わるかは判りませんが、2児の子育ての中、この4つは繰り返し教え続けています。
>自分が起こしたトラブルの重大性がまったく認識できないケースが多い
これは判ります。自閉症児も一緒です。息子は情緒面では穏やかで、今まで他人に危害を及ばす様な事態はありませんが。
>自分にとってベストなシナリオを考えます。そうしないとストレスでつぶれてしまうからです。
>プライドを傷つけられることを極度に恐れているからです。だから常に上手に出ないと不安でたまらないのです。
>弱みを握られていたため、捨てられることを極度に恐れていた
ここも判りますが、そこからなんで「自分より劣った奴には何してもいい」的な方向に飛ぶのかが共感できない。そうやって自分を必死に守ってるのであろうことは理解できますが。A君の中に二次障害の芽が出ているのでしょうか?
(Chiquititaさんの示唆された「汚言症」ですが、普通級のクラスメイトの前では殆ど出ず、対象が「個別級の子とその弟」限定、状況が「自分に不利にならない時」限定ですので、ちょっと違うかと。)
このサイトの書き込みを見ると、当事者の皆さんは内省的で、自分の何がマズイのか?と自問しつつ、社会の中で生きていこうと苦しんでいらっしゃるのが判ります。
その分、A君が一筋縄で行かないだろうという予感はしますが、彼にも「自分がされて嫌なことは、人にしてはいけない」と繰り返していこうと思います。
|
|