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Chiquitita さん こんばんわ。
いや、初めまして! メインの掲示板のレスも初めてですが…。
(自分は、どうもレスというタイプの対話は苦手のようです。)
Chiquititaさんの書き込みは、おおよそ拝見していますので、
私なりに、事情は分かるつもりではいるのですが…、
PTSDについてですが、
記憶力の高いAS(自閉症スペクトラム)の方々の場合、
フラッシュ・バックというより、
タイム・スリップ((C)杉山登志郎 )が起こり、
いじめや虐待体験でも、まるで今、過去のその場に居合わせているような臨場感があって、深刻な問題である、という趣旨の記述を読んだことがあります。
私は記憶力が良い方ではないので、タイム・スリップはありません。
昔の事を思い出して、今度会ったらあのヤロー! みたいな私念にかられることもありますが、今の処は、すぐにスーッと怒りの潮は引いていきます。
母子の愛情の件については、私も母親に愛情を感じません。
私のウチの場合、多分、(父も含めて)お互いそんな感じの親子です。
もしかしたら、自閉圏の人々は、愛情の摂食障害に陥り易いのかもしれません。
母親(あるいは父親)は子のために良かれと思い、「愛」を用意して喰え、喰えと迫るのですが、子供の方の受容の体制とズレていて、無理に「愛」を口に押し込まれるので、吐き出してしまうような、そんな愛情を育む基底となる母子関係においてさえ、愛で結びつきにくく、愛を習い損ねたまま、知能の方は高くなり、成長してしまうなんてことなのかな、と思いました。
Chiquititaさんのみならず、自閉圏の人々の心の底には、強い関係欲求(甘え)が潜んでいることを、小林隆児氏が指摘しています。
愛情飢餓、愛情鈍麻などの愛着形成の問題は、
私自身を含め、自閉圏に共通の、生涯の課題なのかと思っています。
やはり、長いスパンでの対応が必要なのでしょう。
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