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▼ようこさん:
>生活訓練施設「守牧」施設長の増子恵子さんが、利用者が障害の程度で区分される点に触れ「精神障害者は疾病と障害を持ち症状も日々変化している。障害の程度で一定の枠にはめるのはどうか」と疑問を投げかけた。
僕もこれは、『無理がある』と思います。
例えば、『統合失調症』には、幻覚・妄想といった『傍から見ると、ちぐはぐ』な症状ばかりに目が向けられていることが多いです。
これも確かに『苦しい(〜_〜)』症状なのですが、それと同じくらい『辛い(@_@)』のが、その後に襲ってくる『注意力低下』『ハイスピードな時間に耐えられない』『強い倦怠感』『計画的な行動がとれにくくなる』といった、『陰性症状』です。これらは長く発病者を苦しめていく、『不可逆性』が高いものです。
しかしながら、『心の病だから、いつかは良くなる』という安易な考えから、
陰性症状については、これまでその実態を『きちんと』捉えて、評価し、有効的な『ケア』に結び付けていくということがなされていません。恐らくはそれが『社会復帰』が進んでいかないということの『一側面』となっているでしょう。
>身体、知的、精神の障害が一元化されたことで「これまで偏見の多かった精神障害者が身体、知的障害者と同じスタートラインに立てたことは大きな進歩」と評価する意見がある一方で「見直しは必要」との声が強かった。
発達障害者・精神障害者が有効的なケアを受けられるようにするためには、『脳・神経系疾患』の専門家が連携して、『その人に最善なケアとは?』ということを模索していくような『機構』創ることが必要だと、僕は思います。
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