アスペルガーの館の掲示板

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[#12467] 言い返せない りり 06/6/16(金) 7:19 [未読]

[#12471] Re:言い返せない Chiquitita 06/6/16(金) 11:32 [未読]

[#12471] Re:言い返せない
 Chiquitita メールホームページ  - 06/6/16(金) 11:32 -

引用なし
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   経験者の立場から一言:

▼りりさん:
>最近になって、お友達からかわれたりバカにされたりすることが多くなってきました。
>例えば、洋服などにケチをつけられる。
>そうすると、もうその服を着て行きたがらないのです。
>他のを着せるのは簡単ですが、その子のせいでその服が着れなくなるのもなんだか釈然としません。

私もいじめの際に服装のことでいろいろ言われることが多かったです。

私のケースではオフクロが10人兄弟姉妹の末っ子だということもあり、親類の者からの「お下がり」も多かったですが、かなり着古されて耐用年数ぎりぎりの状態にあったものも多く、「Chiquititaファミリーは貧乏」とみんなから言われました。
また、オフクロは結婚前、花嫁修業の一環として洋裁教室に通っており、そのおかげで針仕事や編み物も得意ですが、何しろ結婚したのが今から44年前。ファッションセンス自体は悪くないと思いますが、昭和30年代のトレンドしか頭にありません。
いじめと関連づいたアイテムもあり、持っているだけでトラウマになるものは従兄姉の子供に「お下がり」として進呈したものが多数あります。

「お下がり」の習慣というのは、かつて日本が高度成長期までの間、生活苦を乗り切るための手段として定着していました。就学前の子供にあっては、男の子が「お下がり」のスカートやワンピースを着せられたことも珍しくなかったそうです。(Chiquititaファミリーではこういったことはなかったが)

しかし今では「お下がり」の価値が見直され、リサイクルショップの存在がますます重要になってきています。

結局は価値観の問題なのでしょう♪

いじめの被害がPTSDや強迫性障害をもたらすことは、私自身が実証していますが、強迫性障害があるとジンクスに神経質になることが多いです。
例えば「この青いシャツを着ていけば学校でいじめに遭う」から、この青いシャツは学校へ行かない日であっても着たくない、十分考えられることだと思います。
現在でも、自分の運転する車のナンバープレートの数字が「119」だったときは常識で考えられないほど車の運転妨害がひどく、生命の危険にさらされることが多かったので、現在の愛車は希望ナンバーを導入してまでも「119」を避けました。「119」が4桁の一部でもジンクスが絡んでいそうな気がしたからです。

>結局「そんなことを言うほうが悪いんだから、何でそんなこと言うのか聞いてみたら?そんなこと言わないでって言ったら?今日は何も言わないかもしれないから着ていって」と着せていくことが多いです。
>でも、多分息子は言い返していません。
>何も言われなかったら「何も言われなかった」とほっとした様子で帰ってきます。

我慢しているということについては、相手がいじめの加害者だからという理由で怖気づいているのかもしれません。
だから「この服はジンクスとは関係ない、いじめになんか関連づいていない」と自分自身を無理やり納得させているのでしょう。

我慢するということは、確かに忍耐力を養うために必要なことですが、発達障害当事者(グレーゾーンも含む)にはストレスがたまる一方のことが多いです。(「ひとりごと板」のhttp://www.nadita.com/asbbs/c-board.cgi?cmd=one;no=1427;id=hitorigotoでもぼやいています)

「男の子は泣いちゃいけない」というしつけは間違いだとはあえて言いませんが、泣きたい時こそ我慢するとストレスになり、予想もしなかった2次障害(私の場合は心的外傷後ストレス障害)の原因になります。
たまには息子さんを抱きしめてあげて、ストレスから解放させましょう。

また、[#12468]でもほうきぼしさんがコメントされているように、「やられたらやり返せ」は親御さんが期待した結果をもたらさないことが多いです。
まずは加害者の子供と仲直りをさせることを最重要課題としたほうがベターです。
アルファベットのW字型に席を配置し、Wの中心に先生が着席。先生を頂点とした二等辺三角形を形作るようにりりさんの息子さんと加害者の子供がそれぞれ着席。先生の両側には双方の当事者の親御さんが着席(先生より多少後ろになるように)するというパターンの「カシオペア作戦」ならうまくいきそうな気がします。
(カシオペア座の星の並びがアルファベットのW字型であるのが名前の由来)

今までいじめ対策は被害者側ばかりが重点的に行われて加害者側がお座なりにされてきたことが多かったですが、これは加害者側のストレスを拡大するだけで、かえって火に油を注ぐ結果を招いたことが多かったです。
むしろ対策が必要なのは加害者のほうかもしれません。

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