アスペルガーの館の掲示板

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[#12623] 合併症は続くよ、何処までも Chiquitita 06/6/24(土) 0:22 [未読]

[#12627] Re:スペクトラム障害の随伴症状について キリンの首 06/6/24(土) 11:11 [未読]
[#12633] Re:スペクトラム障害の随伴症状について Chiquitita 06/6/24(土) 22:22 [未読]

[#12627] Re:スペクトラム障害の随伴症状について
 キリンの首  - 06/6/24(土) 11:11 -

引用なし
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   ▼Chiquititaさん:
こんにちは、不安・うつを病む、キリンの首です。

>このサイトでLDのことを論じるのは不適切かも知れませんが、皆さんにも経験があろうかと思いまして、お知恵を拝借したいと存じます。

 LDやADHDをこのサイトで論じることは、程度問題はありますが、有意義であると考えます。これらは、AS(自閉症スペクトラム障害)の類縁症状でしょうから。
 自閉症という臨床単位は、今後の研究次第でどのように下位分類がなされるかも分かりません。

 ただ、以下のようなことが、Chiquititaさんの場合、LDという問題で把握理解するべきなのか、疑問です。
 ASの随伴症状ということで、説明は済むのではないでしょうか?

>
>私は、人付き合いのマナーを実践するのにLDが立ちはだかり、どんなに努力しても、最低限のマナーが身につけられず、人間関係に最大の障害となっております。
>
>例えば、名刺交換の時には、自分の名前を名乗る際に
>「株式会社ピーエムエル(仮名)の●●です。宜しくお願いします」
>と言わなければならないのに、
>「ピーエム(略称)の●●です」
>だけで済ませた失敗だけでも20回は下りません。
>また、案件の客先面接でも、相手の接待で例えばコーヒーを出していただいた時、別れ際に
>「どうも、ごちそうさまでした」
>の一言が出て来ません。
>

 私も同じような経験は今でもあります。適切な役割期待の言葉(や態度表現)がスラスラと出ないのです。困ります。焦ります。言葉がノドの当たりでつっかえてしまいます。早口になったり、少し舌が滑ってどもったりしてしまいます。

 ですが、名刺交換のときは、社名・職名の後、自分の氏名だけで、後はお辞儀をして恭しくしていても態度で示せれば、通るときもあるし、その都度の相手によりけりであっても、大丈夫な気もしています。
 お茶を出されても、「恐れ入ります」とか「ありがとうございます」が言えれば済むと思います。
 私なんかでも問題は、そのように接客されて、席を立っての別れ際です。
この間合いが、私はうまくいきません。
つい自意識過剰になって固まってしまいます。別れ際が、ギコチナクなるのです。

 また、私が、以前から感じていることですが(些か僭越ではありますが。)、
思うに、Chiquititaさんにも、大きな疾病単位としては「不安障害」の問題があるのでは、と思っております。強迫障害以外にも、以前に「自己視線恐怖症」のことを、コメントされていた記憶があります。それらは、「不安障害」で括れる脳神経系疾患であり、私が言うまでもなく、ASの二次障害だろうと思われます。

 ですから、ここでLDという切り口を持ち出されると、それはASの症状の中に包含されているものでしょうし、協調運動障害を含めて、NLD(非言語性学習障害)の問題提起を、ご自身に新たに展開されようとしている、ということなのか?
 この書き込みの内容は、ASの問題という位置付けで、それで構わないと思われますが、LDという視点が必要なのか、疑問です。
(単に、LDという符牒を使って、表現したというだけのことなのでしょうか。)


 これでは、お悩みへのレスになっていませんが、

「よろしくお願いします」「ありがとうございました」「どうもすみません」
くらいのフレーズを、咄嗟に口から出せるように、メンタル・リハーサル、メンタル・トレーニングを工夫されてみては、如何でしょうか。

 私も時々、場面などをシュミレーションしながら、やっています。
それと、人と会う直前には、息を深く吐き出して、深呼吸することも心掛けておくと、いいようです。息は、深く多く「吐く」ことが大事です。「吸う」方はコントロールせずに、自然にまかせるのが良いです。

 それでも尚、不安なときは、相手に会う直前に、廊下やトイレでスクワット(屈伸運動)をします。そうすると、頭に上がっていた「気」が下にさがってくるので、落ち着きが出ます。肚が固まります。
 言葉がつっかえそうになったら、顎は引き、背筋を伸ばし、肩は楽にして、息を少し吐いて肚に気を入れると、つまり座禅の姿勢に近いのですが、このように「姿勢の正しさ」を意識すると、私の場合には、対面的な状況対応能力が出るように思っております。
 以上で、何か、参考になることがあれば、幸いです。

[#12633] Re:スペクトラム障害の随伴症状について
 Chiquitita メールホームページ  - 06/6/24(土) 22:22 -

引用なし
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   コメントありがとうございます。
出張中のため昨日はケータイからでないとアクセスできず、「ウィキペディア」の引用ができませんでしたが、「ウィキペディア」ではhttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AD%A6%E7%BF%92%E9%9A%9C%E5%AE%B3でコメントされています。

▼キリンの首さん:
> LDやADHDをこのサイトで論じることは、程度問題はありますが、有意義であると考えます。これらは、AS(自閉症スペクトラム障害)の類縁症状でしょうから。
> 自閉症という臨床単位は、今後の研究次第でどのように下位分類がなされるかも分かりません。

そうですね。
「自閉症」と言われていても、読んで字の如く「自」分の世界に「閉」じこもっている人は意外に少ないので、この呼称自体問題があるように感じています。

> ただ、以下のようなことが、Chiquititaさんの場合、LDという問題で把握理解するべきなのか、疑問です。
> ASの随伴症状ということで、説明は済むのではないでしょうか?

先だってのNHK「ハートをつなごう」でもコメントされていたように、LDが2次障害でないことは確かですし、遺伝が原因だとしても遺伝子がオーバーラップしていることは考えられます。

>適切な役割期待の言葉(や態度表現)がスラスラと出ないのです。困ります。焦ります。言葉がノドの当たりでつっかえてしまいます。早口になったり、少し舌が滑ってどもったりしてしまいます。
>(中略)
> お茶を出されても、「恐れ入ります」とか「ありがとうございます」が言えれば済むと思います。
> 私なんかでも問題は、そのように接客されて、席を立っての別れ際です。
>この間合いが、私はうまくいきません。
>つい自意識過剰になって固まってしまいます。別れ際が、ギコチナクなるのです。

そうですね。
名刺交換にしろ、会社内での挨拶にしろ、身近に誰か人がいてシミュレーションがいつでもできる状況(極端な話をすれば「名刺交換ごっこ」)ならば、もっと早くにマスターできていたでしょう。
何しろ「人間関係は二の次」という親の元で育ったので、ビジネスはもちろん、日常的な人付き合いのABCもろくすっぽ教えてくれませんでした。
それでも自分一人で人間観察をして身に付くものなら、それほど苦労はしなかったでしょう。
会社の同僚にも付き合ってもらって面接や世間話のシミュレーション(世間話ですらトレーニングが必要なほど難儀しているのです(>_<))を行っても、同僚や上司が呆れるほど成果が上がらないので、現在鬱病やPTSDで診察を受けている心療内科とは別に、大人のLDに関しての知識がある医療機関からセカンドオピニオンが欲しい、というのが現状です。

現在の心療内科では、コミュニケーションについてはほとんど健常者と変わらないと言われています。しかし実際の人間関係ではまるっきり役に立ちません。

> また、私が、以前から感じていることですが(些か僭越ではありますが。)、
>思うに、Chiquititaさんにも、大きな疾病単位としては「不安障害」の問題があるのでは、と思っております。強迫障害以外にも、以前に「自己視線恐怖症」のことを、コメントされていた記憶があります。それらは、「不安障害」で括れる脳神経系疾患であり、私が言うまでもなく、ASの二次障害だろうと思われます。

不安障害は、現在の医療機関の他、4年前にかかっていた精神科でも指摘されました。

そもそも不安を感じるパターンは、
○みんながChiquititaのことを実際より馬鹿だと思っている。
○Chiquititaの話し方が知的障害者みたいだと思われている。
○身体障害のせいで仕事でもみんなが迷惑に感じている。
●身体障害のためにプライベートで関わる人がみんな迷惑に感じている。
●身体障害や発達障害のせいで散々いじめられた。「身障はいじめの理由にならない」と言われても、36年来のPTSDと言う証拠があるので、歩き方を見ただけでも、心の中ではChiquititaをせせら笑っているように思えてならない。
●女性より運動能力の劣る男性では、いざと言うとき役に立たないと思われているように感じる。
(白丸と黒丸を分けたのは偶然ではなく、白丸は思い過ごしであることが解っているもの)

> ですから、ここでLDという切り口を持ち出されると、それはASの症状の中に包含されているものでしょうし、協調運動障害を含めて、NLD(非言語性学習障害)の問題提起を、ご自身に新たに展開されようとしている、ということなのか?
> この書き込みの内容は、ASの問題という位置付けで、それで構わないと思われますが、LDという視点が必要なのか、疑問です。
>(単に、LDという符牒を使って、表現したというだけのことなのでしょうか。)

括弧内が正解です。

このサイトにお集まりの皆さんの多くが、LDに関しても少なからず自覚されているだろうと期待していたことは事実です。
というわけで、LDのサイトにも足を運んで、そちらでも意見交換を行ってから、医療機関での診断を含めて総合的な判断をしたいと思います。

>「よろしくお願いします」「ありがとうございました」「どうもすみません」
>くらいのフレーズを、咄嗟に口から出せるように、メンタル・リハーサル、メンタル・トレーニングを工夫されてみては、如何でしょうか。

ふだんは相手がいないので、イメージトレーニングしか方法がありませんが、それでも効果はあるのでしょうか?

それでも、過去の失敗でも、一度指摘された後は二度と失敗を繰り返さなかったこと(案件の客先面接でスーツ姿なのにうっかりスニーカーをはいたまま面接に出向いたことなど)はあります。

しかしそれらの失敗を繰り返さないようにするだけでものすごい神経を使い、客先面接の1時間で、通常業務の2日分の疲れを感じ、最近は面接の失敗が相次いだので、面接の翌日には決まって体調を崩していました。
[#9716][#9754]でコメントしたような誘導尋問もあり、誘導尋問に引っかからないためのシナリオも考える必要もあるのですが、そうすると何でもない定型的な挨拶が脳みそから吹っ飛んでしまう、という非常に深刻な事態です。

今週は関東平野を離れた遠隔地の業務で2件の面接を受けてきましたが、今度の面接がダメだと、本当に首を切られます。(でも業務がうまくいけば、1年後には関東に戻ってくることも可能です)
今からLDでカウンセリングを受けても間に合わないかもしれません★

> 私も時々、場面などをシミュレーションしながら、やっています。
>それと、人と会う直前には、息を深く吐き出して、深呼吸することも心掛けておくと、いいようです。息は、深く多く「吐く」ことが大事です。「吸う」方はコントロールせずに、自然にまかせるのが良いです。
>
> それでも尚、不安なときは、相手に会う直前に、廊下やトイレでスクワット(屈伸運動)をします。そうすると、頭に上がっていた「気」が下にさがってくるので、落ち着きが出ます。肚が固まります。
> 言葉がつっかえそうになったら、顎は引き、背筋を伸ばし、肩は楽にして、息を少し吐いて肚に気を入れると、つまり座禅の姿勢に近いのですが、このように「姿勢の正しさ」を意識すると、私の場合には、対面的な状況対応能力が出るように思っております。

まず私の場合は、精神集中がPTSDのために阻害されることが多いですが、無理に自分を気に入ってもらおうとして不自然な演出をしてしまうのが失敗の原因なので、自分を飾り立てることをやめ、一般的なビジネスマナーを守ることだけ考えるようにしています。

でもこれだけでも本来の仕事をはるかに上回る労力を必要とします。
よほどC++やC#のプログラミングでもしていたほうが気楽です。(^^;)

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