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zeroさんへ
はじめまして、小6のアスペの息子を育てています。
zeroさんの微妙な立場を考えると心労お察しします(><)
でも、かくゆう私も小1の時、息子が学校で問題行動を起こした時に学校側の指導不足をうたがった一人です。(汗)
なにせ、知らなかったんです。自閉症もアスペルガーという言葉さえも・・。
そして、先生に言われた言葉は「お子さんは狂っていますよ。絶対におかしいから精神病院へ行ってください」と言われました。
いくら問題行動があるからといってこんな言われようはないのではないか?と先生自体の精神状態を疑ってしまいました。
それでも私は悔しさを押し殺して、まずは病院に行こうと思いました。なんともなかったら責任を追及するつもりでいたのです。
そして、結果は行動障害という診断でした。海外生活から帰ってきた子供たちが混乱してなりやすい症状だそうです。(私達も海外生活から帰ってきてすぐでした)今思えば誤診だったのでここで息子は酷い目にあうことになるのですが・・。
先生にはわかっていたのでしょうね・・。
「そんなはずはない」と言われていました。が息子はその後も薬を飲みながら頑張っても怒られる生活をつづけ、先生の言葉でいじめがはじまり、先生自体もいじめがはじまっていました。息子の友達が心配して教えてくれたほどです。
家ではとても優等生で問題一つ起こさなかったし、いままで問題行動の「こ」の字もなかった大人しい子だったのでなおさら侵害だったのです。
ある時に学校から電話がかかってきて第一声が「ママ助けて〜。殺される〜」と泣き叫ぶ息子の声に急いで学校へいってみると無理矢理押さえ込まれ、怒鳴られている息子の姿でした。
息子の形相はまさに殺されるという形相、しろ目をむいて今にも失神しそうだったのです。そんな様子を見て私は先生に敵意を持ちました。
それから息子は殆ど学校へもいけずに、学校を見ると下痢をもらすし、吐いてしまって恐怖で震えているのです。やっと3学期の終わりに一日だけ行かせたら「バカは死ななきゃ治らない」という先生の冗談に息子は言葉どおり受け取り、自殺を計りました。
ひどい二次障害と教師にたいする人間不信とみんな敵だという認識は息子を苦しめ続けました。
私がそんな息子をもう一度違う病院へ見せるきっかけになったのは、2年生になり、今の担任の先生に変ってからです。その先生が私を学校へ呼んでくださったことがきっかけでした。息子と毎日学校へ通い、廊下から息子の様子を見せてくれたのです。一周間を過ぎた頃、息子の異常な反応や、息子が勘違いを起こしている姿や言動を聞いて、その異常性を真のあたりにして驚いたのです。初めはADHDだと思いました。
私が息子のサポートに入ればスムーズにいくこともあって、わざとしている訳でもなく、本人は一生懸命なのだということも知ったことから行動障害ではないと私なりに判断しました。そして、はじめて発達障害の専門医のいる病院へつれていきました。親に実体を見せてくれた先生に感謝です。「百聞は一見にしかず」本当にいままでのことがすべて結びつきました。
診断はアスペルガー症候群 私は生まれてはじめて聞く診断名に戸惑いながら勉強していくと学校での息子そのままだったのに納得することができました。
私はもっと早くに・・・という後悔の念と先生方や校長先生方の苦労に涙することができたのです。本当に申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
長期的に考えて、zeroさんの懸念されていることは分ります。確実に診断してもらうことが大切だと思います。今は理解してくれるzeroさんがいるからよいのですが、理解してくれる先生に当たることは稀だと思います。
私はそんな自分の失敗を学校の校長先生に申し出ました。
「どうぞ、私を使ってください。先生からお話されるよりも、同じような親の視線から話すと考えてくれる人はいます。同じ問題行動で悩んでいる者が発達障害だと分れば病院へ見せる気になるかもしれません」と話してみたのです。
それから、何人かの人が相談にくるようになりました。不登校児の親さんが
「学校が病院で見てもらえなんて言うのよ」と侵害だといわんばかりに言ってきます。どんなことでそう言われたのかを聞いていくうちに、自分の息子と行動やしぐさに共通点を見つけて話してみました。「自分もそうだった」と話している内に、
記録に残るわけじゃないし、見てもらって本当のことを知ることは本人にとっても楽なことを話したら、病院に行くことを決断してくれました。その結果、その子はやはり広汎性発達障害でした。
親という共通の立場からは話を受け入れやすいようです。どんな頑なな親さんもその言葉が残ってまた相談に見える人もいました。
zeroさんの学校では特殊学級がないとのことでしたので、先生から保護者へお話するしかないのかもしれないですが、私の経験からするとどんな行動やしぐさが発達障害の行動と類似しているのか、類似した行動がのっている専門誌のコピーなどで知る機会が欲しいと思います。早期発見がどれだけ大切なことなのかを書いたものを渡してください。電話や言葉では気が動転してしまいますが、冷静になれた時にやはりそのコピーの中から子供の類似点を見つけたら、行くきっかけになるように思います。
私がやって欲しかったアプローチです。
先生の焦りやきつい調子ばかり目についてしまって混乱するばかりだったことを思いだしました。自分だったらどう納得するか考えてみました。発達障害自体、知らな過ぎたのです。発達障害といえば、ニュースでやっている凶悪な事件のことしか結びつかないことも受け入れられない一つの要因でした。
やはり、しっかりした診断がないと学校側も一貫した対処ができないこともあると思います。zeroさんの校長先生におっしゃった発言には勇気がいったことと思います。でも、そういうことに気づけるzeroさんのような先生が今求められていると思います。
副担任と本採用を控えての立場を考えると、主だったことは担任の先生に任せなければならないですよね。思い切った発言はしないほうが良いように思います。ただ、資料を揃えてみて担任の先生に相談してみるくらいは範囲内なのではないでしょうか?
その子はそのままでいいとは・・私も思いません。
対応はzeroさんのおっしゃった通りです。健常者にも共通することですが、頭ごなしにその状況を怒鳴るよりも、「聞く姿勢」を常にもって共感してあげてください。それから、必要なルールについて筆談していただけると納得できると思います。今までのzeroさんのアプローチに自信をもってくださいね(^^)
応援しています♪
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