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▼れいんさん:
亀レス失礼します。
高機能2児の母です。どちらも普通級に通っています。
というか、子供達の通っている小学校に特殊学級(養護学級)の類はありません。
車イスの子も、知的に問題がありそうな?子も、みんな同じ普通級にいるような学校です。
我が家は、診断が入学後でした。その後、主人も「人数の少ない学校がいいのではないか?」と、言ったことがあるのですが、私は、この人数の多い普通級で息子に頑張ってもらいたいと思い、転校は考えませんでした。
もし、孤独型で人との接触がストレスになるタイプでしたら、親のエゴになったかもしれません。その辺は、親の子供を見る判断でしょうね。
うちの子の場合、誰にでも話しかけていく積極奇異型でしたのであとは本人に慣れてもらうしかないかな…と思いまして。
だって、社会性と対人の障害です。社会性は、社会の中でしか身に付きません。対人は人と関わることでしか覚えていかれません。
人とたくさん関わって、本人も周囲もどうしていったら仲良くできるだろう、って、みんなで考えながら子供って成長していくものだと思ってます。
そのためには、実は周囲の温かい目とご協力も必要ですので(^^;) そこは周囲にカミングアウトして、
「息子は自閉症です。でもひきこもりではありません。自閉症は生まれつきの脳の機能障害です。なにかありましたらおっしゃってください。私共も指導していく所存ですが、なにぶん、障害ですのでゆっくり成長します。どうぞ、いましばらくのご理解とご支援をお願いします」
というような、説明&お願い&カミングアウト は、しております。
私的には「障害名を伏せての適切な支援は難しい。自閉症のことを周囲にわかっていただくためにも、隠さない」という気持ちなのと、
第一、高機能は確かに黙っていれば、障害があるとわかりにくいところもありますが、それでは、知的障害があったり、自閉度の高い子を持つご家庭に失礼なような気がするからです(これは、私的考えです)
集団の中は、本人にとってストレスではあります。
去年まで、何度教室を脱走したでしょう?最初はまともに授業なんて受けられなかったです。
学校に協力いただいて、私も学校に通って、
「障害のあるお友達がクラスにいるのが普通」という環境をつくっていただいた。
健常児との関わりは、本人にも良い刺激になります。
周囲も、障害児と関わることで、優しさを学んでいきます。(これには保護者と先生方のご理解、ご協力を要請する必要があるのですが)
私は、そのぐらいのつもりで、子供と学校とに関わってきましたよ。
やっと、最近落ちついてきて、教室離脱も聞かなくなり、毎日頑張って勉強しているようです。
養護学級がその子向けというお子さんもいらっしゃるでしょうが、私は我が子を見て、「この子は、社会との関わり方を覚えていってもらいたい。それができる子だ」と希望を持ってましたので。
将来、普通に中学に入って、普通に高校受験にすすんでもらいたいですね。
それまでにまだまだハードルはあるかと思いますが。
(できれば、高校は、本人が勉強したいことを勉強できる高校を選ばせたいです。どこの学校でもなじんでやっていける子ではない…というのは、やはりありますから、本人にあった普通高校に入れたらと思ってます。)
我が家は、私が自閉症にある程度知識を持ちましたので、誰にどう説明を求められても、答えられる自信がありますので、上記のような方法をとっていますが、どうぞご参考までに。
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