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▼風来坊さん:
何度も登場の割にはお力になれずすみません(^^;)
>思考がADD傾向というか、ごちゃごちゃの思考回路なんですよね。そのことに本人は気づいていない、または気づいていてもそれを認めたくない様子です。そしてその上司は、私のような部下はもちろん、自分の上司にも一切報告・相談せず、ひとりで勝手に突っ走っています。自分が一番できるんだ、成果を誰にも取られたくない、と思っているようです。で、都合が悪くなると「自分は言われた通りやっただけだ」と言っています。
>その上司が作成した文書(日本語)で、敬語の使い方がちょっとおかしいと指摘したら、「言葉にはその人の哲学がある」とかで無視されました。
最近、自サイトで似たようなやりとりのトラブルが多くて、思い出してしまいました。
私は自サイトにおいては管理人の立場なので、立場は逆になるかと思いますが、指摘すると「自分はそんなつもりじゃない。」と返され、「でも、結果はこうでしょ?管理人のルールに従ってください。他の見てる人ことを考えてください」とすると、「じゃ、自分が傷つけられたことは管理人として正しいのか?」と返されました。
こちらは、ルールがこうです、とお話ししているのに、「それではこっちは悪くて、こっちはいいのか」という、言葉の小手返しになってしまう。
私の方も感情的になりましたので、しばらくどうしたものかと思いました。
私、こちらではお子様のご相談に対しては、「認めてあげてから正しいことを教えてあげましょう」と、お話ししてます。
でないと、AS児はプライドが高いのもあって、認められなければ謝ることもできず反発する。
子供に対してはそうしましょう、とお答えしているのに、私自身、大人に対しては「大人なんだから、これぐらいわかってよ」って、思ってしまいまして。
大人に対しても同じ対応をとるべきなのかもなあ…と、あらためて反省しましたよ。
>技術者のはしくれとして「はい、あなたサマのご意見が正しいです」とは、とても言えない・・・と思っているのですが、これもAS傾向ゆえの思考パターンなんでしょうか?
結局、お互い同じことのぶつかりあいなんでしょうね。
同じ槍と盾を持っているから、突き合いをする。
相手は相手で、事実はどうであれ、自分のプライドを保つためにどうかこうでも肯定理由をたてる。
こちらはこちらで、正しいことを言ってるのだから、相手にわかってもらいたい。
そうなると、お互いが攻撃態勢だから、やっぱりケンカになってしまうのでしょう。
ひくことを覚えるのは難しいことだと思います。
自分のプライドもありますし。
例えば、我が家の夫婦ゲンガでたとえますと、我が家は私が気が強いので、夫とぶつかりあいばかりでした。
夫は男のプライドでどうがこうでもゴリ押ししてきますし、私もそれに対して、ひくことはせずに正論を並べ立てます。
そうなると相手はプライドを傷つけられるから、余計ケンカになります。
母に何度「妻のお前がひきなさい!」と、たしなめられたでしょう。
でも、「夫婦は対等」と、思うから、どうしてもひけません。
「むこうの方が、悪いことしているのに、なぜ私がひかなきゃいけないの?」
でした。
だけど、自分の主張を通してそれで相手をやりこめたら、自分の気持ちはスッキリするけれど、相手はプライドくずされて関係は悪化するばっかりでなんにもならない。
こちらひいて言いたいことをこらえることによって、腹にイチモツ持ちながらも笑顔で流すことによって、場がおさまるんだ。
ケンカにならない方が、自分としては楽だし、こっちの我慢でケンカにならないのなら、その方が楽じゃないか?
と、思うようになりまして。
AS等、発達障害はなかなか、流せませんよねえ。
また、自分のプライドが大事で、それを抑えてまで場をおさめようとは思えない。
でも、そこを受け流すことで、場がおさまり、ケンカにならないこともある。
と、言うのは簡単ですが、けっこうたいへんなのはわかりますよ。
私も、「言いたいことは我慢できない」方ですから。
難しいですよね。
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