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[#13168] 支援の限界なのでしょうか? yume☆ 06/7/17(月) 23:05 [未読]

[#13231] Re:支援の限界なのでしょうか? 元幼稚園教諭 06/7/19(水) 22:16 [未読]
[#13304] Re:支援の限界なのでしょうか? yume☆ 06/7/24(月) 6:01 [未読]
[#13325] はじめまして! じゅんこ 06/7/25(火) 23:34 [未読]
[#13350] Re:教員免許更新制度 ジョン 06/7/27(木) 0:24 [未読]
[#13423] 話が少しずれますが… nonbody knows 06/7/30(日) 17:53 [未読]
[#13427] Re:話が少しずれますが… ジョン 06/7/30(日) 19:24 [未読]
[#13438] Re:教員免許更新制度 じゅんこ 06/7/31(月) 10:39 [未読]
[#13461] 熱血先生 aikidonotatujin 06/7/31(月) 20:51 [未読]
[#13466] Re:熱血先生 じゅんこ 06/8/1(火) 0:11 [未読]
[#13464] Re:教員免許更新制度 ジョン 06/7/31(月) 21:37 [未読]
[#13370] Re:はじめまして! yume☆ 06/7/28(金) 2:33 [未読]
[#13380] Re:はじめまして! じゅんこ 06/7/28(金) 11:54 [未読]

[#13231] Re:支援の限界なのでしょうか?
 元幼稚園教諭  - 06/7/19(水) 22:16 -

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   お返事をありがとうございます。
こんばんは。再びおじゃまします。

>とても楽しく過ごせる時もあるのですが、根本的に問題があった時は
>息子は無言で抵抗したり、先生が無理に押しは入ろうとアプローチをかけると
>暴言を吐いてしまっていました。

>2年目にだんだん息子は「疲れた」と言い始め、
>自分の苦手なことにも挑戦させる先生に対して無言で退室してしまったり、
>物をなげてみたりと問題行動が出始めてしまいました。

確かに暴言や物を投げることは望ましくありませんが
少なくとも教師に従順でないことが問題行動ではありません。
むしろ自分の適性や感情を理解し
そしてそれを表現できている息子さんは人間として素敵です。
その表現方法は年齢的にも学んでいる発達段階の時期ですので
この時期の子供達の望ましくない形での表現は珍しくありませんし
例えば思春期の男の子が母親に一度も「うるせえ」と言わなければ
逆に心配しましょうという話を聞いたことがあります。
(暴言により気持ちの表現をする時期が当然にあることの例えです)

自分の気持ちをしっかりと表現することは
当たり前のようで 大人でさえもとても難しいことだと思います。
自己表現力の発達には2〜3歳時の経験が大きく作用していて
その時期に伸び伸びと気持ちを表現できる環境に育ったか否かが
大きく関係していると言われています。
伸び伸びと気持ちを表現できるのは
深い愛情で気持ちを汲んでもらう経験を多くしたからでもある訳で
yume☆さんの子育ては素敵です。その効果の表れですね。

お母様としては問題行動だとご心配なのかもしれませんが
私はyume☆さんの息子さんを本当に素敵に思い
思わず読んでいて たくさん頷き涙と微笑みが一緒に出ました。
このような素敵な個性がストレスに隠れてしまうことの決してないよう
心の底から祈っています。

それからもう一つだけ生意気を言わせてもらえば
苦手を克服する部分を強調する教育は古いように思います。
ストレングスモデルという言葉を学んだことがあるのですが
苦手を克服する為の時間よりも
得意を伸ばす時間を多く費やす方が効果が上がる教育だと
最近ではそのような考え方が主流のように思うのですが…。
もちろん様々なことを経験しその中から「得意」「好き」をみつけ
そこを伸ばしていくことを中心とした教育こそが子供達を輝かせる
望ましい個性を尊重する教育であると私は信じています。

[#13304] Re:支援の限界なのでしょうか?
 yume☆ ホームページ  - 06/7/24(月) 6:01 -

引用なし
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   元幼稚園教諭さんへ

 お返事が遅くなってすみません(><)
元幼稚園教諭さんがコメントしてくれた内容が嬉しくて涙が出てしまいました。
 実際、心理士の先生を間に先日話し合いをもってもらったのですが、行き詰まりを感じていました。
 ジョンさんのところにも書いたのですが、その話し合いの次の日に先生は逆に焦ってしまって、心理士の先生が「無理強いはしないで」という言葉と真逆のことをしてしまっていました。しかし、息子は「いつもなんだ」と毎回無理じいされていた経緯を知って愕然としてしまったのです。
 本当に先生は息子の障害を理解できないままで、この3年間息子と接してきたのかと思うと、息子が不憫でなりませんでした。
 息子は「こんな姿をみせたらお母さんが心配するから嫌だったんだ・・ごめんね」と謝ったのです。
 息子は自分のことで私を傷つけたくなくて、黙っていたこともあったのです。

>確かに暴言や物を投げることは望ましくありませんが
>少なくとも教師に従順でないことが問題行動ではありません。
>むしろ自分の適性や感情を理解し
>そしてそれを表現できている息子さんは人間として素敵です。
>その表現方法は年齢的にも学んでいる発達段階の時期ですので
>この時期の子供達の望ましくない形での表現は珍しくありませんし
>例えば思春期の男の子が母親に一度も「うるせえ」と言わなければ
>逆に心配しましょうという話を聞いたことがあります。
>(暴言により気持ちの表現をする時期が当然にあることの例えです)

息子を認めてくださって本当にありがとうございます。
 息子自身「どうしてもコントロールが上手くいかないんだ」と言い心理士の先生に悩みを打ち明けていました。
 「人を傷つけたくない」と本当に必死だったので、自傷行為に発展することはよくあったのです。学校のことを考えながら手に噛み付いていることがあります。

 私が自分の都合で無理強いした時は「クソババア」と言ったりしますが、次の日までひきずって「昨日はごめんね」と自分から謝ってくることもできるのです。私も無理強いしたことを謝りました。

 私と先生の違いは無理強いしたことを自覚できているか・いないかの差だと思います。基本的な息子個人への視点が違うように思えるのです。
>
>それからもう一つだけ生意気を言わせてもらえば
>苦手を克服する部分を強調する教育は古いように思います。
>ストレングスモデルという言葉を学んだことがあるのですが
>苦手を克服する為の時間よりも
>得意を伸ばす時間を多く費やす方が効果が上がる教育だと
>最近ではそのような考え方が主流のように思うのですが…。
>もちろん様々なことを経験しその中から「得意」「好き」をみつけ
>そこを伸ばしていくことを中心とした教育こそが子供達を輝かせる
>望ましい個性を尊重する教育であると私は信じています。

 本当にそのとおりだと思います。私は息子を通してそれを実感します。
得意な分野は大人顔負けの知識を飽きることなく探求しています。

 息子は「自分の脳機能障害は出産時、または胎児である時期の母体が酸素を送るホルモンのタテコールアミンがストレスを過剰に感じたことにより、このホルモンの減少が影響を及ぼした結果の酸素不足で起きた可能性もある。だからストレスを受けやすい体質遺伝をもっていると脳機能障害が生まれてくる可能性が高いのかもしれない。このストレス社会だもんね。だからこれからもっと生まれてくると思うよ」と昨日私に淡々と話してくれました。息子は12歳にして生物が得意なのです。

 その反面、人の心の動きや言葉からのイメージングかできないようです。生活レベルでも、得意なことを生かしたアプローチや障害ならそれを補えるような行間読みがあったら、息子はもっと伸びるように思います。
 もともと大人しい子どもでした。いつも恐くて泣いてばかりいる息子です。家ではよく泣くのです。

 大切なことは、先生が息子の分らないことは幼稚園まで戻ったやり方でもいいから、しっかり納得して行動できるように指示することだと思っています。
 どれが正しいのかは、息子が一番知っていることなので、息子個人の中の「わがまま」と「障害」の違いを先生自身が解って欲しいと願わずにはいられませんでした。

 息子の想いに気づけずにいた いままでの自分が情けなくて行き詰っていました。息子を認めてくれる言葉が嬉しいです。また頑張ろうと思える私がいます。
 先生の中にも解ってくれている人がいると思えることが本当に私の救いです。
 本来の息子が学校でも出せるような居場所作りを周りの方の力を借りて作っていこうと思えました。そして一番の理解者にやっぱり担任の先生になって欲しいです。あきらめたら息子がかわいそうすぎますもの(><)

笑って卒業させてあげたいです。

[#13325] はじめまして!
 じゅんこ  - 06/7/25(火) 23:34 -

引用なし
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    横レスですが、いままでのみなさんのやりとりを読ませて頂きながら、たまらず書き込みさせていただくことにしました。
 
 先生は頑張って、頑張って、頑張りすぎているのですね。
先生を非難することはかんたんですが、それが先生を追いつめることになり、結果お子さんが、もっと辛い思いをすることになってしまうという八方ふさがりです。
 
 お子さんが、一番楽になることは、焦りからきている先生の頑なさや、がちがちになっているその肩の力をちょっと抜いてもらうことなんですよね。お子さんのことを真剣に考えてくださり、お子さんの方も初めて信頼感を感じた先生だということですから、先生自身、だれよりもお子さんのことを理解しているんだという自負、プライドがむくむくと沸いてきたのでしょう。なんとか、私の力量でこの子を成長させたい、自分の思いどおりに発達させたい!と・・・。

 きっと、やるべきことも、やらなければいけないことも先生はご自分の中に持っておられると思います。対立してやりこめるのではなく、「あ〜そうだった!!」と自分を外からもう一度見直すことができるようなアプローチを親のYUMEさんではないだれかが、してくれるといいのですが・・・。本当に難しいですね〜。

 なにもアドバイスができなくてくやしいですが、学校でのお子さんが、「そのままでいいんだよ!」という肯定感に包まれて、一日をすごすことができますようにお祈りしています。

[#13350] Re:教員免許更新制度
 ジョン メールホームページ  - 06/7/27(木) 0:24 -

引用なし
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   ▼じゅんこさん:
> 横レスですが、いままでのみなさんのやりとりを読ませて頂きながら、たまらず書き込みさせていただくことにしました。
> 
> 先生は頑張って、頑張って、頑張りすぎているのですね。
>先生を非難することはかんたんですが、それが先生を追いつめることになり、結果お子さんが、もっと辛い思いをすることになってしまうという八方ふさがりです。
> 
> お子さんが、一番楽になることは、焦りからきている先生の頑なさや、がちがちになっているその肩の力をちょっと抜いてもらうことなんですよね。お子さんのことを真剣に考えてくださり、お子さんの方も初めて信頼感を感じた先生だということですから、先生自身、だれよりもお子さんのことを理解しているんだという自負、プライドがむくむくと沸いてきたのでしょう。なんとか、私の力量でこの子を成長させたい、自分の思いどおりに発達させたい!と・・・。
>
> きっと、やるべきことも、やらなければいけないことも先生はご自分の中に持っておられると思います。対立してやりこめるのではなく、「あ〜そうだった!!」と自分を外からもう一度見直すことができるようなアプローチを親のYUMEさんではないだれかが、してくれるといいのですが・・・。本当に難しいですね〜。
>
> なにもアドバイスができなくてくやしいですが、学校でのお子さんが、「そのままでいいんだよ!」という肯定感に包まれて、一日をすごすことができますようにお祈りしています。

はじめまして、ジョンと申します。
確かに「熱血先生」は歓迎します。ただ、教職という職業は失敗が
許されない職業なのです。私は研究者ですが、毎日が失敗の連続です。
世の中には、失敗の許される職業と許されない職業があります。
例えば、行政です。これは、国民の生活に直接の影響がありますから
失敗の許されない職業なのです。教職は「先生」と呼ばれる職業ですから
失敗は許されないでしょう。
教員がしなければならないことは、「適切な指導は如何にあるべきか」を
考えることだと思います。「熱心だからいい」という免罪符はありません。
文部科学省は、教員の免許更新制度を導入しました。かなり昔から
検討されてきた制度です。教職に不適な先生は教師にしない制度です。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060711-00000128-kyodo-soci
私は娘たちの小学校に10年お世話になって来ました。
その間、学級運営が上手な先生、分かっていない先生、いろいろな
先生にお会いしました。先生は頑張るために指導をするのでもなく、
自分がやらなければならないと感じていることをやるために
指導するのでもなく、その子に適切なことをするために指導するのだと
思っています。それが分からないから、yumeさんの学校のようなことが
起きると思っています。

じゅんこさんがまさにおっしゃっている、
> 学校でのお子さんが、「そのままでいいんだよ!」という肯定感に包まれて、一日をすごすことができる
ことが教師の仕事だと思っています。

私の長女は小学校でいじめに合いました。私は匿名で、何度も
教育委員会へ行きました。その長女が教員をめざしています。
まさか、生徒を理解しない教員にはならないだろうとは思っていますが。

じゅんこさんがおっしゃっている「肯定感」に同じ意見です。

[#13370] Re:はじめまして!
 yume☆ ホームページ  - 06/7/28(金) 2:33 -

引用なし
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   じゅんこさんへ
> 横レスですが、いままでのみなさんのやりとりを読ませて頂きながら、たまらず書き込みさせていただくことにしました。

 はじめまして、じゅんこさんが「たまらず」とおっしゃる気持ちもわかります。
 支援する側としたらこんな書き込みは辛かったことでしょう(><)
私も親という支援する立場からその気持ちも理解しているのです。
> 
> 先生は頑張って、頑張って、頑張りすぎているのですね。
>先生を非難することはかんたんですが、それが先生を追いつめることになり、結果お子さんが、もっと辛い思いをすることになってしまうという八方ふさがりです。

 努力しても、努力しても結果が伴わない時にじゅんこさんならどうしますか?
私も先生の頑張る気持ちや思いつめた気持ちを知っています。私自身もそんな先生を目の前にしながら心を痛めているのです。
 それでも息子のために伝えていかねばならない時もあると察してはいただけないでしょうか・・。私自身も先生の悲しそうな顔を見るたびに、昔の自分を見ました。障害と分る前は私も息子に先生と同じようなことをしていたんです。
 結果は取り返しのつかないくらい息子を傷つけただけだったんです。(悲)
> 
> お子さんが、一番楽になることは、焦りからきている先生の頑なさや、がちがちになっているその肩の力をちょっと抜いてもらうことなんですよね。お子さんのことを真剣に考えてくださり、お子さんの方も初めて信頼感を感じた先生だということですから、先生自身、だれよりもお子さんのことを理解しているんだという自負、プライドがむくむくと沸いてきたのでしょう。なんとか、私の力量でこの子を成長させたい、自分の思いどおりに発達させたい!と・・・

 その気持ちも理解しています。先生が息子を想う気持ちにうれし涙を何度も流し、感謝の言葉を言いました。先生自身も息子の回復ぶりや、出来ることが多くなったことに成果も感じていたことでしょう。先生は目標を持って頑張っておいででした。尊敬しています。
 しかし、マラソンでも吐くまで頑張ってしまう息子の資質や先生に喜んで欲しくて体が壊れるまで頑張る息子のひたむきさには気づいていらしゃらなかった点で、
 健常者の子同様に「頑張れば出来る・可能性は伸ばせる」と引き上げ過ぎて、家庭から発信する声を「過保護や心配性」という視点で切捨ててしまったこところに原因の一つがあるのです。
>
> きっと、やるべきことも、やらなければいけないことも先生はご自分の中に持っておられると思います。対立してやりこめるのではなく、「あ〜そうだった!!」と自分を外からもう一度見直すことができるようなアプローチを親のYUMEさんではないだれかが、してくれるといいのですが・・・。本当に難しいですね〜。
 
 その通りなのです。心理士の先生にお願いして話をしてもらったのですけど、心理士の先生の声も届かない状態だったり、勘違いをしていらっしゃるようなのです。校長先生もチームを組んでくださっている先生も「先生の頑張りに目がいっていて」肝心の「息子の資質の段階」に目がいっていない点もありました。
 校長先生へお話しても、「先生は頑張っていらっしゃるから任せましょう」というお話や、障害を理解していない発言ばかりに私としても・・どちらから先生へもう一度自分を見直してもらえるアプローチをお願いできるのかに悩んでいました。
 十分に先生の立場や気持ちは解っていてのお願いだけに私としても板ばさみ的な心理状況なのです。

 気づいてくださる先生や気づけない先生の中に資質的な差があるとしたら、私も支援の限界なのかな?とあきらめて息子自身の身体的なストレスとのバランスを考えながら学校へ行かせたりすることもできるのですが、そんな頑張りやの先生だからこそ、誤解のあったまま卒業させたくないのです。そして、先生にも「力を抜いてもいいんだよ」と教えてくださる方を探しています。「親の立場のなんと難しいことか・・」そしてじゅんこさんも親として息子の辛さを目の前にしたら・・・きっと私と同じことで悩まれるのではないでしょうか・・・。
>
> なにもアドバイスができなくてくやしいですが、学校でのお子さんが、「そのままでいいんだよ!」という肯定感に包まれて、一日をすごすことができますようにお祈りしています。

 私が求めているのも、息子が求めているのもこの「そのままでいいんだよ」という感じ・体感だと思います。
 息子は二次障害で先生に対する嫌悪感が前々からあったので、先生にとってはとても大変なケースだと思います。「バカは死ななきゃ治らない」と冗談でいった先生の言葉で自殺未遂をして記憶までとばしてしまった息子です。そう簡単には先生自身を受け入れられない子なのです。信頼関係が出来ても、すぐに壊れてしまうところがあります。難しい子どもだと重々承知はしているのです。
 本当に息子自身を認めてくれる第三者の言葉が息子には一番に欲しいのだと思います。

 息子は担任の先生が好きです。だからこそ、ずっと理解してもらえないことで傷つく度合いも高いのでしょう。そんな先生と息子の苦しみの原因が「焦り」だったとしたなら、「行間の説明をして納得させいく作業」がお互いに必要な気がしてならないのです。実際に私が通ってきた道を今先生自身が体験されているので、原因が見えてしまっていました。
 そういう経緯から「行間の説明をする」こと自体が資質的な部分で出来ないのなら高度な要求でしかないのだろうか?と悩んでスレッドをたてさせていただきました。愚痴がいいたくて、先生の話をしていた訳ではないのです。

 支援されている側からはやはり「支援している先生」のお気持ちも十分に理解されていると存じます。私も支援する側として、息子の重度の行動障害がどこから来たのかを知っているからこそ、お願いしてきました。はじめから先生のやる気をそぐようなことはしていないのです。今回はじめて先生に息子の実態について話し会いを持てるようになったのです。
 心理士の先生も「先生の育ち」を待ちましょうとおっしゃっていたので、私も先生にお任せできるように口出しはしないで、良い部分は家庭にも取り入れてきました。 今回は息子に身体的なストレス症状がオンパレードで出ていて、自殺未遂した時のような様子によく似ていたので私自身「恐かった」のです。
早急に先生へ「伝えなくてはいけなかった」状況だったことがありました。その中でどんなに努力をされていたと先生を認めたとしても、「守るべき息子の命」に本気で先生とぶつかっていかねばならないのだと思えたのです。
 先生にとってはとても辛い状況だと察します。お互いに楽になるには「間違い」を認められる「プライド」にも目を向けて欲しかったのです。

 私は息子と先生との間のことでは、第三者です。私は息子に歩み寄りの方法を話すこともできるのですが、大人の先生には先生が「納得」できる人物に話をして頂くことが必要だと思いました。私ではダメなのは知っているのです。息子が私に依存していると思われているようなので・・・(><)。
 だからこそ、教育機関に相談をしていくしかないのだという気持ちでいます。

 ただやはりそのことで「先生にダメな教師のレッテル」を貼られることは避けたいので、必ず先生がこれまでしてきた努力の話もするつもりです。ここで書いたようなストレートな表現はしません。相談機関にお願いする部分は「息子の障害に合わせたスケジュール」をお願いしていくつもりです。「スケジュールに息子をあわせるのではなく」・・・。まだその段階なのだと理解して欲しいだけなのです。

[#13380] Re:はじめまして!
 じゅんこ  - 06/7/28(金) 11:54 -

引用なし
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   ▼yume☆さん:

 お返事ありがとうございました。支援する側の人間として、取り返しのつかないくらい子どもを傷つけてしまっているかもしれない〜と、自分に気づかせてくれたひとりの子どもとの出会いをとおして、私自身も沢山のことを学ばせていただいています。
 
 一見、わがままに見える行動、暴言、乱暴、集団行動からの離脱・・。幼稚園児の彼と向き合うことになった時、なぜ、私の促しに応じないんだろう?私の保育者としてのプライドはずたずたになりました。家庭では「厳しく怒っていうことを聞かせているが、母親の言うことは聞かない。父親の恐い態度がないと、どうしようもない。」ということでした。そのうち彼は園で、人と関わることをまったく拒否するようになっていきました。完全なる二次障害です。資料を調べるうちにASにいきあたりました。

「つばを吐く」「保育室からぷいっとでていく」という目に見える行動をとがめて、ちゃんとしなければいけないと彼の外側(目にみえる部分)だけをなんとかしたい、集団の中に適応させなければならない・・・私の指導力で・・。
そのことが間違いだったんですよね。自分のプライドをこわしてくれた彼に感謝しています。
 私たち大人にとって「困った子ども」ではなく「本人がなにを困っているんだろう?」という視点から、彼に向かい合うと、少しずつ彼が心を開いてくれるようになってきました。落ち着いた声、落ち着いた表情での会話が可能になってきたのです。「ぼくは悪い子になってやるんだ」「いなくなりたいよ」「みんなが僕のことを恐れているんだ」などという彼の言葉に出会うと、そこまで彼を傷つけてしまった私たちってなんだろう??と、涙がでてしまいました。自己肯定力の低さも自分の存在を自分で否定してしまうことも、全部私たち大人が原因をつくっていることに気づかされました。一緒に絵を描いた時、ヒーローに見立てた自分がビルの上で、悪い雨を降らせる悪者をやっつけるというストーリー性のある絵を描き上げました。ヒーローが助けるヒロイン?として私を描いてくれたことが、大切な宝物です。家庭でも、怒ってもこの子には通じないことをお母さんが理解し、検査などを受け、お子さんをしっかり把握しようという気持ちになってくれました。結果は「かぎりなくASに近い行動様式」で「てんかん〜ふっと意識がとんで舌を噛む〜」があるということでした。(薬を服用しています)
小学校になった彼のお母さんは、時々、園に子どもの様子や悩んでいることを話しに来ます。 

>そんな頑張りやの先生だからこそ、誤解のあったまま卒業させたくないのです。そして、先生にも「力を抜いてもいいんだよ」と教えてくださる方を探しています。
> 心理士の先生も「先生の育ち」を待ちましょうとおっしゃっていたので、私も先生にお任せできるように口出しはしないで、良い部分は家庭にも取り入れてきました。 今回は息子に身体的なストレス症状がオンパレードで出ていて、自殺未遂した時のような様子によく似ていたので私自身「恐かった」のです。
>早急に先生へ「伝えなくてはいけなかった」状況だったことがありました。その中でどんなに努力をされていたと先生を認めたとしても、「守るべき息子の命」に本気で先生とぶつかっていかねばならないのだと思えたのです。
> 先生にとってはとても辛い状況だと察します。お互いに楽になるには「間違い」を認められる「プライド」にも目を向けて欲しかったのです。

 今までのレスをゆっくり読ませていただいているうちに、私の書き込みがとても浅はかで、表面的なことだけだったことに改めて気づかされました。Yumeさんは、もうひとつ先のことで、壁にぶつかっておられるんですね。本当にごめんなさい。支援する側の人間として、当事者のご家庭をしっかりサポートするということがどういうことかを、これからも学んでいきたいと思います。私たち大人の責任は子どもが、人としてその命の尊厳を保障されて生きていける場所をしっかりつくることだと思っています。お子さんの笑顔がいっぱい見られる日々になりますように祈っています。

[#13423] 話が少しずれますが…
 nonbody knows  - 06/7/30(日) 17:53 -

引用なし
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   ▼ジョンさん:
こんにちわ。nobody knowsです。
ジョンさんの書いたガイドライン及び更新制度、これにさらに学校教育法施行規則の一部改正を含めて、教員の側からちょいと書かせていただこうかと…(*^_^*)

正直に申しまして、学校の特別支援教育や発達障害に対する理解は、まったく進んでいないというのが印象です。
※ただし、全ての学校というのは語弊がありますので、私の勤めている都や区、さらに行政的にという意味で。
19年度からの特別支援教育の開始なのに…と行政のスローペースぶりにはがっかりしてしまいます。
年度当初は大上段ふりかぶって「専門家委員会に」「巡回相談も」「研究協議会も」と言っていたのが、その開始もどんどん先送りに…。
原因は、予算です。基本的に国や都からの予算措置はゼロですので、一度始めたものは区市町村で責任持たなければならないからです。
まあ、これはこれで台所事情を知っているので仕方がないのですが…。

また先生方の苦しみも大変です。
講師としてここ最近、発達障害について話す機会が増えているのですが、全て基本からお話ししています。臨床的な話ですので、とても興味深く聞いてくれますが、講義の終わったあとの先生たちの質問は切実です。全体の場では言えないので、その後に何十分も話を聞いてあげることになるのです。
さらに、
学力向上や時数確保、資質向上に教育問題、なんで「特別支援教育」までも…という意識はベテランを中心に根強くあります。
「発達障害のお子さんに適切な支援を教室ですることは、全員が分かる・指示が通る学級作りになるのです」
と日頃、力説しているのですが、それ以上に疲労感と負担感が大きいようです。

そんな中、元スレの先生のような、
個別指導計画を立てたり
心理と連携したり
は制度的には進んでいる方だとは思います。
ただし、この先生、やや力入れすぎ…って感じがしますが。
中学へのカウントダウンが始まるとしばしば、「帳尻合わせ」で無理する先生は多いです。

最後に、更新制度についてひとこと。
確かに、問題教師=「M」(学校内のスラング)は多いです。仕事柄、通常学級の授業参観をすることが多いのですが、見ていて、
「?」
ということがよくあります。
でも、単純に更新するといっても、それが研修の回数とか、管理職受けがいいか悪いかとかが指標になるのだったら、教師はたぶんつぶれていきますね。
本当にいい教師は「縁の下の力持ち」です。そんなに目立ちませんよ。目立つのは上昇志向だけやたら強い者たちだけです。
研修だって、今の新規採用の研修は私たちの10倍はあります。一年でも終わりませんし、内容だって、聞いてたら笑ってしまうようなことをするのですから。
※セクハラの研修とか。

半分、愚痴になってしまいました。
ただ、学校の問題は子どもの変質であり、、家庭や社会の変質の影響がある、ということは知っておいていただきたくて…。
失礼しました。m(_ _)m

[#13427] Re:話が少しずれますが…
 ジョン メールホームページ  - 06/7/30(日) 19:24 -

引用なし
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   ▼nonbody knowsさん:
>▼ジョンさん:
>こんにちわ。nobody knowsです。
>ジョンさんの書いたガイドライン及び更新制度、これにさらに学校教育法施行規則の一部改正を含めて、教員の側からちょいと書かせていただこうかと…(*^_^*)

お久しぶりです。お元気ですか。
よく分かっています。
おそらく、発達障害児童の教育に不十分だからと言って、教員免許が
剥奪される先生はほとんどいないと思っています。

現在の法改正はおそらくもっとひどい先生が対象で、不祥事を起こした
先生がまず、免許更新できなくなると思っています。

というのは、政府=役所というところは、国民感情に従って法を改正する
ところですから、国民が「わいせつ行為があっても教師でいいのか」などの
声があって、今回法改正があったと思っています。

むしろ、yumeさんのお子さんの先生は熱心過ぎて困っている訳ですから、
免許剥奪の対象にはならないと思っています。
ただ、注意しなければならないのは、熱心過ぎることによって、児童が
追い詰められ、不測の事態になる恐れがある、ということです。
これはまさに教育委員会にとっては、不祥事ですから、放置できないと
思います。

そんなことにならないようにここで議論しているので、全体を通読の上、
また、ご専門の立場からご意見をいただければ、ありがたいと
思っています。先生の側の意見はここでは貴重だと思っています。

国は発達障害者支援センターを設置する際に予算を措置しています。
ネットで調べれば分かります。
しかし、お話しですと、学校現場へは下りて来ていないようですね。
ここは、政府の片手落ちのところだと思います。

私の育ての母は小学校教師でした。教師の辛さは知っているつもりです。
長女は教員になりたくて進学しました。高校教員を目指しているので、
小学校ほどではないと思いますが、結構辛いと思います。
特に小学校の先生は、教育委員会から指示が飛び、かつ、父兄から
クレームが出て、板ばさみで辛いと思います。

ただ、今回のケースはやはりひどいと思っています。

また、ご意見をお寄せくださいますようお願いします。
 

[#13438] Re:教員免許更新制度
 じゅんこ  - 06/7/31(月) 10:39 -

引用なし
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   ▼ジョンさん:

>確かに「熱血先生」は歓迎します。ただ、教職という職業は失敗が
>許されない職業なのです。

この熱血さが、時と場合によって子どもたちに強い不信感を抱かせてしまう現実が本当にありますね。これは、けっしてASの方だけでなく、普通と言われる子どもたちでも同じです。先生であるというだけで、なんだかとても人間的に格が違うように思い違いをしている先生を、見かけると、その方こそ人との関係を作るという力が十分備わっていないのではないかと思わせられます。
私は、失敗が許されない教育という現場にいるということを、肝に銘じながらも、心を通わせ合うという点については、さまざまな失敗を経験することで、その失敗の経験から多くのことを学んでいく存在が教育者ではないかと考えています。
 このサイトにであって、私自身もASを持っておられる方々の思いを知り、私が出会ったお子さんもきっとこんな風に感じ、生きにくさに悩んでいたんだなぁ〜ということを学ばせていただいています。
 yumeさんもかいておられましたが、教師は「自分のやり方が間違っていた」ことをみとめることができない方が多いようです。先生もまさに自分自身を否定されてしまうことに傷つくわけですから。だからこそ、こうした匿名の場で、当事者の本当の思いに触れてほしい・・、自分が先生という立場(私も含めて)の方は、自分がいま向かい合っているお子さんとご自分との関係を洗い直してもらいたい・・・。ジョンさんが、教育の現場にいる方たちに訴えたいこともこのことなんじゃないかな?と思いました。

[#13461] 熱血先生
 aikidonotatujin  - 06/7/31(月) 20:51 -

引用なし
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    先生が熱血であることと、先生の指導力とはあまり相関関係はありません。もっと別の価値観が教師にとっては、大切のような気がします。

 また今の学校制度そのものも問われるべきだと思います。

 言葉による体罰、体罰までいかない懲罰等、子どもを自分の思い通りに動かそうとして、これらの手段をとる先生は多くなってきています。私が一番腹だたしいのは、不正な手段を用いて、保護者、校長、教育委員会から高く評価されている先生たちです。なぜ「不正」を見抜けないの???

 もちろん、本当にすばらしい先生もいますが・・・・・。要は、「人間性」に尽きてしまう・・・・・。先生の技術、手法にはあまり関係がないように思います。

[#13464] Re:教員免許更新制度
 ジョン メールホームページ  - 06/7/31(月) 21:37 -

引用なし
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   ▼じゅんこさん:
>▼ジョンさん:
>
>>確かに「熱血先生」は歓迎します。ただ、教職という職業は失敗が
>>許されない職業なのです。
>
>私は、失敗が許されない教育という現場にいるということを、肝に銘じながらも、心を通わせ合うという点については、さまざまな失敗を経験することで、その失敗の経験から多くのことを学んでいく存在が教育者ではないかと考えています。
> yumeさんもかいておられましたが、教師は「自分のやり方が間違っていた」ことをみとめることができない方が多いようです。先生もまさに自分自身を否定されてしまうことに傷つくわけですから。だからこそ、こうした匿名の場で、当事者の本当の思いに触れてほしい・・、自分が先生という立場(私も含めて)の方は、自分がいま向かい合っているお子さんとご自分との関係を洗い直してもらいたい・・・。

ジョンです。私の長女は現在、教員を目指して進学しています。
長女にはじゅんこさんのような教師になってもらいたいと思っています。
これからもよろしくお願いします。

[#13466] Re:熱血先生
 じゅんこ  - 06/8/1(火) 0:11 -

引用なし
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   ▼aikidonotatujinさん 
 ジョンさん

 ありがとうございます。教育者とかいてしまいましたが、学校の教師ではなく幼稚園でした。まぎらわしい言い方をしてしまってごめんなさい。
 言葉による体罰は、本当に許せませんね。完全なモラル・ハラスメントだとおもいます。賞罰、比較、皮肉など、あらゆる手段を用いて子どもを痛めつけます。子どもが「変だ」と思うことが間違っているのかもしれないという心境になるくらい、その子どもを支配してしまう手腕にたけた先生をみると、ぞっとします。そういう人に限って、学校からの評価が高く、同時に子どもから絶対的な信頼を得ていると誤解しているんです。私も子どもを通して、いろんな先生との出会いがありましたが、どうしても解り合えない方が何人かいらっしゃいました。(ほとんどの先生はきちんと向き合ってくださいましたが)闘っても、こちらの言葉が理解できないので、無駄です。その毒牙から子どもを引き離す・・つまり、先生のほうが間違っているんだということをしっかり子どもに伝えて、先生と自分の距離をとれるようにしてあげるだけが精一杯。結果的に子どもの方がその先生を受け入れ、フォローしてたりして・・。
 ジョンさんのお嬢さんの学びが充実したものとなりますように。実はわたしの長女もこの春から教育学部の一年生で教育臨床を学んでいるんですよ。これからもどうぞよろしくお願いします。

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