アスペルガーの館の掲示板

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[#13168] 支援の限界なのでしょうか? yume☆ 06/7/17(月) 23:05 [未読]

[#13370] Re:はじめまして! yume☆ 06/7/28(金) 2:33 [未読]
[#13380] Re:はじめまして! じゅんこ 06/7/28(金) 11:54 [未読]

[#13370] Re:はじめまして!
 yume☆ ホームページ  - 06/7/28(金) 2:33 -

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   じゅんこさんへ
> 横レスですが、いままでのみなさんのやりとりを読ませて頂きながら、たまらず書き込みさせていただくことにしました。

 はじめまして、じゅんこさんが「たまらず」とおっしゃる気持ちもわかります。
 支援する側としたらこんな書き込みは辛かったことでしょう(><)
私も親という支援する立場からその気持ちも理解しているのです。
> 
> 先生は頑張って、頑張って、頑張りすぎているのですね。
>先生を非難することはかんたんですが、それが先生を追いつめることになり、結果お子さんが、もっと辛い思いをすることになってしまうという八方ふさがりです。

 努力しても、努力しても結果が伴わない時にじゅんこさんならどうしますか?
私も先生の頑張る気持ちや思いつめた気持ちを知っています。私自身もそんな先生を目の前にしながら心を痛めているのです。
 それでも息子のために伝えていかねばならない時もあると察してはいただけないでしょうか・・。私自身も先生の悲しそうな顔を見るたびに、昔の自分を見ました。障害と分る前は私も息子に先生と同じようなことをしていたんです。
 結果は取り返しのつかないくらい息子を傷つけただけだったんです。(悲)
> 
> お子さんが、一番楽になることは、焦りからきている先生の頑なさや、がちがちになっているその肩の力をちょっと抜いてもらうことなんですよね。お子さんのことを真剣に考えてくださり、お子さんの方も初めて信頼感を感じた先生だということですから、先生自身、だれよりもお子さんのことを理解しているんだという自負、プライドがむくむくと沸いてきたのでしょう。なんとか、私の力量でこの子を成長させたい、自分の思いどおりに発達させたい!と・・・

 その気持ちも理解しています。先生が息子を想う気持ちにうれし涙を何度も流し、感謝の言葉を言いました。先生自身も息子の回復ぶりや、出来ることが多くなったことに成果も感じていたことでしょう。先生は目標を持って頑張っておいででした。尊敬しています。
 しかし、マラソンでも吐くまで頑張ってしまう息子の資質や先生に喜んで欲しくて体が壊れるまで頑張る息子のひたむきさには気づいていらしゃらなかった点で、
 健常者の子同様に「頑張れば出来る・可能性は伸ばせる」と引き上げ過ぎて、家庭から発信する声を「過保護や心配性」という視点で切捨ててしまったこところに原因の一つがあるのです。
>
> きっと、やるべきことも、やらなければいけないことも先生はご自分の中に持っておられると思います。対立してやりこめるのではなく、「あ〜そうだった!!」と自分を外からもう一度見直すことができるようなアプローチを親のYUMEさんではないだれかが、してくれるといいのですが・・・。本当に難しいですね〜。
 
 その通りなのです。心理士の先生にお願いして話をしてもらったのですけど、心理士の先生の声も届かない状態だったり、勘違いをしていらっしゃるようなのです。校長先生もチームを組んでくださっている先生も「先生の頑張りに目がいっていて」肝心の「息子の資質の段階」に目がいっていない点もありました。
 校長先生へお話しても、「先生は頑張っていらっしゃるから任せましょう」というお話や、障害を理解していない発言ばかりに私としても・・どちらから先生へもう一度自分を見直してもらえるアプローチをお願いできるのかに悩んでいました。
 十分に先生の立場や気持ちは解っていてのお願いだけに私としても板ばさみ的な心理状況なのです。

 気づいてくださる先生や気づけない先生の中に資質的な差があるとしたら、私も支援の限界なのかな?とあきらめて息子自身の身体的なストレスとのバランスを考えながら学校へ行かせたりすることもできるのですが、そんな頑張りやの先生だからこそ、誤解のあったまま卒業させたくないのです。そして、先生にも「力を抜いてもいいんだよ」と教えてくださる方を探しています。「親の立場のなんと難しいことか・・」そしてじゅんこさんも親として息子の辛さを目の前にしたら・・・きっと私と同じことで悩まれるのではないでしょうか・・・。
>
> なにもアドバイスができなくてくやしいですが、学校でのお子さんが、「そのままでいいんだよ!」という肯定感に包まれて、一日をすごすことができますようにお祈りしています。

 私が求めているのも、息子が求めているのもこの「そのままでいいんだよ」という感じ・体感だと思います。
 息子は二次障害で先生に対する嫌悪感が前々からあったので、先生にとってはとても大変なケースだと思います。「バカは死ななきゃ治らない」と冗談でいった先生の言葉で自殺未遂をして記憶までとばしてしまった息子です。そう簡単には先生自身を受け入れられない子なのです。信頼関係が出来ても、すぐに壊れてしまうところがあります。難しい子どもだと重々承知はしているのです。
 本当に息子自身を認めてくれる第三者の言葉が息子には一番に欲しいのだと思います。

 息子は担任の先生が好きです。だからこそ、ずっと理解してもらえないことで傷つく度合いも高いのでしょう。そんな先生と息子の苦しみの原因が「焦り」だったとしたなら、「行間の説明をして納得させいく作業」がお互いに必要な気がしてならないのです。実際に私が通ってきた道を今先生自身が体験されているので、原因が見えてしまっていました。
 そういう経緯から「行間の説明をする」こと自体が資質的な部分で出来ないのなら高度な要求でしかないのだろうか?と悩んでスレッドをたてさせていただきました。愚痴がいいたくて、先生の話をしていた訳ではないのです。

 支援されている側からはやはり「支援している先生」のお気持ちも十分に理解されていると存じます。私も支援する側として、息子の重度の行動障害がどこから来たのかを知っているからこそ、お願いしてきました。はじめから先生のやる気をそぐようなことはしていないのです。今回はじめて先生に息子の実態について話し会いを持てるようになったのです。
 心理士の先生も「先生の育ち」を待ちましょうとおっしゃっていたので、私も先生にお任せできるように口出しはしないで、良い部分は家庭にも取り入れてきました。 今回は息子に身体的なストレス症状がオンパレードで出ていて、自殺未遂した時のような様子によく似ていたので私自身「恐かった」のです。
早急に先生へ「伝えなくてはいけなかった」状況だったことがありました。その中でどんなに努力をされていたと先生を認めたとしても、「守るべき息子の命」に本気で先生とぶつかっていかねばならないのだと思えたのです。
 先生にとってはとても辛い状況だと察します。お互いに楽になるには「間違い」を認められる「プライド」にも目を向けて欲しかったのです。

 私は息子と先生との間のことでは、第三者です。私は息子に歩み寄りの方法を話すこともできるのですが、大人の先生には先生が「納得」できる人物に話をして頂くことが必要だと思いました。私ではダメなのは知っているのです。息子が私に依存していると思われているようなので・・・(><)。
 だからこそ、教育機関に相談をしていくしかないのだという気持ちでいます。

 ただやはりそのことで「先生にダメな教師のレッテル」を貼られることは避けたいので、必ず先生がこれまでしてきた努力の話もするつもりです。ここで書いたようなストレートな表現はしません。相談機関にお願いする部分は「息子の障害に合わせたスケジュール」をお願いしていくつもりです。「スケジュールに息子をあわせるのではなく」・・・。まだその段階なのだと理解して欲しいだけなのです。

[#13380] Re:はじめまして!
 じゅんこ  - 06/7/28(金) 11:54 -

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   ▼yume☆さん:

 お返事ありがとうございました。支援する側の人間として、取り返しのつかないくらい子どもを傷つけてしまっているかもしれない〜と、自分に気づかせてくれたひとりの子どもとの出会いをとおして、私自身も沢山のことを学ばせていただいています。
 
 一見、わがままに見える行動、暴言、乱暴、集団行動からの離脱・・。幼稚園児の彼と向き合うことになった時、なぜ、私の促しに応じないんだろう?私の保育者としてのプライドはずたずたになりました。家庭では「厳しく怒っていうことを聞かせているが、母親の言うことは聞かない。父親の恐い態度がないと、どうしようもない。」ということでした。そのうち彼は園で、人と関わることをまったく拒否するようになっていきました。完全なる二次障害です。資料を調べるうちにASにいきあたりました。

「つばを吐く」「保育室からぷいっとでていく」という目に見える行動をとがめて、ちゃんとしなければいけないと彼の外側(目にみえる部分)だけをなんとかしたい、集団の中に適応させなければならない・・・私の指導力で・・。
そのことが間違いだったんですよね。自分のプライドをこわしてくれた彼に感謝しています。
 私たち大人にとって「困った子ども」ではなく「本人がなにを困っているんだろう?」という視点から、彼に向かい合うと、少しずつ彼が心を開いてくれるようになってきました。落ち着いた声、落ち着いた表情での会話が可能になってきたのです。「ぼくは悪い子になってやるんだ」「いなくなりたいよ」「みんなが僕のことを恐れているんだ」などという彼の言葉に出会うと、そこまで彼を傷つけてしまった私たちってなんだろう??と、涙がでてしまいました。自己肯定力の低さも自分の存在を自分で否定してしまうことも、全部私たち大人が原因をつくっていることに気づかされました。一緒に絵を描いた時、ヒーローに見立てた自分がビルの上で、悪い雨を降らせる悪者をやっつけるというストーリー性のある絵を描き上げました。ヒーローが助けるヒロイン?として私を描いてくれたことが、大切な宝物です。家庭でも、怒ってもこの子には通じないことをお母さんが理解し、検査などを受け、お子さんをしっかり把握しようという気持ちになってくれました。結果は「かぎりなくASに近い行動様式」で「てんかん〜ふっと意識がとんで舌を噛む〜」があるということでした。(薬を服用しています)
小学校になった彼のお母さんは、時々、園に子どもの様子や悩んでいることを話しに来ます。 

>そんな頑張りやの先生だからこそ、誤解のあったまま卒業させたくないのです。そして、先生にも「力を抜いてもいいんだよ」と教えてくださる方を探しています。
> 心理士の先生も「先生の育ち」を待ちましょうとおっしゃっていたので、私も先生にお任せできるように口出しはしないで、良い部分は家庭にも取り入れてきました。 今回は息子に身体的なストレス症状がオンパレードで出ていて、自殺未遂した時のような様子によく似ていたので私自身「恐かった」のです。
>早急に先生へ「伝えなくてはいけなかった」状況だったことがありました。その中でどんなに努力をされていたと先生を認めたとしても、「守るべき息子の命」に本気で先生とぶつかっていかねばならないのだと思えたのです。
> 先生にとってはとても辛い状況だと察します。お互いに楽になるには「間違い」を認められる「プライド」にも目を向けて欲しかったのです。

 今までのレスをゆっくり読ませていただいているうちに、私の書き込みがとても浅はかで、表面的なことだけだったことに改めて気づかされました。Yumeさんは、もうひとつ先のことで、壁にぶつかっておられるんですね。本当にごめんなさい。支援する側の人間として、当事者のご家庭をしっかりサポートするということがどういうことかを、これからも学んでいきたいと思います。私たち大人の責任は子どもが、人としてその命の尊厳を保障されて生きていける場所をしっかりつくることだと思っています。お子さんの笑顔がいっぱい見られる日々になりますように祈っています。

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