アスペルガーの館の掲示板

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[#13168] 支援の限界なのでしょうか? yume☆ 06/7/17(月) 23:05 [未読]

[#13397] Re:ガイドライン yume☆ 06/7/29(土) 2:04 [未読]

[#13397] Re:ガイドライン
 yume☆ ホームページ  - 06/7/29(土) 2:04 -

引用なし
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   penpenさんへ

 講演会については、高機能自閉症・アスペルガーについての講演が10月に開かれる予定のようです。どちらの方が講師に招かれるのかは、まだ分りません。

>yumeさんのそのお気持ちに息子さんも気がついているのかもしれませんね。

 それは、知っています。息子と話し合う機会があり、息子自身も耳を傾けてくれるので一緒にいろいろと話し合ってきました。
>
>> 私は今回のことで、「私自身と先生との信頼関係」が失われてしまいそうで恐いです。
>
>もうすでに、「私自身と先生との信頼関係」はないように思います。

 難しいことですよね。今の段階では私の中ではふっとんでしまっています。息子自身を任せられる状態ではないと判断しているのです。でも、立て直しができる先生だと信じているので、先生へ話をしてくれる相談機関の方を探しています。県の特別教育支援の先生がとても自閉症を理解された方なので予約を入れてみました。
>
>>しかし、そこを通らないと息子は「学校が嫌い」なまま終わってしまうんじゃないか? それがこれから生きていく人生の中で「辛い記憶」として自分を苛む土台になってしまうのではないか?と考えてしまいました。
>
>学校が嫌いでもいいと思います。
>友人も勉強も学校以外でもできるように思いますが……。

 その通りですね(^^)でも、息子と話をすると、今の学校で良くしてくれる児童が多くなってきていることから、本人が「後少しだけの小学校生活だから行きたいんだ」と頑張ってしまって身体的な症状が出ても頑張り続ける気持ちがあるからこそ、先生に「分らない」と言える環境を整えてげたいと悩んでいました。
 私はそのちょっとした手助けをしているにすぎないのだと思うのです。一番は「本人がどう感じているか?」「本人がこれからどうしていきたいのか?」という明確な意思があるのなら、その意思に添った対処法を選択肢の一つとして教えていきたいのです。
>
>>毎回同じようなことがあった時に休んで回避することを学んでしまったら前には進めない気もしていて思案しています。
>>私自身も息子に「ゆっくりでもいいんだよ」「あなたのままでいいんだよ」と息子に話して行きたいです。
>
>yumeさんのお考えとこのメッセージは矛盾しているように思います。
>おそらく息子さんは「ゆっくりでもいいんだよ」「あなたのままでいいんだよ」という
>メッセージを信じることができないと思います。

 この件については、本人とも話し会いができています。本人も「どうしたら自分のペースが作れるのか?」「俺のままってどんなままなんだろう?」と考え始めていました。
 自分自身の「苦手な部分と得意な部分を知ることから始まると思うよ」という話に「苦手なのは・・待つのが嫌い、スケジュールが変るのも嫌い、バカにされるのも嫌い、一人になるのも嫌い、意地悪な人も嫌い、ぶなしめじが嫌い、ゴキブリが嫌い、得意なのは虫の話、動物の話し、早く走ること、記憶がいい、ゲームが得意、英語の発音、消防署の話、車の話、生物の話は得意だよ」

 などなどから、苦手な部分についての対処法や得意な分野の探求の情報をサポートしながら・・これはみんなももっている個性なのだと話しています。いろいろな人にもいろいろな苦手な部分や得意な部分がある話をしているのです。

 息子は脳が過活動するので、「休みながらやっていくスタイルが自分流」なのだと話しています。他の人とちがっていて当然で、他の人と比べることをしなくても十分魅力的な人間だという話もしてきました。

 その話の後はいつも散歩にいくのですけど、息子は「お母さんの息子でよかった」と言ってくれました。気をつかって言ってくれたのだと思いましたが、思ってもいないことは口にしない子供なので、それが息子なりの表現のしかたなのだと思うと素直に喜べたのです。
 
>
>> P.S.
>> 以前に「ASの上手な褒め方」でpenpenさんから良かった点をポイントを絞って具体的に褒めるやり方を教えて頂きましたが、とても効果がありました。
>
>それはよかったです。
>あいまいなほめことばは時に“ばかにされた”と感じてしまう心のメカニズムが
>あると思います。

 これは本当に実感しました。一つ息子のことが解った瞬間でした。
 いつも褒めると苦虫をかみつぶしたような顔になるので、どうして褒められて怒るのかわらなかったのです。
 ポイントを絞って褒めた後に、息子が嬉しそうに笑っていたことに「ちょっとした視点の違い」だったことを痛感しました。息子にとって万事に渡って、言葉の「具体性」が必要だったのだと思い知らされたのです。
 後で話を聞いたら、まさに「ばかにされたと思った」と言っていました。
 penpenさんに感謝です☆

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