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障害名はお伝えしなくていいと思います。
息子は「ちょっと変わっていますが、ちょっと変わっている子はたくさん
いますから。」と、先日担任の先生に言われました。
うちも提出物が滞っていて、高校進学の時、親子で呼び出されたのですが、
息子も交えて、どうして提出出来なかったのか、今後、どうしたらいいのか
について、具体的に三者で話し合いました。
うちの場合は、一番最後の難しい問題が出来ないので、仕上がらず、
ほとんどやってあったのに、「最期まで出来ていないから。」ということで、
提出していなかったことが解りました。
他の教科の先生方には、担任の先生から伝えていただけばいいのでは
ありませんか?
生まれ持った頭脳は優秀な息子さんのようなので、実際に、JRや私鉄に就職するという目標を持たれてもいいですよね。鉄道関連でも、さまざまな業種があるので、それを調べて、より自分がやってみたい道が見つかれば、勉強をする動機付けになるかもしれません。
うちの息子は戦闘機や戦艦が好きで、「海洋大学でレーダー開発の研究とか
やってるんだって。」とか言うと、「何だそれ」って興味を示してきたりします。
息子の友人のASの子は、家から通えること。自分は一般企業の就職には向いていないこと。の二点を考慮して、目標は「千葉大で研究者になる」ことなんだ
そうです。
ニート、ひきこもりになる原因の一つには、親子のコミュニケーション不足もあると思います。
ASの子は、不機嫌なことも多く、一度に親が言いたいことを伝えるのは難しいです。でも、基本的に親がドーンと構えていて、「困ったら、何でも相談してきなさい。」というスタンスでいれば、子供も必要な時には「とりあえず、お母さんに相談してみようかな。」と思って、ズルズル問題を先延ばしにして、気がついた時には深みにはまっているということを回避出来ると思います。
私はASの専門家ではありませんが、少々相談業務をしているので、いろいろ偉そうに書いて申し訳ありません。
私の心の支えは地元の発達障害関係のNPO活動です。もう入会して5年たつので、仲間とお互いの子供の成長を喜び合っています。当事者の方のお話も、一つ一つ子供の理解につながりますし、将来についてのヒントも行くたびにもらってきています。子供たちもイベントには喜んで参加しています。
子供が発達障害だったおかげ(?)で、貴重な仲間が大勢出来ました。
仲間の困りごとは、皆で知恵を出し合って真剣に話し合います。理事の何人かは専門家で、なかなか聞けない本音トークにも興味深々です。就労支援についても専門家を招いて活発な質疑応答を夜まで繰り広げました。ねずみさんもお一人で悩まず、ご自分に合った居場所を確保されるのもいいかと思います。
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