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こんにちは。今年確定診断を受けたばかりのAS当事者の笛と申します。
Chiquititaさんの書き込みを読んでいて、よくわからない点が多かったのですが、とりあえず私の場合と私の考えを書きます。
>「コミュニケーション能力が悪い」「昼間の居眠りがひどい」というのは、表向きの理由でしかなかったのです。なぜなら、昼間に居眠りしてもプロジェクトからほかされたのは私だけだからです。
>またコミュニケーション能力が多少悪くても、昼間の居眠りや朝寝坊による遅刻など、業務上では取るに足らない失敗をしたことのない人も曲がりなりに仕事を続けています。
ちょっとここがわかりません。
プログラマの世界に疎い私にはオドロキなのですが、「昼間の居眠り」や「朝寝坊による遅刻」というのはとるにたらないことなのですか?
私は数年派遣社員を経験したことがありますが、これらは決してとるにたらない事ではありませんでした。
正社員にはとんでもない勤務態度の人もいましたが、派遣社員の立場ではこれらは決してしてはいけないことでした。
どの職場でも多かれ少なかれそうだと思いますが、派遣社員は厳しい目で見られますし、些細な事でも失敗は許されません。
居眠りや遅刻は論外でした。
当然ながら正社員とはあらゆる面で差別されましたし、正社員より多く働いて当たり前という世界でした。
統合失調症と思しき正社員の男性から多大な精神的ダメージを被った時も、派遣社員の私への職場のフォローは薄情なものでした。
>親元より関東平野のほうが身体障害も発達障害も偏見が少なくて気楽だ、と信じていましたが、これではまるで煮え湯を飲まされたような気分です★(>_<)
私は出身が北海道、小学生半ばから関東に住んでいますが、どちらも障害者を差別する風潮に変わりはないように思います。
それは日本という国のどこへ行っても同じではないでしょうか?
幸か不幸か日本人は多様性を受け入れる土壌に暮らしてきた民族ではない、と私は現実を受け止めています。
それが日本人特有の「以心伝心」という類まれな文化(?)を育んだのだと思っています。
障害者には非常に生きにくいことは認めます。私自身障害者ですからよくわかります。
でも現実は現実として受け止めなくては、前へ進むことは出来ないと思うのです。
>私は最後まで発達障害を公表しませんでしたが、親元にいたときと同様、公表しなくてもふだんの言動だけで発達障害がばれていたとしか考えられないような気がしています。
Chiquititaさんのお仕事されてきた会社はみな、発達障害に関する知識がおありだったのでしょうか。ある意味で稀有なご経験をされたのですね。
私は会社に対してカミングアウトが必要な場合に備えてどんな説明をしようかと考えることがよくあるのですが、
そもそも発達障害なるものを知っている人が少ないので、説明も厄介だなあと考えているほどです。
>遺族の話によると、男性はコミュニケーションが満足にできないことを会社に理解してもらえず、上司には日常的に暴力を振るわれていたそうです。しまいには仕事まで取り上げられ、途方にくれた男性は帰宅後自室で首を吊って自殺しました。
大変お気の毒なニュースですね。胸が痛くなる思いがします。
>せっかくカウンセリングでPTSDや鬱状態が緩和に向かっていたり、ADHDサイト主催のグループミーティングやオフ会などで人間関係がうまく行かない理由が一つ一つ解ってきてさあこれから、というときに、私のこれまでの努力をあざ笑うかのような2件のニュース記事、今までの43年間でニュースが原因でこれほどまでにフラッシュバックしたことは未だかつてありません。
フラッシュバックというのがどういうものなのか、自分でも経験するパニックと同じようなものなのか、具体的にはよくわかりませんが、
私の場合、ずっと以前からニュースを見ると具合が悪くなることが多いので、自分に入ってくる情報の量や種類はなるべくコントロールするようにしています。
どうせ正しく情報処理が出来ない脳なので、インプットの段階でコントロールするしか自分を守る術がないからです。
>また、発達障害がスケープゴートにされる原因だと考えると、急に恋愛などプライベートの人間関係も自信が萎えてきました。
読解力がなくて本当に申し訳ないのですが、「発達障害がスケープゴートにされる」事と、「人間関係も自信が萎えて」くる事と、どんな繋がりがあるのでしょう?
私は会社にはASのことをカムアウトしていませんが、もし会社に知れたら解雇される事も覚悟しています。
薬物療法やコミュニケーションのトレーニングで症状がかなり緩和されるとしても、
障害のある人間が職場にいることのリスクは常に会社のものです。
これまでも職場でパニックを起こすことがたまにありましたが、後でなんとか繕いました。
私の場合、現在の会社に雇用された後にASであることが判明したため、
会社側としては、障害を知った上で私を雇用したわけではありません。
>世の中のすべての人が別世界にいるように感じています。
私は常にそのように感じてきました。そしてそれは私にとって苦痛ではありません。
Chiquititaさんは世の中の人と同じ世界にいると感じられることもあるのですね。
どのような感覚かわかりませんが、ちょっと羨ましい気もします。
>「Chiquititaはいつからこんなに弱くなったの」と呆れている場合ではありません。助けて下さい。(>_<)
どうしたら助けて差し上げられるのでしょう?
私のつたない読解力では、Chiquititaさんを救えるのはChiquititaさんだけであるように思えてなりません。
具体的に何を求めていらっしゃるのかわかりかねています…
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