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笛さん、こんにちは。
退職直前の数年、プログラマの世界を少し見たものとして
プログラマーの世界についてだけコメントします。
>>「コミュニケーション能力が悪い」「昼間の居眠りがひどい」
>>というのは、表向きの理由でしかなかったのです。なぜなら、
>>昼間に居眠りしてもプロジェクトからほかされたのは私だけ
>>だからです。
>>またコミュニケーション能力が多少悪くても、昼間の居眠り
>>や朝寝坊による遅刻など、業務上では取るに足らない失敗を
>>したことのない人も曲がりなりに仕事を続けています。
>
>ちょっとここがわかりません。
>プログラマの世界に疎い私にはオドロキなのですが、「昼間
>の居眠り」や「朝寝坊による遅刻」というのはとるにたらな
>いことなのですか?
まず、時期によります。
プログラミング業務の繁忙期だと、午前2時3時4時まで
仕事、なんて良くあることなので、そういう時期だと多少の
遅刻や居眠りは、とるに足らない、どころか、あって当然の
コトなんですね。過労死しないための安全弁というか。
それに対し、通常期(残業してもその日のウチに帰宅出来
る時期)だと、遅刻や居眠りは原則イケナイコトです。でも
他の事務職ほどはうるさく言われません。
というのも、プログラミングって職人仕事的な性格がある
ので。「結果を出せばそれで許される」みたいなところがあ
あります。「夕方出社して翌朝帰る。あるいは2〜3日無断
欠勤したかと思うと突然出社して3日徹夜で仕事する」みた
いな"プログラミング名人"もいてはります。そういう名人の
仕事はとっても質が高いので、会社も処罰出来ない。
# 処遇に困るので、そう言う名人には独立して会社を
#興しもらい、専属契約を結ぶことが多いですけど
で、そういう職場の雰囲気なので、名人じゃない平均的な
プログラマーも、他の事務職よりは自由な、言い換えれば
「勤務態度に多少問題があっても、結果を出せば許される」
ような雰囲気で働いています。逆に、勤務態度が真面目でも、
結果を出せない人はあっと言う間に契約解除(正社員じゃな
い場合)になったり。
あ、許されるのは「多少の問題」までで、「大きな問題」
があったらダメですけどね。
また、勤務形態にもよります。上記は自社(ないし元請け
ソフト会社)でプログラミングする場合です。お客様(エン
ドユーザー)先でプログラミングする場合は、お客様の目が
ありますから、勤務態度についての許容範囲は狭いです。
以上、私が以前勤めていた会社から見た業界の雰囲気でし
た。他の会社では違うかもしれませんが...
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