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Chiquititaさん、こんにちは。
お久しぶりです。
ずっとお話を読ませていただいていて、Chiquititaさんの求めてらっしゃる愛というのは、きっと、赤ちゃんが母親に対して求めるような、存在そのものを受け入れ愛する…そんな無条件の愛なんだろうなあ…と感じました。
人生の初期に、その種の愛の器が満たされない、というのは、本当にとてもとても辛いことですよね。
いろんな感情や思いを育てていく、土台になる部分ですもの。
その愛を満たされないままに、自分を愛し、人を愛するように…というのは、基礎工事をせずに家を建てろと言われるようなものだなあって思います。
そして、この部分の愛が満たされていないときの飢餓感というのは、とても強いものだ…と、私は、私自身の経験から、そう思います。
だから、Chiquititaさんが「両親の接し方次第で、もっと愛に対して素直になれたはず」という思いから離れられないでいるお気持ちが、とても分かるような気がします。
でも、うさママさんたちがおっしゃっていることも、とても分かるんです。
このスレッドでレスされている方たちは、Chiquititaさんと同じではないにせよ、両親との葛藤や自己否定間の中で悩み苦しむような、そんな道を通ってこられた方も多いんじゃないかな…
そして、いろんな努力で回復してこられた。
だからこそ、回復の先にある視点から、Chiquititaさんに伝えたいものというのがあるんだなあと感じます。
(これは私の感じ方なので、違っていたらすみません)
Chiquititaさんの中に、たぶん、ご両親からの愛を得られなかった時点で、留まって動けなくなっている部分があるのでしょうね。
そこをなんとかしないと動けない、その先の段階に進めない…というお気持ちが、Chiquititaさんにはあって、だからこれほどに何度もこの話を繰り返すし、心療内科や他の人の助けを借りながら、なんとかしようと努力されているんだなあ…と思います。
私は、これだけの体験をされてきたChiquititaさんの中に、そうやって他人を信頼し、助けを借りようとする気持ちが残っていること、それ自体がとても素晴らしいし素敵なことだと感じますよ。
こういった類の愛情は、大人になってから、他の人から得ようとするのは、とてもとても難しいし、人間関係に歪みをもたらす原因にもなりますから…その点でも大きなジレンマがおありなのでしょうね。
私自身、その意味での絶望を強く感じていた時期があります。
でもね…そういった大きな愛って、人からは得られなくても、実は世界中に満ちているんですよ。
太陽の光や、風の中に、水の中に、そして空気の中に。
どうか、自然の中に満ちている愛を、たくさん受け取ってくださいね。
Chiquititaさんがご自分でおっしゃっているように、日本アルプスの中で、ゆっくりと元気を回復してくださいね。
お仕事のことで焦るお気持ちも大きいと思いますが、せっかくのお休みですから、自然を満喫して、そしてたっぷりと、心に栄養を蓄えられるといいですね。
虐待などからくるPTSDからの回復には、段階があると思います。
その中には、どうしようもなく怒りや恨みが溢れてくるような、そんな時期もあると思うんです。
「自分の物語」を語りつくさずにはいられない時期もあると思います。
回復の先にいる人から見ると、じれったく見えたり、「いつまでそこにいるの」と言いたくなったりすることもあるだろうし、「そっちの道は袋小路だよ」と袖をひっぱりたくなることもあると思うけれど、でもやっぱり、時期が来ていないと難しい…ということもあるだろうなあって思います。
回復のスピードも通る道筋も、本当に人それぞれですから。
Chiquititaさんのお気持ちが、少しでも楽になっていくことを祈っていますね。
そして、ここでレスした方たちのChiquititaさんを心配する気持ち、気遣う気持ち、そして、いい方向に向いて欲しいと思う気持ちが、そのまますんなりと、Chiquititaの心に届いていきますように。
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