アスペルガーの館の掲示板

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[#1368] 手先の不器用さについて うーち 04/11/8(月) 23:17 [未読]

[#1371] Re:手先の不器用さについて Chiquitita 04/11/9(火) 0:14 [未読]
[#4530] Re:手先の不器用さについて 当世具足 05/3/4(金) 22:28 [未読]
[#4532] Re:手先の不器用さについて Chiquitita 05/3/4(金) 23:01 [未読]
[#4551] Re:手先の不器用さについて 当世具足 05/3/5(土) 20:30 [未読]
[#4533] Re:手先の不器用さについて nobody knows 05/3/4(金) 23:12 [未読]
[#4560] Re:手先の不器用さについて 当世具足 05/3/5(土) 23:59 [未読]
[#4557] Re:手先の不器用さについて ネフェル 05/3/5(土) 23:24 [未読]
[#4580] Re:手先の不器用さについて 当世具足 05/3/6(日) 17:52 [未読]
[#4581] Re:手先の不器用さについて Chiquitita 05/3/6(日) 18:15 [未読]

[#1371] Re:手先の不器用さについて
 Chiquitita メールホームページ  - 04/11/9(火) 0:14 -

引用なし
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   (このコメントは、ブルースカイさんへのレスも兼ねています)

▼うーちさん:
>手先が不器用とよく言いますけれども、
>私は最近、手指の第二関節くらいまでしか思うように操れず、指先は蛇足的にくっついているだけという感じだと自覚し始めました。
>手先が不器用って、こういうことなのでしょうか?
>それを意識してものを扱うとかなり楽になります。物を握るときなど、うまくいきます。
>ただ、指先を使わなければ仕方のないこと、(財布から小銭を出す、本のページをめくる、など)はやっぱり難しいです。
>でも、こういうことが不得意なんだから、うまくいかなくて当たり前だと思うと、失敗してもイライラしないし、失敗しないようにと緊張もしなくなりました。

そもそも、なぜAS当事者に手先が以上に不器用な人が多いのか、現在はっきりしていることをお伝えしておきましょう。
ASの当事者は、思考回路が正常に働かず、順次処理が非常に困難です。この理由は、神経伝達物質のセロトニンなどが慢性的に欠乏しているからだと考えられております。
思考回路がうまく働かない、ということは逆の経路も当然のように処理が滞る、ということを意味しています。
思考回路の逆の経路、というのは感覚神経や運動神経のことであり、こういうふうに考えると、手先が極端に不器用だったり、楽器の演奏が打楽器以外非常に困難だったり、極端に運動神経が鈍く学童期に体育の授業を異常なほど怖がったり、聴覚過敏でピアノやバイオリンの音が極端に苦手だったり、といった現象はすべてつじつまが合います。

実は私も長いことリボン結びができませんでした。箸の使い方は未だに昔の癖が直りません。

ただ、手先の不器用な人でも、すべての作業で手先が不器用だとは限りません。私の場合は、PCのタイピングは平均1分間に300文字が可能です。ワープロの変換結果も、1分間平均100文字近くを打ち込むことができます。

[#4530] Re:手先の不器用さについて
 当世具足  - 05/3/4(金) 22:28 -

引用なし
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   ▼Chiquititaさん:
>(このコメントは、ブルースカイさんへのレスも兼ねています)
>
>▼うーちさん:
>>手先が不器用とよく言いますけれども、
>>私は最近、手指の第二関節くらいまでしか思うように操れず、指先は蛇足的にくっついているだけという感じだと自覚し始めました。
>>手先が不器用って、こういうことなのでしょうか?
>>それを意識してものを扱うとかなり楽になります。物を握るときなど、うまくいきます。
>>ただ、指先を使わなければ仕方のないこと、(財布から小銭を出す、本のページをめくる、など)はやっぱり難しいです。
>>でも、こういうことが不得意なんだから、うまくいかなくて当たり前だと思うと、失敗してもイライラしないし、失敗しないようにと緊張もしなくなりました。
>
>そもそも、なぜAS当事者に手先が以上に不器用な人が多いのか、現在はっきりしていることをお伝えしておきましょう。
>ASの当事者は、思考回路が正常に働かず、順次処理が非常に困難です。この理由は、神経伝達物質のセロトニンなどが慢性的に欠乏しているからだと考えられております。
>思考回路がうまく働かない、ということは逆の経路も当然のように処理が滞る、ということを意味しています。
>思考回路の逆の経路、というのは感覚神経や運動神経のことであり、こういうふうに考えると、手先が極端に不器用だったり、楽器の演奏が打楽器以外非常に困難だったり、極端に運動神経が鈍く学童期に体育の授業を異常なほど怖がったり、聴覚過敏でピアノやバイオリンの音が極端に苦手だったり、といった現象はすべてつじつまが合います。
>
>実は私も長いことリボン結びができませんでした。箸の使い方は未だに昔の癖が直りません。
>
>ただ、手先の不器用な人でも、すべての作業で手先が不器用だとは限りません。私の場合は、PCのタイピングは平均1分間に300文字が可能です。ワープロの変換結果も、1分間平均100文字近くを打ち込むことができます。

 皆様こんにちは。初めて投稿致します。つい先日、ある講演会で広汎性発達障害について偶然知る機会があり、その後アスペルガー症候群のことが引っかかって、成書を読んでみた結果、どうも自分はその疑いがあるのではないかと落ち込んでいるものです。この掲示板の管理人さんの奥様に相談のメールを出したところ、いろいろとアドバイスをいただきました。この掲示板で意見を聞いたり、読んで参考にしてはどうかということをおしえられ、こうしてまかりこした次第です。
 私はまだアスペルガー症候群との確定診断は受けていませんが、いろいろ皆さんの書き込みを拝見して、なんと同じような人がいるものだと正直おどろいております。
 手先の器用さに関しても、やはりそうだったのかと思ってほっとするような落胆するような妙な気持ちです。
 私はアスペルガー症候群だとしても軽症の部類にはいるのではと思います。しかし、やはりキーボードの入力はどうがんばってもうまくなりませんね。一応タイピングソフトで練習した結果、ブラインドタッチはできるのですが、周りの人のようにはなめらかには指が動いてくれないようです。それで焦っていやな気持ちにもなりますし、他人のたたくキーの音におそれというか、劣等感のようなものを持ってしまってつらいです。
 

[#4532] Re:手先の不器用さについて
 Chiquitita メールホームページ  - 05/3/4(金) 23:01 -

引用なし
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   コメントありがとうございます。

▼当世具足さん:
>つい先日、ある講演会で広汎性発達障害について偶然知る機会があり、その後アスペルガー症候群のことが引っかかって、成書を読んでみた結果、どうも自分はその疑いがあるのではないかと落ち込んでいるものです。この掲示板の管理人さんの奥様に相談のメールを出したところ、いろいろとアドバイスをいただきました。この掲示板で意見を聞いたり、読んで参考にしてはどうかということをおしえられ、こうしてまかりこした次第です。
> 私はまだアスペルガー症候群との確定診断は受けていませんが、いろいろ皆さんの書き込みを拝見して、なんと同じような人がいるものだと正直おどろいております。

ASとはいってもいろいろなタイプがあり、一般的に知られている特徴がすべて表に出ているケースはむしろ少ないように思えます。
例えばASにはコミュニケーションに困難を感じるケースが多いですが、それを感じさせない人懐こい人も多数います。
疑わしいと感じて、それに伴い不安感が高まるのはごく自然のことなので、当方も不安感を鎮めるためにいろいろお手伝いさせていただきたいと存じます。

> 手先の器用さに関しても、やはりそうだったのかと思ってほっとするような落胆するような妙な気持ちです。
> 私はアスペルガー症候群だとしても軽症の部類にはいるのではと思います。しかし、やはりキーボードの入力はどうがんばってもうまくなりませんね。一応タイピングソフトで練習した結果、ブラインドタッチはできるのですが、周りの人のようにはなめらかには指が動いてくれないようです。それで焦っていやな気持ちにもなりますし、他人のたたくキーの音におそれというか、劣等感のようなものを持ってしまってつらいです。

似たようなことは、当事者(未診断の「グレーゾーン」も含む)であれば一様に感じていることでしょう。私も生活習慣病の指摘があるため運動の習慣を身に着けなければならないのに、身体障害があるため体育の授業でさらし者にされた経験があり、フラッシュバックを感じてフィットネスクラブなどでも他人に見られただけで動作が凍りつくことは日常茶飯事です。

私の場合は自力では解決が困難だと感じて、近場の医療機関でカウンセリングと薬物治療を受けています。あくまで(ASの)2次障害の治療、という目的での通院ですが、ASやADHDのことは医療機関には説明済みです。

ASやADHDは多くが不安神経症や強迫性障害、鬱状態などの2次障害を伴っているので、不安でしたら医療機関の門を叩いてみることをお勧めします。

でもここのWebサイトは管理人さんや秋桜さんを始め、皆さん親身になってくれますので、非常にありがたいです。

[#4533] Re:手先の不器用さについて
 nobody knows  - 05/3/4(金) 23:12 -

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   ▼当世具足さん:
はじめまして。
nobody knowsと申します。

> 手先の器用さに関しても、やはりそうだったのかと思ってほっとするような落胆するような妙な気持ちです。

手先の不器用でなやんでいらっしゃるとのこと。僕もすごかったですよお。未だに、おかずはぼろぼろこぼします。(^_^;)
手先の不器用さは、微細運動なのですが、協調運動系はどうですか。
なわとびとか、とびばことか、運動会のダンスとか。
僕は、むしろそっちのほうが、ダメでした。体育、だいっきらいでしたね。それから「気をつけ」ができなかった。姿勢を正して、じっとしている子が信じられませんでした。いつでも僕だけ、背骨を曲げて、うずうずしていました。
ところがこのての人たち(全員じゃないでしょうが)でも、スポーツ系は慣れもあるのか、少しずつは上達するんですよね。この前、始めて「器用だよね」って。生まれてウン十年間、はじめてさ。

それ以外に…。
僕は、視知覚(視覚を通して認知する能力)がだめで。
まず、字がめちゃくちゃ下手でした。習字なんか恐怖でしたね。小学生の頃、なんで「書けないのだろう」と本気で落ち込んでいた。まあ、僕の場合はAD/HDの衝動性からかもしれないなと思っていて。だいたい、落ち着いて、手本見て、じっくり、ゆっくり、丁寧になんて、僕の「辞書」になかったから。
それから、野球のホームベースの形(五角形)の辺の長短が分からず、どう置けばいいか悩んだ思い出があります。

> 私はアスペルガー症候群だとしても軽症の部類にはいるのではと思います。しかし、やはりキーボードの入力はどうがんばってもうまくなりませんね。一応タイピングソフトで練習した結果、ブラインドタッチはできるのですが、周りの人のようにはなめらかには指が動いてくれないようです。それで焦っていやな気持ちにもなりますし、他人のたたくキーの音におそれというか、劣等感のようなものを持ってしまってつらいです。

僕ぐらいの年になると、不器用さが笑い話になります。(といっても程度と「自分のとらえ方」によります)
ブラインドタッチができるのとのこと、僕も一応できるのですが、不器用な人はPCで救われていませんか。だって書かなくてすむもの(^_^;)

アスペルガー症候群の人たちの「不器用さ」は、絶対的な症状ではありません。多いんですけど。どうでしょう。それ以外にお困りのことがありましたら、どうぞ。きっとどなかたが応えてくれると思います。

[#4551] Re:手先の不器用さについて
 当世具足  - 05/3/5(土) 20:30 -

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    Chiquititaさんアドバイスどうもありがとうございます。
>
>ASとはいってもいろいろなタイプがあり、一般的に知られている特徴がすべて表に出ているケースはむしろ少ないように思えます。
>例えばASにはコミュニケーションに困難を感じるケースが多いですが、それを感じさせない人懐こい人も多数います。
>疑わしいと感じて、それに伴い不安感が高まるのはごく自然のことなので、当方も不安感を鎮めるためにいろいろお手伝いさせていただきたいと存じます。
>

ぼくも他の人と仲良くしたいと強く思うのですが、いつも、いつの間にか一人になってしまいます。

>
>似たようなことは、当事者(未診断の「グレーゾーン」も含む)であれば一様に感じていることでしょう。私も生活習慣病の指摘があるため運動の習慣を身に着けなければならないのに、身体障害があるため体育の授業でさらし者にされた経験があり、フラッシュバックを感じてフィットネスクラブなどでも他人に見られただけで動作が凍りつくことは日常茶飯事です。
>

つらいことですね。表からはっきり見えていない障害だからたちが悪いですよね。ぼくはChiquititaさんのようにはっきりと運動能力について非難されたことはありませんでしたが、球技が嫌いでした。特に野球です。キャッチボールをしたり、ボールをバットで打つことがどうしてもうまくできませんでした。だから子供会などの行事で野球やソフトボールなどをやらなくてはならなかったときはそれはもうつらくていたたまれなかったことを思い出しました。

>私の場合は自力では解決が困難だと感じて、近場の医療機関でカウンセリングと薬物治療を受けています。あくまで(ASの)2次障害の治療、という目的での通院ですが、ASやADHDのことは医療機関には説明済みです。
>
>ASやADHDは多くが不安神経症や強迫性障害、鬱状態などの2次障害を伴っているので、不安でしたら医療機関の門を叩いてみることをお勧めします。

ぼくは大学生の頃、人とうまくつきあえないのは、親の愛情が足らなかったせいだと思って怒りを爆発させ、鬱状態になり、精神科に通っていました。それこそいろんなところに通ったのですが、よくはならなかったです。大学院に進学したものの、大学の頃から美術の方面に行きたいなあと思っていて、そのような方向では生活できないからと頭ではわかっていたのですが、どうしても心がいうことを聞かず、休学してしまいました。休学中も精神科に通っていました。いまはなんとか自分に言い聞かせて復学しています。
 小さい頃友達ができなくて、親に、友達いなくていいの、友達と遊びなさい、といわれ続け、すごく負担に思いました。今でもそのことが頭について離れず、友達ができない、なんとかしなきゃ、と思う反面、人と一緒にいるのが苦手で、一人でいるとほっとします。
アスペルガー症候群のことを知ってから、もしかして親の接し方のせいではなくて、自分の頭の中のせいではないかとおもうようになり、腑に落ちるとともに、親には悪いことをしたなあと思っています。
 アスペルガー症候群について、まず大学の学生相談所の臨床心理士に相談の予約を取りました。しかし、児童精神科医などの精神領域のお医者さんが専門だということを聞いたので、精神科に行って聞いた方がいいかとも思っています。

>
>でもここのWebサイトは管理人さんや秋桜さんを始め、皆さん親身になってくれますので、非常にありがたいです。

ほんとうですね。もうどうしようもなくて途方に暮れていたときに、何とかなりそうだと思えました。

[#4557] Re:手先の不器用さについて
 ネフェル ホームページ  - 05/3/5(土) 23:24 -

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   はじめまして アスペルガー臭い言動がありながら未診断のネフェルです
28才女 建築系エンジニアです(と言っても最先端の技術を開発しているわけではないです)
私の手先の不器用さ加減は[#1386]に書いてあります

私自身は 性格的な問題は 兄が生まれつきの心臓病だったので 家族に重病人がいた場合にほかの健康な家族がおちいる自己形成の未熟さに起因するのかと思っていたのですが

5感の異常もあるので アスペルガーかも?と思っているのです

▼当世具足さん:
> 皆様こんにちは。初めて投稿致します。つい先日、ある講演会で広汎性発達障害について偶然知る機会があり、その後アスペルガー症候群のことが引っかかって、成書を読んでみた結果、どうも自分はその疑いがあるのではないかと落ち込んでいるものです。

私自身は4ヶ月前に偶然アスペルガー症候群という単語をネットサーフィンで知りました
その後
「今までの悩みがすべて解けた! よーし 発達心理学の本を研究すれば私はバージョンアップできるのだ! 今まで私の欠点に気づかなかった医者と学校の先生たちを見返してやるぜ!」というハイテンションの状態と

「どうせ 他の人に説明しても大学まで進んだ私に 知的発達障害があるなんてだれも信じてくれないんだろうな」というダウン状態を1週間周期くらいで繰り返しています

色々な状態の私にアドバイスをしてくれた ここの掲示板の方々に感謝します


> 私はまだアスペルガー症候群との確定診断は受けていませんが、いろいろ皆さんの書き込みを拝見して、なんと同じような人がいるものだと正直おどろいております。

私自身も確定診断どころか 通院可能な範囲に大人のグレーゾーンのアスペルガーを診断できる医者はいないと 県の精神保健センターの方に言われているありさまです

ここの掲示板に書かれた内容で 役に立ちそうな対策方法を実践してみるだけでも 結構有効です

貴方が 良い医者にめぐり合えることを祈ります
もし お医者さんから有益な情報を聞き出せたらまたここの掲示板で報せてください


>やはりキーボードの入力はどうがんばってもうまくなりませんね。一応タイピングソフトで練習した結果、ブラインドタッチはできるのですが、周りの人のようにはなめらかには指が動いてくれないようです。それで焦っていやな気持ちにもなりますし、他人のたたくキーの音におそれというか、劣等感のようなものを持ってしまってつらいです。

私も耳から入ってくる情報を聞き流せずに 仕事場でキーボードの音を聞いただけで 「あれ? 隣の人メイル打っている」「後ろの人 ネットで調べものしている」「おかしいなぁ 今ごろ作図ソフト動かして作業している人はいないはずなんだが?」と気になることが多いです
ましてやBGMをかけながらなにか作業することは不可能です

私はブラインドタッチはできませんが とりあえず仕事をしています
20年近くパソコンをたたいていた人間とは思えないほどとろいです

私は建築業なので 手書きで図面を書いていた学生時代はつらかったですが
最近はCADという作図ソフトを使って パソコンで仕事ができるので便利です

[#4560] Re:手先の不器用さについて
 当世具足  - 05/3/5(土) 23:59 -

引用なし
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   nobody knowsさんアドバイスありがとうございます。

>手先の不器用でなやんでいらっしゃるとのこと。僕もすごかったですよお。未だに、おかずはぼろぼろこぼします。(^_^;)
>手先の不器用さは、微細運動なのですが、協調運動系はどうですか。
>なわとびとか、とびばことか、運動会のダンスとか。
>僕は、むしろそっちのほうが、ダメでした。体育、だいっきらいでしたね。それから「気をつけ」ができなかった。姿勢を正して、じっとしている子が信じられませんでした。いつでも僕だけ、背骨を曲げて、うずうずしていました。
>ところがこのての人たち(全員じゃないでしょうが)でも、スポーツ系は慣れもあるのか、少しずつは上達するんですよね。この前、始めて「器用だよね」って。生まれてウン十年間、はじめてさ。
>
>それ以外に…。
>僕は、視知覚(視覚を通して認知する能力)がだめで。
>まず、字がめちゃくちゃ下手でした。習字なんか恐怖でしたね。小学生の頃、なんで「書けないのだろう」と本気で落ち込んでいた。まあ、僕の場合はAD/HDの衝動性からかもしれないなと思っていて。だいたい、落ち着いて、手本見て、じっくり、ゆっくり、丁寧になんて、僕の「辞書」になかったから。
>それから、野球のホームベースの形(五角形)の辺の長短が分からず、どう置けばいいか悩んだ思い出があります。
>
 ぼくも体育はあまり好きではありませんでした。ただ中学の頃は陸上をやっていまして、中、長距離は練習のせいか、結構速くなりました。今でも走るのだけは抵抗感がないですね。これは良かったと思っています。中、長距離走というのは不器用な人でもある程度練習によって結果が出るものなんだというようなことを聞いたことがありましたが、確かにそうだと思います。
視知覚に問題を抱えてらっしゃるとのこと、そのようなことをはじめて知りましたので、なんというか、おどろいております。ぼくのいとこが学習障害なのですが、文字の認識に問題があるということを聞いたことがあります。それと似たようなことが起こっているのでしょうか。

>
>僕ぐらいの年になると、不器用さが笑い話になります。(といっても程度と「自分のとらえ方」によります)
>ブラインドタッチができるのとのこと、僕も一応できるのですが、不器用な人はPCで救われていませんか。だって書かなくてすむもの(^_^;)
>
>アスペルガー症候群の人たちの「不器用さ」は、絶対的な症状ではありません。多いんですけど。どうでしょう。それ以外にお困りのことがありましたら、どうぞ。きっとどなかたが応えてくれると思います。

 ありがとうございます。僕が目下悩んでいることは、今の職業はもう無理なのかなあということです。臨床系の大学院で学んでいます。ところが一年前まで半年間休学していました。いくつかの原因があります。一つは、学生の頃から美術の方面に進みたいが、それでは生活できないと思ってずっと葛藤を続けていたのですが、ついにどうにもならなくなって休学したのです。今思うとアスペルガー症候群特有の融通のきかなさによるものではなかったかと強く思うのです。なにかをはじめたり、途中で頭を切り換えたりというとき、かなり努力して、ちょうど意志の力で脳味噌をぐいと引っ張るようにしないと動けないというところがあります。一つは対人関係がうまくいかなかったことです。学生時代と違って一学年数名のクラスで臨床のトレーニングコースを受けるのですが、クラスの人とあわず、ひどい状態になってしまいました。少人数ということで、学生の頃のように授業に出て試験を受ければ後は一人でいていいというような様には行かず、どうしても人との距離が近くなり、また人間関係も狭くなるためだと思っています。そしてもう一つは研究を自分で遂行することができなかったということです。能力不足ということもあるでしょうが、全く何をやって良いかわからない、予測が全然つかないということで、すごく億劫になってしまった結果、挫折しました。現在なんとか自分のこだわりに区切りを付けることができて復学しましたが、やはり人が沢山周りにいるとうまくできないです。そして先日偶然アスペルガー症候群のことを知ってから、診断はされていませんが、もう自分には臨床も研究も無理ではないか、と思いました。まったくどうしていいかわからない状態です。

[#4580] Re:手先の不器用さについて
 当世具足  - 05/3/6(日) 17:52 -

引用なし
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    ネフェルさん、はじめまして。書き込みありがとうございます。ハンドルネームから古代エジプトの王妃ネフェルティティを連想しました。建築関係のお仕事をなさっているそうで、ピラミッドのような立派な建築物をお作りになるのでしょうか。


>私自身は4ヶ月前に偶然アスペルガー症候群という単語をネットサーフィンで知りました
>その後
>「今までの悩みがすべて解けた! よーし 発達心理学の本を研究すれば私はバージョンアップできるのだ! 今まで私の欠点に気づかなかった医者と学校の先生たちを見返してやるぜ!」というハイテンションの状態と

 このせりふには思わず笑ってしまいました。たのしいですね。いままでどうしてこうなの、と葛藤していたことに答えが見つかるかもしれない、腑に落ちてほっとした、と僕も思いました。

>
>「どうせ 他の人に説明しても大学まで進んだ私に 知的発達障害があるなんてだれも信じてくれないんだろうな」というダウン状態を1週間周期くらいで繰り返しています

 そうですよね。なんだか透明な牢獄の中にいるようで、救いがない絶望的な気持ちになります。

>
>色々な状態の私にアドバイスをしてくれた ここの掲示板の方々に感謝します

 僕もそう思います。

>私自身も確定診断どころか 通院可能な範囲に大人のグレーゾーンのアスペルガーを診断できる医者はいないと 県の精神保健センターの方に言われているありさまです

 子供病院ネットワークというページを見つけました。各子供病院の精神科、特に児童精神科医がいるといいのですが、どうしたらいいのかメールを送ってみるつもりです。

>ここの掲示板に書かれた内容で 役に立ちそうな対策方法を実践してみるだけでも 結構有効です
>
>貴方が 良い医者にめぐり合えることを祈ります
>もし お医者さんから有益な情報を聞き出せたらまたここの掲示板で報せてください

 了解致しました。できる限りやってみます。

>
>私も耳から入ってくる情報を聞き流せずに 仕事場でキーボードの音を聞いただけで 「あれ? 隣の人メイル打っている」「後ろの人 ネットで調べものしている」「おかしいなぁ 今ごろ作図ソフト動かして作業している人はいないはずなんだが?」と気になることが多いです
>ましてやBGMをかけながらなにか作業することは不可能です

 ぼくも全くその通りです。自分の研究室での様子と重なりました。僕もBGMをかけながら何か別の作業をするということができません。周りの人がヘッドホンをしながらいろいろやっているのを見て、ちょっと信じられないと思っています。男の人と女の人で脳の作りがちょっと違っていて、男の人の脳はシングルトラック、女の人の脳はマルチトラックと聞いたことがあります。つまり、男の人は比較的物事を同時に進めることが苦手だが、女の人はいろいろなことを同時進行するのがさほど苦にならないということです。一般論でしょうが、自分がいちどに一つのことにしかできないのはそういう理由なのかなあと思っていました。でも、周りのことがすごく気になって一つのことでも周りに誰かいたりなにか気になることがあったりするととたんにうまくいかくなるのです。
>
>私はブラインドタッチはできませんが とりあえず仕事をしています
>20年近くパソコンをたたいていた人間とは思えないほどとろいです
>
>私は建築業なので 手書きで図面を書いていた学生時代はつらかったですが
>最近はCADという作図ソフトを使って パソコンで仕事ができるので便利です

 ぼくは絵を描くのがすきなんです。その点からいうとやっぱりアスペルガー症候群としては軽症の部類にはいるのかなあと思っているのです。しかし、よくかんがえてみると、どうも僕の好きな絵というのは、訓練によって獲得されたものではないかと思うのです。人物画が好きなのですが、これは人物画のマニュアルのような本を買ってきて、練習した結果ある程度かけるようになったもので、そういえば自分のすきなように描くというふうになると、とたんにできなくなると気がつきました。お手本があって、繰り返し練習し、きまったパターンのものなら描ける、ということなのだと思います。なあんだがっかり、と思いました。

[#4581] Re:手先の不器用さについて
 Chiquitita メールホームページ  - 05/3/6(日) 18:15 -

引用なし
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   割り込みごめんなさい。

▼当世具足さん:
>人物画が好きなのですが、これは人物画のマニュアルのような本を買ってきて、練習した結果ある程度かけるようになったもので、そういえば自分のすきなように描くというふうになると、とたんにできなくなると気がつきました。お手本があって、繰り返し練習し、きまったパターンのものなら描ける、ということなのだと思います。なあんだがっかり、と思いました。

私も人物画が苦手です。というより絵そのものが苦手でした。
あるときふとしたきっかけでアイドルタレントの似顔絵を手がけることになりましたが、似ても似つかぬものばかりでいやになってきました。しかし、ちょうどおニャン子クラブが人気絶頂の時期だったので、自分の好きなアイドルタレントだと意識してしまうからと、おニャン子を練習材料にした結果、かなり上達したような気がしました。
その後、石田ひかりが歌手として活躍していた時期にファンクラブに入っていましたが、似顔絵がファンクラブの会報に掲載されたこともありました。もちろん、「明星」とか「平凡」(現在は廃刊)などの似顔絵コーナーも参考にした結果です。このときの経験で、モデルに忠実な似顔絵は(私の場合)失敗するのである程度ごまかすことも大事だ、ということも覚えました。

ちなみに、小中学校での絵画コンクールの入賞経験はありますが、やはりシンプルさが評価された電波障害防止キャンペーンのポスターのほうが同じ入賞経験でも嬉しかったですね。

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