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笠井清登先生の講演なんですが、オレはこの人の研究内容が遺伝子研究
と同じか、もしくはそれ以上に重要なのではないかと感じました。
CTスキャンという機械はみなさんご存知だと思います。あれは体内の写真を
撮るわけですが、笠井先生は、MRIと言って、人が何かをする時の脳の動きを
リアルタイムに映像で映し出す装置を使っての研究をしているそうです。
くどいですが、
脳の動きを「リアルタイム」で映し出すんです。
発達障害は、言葉で説明してもなかなか理解してもらえないことが多いと
思います。その発達障害を理解してもらうのに、
「脳の動きをリアルタイムで映し出す」
という、目に見える形で表すなんて、こんないい方法他にないです!これなら、
どんな人にでも発達障害を理解してもらえるのでは!そう感じました。
同じことをする時に、健常者と発達障害者とでは、脳の働きにどのような
違いがあるのか・・・実に素晴らしいではありませんか!
オレが覚えてる講演内容はこんなところです。ほんとは一番最後の
デビット・ポールス教授の講演も遺伝に関する内容だったんで
書きたいんですが、もうほとんど覚えてないもんで無理ッス(汗)
すみませぬm(__)m
最後に、先生方全員が壇上に上がってのパネルディスカッションという
質問時間が設けられました。ここで、オレはこのシンポジウムとは
直接は関係ないであろう質問をあえてしました。
「今の日本の法律では、発達障害は障害とは認められていない。なので、
公的にな何の支援も受けられない。今、自分はそろそろ就職したい、
ちゃんとした仕事に就きたいと考えていて、その件についてトスカに
相談しに行ったら、今この日本に、発達障害を前提として職業を斡旋
してくれる組織・機関は存在しない、今の現状では、
発達障害のことを隠して健常者として生きるか、さもなくば精神障害者手帳を
取得する以外に方法がない、という風に言われて非常に愕然としている。
今ここにおられる先生方の中で、このことについて何かご意見、もしくは
知っていることがあったら是非聞かせて欲しい。」
だいたいこんな内容でした。
それに対しては、「発達障害支援法案が可決すれば、状況は変わる
と思います。」
という答えでした。もうあと1ヶ月ほどで可決するだろうとのことだそうです。
今ここでこれ以上突っ込んでも多分先生方も困るだろうし、
時間も押していたので、とりあえずその場はそれで
一言「ありがとうございました」と言ってオレは席に座りました。
支援法待ちってことか・・・
質問しようかどうしようか迷いましたが、オレが質問を終えた後に質問した人が、
「自分も彼(オレのこと)と同じでAS当事者なのですが・・・」と、オレに
続いて再び当事者の人が!質問してよかった〜と思いました♪
とまあそんなこんなな一日でした。貴重な情報てんこもりでしたよ♪
とりわけ、笠井先生のMRIを使っての研究の話は大収穫でした!
そんな感じで
終了・・・でいいですよね?(笑)
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