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▼ナイトメアーさん:
10歳のASの息子がいます。
普通級にいます。
息子の学校には、養護学級等の特殊学級はありません。
息子のIQは、100以上。
激しいパニックや他害のある息子です。(現在は殆どといっていぐらいなくなってきています)
我が家の方法だけ書き込ませて頂きます。
我が家は、まず学校やクラスへ息子の障害を告知しております。
学校へ夫婦二人で挨拶にも行きました。
他害のある子ですので、相手をケガさせるたびに謝罪にもまわりました。
週1ぐらいで、授業の自主参観にも行きました。
学校も加配をつけるというのは、教員の人数的に難しいとは言われたのですが、それでもこちらの真摯な態度を重く受け止めてくださったのか、なんとか空いている先生が息子の様子を見て下さるようにしていただきました。
去年、一昨年は、教室にも入れません。席にもついていられません。
この状態でしたが、学校とクラスの保護者の皆様に、理解を求め、ご理解していただき、実に温かい目で見守っていただけ、
クラスのお友達にとっても「障害のある子との共存」ということで、常に意識していただけたようで、とても優しく支援していただき、
今年は、息子も、きちんと席についていることが出来、授業も普通に参加。お友達とも仲良く、私も常に学校につきそうということもなく、普通級に、普通に在籍しております。
>このような事から、初めは絶対養護学級に在籍し、
>ちゃんとサポートしてもらわないと!
学校だけにサポートを求めてはいけないと、私は考えます。
また、他害の激しい子でしたので、もしかすると一部の保護者の方は
「なぜ障害のある子が、普通級に?」
と、思われた方もいらっしゃったかもしれません。
でも、いくら障害が重いとはいえ、知的にはなんにも問題の無い子を、養護学級や、養護学校へというのは、逆に本人負担になると考えました。
養護学級(特殊学級)や養護学校は、問題のある子を追いやる場では無いし、彼の自閉症としての問題面は、周囲の支援で少しでも軽減できる部分だったからです。
そして、実際軽減していけました。
>考えてみれば、養護学級の先生も、理解ある先生ばかり
>とも限らないし、ずっと付いていてくれるわけでもない。
>徐々に(あるいは急激に)クリアできていることもあるし・・・。
>だったら担任の先生とよく話し合って、
>普通級にいて通級を利用する方が
>子供にとって違和感がないんじゃないか?とも考え、
ですので、我が家は実にこのまんまなのです。
実際、症状は軽減していけましたし、担任の先生とよく話し合って、ご理解していただけましたし、私自身、学校任せにしない姿勢でした。
>おまけに、色々な事情で引越しを考えているのですが、
>なにもかも今までと違う環境で、しかも、知っている友達が
>一人もいないとなると相当きついだろうし、
自閉症というのは、臨機応変がきかない。
少人数の支援の整った環境で過ごして、いきなり大人数の支援のないとこへ移ると混乱します。
ですが、徐々に慣らしていくことで、本人も力をつけいくことも可能です。
それでなくても、学校側は低学年に対し、目を増やしてくれるものだと思います。(学校によっては、それがない、無理解な学校もあるらしいですが)
私は、子供が将来、社会へ出てやっていけることを考えますと、普通級で慣れて、社会に慣れて、人と居ることに慣れて欲しい、と考え、養護学校や養護・特殊学級のある学校、また少人数制をとっている学校への転校は一切考えませんでした。
この、おかれている状況で慣れていって欲しい。親子して、環境に立ち向かっていきたいと、考えました。
私は、うちの息子の知能、障害程度を考えた上、「この子に養護学級・学校は、逆に本人の負担になる。」「今は40人いるクラスに入るのも辛いのかもしれない、でも大人数に慣れてもらわないと、将来社会へ出せなくなる」ということを考えて、普通級です。
我が家の場合です。ご参考までにしていただければ。
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