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▼夕焼けさん:
こんにちは。
気の利いた事は書けそうもないですが、
息子のことと重ね合わせて考えたことがあったので、
長くなるけど、すみません。
確か息子が小学校の高学年の時の話です。
虫歯の治療に、近所の歯医者に通っていました。
全ての治療が終わり、1週間もたたない頃に、
学校で歯科検診があり、『虫歯あり』の手紙をもらってきました。
もちろん、その紙を持たせて、歯医者に行かせました。
当時、ASなんて全く知らず、高学年の子に母親がついていくのは、
恥ずかしいと思い、不安がる息子を1人で行かせました。
若い歯医者は自分の治療にケチをつけられたのが、
プライドを傷つけたのか、息子に
『いったいどこが虫歯だというんだ。』と言いました。
息子は別に歯が痛いから来たのではないので、
『さあ?』とでも答えたのでしょう。
歯医者は更に、
『虫歯もないのに、どこを削るんだ。虫歯でもないのに、治療するのか?』と。
治療して、はんこを押してもらわないといけないと思った息子は
『はい』と答えます。
結局、虫歯でもない歯を削られ、泣きながら怒りながら帰ってきました。
事情を聞いた私は怒り心頭で、電話をしました。
『学校で紙をもらったから、行っただけで、子供にどこが虫歯か聞いてもわかるわけないでしょ。ないなら、ないで判子を押せばいいじゃないですか。』と。
そもそも、下手な治療だからひっかかったんじゃないの?とまでは言いませんでしたが、腹が立って、もちろん歯医者は変えました。
でも、今になって思うのは、
治療の場で、歯医者と息子との言葉のやりとりが成立しなかったせいかな?って。
その後、歯医者に一人で行かせることができなくなり、
今も歯医者の治療に付き添っています。
そこで、感じるのは
『こんな大きな子に母親が付き添い?』という目です。
ちっちゃい子でも一人で来るのに、
健康そうな大きな男の子が母親に付き添われていると目立ちます。
たぶん『過保護な母親と甘えん坊の息子』にしか見えません。
皮膚科の先生は息子さんがASだと御存知ですか?
いつも励ましのレスをいただくチキチータさんの意見を否定する気はないのですが、
『障害者に対する偏見』ではなく、
『障害者に見えないから』なのではないかと思って・・・。
今の歯医者で、いつも『歯磨きが下手』と指摘されます。
本人は、いつも出かける前、鏡を見ながら念入りに磨いて行くのですが、
やっぱり不器用なんですね。
かといって、母の仕上げ磨きなんて、本人はプライドが許しません。
行くたびに厳しい口調で指摘され、ムッとして帰ります。
被害妄想かもしれないけど、
『こんな大きくなって、お母さんが甘やかしてるから歯磨きもできない』と思われていそうな気がしました。
迷った結果、前の歯医者での経緯と自閉傾向があることを、話したところ、
次から、コロっと態度が変わり
『上手にみがけてるね〜』と褒められました。
>息子と行動を共にする事が増え、これまでずっと息子はこんな扱いを受けてきたのなら、よく頑張ってきたなぁと感心すらします。
>私は、すでに辛くて辛くて、ヘトヘトです。
>
>回りに振り回されず、自分をしっかり持って予防線を張りながら、傷つかずにすむよう気を使っていたら、疲れがたまってきちゃった。。
>
>私がこだわっているのか、そんなこと当たり前のことなのか、自分が疲れているから気にしなくていいこと気になるのか…
しつこくて、すみませんが、
以前、夕焼けさんに教えていただいた『転ばぬ先の杖』の話、
私、すごく最近考えるんです。
息子が傷つかないように、盾になろうとして、
かえって弾を集める結果になってしまうことがあり、
こっちの身がもたないっていうか・・・。
結局、いつでも盾になってあげられるわけでもなく、
『自分の苦手なことを相手に伝える技を身につけさせる』とか、
理不尽な事を言われても、傷つかない強さを持たせるとか、
そういったことなのでしょうが、
息子は自分がASだとは知らないし、
どう見ても障害を持っているように見えない息子の言うことを
世間の人は、やっぱり言い訳としか思ってくれないですよね。
なんか、何を言いたいのかわからなくなってしまいました。
ごめんなさい。
他の方にレス入れるの初めてなもので・・・。
とにかく、私が盾になれるのは限界があると思い・・・。
でも、極力これ以上、息子が傷つくのを避けたいし・・・。
意味不明の文章になってしまいました。
すみましぇん。
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