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たーちゃんさんへ。
初めまして、たもっちです。
私も、第一話をビデオに収録した上で見ましたよ。
自閉症の青年・大竹輝明と彼に動物園の飼育係の仕事を紹介した、幼馴染で動物園の女性獣医師・松田都古との心の遣り取りと友情関係、そして御互いに成長行く事がこれから楽しみです。
当初大竹は多くの職場で冷遇され続けて職を転々として行ってしまい、挙句の果てには母親から就職を勧められても勤務意欲が無い中で、兄は母親に対して「迷惑を掛けてばかりいるのだから、作業所へ行かせばどうだ。」と言い、母親が「いつまでも就職させない訳には行かない。社会参加をした方が良い。」との話し合いの狭間で非常に苦しい思いをしていたのだと感じます。そんな中、松田が「てるちゃんは動物の飼育係が向いているのだと思うの・・。」と言って、就職を勧めたのです。その言葉に乗る形で、大竹は動物園への面接へ母親と行ったのです。
大竹が自分自身の障害や周囲からの偏見や差別等と闘いながら、ひたむきに社会の中に溶け込んで行こうとして頑張る姿と、獣医という重圧感とある男性との不倫から来る情緒不安定さに悩む松田の大竹に対して優しさを求める姿に共感しました。
お互いに幼馴染であるからこそ、本当の温もりが伝わって来ました。
健常者女性との恋愛経験がある、齢35の高機能自閉症の当事者である私ではありますが、この番組を通じて、対人関係や愛情・友情・人情を学んで行きたいと思います。
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