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▼さすけの母さん:
こんにちわ。
当事者のこしあんだんごです。高機能自閉症の息子がいます。
>中学1年の息子がアスペルガーで、運動会のピストルの音、花火の音がきらいで耳をふさぎながら参加しています。
私も、聴覚過敏があります。息子さんのつらい気持ち、よくわかります。
花火は中学生のとき、ひどい目にあって以来、近寄らないようにしています。私は女であるので、自分で花火をしないことはからかわれても、たいした問題にはならなりません。それに、人から少し離れて耳をふさいでも暗いのであまり、めだたないようです。
運動会ですが、私は自分の意思で小学校4年ごろから練習も含めて参加していないのですが、自分では理由が確定していなくて、両親は、私が運動が苦手だからと取ったようでした。
しかし、子供を生んで、否でも参加しなくてはいけなくなり、ピストルを含めた音の洪水に混乱しめまいがおきました。
自閉症のお子さんが、耳ふさぎをしながら運動会に参加しているのはよく目にしますし、講演会や勉強会で「運動会での耳ふさぎ」についての質問もよく聞きます。
専門家の方たちにもいろいろな意見とそして親御さんへの回答があるようですが、その中で、
私は、個人的にですが、
「運動会に参加しなくても、長い人生に大きな影響はない。」という回答に賛同しています。
子供のために参加して、これもフラッシュバックなのでしょうか、体の震えが止まりませんでした。他の人が、平気で歩いて、平気で話をしているのが信じられないくらいでした。
それと。
参加しないのは、極端な例ですが・・・。
他の学校で、ピストルが苦手な自閉児のために、学校側でピストルの代わりに手をたたいてスタートの合図としてくれた、という話を聞いたことがあります。
ただ、息子さんがアスペルガーで音に過敏さを持っているというのを他の方にも言わなくてはいけませんが・・・。
>今年も障害物競争に参加したのですがビリでゴール、次のピストルの音が気になって思うようにできなかったようです。最後まで走った事ほめてはあげたものの親として見ていてつらかったです。
息子さんご本人はどう思っていらっしゃるのでしょうか。
ピストルの音がいやでも、とりあえず参加は出来る。耳ふさぎをすれば、何とかできる。程度なら、ほめてあげてそれでいいような気がします。
でも、見ているほうがつらいのですね。きっと。
過敏さを抱えている本人からすると、手での耳ふさぎは本当に不快でなく(耳栓は非常に不快です)楽に音をやわらげるので、私もこれ以上の方法は見つけられないでいます。
私は、耳栓をすると、耳栓と耳の皮膚のこすれる音が、「大」音量で響くので、とても怖くて出来ません。
後は、耳ふさぎに関しては、他者の目を気にするかどうか、だと思っています。
克服かどうかわからないのですが。
人より一歩下がり、さりげなく首に手をやり、耳をふさぐ。
気をつけてやると、ばれないし、上手くなった。と満足したりします。
いえ、克服ではないですね。すいません。
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