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▼Chiquititaさん:
こんにちは。お久しぶりです。Chiquititaさんも、少し気持ちが落ち着かれたようでよかったです。
ずっとやりとりを、ハラハラしながら読んでいたものの一人として横レス失礼します。
定型者として感じた事をコメントさせていただきます。
まず理解して欲しいのは、誰もChiquititaさんを責めていないし、今持っている心の問題をすぐに解決しなさいとは言っていないという事です。
むしろ、何とか助けてあげたいという気持ちだと思います。(それは、既に気づいておられるようなので、よかったですが。)
そうではなくて、コミュニケーションの仕方について、方法を変えてみたらどうか、という提案なのです。
その一つが、ご自身の心の問題(PTSDやフラッシュバックなど)について何度も同じ事を書く必要はありませんよ、と言うことです。
私は本で知ったことですが、ASの方は、嫌な事が鮮明に記憶に残っていて何年たっても忘れる事ができないので、辛いのだということです。
定型の私たちは、辛い事があっても、忘れたり、記憶が薄れていくので、その事に縛られずに前を向いて進む事ができるのだそうです。
当たり前だと思っていたけれど、そうでない人がいて、それが脳の働きの違いによるものだということを理解しました。
ですから、簡単に心の問題が治るものでないこともわかりますし、記憶が戻るたびに同じ事を書きたくなるという心情は理解できるものですが、こういう公共の場(色々な人が参加する場)においては、それを変えてみてはどうか?とおっしゃっている方がいるのです。
掲示板の趣旨は、同じ話題を共有する人のコミュニケーションの場だということです。相談する時もあるし、相談した人に対して体験にもとづく、色々な提案やアドバイスをする場です。
普通は、同じような人を見ると助けてあげたい気持ちが強く働き、「私もそうですよ、わかります!」と伝えます。提案やアドバイスをする時は、その人の役に立つ情報かどうか、一旦吟味した上でコメントします。
でも、Chiquititaさんの場合には、コメントの際、助けてあげたいという気持ちと同時に、こんな辛い自分を分かって欲しい、認めて欲しい、誰かに同感してもらい、優しい言葉をかけて欲しいという気持ちも働いているのではないでしょうか。
だから、他の人のスレなのに自分に注目してしまい、長々としかも同じ内容を書いてしまうという、同じサイクルに陥っているのだと思います。
(吃音障害を乗り越えたことについて、皆にほめて貰いたいから何度も書くというのも同じです。)
そうすると、何度も読んでいる人にとっては、また自分の事を言っている。前向きではない…などととらえられてしまうのです。
つまり、自分の事だけではなく、読む人の気持ちも考えましょうというシンプルなコミュニケーションの原則です。
一度コメントした内容については、詳しくは#を書いてここを見てくださいと書くだけで十分なんです。
でも、何度もコメントすることが心の問題の解決方法なら、ご自身のHPなどで書かれるのがよいかと思います。
別にそういうことがあっても、スルーして、ほうっておくこともできる訳ですが、常々Chiquititaさんが、何とか他の人とうまくコミュニケーションをとりたい、恋愛をしたい…と人との関わりをうまく持ちたいという希望をおっしゃっているので、皆さんが、コミュニケーションとはこういうものですよ、ということをアドバイスしているのではないでしょうか。
もう一つ、既出の例ですが、土地の名前を出して、偏見のあるなしを述べることが不適切であるという事がありました。
「木を見て森を見ず」という言葉を思い出してください。
それは、10%の人が偏見を持っている場所で、あなたが、たまたまその10%の人と係わり合いを持ったら、大半の人はそうではないのに、あなたにとっては、その場所が偏見のある場所と記憶されるかもしれませんが、その場所におられる残りの90%の人はその文章を読んでどう思われるでしょうか?ということです。
私の知り合いの30代後半の男性で、いつも自分の仕事がいかに大変か(何時間残業したか)という事だけ(本当に話題はそのことだけ)を、会うたびに延々と、しかも、そこにいる全ての人に語る人がいます。そして、初対面なのに(既婚の女性にも)平気でメルアドを聞いてきます。
その人は、自分の残業の話が他の人にとって興味のある話題ではないということや、初対面の異性にいきなりメルアドを聞くのが非常識であることに気づいていないのです。
大抵の人は会話を発展させていく事ができず当惑して、その人を避けるようになってしまいます。
その人に障害があるとは、誰も聞いていませんから、偏見故ではないのです。
障害のあるなしに関わらず、コミュニケーションがうまくいかないと、誰が悪いわけではないけれど、悲しいかな、これが現実です。
普段の生活の中で、とくに社会において、色々な人と関わる時には、人に不快感を与えないということは、大前提です。
同じ事を何度も言わない事や、「木を見て森を見ず」的なコメントをしないように、気をつけるだけで、随分コミュニケーションが楽になると思います。
こういう場での、コミュニケーションのありかたは、実際のコミュニケーションの反映であると考えます。
この場で学んで、実生活に応用する事ができたらすばらしいと思います。
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