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はじめまして、Lao Tzuといいます。
僕は最近ASと診断されたので、この障害についても今まで全く知らなかったのですが、医者から症名を聞いてから自分なりに調べても、世間で言われている自分の症状が脳の一部の欠陥によって起こっているとはどうしても思えないのです。
なぜなら、普通の人から見て障害と思われるような自分の言動については全て理由があり、それについて全て説明できるからです。
だから、脳の機能が劣っているのではなくて、脳の使い方が異なっているという解釈をしています。
しかし、半年ほど前からこの掲示板を拝見させていただいてますが、皆さんの意見をみていると、どうも自分の捉え方と違うと感じていまして、むしろフリッツ藤井さんの捉え方に近いと感じました。(フリッツさんの言葉は少し乱暴に聞こえますが。)
僕は、なにが何でも自分の意見が正しいと主張する気は無いのですが、このフリッツさんの書き込みに対する皆さんの返信を見ていて、どうしてそこまで感情的に反発されるのかが分かりません。
僕は読書障害なので情報収集能力にも限界がありますし、もしかしたら僕が思いもよらない確固たる真実があって、その真実を知っていらっしゃる方達からするとバカバカしい思い込みをしているのではないかと不安になるくらいです。
▼Chiquititaさん:
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>私は、藤井さんの意見を「無知」よりは「妄信」と解釈しましたが、何れにしても真っ向から対応するのは不適切でしょう。
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>でも、藤井さんのコメント、かつての私を見ているようで、私としては憐れみを感じることがあります。(あくまで個人的感想なので、笑ってやり過ごして下さい)
上記のように仰ってますが、Chiquititaさんが妄信と言われるほどの間違った思い込みというのはどのようなことなのか、この発達障害という世界について初心者の僕に、教えていただけたら幸いです。
文章から、Chiquititaさんも以前同じ思い違いをされていたようですが、どうしてその間違いに気付いたのでしょうか?
医者がそう言っていたからとか、専門家がそう言っていたから、という理由で僕は信じることができません。何故なら、心の問題が絡むこれらのことを、当事者以外の他人がどうして当事者よりも詳しくなれるのかが不思議です。
現に僕の主治医は、僕の説明によって世の中で言われている説の間違いを認め、僕の話を聞いてくれるようになりました。
医者や専門家を信じられる根拠に、どのようなものがあるのでしょうか?
心の理論のテスト(サリーと何とかのテスト?)についても聞いたことがありますが、あれも考えすぎてしまう傾向のある自閉症ならばそう答えてしまう理由があります。僕も子供の頃そういうところありました。
MRIやその他の測定器を使って脳の形状や働きを調べた結果、普通の人との差異が認められたとしても、それがそのまま原因になるとは思えません。
なぜなら、脳の働く部位が異なるから普通の人と同じ思考ができないのか、それとも普通の人と違う思考をしているから脳の働く部位が異なるのかは分からないからです。
それを幼少期から続けていれば、運動方法によって筋肉の発達が違うのと同じように、思考方法によって脳の発達過程も必然的に違ってくるのは当然だと思います。
もう少し簡単に言いますと、うつの患者がうつになるのは、環境の変化が伴わなくてもセロトニンの分泌バランスが崩れただけでうつになるのか、それとも環境の変化があったからストレスが貯まってセロトニンの分泌が乱れ、結果うつになるのか、どちらなのかは客観的には判断できないということです。
もし、全ての病気をこのように唯物論的に考えてしまったら、会社が過酷な労働を強いて社員を働かせ、うつを訴える社員が出たとしても、会社は「うつにならない人もいるのだから、うつになった人は脳のセロトニンの分泌がおかしいだけで、会社はムリを強いていない。病気になった人の責任だから、薬でも飲んで働くように。」と言えることになってしまいます。
僕はこの点について、いまだに明確な説明が得られていないような気がするのです。それなのに、皆さんが明確にフリッツさんの意見に対して反発するのがどうしてなのか分かりません。
もしかしたら過去に扱われた話題なのかもしれませんが、あいにく僕は読書障害で過去の書き込みに目を通すのにものすごく時間がかかってしまうので、もう一度分かるように教えていただけたら助かります。
よろしくお願いします。
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